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西側連合の答えは如何に、ロンドンでのリビア情勢国際会議によせて(1)

2011-04-02 | ラジオ
ラブロフ外務大臣はロシアはロンドンでの、リビア情勢に関する国際会議で、提起された諸問題に、答えがなされる事を期待していると述べた。
西側連合の答えは如何に、と題して評論委員のコメントを紹介したいと思う。
ラブロフ外務大臣はまた、西側連合は国連安全保障理事会決議に違反しており、リビアにおいては、アフガニスタンやイラクのシナリオに従った状況の進展を許してはならないと強調している。

40ヶ国以上の代表を集めてロンドンで開かれるフォーラムの主要な議題は、リビア上空に飛行禁止ゾーンを設けることに付いての、国連安全保障理事会決議が、一体どのくらい正確に守られているのか、この議題だが、ラブロフ外相は西側連合国はリビアの内戦に介入し、国連安全保障理事会決議の枠をとうに越えてしまっていると捉えている。 

ロンドンでの会議ではさらに、もう一つの問題、NATOによる大規模な空爆の結果、一般市民が犠牲になっているという情報に付いて、国連はいつ調査を始めるのか、これも議題として取り上げられる。 
これに付いてラブロフ外相は、次のように答えている。
「私たちは今のところ確認できないものだが、西側連合国による空爆で一般市民の間に、犠牲者が出ているという情報に付いて非常に心配しており、この情報のチェックがなされるよう望んでいる。
そのためのあらゆる可能性が存在している。特に国連事務総長はリビア担当特使を任命し、先ず第一に彼にリビアの人道問題に付いて、集中して調査するよう命じた」
ラブロフ外相のはつげは、どこまでだったのかを言わないが、流れからすると、ここまでなのだろう。

尚、28日に開かれたリビアに関する国連安全保障理事会では、この問題に関する解決は下されなかった。
リビアに対する制裁および金融措置導入の進み具合も含めて、あらゆるほかの問題も同様だ。

西側連合の答えは如何に、ロンドンでのリビア情勢国際会議によせて(2)へ続く

3月29日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル