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反省がない区教委の学校統廃合

2013-01-29 23:50:04 | 教育・子ども

足立区は「上沼田小学校」を中心に、小規模傾向がみられる「江北・鹿浜・入谷エリア」の学校統廃合を推進する小・中学校の施設更新計画を1月の文教委員会に報告しました。

平成27年から31年までに完了させるとしている新たな統廃合対象校は表のとおりです。

【江北地区】
 高野小学校の小規模傾向の改善と築50年を経過した施設更新の両面を判断し、江北小学校と高野小学校の統合を検討するとしています。さらに上沼田中学校の過小規模江北中学校の小規模化・築50年を経過した施設更新の必要性から2校を統合するとしています。
【鹿浜地区】
 上沼田小学校の過小規模の解消のため適正規模の鹿浜小学校と統合するとし、鹿浜中学校の過小規模、第8中学校の小規模傾向改善のため、この2校の統合の検討を進めるとしています。

反省がみられない拙速な計画

この計画は昨年10月に学校施設条例を強行した千五小学校の保護者、地域住民から「違法性高いとして裁判を起こされて、未だに係争中である。区は区政史上、前例がない紛争となってしまったが、裁判が終了しないうちに、次のエリアを発表することは区民・子どもをないがしろにし、この手法があらたな火種になりかねず、区教委に対する不信をつのらせるものでしかありません。区長や教育長は「裁判」になってしまった学校統廃合について住民の理解をえることができなかったという「反省」がありません。

適正規模・適正配置ガイドラインのルール変更

 今回、ガイドラインで定めた今後の適正規模・適正配置の検討の進め方の中で、教育委員会で統合に関する素案を作成し、協議の進捗状況をみながら、「統合地域協議会」を立ち上げて議論を深めると、これまで統廃合計画をすすめてきた「開かれた学校づくり協議会」を経て「統合協議会」をつくることをやめてしまいました。 これは明らかに千五小学校の統廃合計画に反対をした「開かれた学校づくり協議会」を排除して、計画を推進しようとする狙いがあからさまになりました。

統廃合は税金のムダ遣いで非効率

区は23年財務報告書の中で施設運営費として、概ね小中学校1校あたり7700万円余の経費がかかっていることを公表しているが、目先の経費だけに走った新田地域では新田小と新田中2校を一校に統合し、小中一貫校を建設したが、人口の急増に耐えられず「教室が不足」となり、新たに50億円もかけて、「第二校舎」の用地購入と建設した。この金額は学校を2校建設する経費とほぼ同額である。子どもの数も増え人口も増え続けている足立区で、目先の経費節減に走り統廃合に走ることが、逆に税金のムダ遣いになり非効率です。

小・中学校の施設更新計画の撤回を

2032年までは人口減は起きないことが予測されている東京において、中央区、文京区、江東区、新宿区などでは、統廃合計画を凍結・中止をしています。足立区においても、つくばエキスプレス、日暮里・舎人ライナーに伴う沿線開発で住宅が増えている。地域的に偏在があり小規模校はあるが、学区域の変更など最善の方法で統廃合せず、震災時の避難所としての機能、地域コミュニティの中核の機能を維持するため、適正規模、適正配置ガイドラインの見直しと「施設更新計画」を撤回すべきです。

 


連日の新年会

2013-01-28 22:24:25 | Weblog

一昨日、西民商の新年会、区職労新年会、区労連旗開きなど連日の新年会に呼ばれました。

区職労の新年会に参加しました。

区労連議長とCU足立の舘さん

西民商の新年会であいさつする大島よしえ都議

浅子けい子区議と西の原恵美子区議予定候補

前進座のスタッフが参加した民商の新年会ー前進座のご用達日本酒をご馳走になりました

ほくとピンポン班の新年会にも参加。これではダイエットになりません。

 


人生わらべのごとく

2013-01-25 23:46:55 | Weblog

かつて、足立区東伊興に住んでおられた故細井ゆうじ都議は足立史談会の重鎮として活躍されていましたが、その著書「穂波人波」に自らを生きざまとして「人生わらべのことく」という精神で何事にも挑戦していくと発言しておられました。私もこの言葉が好きでよくたとえ話をしました。

