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キエフでの原子力の安全に関するサミットから(2)

2011-04-23 | ラジオ
現在世界では62の原子力発電所が建設中だ。また稼動しているのは443だ。その中には地震多発地帯に建てられているものもある。
ロシアは世界中の原子力発電所建設において、現在もリーダー的な存在だ。
ロシアの副首相はサミットで原子力エネルギーは、現在テクノロジー発展の牽引車となっていると指摘し次のよう続けた。
「原発における、ここ最近の事故という困難にも関わらず、私たちは原子力エネルギーは今後も発展していくだろうし、そうでなければならないと確信している。
ロシア国内には現在も、また今後も原発は最も経済的に利益のある、電気エネルギーの源の一つであるという事実に対して疑いは無い。もちろん計画し建設し稼動させるためには、然るべきスタンダードを遵守するという条件下でだ。
原子力エネルギーなくして、人類が求めるエネルギー需要に応える事は出来ないのだ。
ロシアにとって今先ず第一の課題となっているのは、現在可動中の原発の安全が非常時でも守られるのか、追加的に転々調査することだ。
ロシア国内全ての稼働中の原子力発電所はストレステストを受けた。

私たちは14mの津波またM9の地震その他の一連の非常事態に、原発が耐えうるかどうか点検した。私たちはロシアのテクノロジーが、あらゆる安全システムに合致し保障していることを確信した。
7月に開かれる原子力の安全保障に関するIAEAの国際会議で、全ての国々が自分達の国のストレステストの結果を報告できるようにすることが必要だろう。ロシアはその用意が出来ている」
副首相は、このように指摘した。

一方キエフでの会議でバルト3国の一つ、リトアニアの首相はロシア製原発の安全性に疑念を表し、ロシア領カリーニングラード州およびベラルーシにおける、原発の建設計画に懸念を表明した。
これに対し副首相は、残念ながら批判的な意見を述べられたリトアニア首相が、会議場を去っていなければリトアに隣接する、カリーニングラードのバルト原子力発電所建設のためのプロジェクト決定の中で、受け入られた現在に似合った最新の安全保障システムに付いても(???)ることが出来ただろうと述べ、全ての情報に付いては近くリトアニア側に送ると約束した。

キエフでの会議では自然災害が、人類のテクノロジーの進歩を停めることは出来ない、また停めるべきではないという発言がなされた。
そうした考えから然るべき結論を出すべきだろう。
未来の経済的および社会的発展のために、国際的なパートナーシップを築く必要がある。

???)は何と言ってるのか不明

4月20日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル