針谷みきおの一言 集まり処「はんの木」情報 

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暮れ行く2010年

2010-12-31 23:13:42 | Weblog

今年も激動の一年でした。国政では民主党政権が消費税増税を打ち出し、沖縄普天間基地問題をはじめ、自民党化し、公約違反の連続で国民の支持を失い、参議院選挙で惨敗しました。

残念ながら参議院選挙で日本共産党も小池あきらさんを東京選挙区で惜敗させてしまいました。来年のいっせい地方選挙で捲土重来を期して、がんばりたいと思っています。

日暮里・舎人ライナーの谷在家駅の近くに針谷みきおののぼり旗を立てました。5月の政治決戦で勝利をめざしていきますので、来年もよろしくお願いします。

我が家の食生活は地産地消の割合が高まってきました。入谷の地元の方が育てた野菜をいただいて年越しそばを頂きました。写真は鹿児島出身のKNさんからいただいた小さなみかんです。小粒でおいしいみかんでした。


列島便り12月27日号に掲載ー図書館の指定管理者制度

2010-12-30 22:00:06 | 教育・子ども

赤旗「日刊紙」12月27日、列島便りに私の書いた図書館の指定管理者の原稿が掲載されました。見出しはちょっと心象膨大な気がしますが、編集部がつけたものなので、議論するにはいいかなともおもいました。掲載されたとおりに掲示します。

指定管理者制度の問題点

 「指定管理者制度」が各地の公共サービスに導入されています。営利企業に委ねるために、住民との間でさまざまな矛盾を広げています。東京都足立区の図書館と名古屋市の市立病院の事例を共産党議員がリポートします。

車修理業者が図書館運営!?

東京・足立

 足立区では2002年に「構造改革戦略」が策定され、これにもとづいて指定管理者制度、市場化テストなど事業の民営化を推進してきました。

児童サービス 会社「やるな」

 区立図書館でも2008年から同制度が導入され、09年3月に花畑図書館で受託業者によって館長が解雇されるという事件がおきました。館長は、受託業者のグランディオサービスが雇用契約を更新せずに雇い止めしたのは不当として、地位確認を求める訴えを東京地裁に起こしました。

この写真の中央図書館は区の直営で運営されています。

 この裁判は、指定管理者制度の問題点を浮き彫りにしました。

制度導入後、館長は区への提案書どおり、学校に対する出張読み聞かせ、読書普及活動など「児童サービス」を推進しました。

 ところが、会社側は館長に対して「児童サービスは図書館の業務ではないので、やらなくてよい」と指示。館長が「児童サービスは図書館の業務だ」と主張すると、会社側は「それなら残業時間をゼロにせよ」と命じました。館長はやむなく残業を「ゼロ」にし、「サービス残業」としましたが、1年で雇い止めとなりました。会社は「児童サービス」が基本的な図書館業務であることさえ理解していませんでした。

運営費削って利益のみ追求

 もともと同社は自動車修理業者であり、会社には司書資格を持つ人間は皆無でした。経営者は、委託経費でいかに利益をあげるかを追求しました。裁判で会社側の姿勢があらわとなり、区民の批判が高まるなか、急転直下、元館長の主張にそった形で今年5月に和解しました。

 図書館法によって公共図書館のサービスには「無料原則」があります。収益事業を展開して利益を生み出すことは困難です。営利を目的とする株式会社の同社は、図書館の運営費、人件費を大きく削りました。区直営時より運営費で2億円、人件費で1億2千万円削減しました。

 花畑図書館では、指定管理者制度導入前の平成19年(07年)度と比較して、事務室従事者は15%減、カウンター従事者は30%減となっています。契約社員(司書)の報酬は、直営時の非常勤司書と比べ時間給にして40%も減っています。区民サービス低下と大量の官製ワーキングプアを生み出す指定管理者制度は見直すべきです。(針谷みきお足立区議)


革新懇インタビュー三国連太郎さん

2010-12-29 23:14:22 | Weblog

平和・民主・革新の日本をめざす全国の会「全国革新懇ニュース」12・1月合併号に俳優の三國連太郎さんが登場しています。
 「純粋に『生きたい』」との信念を貫き、戦地で「実弾を一発も撃たなかった」と発言。中学2年生になる孫に触れて「銃をかつぐことのない人生を送ってほしい」と語り、共感を呼んでいます。

インタビューを紹介します。

「生きて帰れ」と父

 -生き方で、父親の影響などが大きかったと聞きます。

親父は曲がったことが嫌いで、非常にストレートに生きた人です。自分を大事にしているという意味ではすごく尊敬しています。
 西伊豆・土肥の鉱山の労働争議のとき、官憲に追われた労働者を2人かくまったんです。そして、血みどろの人を背負って獣道を越え逃がしました。
 私が軍隊に招集されたとき(1943年12月)は「万歳!万歳!」の声のなかで、「必ず生きて帰ってこい。無駄死にするな」と言いました。忘れられません。
 下田の旧制豆陽中学1年生のとき、4、5年生が山に立てこもりました。教育内容に不満があったらしく、軍事教練に出なかった。説得をする先生方に生徒が薪をなげたりして抵抗していました。純粋に生きるという意味で、大きな影響を受けました。