アメリカの詩人、サミュエル・ウルマンの「青春の詩」にもこんなくだりがあります。「年を重ねただけでは人は老いない。理想を失うときに、初めて老いがくる」理想を情熱におきかえてもいいでしょう。ウルマンは、青春とは人生のある期間をいうのではなく、心の様相をいうのだと歌います。たとえ、肉体は衰えても、その胸中に燃え盛るものがあるかぎり、人は若さを失わないと、それを体現する人たちがいます。最高齢75歳で芥川賞に選ばれた黒田夏子さん。5歳から創作をはじめ、筆歴70年での受賞でした。登山家の三浦雄一郎さんは今春、80歳でエベレスト登頂に挑みます。本人は「80の手習い」と、一から訓練を重ねています。

世界で活躍するのは、テニスのクルム伊達公子選手です。42歳でむかえた四大大会の全豪オープンで快挙連発。猛暑のなか、初戦で同大会女子の最年長勝利を飾ると、ひと回り以上も年若い選手に競り勝ち、18年ぶりに2勝。ダブルスでも強豪ペアを破り3回戦に進んでいます。これには周りもびっくり。現役復帰前のライバルからは称賛をこめて「クレージー」といわれるとか。しかし本人は「年齢は単なる数字にすぎない。コートでは私が何歳であろうと関係ない」と意気軒高です。そんな姿に励まされながら、少しでも見習いたい。伊達さんは以前こんなことも語っています。「心のなかで限界をつくらなければ、人間の可能性はひろがっていくと、私は信じている」(しんぶん「赤旗」より一部引用)


今日の潮流ー麻生発言と安倍首相

2013-01-23 23:27:16 | Weblog

会話のなかで相手の口癖が気になるときがあります。「とりあえず…」「要するに…」。枕ことばのように連発されるとうるさい。

▼ところが、自分の口癖は気にならない。それどころか、自覚さえないのがほとんどでしょう。だからこそ、心のなかにあるものがそのまま口に出る。それを探っていけば、その人の本心にたどり着くという心理学者もいます。

▼口癖は気になる程度ですが、相手を傷つける暴言となるとそうはいきません。麻生太郎副総理兼財務相がまたです。高齢者の終末期医療にふれ、「さっさと死ねるようにしてもらうとか、いろんなことを考えないといけない」。その医療費について「政府のお金でやってもらっていると思うと、ますます寝覚めが悪い」。

▼余命をどうすごすか。それは人間の尊厳にかかわります。天寿をまっとうしたい、望みあるかぎり治療をつづけたい。本人や家族の必死の願いに冷たく背をむけ、延命など税金の無駄遣いといわんばかりです。

▼あとで「適当でない面もあった」と撤回しましたが、彼の暴言癖は以前から。年金問題でも「80歳の人から真剣に聞かれると、あなたそんなに長くお生きになるつもりですか、といいたくなる…」。

▼麻生氏の本音は蔑視や差別につながっています。「女性に参政権を与えたのが最大の失敗」「アルツハイマーの人でもわかる」「下々のみなさん」―。そこからみえるのは人権感覚の著しい欠如です。その人物を盟友と呼ぶ安倍首相も同じ感覚の持ち主なのでしょうか。


小選挙区並立制「見直せ」68%

2013-01-22 23:57:48 | 政策・提案

小選挙区並立制「見直せ」68%

衆院選挙制度に対し、時事通信の世論調査(1月11 〜14日実施)で「見直すべきだ」と答えた人が68.2%にのぼり「現行制度のままでよい」の20.2%を大きく上回りました。

東京では23%の得票で議席8割―「虚構の多数」

 自民党は定数300 の小選挙区で得票は43%なのに議席は79%を独占。しかも東京では23%の得票で25選挙区中、21選挙区で議席をえるなど「虚構の多数」をつくりだすのが小選挙区制です。

4割の得票で8割の議席が得られる――国民の声が届かない国会になっている原因が小選挙区制ではないでしょうか。

そして政党助成金を目当てに、政党の粗製乱造がおきる――政治を劣化させているのが政党助成金です。これらを廃止し、民意が反映する比例代表制や中選挙区制などへの選挙制度の抜本的改革と、政治からのムダづかい一掃のために全力をあげます。

政党助成金まだ、受け取るつもりですか?

