火曜日(21日)、永観堂と南禅寺にいきました。
永観堂、南禅寺「天授庵」「南禅院」の様子は前のブログでどうぞ。* * * * * * * * * * * * * * *
南禅寺の「天授庵」「南禅院」を見た後は、いよいよ「本坊」へ。(拝観料500円)
本坊には、小堀遠州の作庭した「方丈庭園」があります。
代表的な禅院式の枯山水で、方丈(清涼殿)・庭園と、借景の大日山との調和が美しい借景式庭園です。俗に「虎の児渡し」とよばれる巨石もあります。
方丈庭園に面した国宝の「大方丈」は、こけら葺の建物で、豊臣秀吉が寄進した御所の清涼殿を、慶長16年(1611年)に拝領移建したものです。寝殿造りの美しい建物です。狩野元信が描いた襖絵があります。また、「大方丈」の後方には、同じく国宝の「方丈」があり、こちらの襖絵は狩野探幽の傑作「水呑の虎」が描かれています。
方丈庭園の反対側には、六道庭があります。茶室「不識庵」「窮心亭」への通路にも綺麗な紅葉が広がっています。残念ながら、これらのお茶室は、見ることが出来ませんが、拝観受付横のお茶室で、抹茶を頂くことができます。(500円)
お茶券には「清涼茶 心も清く 身も涼し 南禅寺」と書かれていました。滝に面して、心静かに抹茶を頂きました。紅葉にはまだ早いものの、滝の音に背筋が伸びる思いがしました。添えられた落雁もおいしかったです。
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南禅寺の駐車場は、門前に2箇所(1時間500円・2時間1,000円)ありますが、この時期は、入庫に時間がかかります。岡崎の市営駐車場または、みやこめっせ(3時間以上1,300円)に車を入れて、ゆっくり周辺を散策されるのが良いでしょう。駐車場から南禅寺まで15分ほど歩きます。
この日の南禅寺の見学所要時間は、3箇所を訪ねて2時間ほどでした。
トイレは、お寺の入り口にありますが、門前の湯とうふの順正のお土産やさん(買い物ついでに)と、本坊(拝観料500円)にもあります。