一昨日、竹ノ塚駅で男性から年金が減らされるって、ほんと?と聞かれました。一緒に宣伝をしていた足立年金者組合書記長の市井眞一さんが詳しく、その方に説明。
厚生労働省は28日、平成23年度の公的年金支給額を0・4%引き下げると発表。22年度の全国消費者物価指数が基準年度(17年度)から0・4%減となったことを受けた措置だ。引き下げは18年以来5年ぶりとなります。年金は、物価に連動して支給額を毎年見直す物価スライド方式が採用されています。しかし、菅首相は切り下げないと発言していました。
ところが、今回の発表では自営業者らが加入する国民年金を満額受給している人の場合、月266円減の月6万5742円となる。夫が40年以上企業で務め、妻が専業主婦の標準世帯に対する支給額は、基礎年金と厚生年金を合わせて月942円減の月23万1650円となる。このほか、児童扶養手当や特別障害者手当、障害児福祉手当なども0・4%減額されるとしています。
一方、物価下落に伴い、23年度に現役世代が支払う国民年金保険料は月80円引き下げ、月1万5020円になる。国民年金の保険料引き下げは昭和36年の制度開始以来初めてのことで、民主党政権の公約違反が露呈したものです。この男性は怒りをあらわにしていました。