総務省は1月17日、10政党が2013年分の政党助成金の受け取りを申請したことを発表しました。震災復興もままならず、国家財政も大変なのに、平気で政党助成金を受け取ろうとするこれらの政党の感覚が疑われます。


レ・ミゼラブルのみどころ

2013-01-20 23:57:26 | 文化・芸術・映画

レ・ミゼラブルを観てきました。ついにシニア料金でみられることはうれしい反面、歳をとったのだという面は少し寂しい気もする。さて、映画の感想ですが、実は11年前にロンドンのミュージカルをみようと劇場に出かけたが、満席でチケットがとれず、「キャッツ」を観たことがある。しかも、ロンドンのミュージカルは労働者に配慮しているので、夜の公演は午後7時30分からで3時間を超えるこのミュージカルは終わるのが10時30分を過ぎてしまう。

前置きはさておき、公式サイトのイントロダクションではこの映画を次のように紹介しています。

愛、勇気、希望―世界が泣いた、永遠に語り継がれる物語

1985年の初演以来、ロンドンで27年間にわたり上演が続き、今なおロングラン記録を更新し続ける『レ・ミゼラブル』。世界43カ国、21カ国語に翻訳され、6000万人を超える観客を動員しているこの作品は、まぎれもなく世界で最も愛されているミュージカルの最高峰だ。

本作は、その舞台の興奮と感動を、超一級のキャストとスタッフの手によって丸ごとスクリーンに封じ込めて完全映画化。舞台版をこよなく愛するファンには歓びを、舞台を見たことのない観客には驚きを、そしてすべての人々に生涯忘れられない映画体験をもたらす至高の感動作だ。


原作は、文豪ヴィクトル・ユゴーが1862年に発表した大河小説。150年の時を経ても、現代の私たちにも通ずる物語は、格差と貧困にあえぐ民衆が自由を求めて立ちあがろうとしていた19世紀フランスを舞台に展開する。主人公のジャン・バルジャンは、パンを盗んだ罪で19年間投獄された男。仮釈放されたものの生活に行き詰まった彼は、再び盗みを働くが、その罪を見逃し赦してくれた司教の真心に触れ、身も心も生まれ変わろうと決意。マドレーヌと名前を変え、市長の地位に上り詰める。そんなバルジャンを執拗に追いかける警官のジャベール。

そして、不思議な運命の糸で結ばれた薄幸な女性ファンテーヌ。彼女から愛娘コゼットの未来を託されたバルジャンは、ジャベールの追跡をかわしてパリへ逃亡。コゼットに限りない愛を注ぎ、父親として美しい娘に育てあげる。そんな中、パリの下町で革命を志す学生たちが蜂起する事件が勃発し、誰もが激動の波に呑まれていく…



自分を偽る生き方を強いられながらも、人としての正しい道を模索し、波乱万丈の人生を歩むバルジャン。彼の心の旅を軸に多彩な登場人物の運命が交錯するドラマは、絶望的な環境にあってもよりよい明日を信じ、今日を懸命に生き抜く人々の姿をリアルなまなざしで描き出す。~中略~

生きるのが難しい時代だからこそ輝きを増す人と人の絆。誰かのために生きることの尊さ。困難に立ち向かっていく勇気と、希望を持つことの大切さ。それらを高らかに謳いあげた『レ・ミゼラブル』― いまの私たちが心から欲し、共感できる映画がここにある。と結んでいる。今の世界と日本にも通じる映画でした。パリ・コンミューンの最後の場面には涙がとまりませんでした。

キャストでは主人公のヒュー・ジャクマンは「ニューヨークの恋人」で素敵な俳優でしたが、全編うたで語る映画なのでこんなに歌がうまいとは思いませんでした。アン・ハサウェイは名前がいい。シェイクスピアの妻の名前を芸名にしたのであると思われますが、貧困の中でついに身を売るという悲しい場面には憤りを感じました。

http://lesmiserables-movie.jp/

このサイトから予告編も見られます。


「善徳(そんどく)女王」の面白さー「ミシル」の存在

2013-01-18 23:54:01 | 文化・芸術・映画

韓国ドラマ「善徳(そんどく)女王」は2009年度のドラマで視聴率57%を韓国で記録したというものですが、昨年末からDVDを借りてみています。『宮廷女官 チャングムの誓い』や『朱蒙』を制作した脚本家・演出家を揃えており、ストーリーは見所満載です。

「善徳女王」の魅力は、ストーリーの面白さとしっかりしたキャラクターの個性です。とくにトンマンと敵対する悪女ミシル役のコ・ヒョンジョンには、表情ひとつでぞくっとするほどの威圧感を感じ、この女優さんは本当に演技が上手な人なんだなと思いました。

双子で生まれるがその誕生の凶事により侍女と宮中から逃れシルクロードの砂漠地帯で育つが、自分の父の手がかりを持つ男(国仙ムンノ)を探し朝鮮半島にたどり着いて紆余曲折がありながらも宮中の花朗(ファラン)となる。そして自分が王の子であることに気付き女王となっていくサクセスストーリー。