今日の午前中、大阪造幣局の桜の通り抜けへ行ってきました。造幣局構内旧淀川沿いの全長560mの通路を一般花見客のために1週間開放しています。今年は桜の開花が予定より早いから、見頃過ぎてるかも?だから、お客さん少ないかも・・・って思いながら歩いていたのですが(^^;)
でも~やっぱり、いつも通りのすごい人でした。(@Д@;)通り抜けは一方通行、造幣局の南門から入ります。 もともと桜の名所として名高かったこの地を、明治16年、局員だけの花見ではもったいないと、一般開放したのが始まりです。今年の桜は、約120品種、約360本を超えてるそうです。
ほとんどが遅咲きの八重桜ですが、やはり見頃を過ぎている木が多いです。全体の半分以上は見頃過ぎ・・・でも350本以上ありますからね。綺麗な花を見つけては喜びましょう。(^^;)
今年の桜は「天の川」という品種です。東京の荒川堤にあった里桜で、樹姿がほうき状、上向きに咲く桜です。見頃は過ぎてますが、かろうじて美しい花をパチリ☆
関山、六高菊、数珠掛桜などが見頃でした。毎年楽しみにしている大手毬や紅手毬は見頃を過ぎていました。
黄色い桜もまだ見頃です。御衣黄・・・この色が位の高いお坊さんの衣に似ている事からこの名がついたとも言われています。開花が進むと花弁の中心に紅色の縦線が現われる大変珍しい品種です。すでに縦線が表れています。
淡黄緑色のうこん桜・・・開花が進むと葉の中心が紅色になります。どちらも花よりも葉が先に出るので遠くから見るとよく目立ちます。
あちこち探せば、まだまだきれいな桜がいっぱいあります。左下写真:仙台の塩竃神社にあった八重桜「塩竃桜(しおがまさくら)」です。右下写真:千葉県君津郡鎌足村(現在の木更津市)に古くからある「鎌足桜」5分咲でした。(北門付近に3本あります)
左下写真:新潟県京ヶ瀬村にある梅護寺にある桜で、親鸞聖人が桜の木に数珠を掛けたという故事から名づけられた「数珠掛桜」 右下写真:金沢阿兼六園にある有名な桜「兼六園菊桜」日本一花弁数が多いといわれています。(300枚~350枚)
通り抜けを楽しんだ後は大川(旧淀川)の露店を楽しむこともできます。川沿いはすっかり葉桜です。お土産に「造幣せんべい」を買ってきました。1円玉、5円玉、10円玉、50円玉、100円玉、500円玉が2枚づつ入って1,332円でなく・・・500円です。(^m^)
このおせんべいは、造幣局でなく天満橋駅のシティモール地下2階地下鉄側入口の特設会場に売ってました。亀井堂総本店(神戸元町にある瓦せんべい発祥の店)のものです。通り抜けでは記念硬貨などが売られていますが御菓子類などのお土産店は一切ありません。
独立行政法人 造幣局 http://www.mint.go.jp/index.html 見学無料です。通り抜けるのにかかる時間は人出にもよりますが30分~です。危険防止のため通行時の日傘使用は禁止されています。日差しが気になる方は帽子を着用してください。
今年は16日(火)~22日(月)まで公開。平日10~21時 土日9~21時
過去の様子は前ぶろぐは【11/04/17】【10/04/14】【09/04/15】【08/04/16】にて。