昨日、足立区役所庁舎ホールで「公契約条例シンポジウム」が開かれました。主催したのは区内建設関連協議会など4団体による実行委員会です。
定野司総務部長のあいさつビデオは以下のアドレスもしくは画像をクリックしてください。
実際は全権総連「東京土建」が大勢の参加者を組織していました。私も招かれたので参加しました。
足立区では区議会第3回定例会(9月)に公契約条例を提出するとして現在、次のようなパブリックコメント(区民意見)を実施しています。
(仮称)足立区公契約条例(素案)について
パブリックコメント受付中
案件の概要
近年、長引く経済状況の低迷に伴い、ダンピングによる入札や請負業者の倒産による下請業者の下請代金の不払、最低賃金を下回る賃金支払など労働環境の悪化や契約履行の質の低下が懸念されているところです。
2009年に野田市で初めて、公契約に係る業務に従事する労働者に支払うべき賃金の最低基準を受注者等に義務づける「公契約条例」が制定されてから、川崎市、相模原市、多摩市、国分寺市、渋谷区、厚木市が同様の条例を制定しております。
こうした状況を鑑み、区では、公契約の品質の確保に加え、区内事業者の育成に向け公契約制度の在り方について、これまで検討を重ねてまいりました。
このたび、区が発注する工事請負契約等において、区及び公契約の相手方が果たすべき責務を定めることにより、事務・事業の質を向上させ、地域経済の活性化と区民福祉の向上を図るため、「(仮称)足立区公契約条例」の制定に向けて、以下のとおりパブリックコメントを実施いたします。
【パブリックコメントを求める事項】
(1)区及び受注者の責務
(2)条例に定める事項
(3)適用契約の範囲
(4)適用労働者等の範囲
(5)労働報酬下限額
(6)(仮称)足立区労働報酬審議会の設置
(7)入札等監視委員会
(8)指定管理者との協定
実施時期など
平成25年6月25日(火曜日)から平成25年7月24日(水曜日)
ご意見の提出方法など
【意見を提出できる人】
(1)足立区に居住、勤務又は在学する方
(2)足立区に事務所又は事業所を有する個人、法人、その他の団体
(3)施策等の案に直接的な利害関係を有する方
素案はhttp://www.city.adachi.tokyo.jp/keyaku/juyo/documents/soan.pdf ご覧ください