まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都:城南祭(城南宮神幸祭)

2007年10月22日 | 京都市伏見区

昨日は、城南宮のお祭り「城南祭」でした。城南宮は、京都南インターのすぐそばにある方除の大社です。以前、桜の季節にご紹介しています。【前ブログ】我が家の氏神さまですので、お正月はもちろん、まじくんのお宮参りもここでした。

城南祭りは、毎年10月の第3日曜日に行われます。平安時代の末から行われていた歴史あるお祭りで、正午過ぎに、重さ1.5トン近くもある3基のお神輿(松神輿・竹神輿・梅神輿)が城南宮を出発し、氏子の区域を練り歩きます。我が家は梅神輿の地域で、旧千本通を北行し十条へ向い、再び南行します。担ぎ手はすべて男性なので、私の出番などないものの・・・まじくんには、子供神輿や獅子舞があります。

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旧千本通りに面している我が家の前は、子供神輿に参加させようと思う頃に、パパが担いでいる梅神輿が来て、さらに他の地域の松神輿も来て、すれ違い(写真右上)・・・そして、獅子舞もやって来て、噛んでもらわなくちゃいけない!と、とにかくゆっくり見る暇もなく、あっという間に過ぎていきます。

おまけに姑には、「ほら、おとーさんのお神輿来はったよ!あ、お獅子や!ご祝儀渡した?子供神輿も来たよ!ほら、なにしてはんのぉ?」と・・・(ーー;)こんな感じです。あー、忙しい!「どないせーちゅねん!」と、毎年心の中で突っ込んでおります。本当は富山弁で「どうすりゃいいがけ!」ですけどね・・・。(^m^;)

子供神輿は、氏子地域を練り歩くだけなんですが、大人の神輿は、そのまま1号線をこえて城南宮へ帰ります。拝殿の周りを2回まわって、いつもお神輿を納めている社へ戻ります。うちの地域の梅神輿は、午後4時過ぎ、一番に城南宮へ戻るので、まだ明るいです。

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その後、先ほどすれ違った松神輿も帰ってきます。こちらは、城南宮を出て、鳥羽街道を南行し、下板橋通りで折り返し再び北行、そして旧千本通りを北行し(梅神輿とすれちがう)、久世橋通りで折り返し、1号線を越えて城南宮へ戻ります。到着は午後5時30分頃、すでに暗くなり始めているので、西鳥居をくぐり、提灯と松明を灯します。

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最後に竹神輿が帰ってきます。こちらは、城南宮を出て、城南宮道、油小路通、竹田街道を通ります。(ちょっとよくわからないので、このくらいの説明でご勘弁を・・・)この竹神輿が一番長い距離を行くのか?休憩も多く、途中で提灯を灯して城南宮へ戻ります。そして、東鳥居をくぐる時に、松明を灯します。すでに周りは真っ暗です。

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我が家の地域の梅神輿は、1番に城南宮に戻り、明るいうちに終了するので楽ですが、最後の方は本当に大変ですよね。

P1050833一つのお祭りなのに、3つのお祭りが楽しめるような見ごたえがあります。また、雅楽を流しながら厳かに曳いてるかと思えば、掛け声でにぎやかに担いだりと、ちょっと不思議です。それにしても、このお祭り、平安時代から続いていたと、今回初めて知りました。お神輿は、大きくて重いので、世代を超えて、たくさんの人が担いでいます。今年、ようやく獅子舞で泣かなくなったまじくんが、パパと一緒にお神輿を担ぐのは、まだまだ先のことですね。

城南宮 http://www.jonangu.com/