弾は撃たなかった

-中国で終戦まで、各地を転々とされました。

 静岡の34連隊に配属され、中国に送られました。そのあと部隊はガダルカナルと中国に分かれたのです。ガダルカナルに行った人には(そのご)会ったことがありません。ほとんど全滅したと思います。
 ぼくは、純粋に「生きたい」という考え方で、危険なことには参加しなかった。「突撃!」といえば遅れて突撃し、実弾を一発も撃たなかった。
 弾を一発も撃たないということは、弾を捨てなければいけない。捨てて帰ってきて、「よく撃った」ということで(上官から)殴られずに済んだ。だから人を殺めたことがない。人を殺すのが怖かったんですね。

 足が震えた広島の街

ー終戦後半年以上抑留され、引きあげる途中、広島に寄らられたそうですね。

中国の漢口で戦争が終わったと知ったときは「生きて帰れるんだ」と思いました。明るくなりました。
 無蓋貨車(屋根のない貨車)で佐世保から送られてきて、広島でぼくは飛び降りたんです。
 ぼくは広島の宇品港から中国に行きました。もう一度自分のスタートラインを見たいということで。
 広島の街を歩いて、足が震えました。海までまるで何もなかった。まるで展望が違うわけです。

戦争は狂気

-孫たちを同じ目にあわせたくない、憲法9条を守りたいと発言されています。

三国連太郎さんの釣りバカ日誌の鈴木建設の社長さん役をみているとこうした体験がにじみ出ているように思いました。三国連太郎さんは私の父より1歳下、1923年生まれですから、戦争を体験してきたつらい思いが伝わってきたインタビューでした。

 


御用納め式ー1年のまとめ

2010-12-28 22:39:59 | Weblog

本日、午後3時より区役所の御用納式がありました。1年間の足立区政について、区長と区議会議長からあいさつがありました。私も来賓として参加しました。

 

ここからは私、針谷みきおの1年間の活動のまとめです。2010年の成人式で若者たちと記念撮影。雇用については区が正社員の採用を増やすよう取り上げ4月には集中プログラムを実施。12名の正社員が採用されました。

第31回ささのはまつりには2500名の参加者で大盛況。入谷中郷北公園にはチビッ子たちが勢ぞろいしました。

入谷9丁目にオウム真理教(アレフ)進出を阻止する住民集会でたたかう連帯のあいさつを行いました。6月18日

参議院選挙で大島よしえ都議とライフ前で街頭演説

 

区議会一般質問に立ち、ワーキングプア(働く貧困層)をなくすため「公契約条例」の制定をと質問しました。

保育問題、足立区の待機児解消策の問題点を報告しました。

竹ノ塚駅よりー毛長川沿-舎人4丁目を経由すめコミバスを要望しました。


家具転倒防止器具助成、耐震補強工事助成の緊急対応

2010-12-27 23:07:20 | 防災、安全

足立区が実施している家具の転倒防止工事、窓ガラスへの飛散防止工事、ブロック塀の倒壊を防止するための補強工事等への助成制度並びに、建築物を対象にした耐震診断助成・耐震改修工事助成制度は最近、急速に普及しています。このまま推移すると、年度内に予算が枯渇して申請しても使えない区民がでかねない状況のため、区長並びに都市建設部長に緊急申し入れをしました。

 

 

緊急申し入れをしている区議団と同予定候補

 

申し入れの趣旨は以下の通りです。

 

建築調整課耐震助成係の調査では、今年度家具転倒防止助成は330件を超え、建築物を対象にした耐震診断助成・耐震改修工事助成についても昨年を上回り、このまま推移すると年度途中で予算が枯渇し、年度内にできない方が生まれる可能性があると言明しています。

  

また、住宅・建築物耐震化緊急支援事業」を国土交通省が新設し、今年度の補正予算で60億円が盛り込まれ、マンションを優先的に助成すると報道されていますが、自治体側の財源がなければ、この助成制度は活用できません。足立区議会の第1回定例会で補正予算を議決しても、区民に周知し申請を受けて年度内に処理するには2~3週間程度しかないことも明らかになっています。

 

 

 

申し入れの趣旨を説明する私、針谷みきお

 

いま、デフレスパイラルのもと景気浮揚策として効果の高いこれらの事業について、予算がないことを理由に制度を申請しても活用できない区民をつくることは許されません。

 事業予算については投資的経費となっており、経常経費の予算流用ではできない事業であるため、執行機関におかれましては、区長の決断により、予備費の充当などの手段を用いるなど何らかの対応によって、2つの事業が円滑に執行されるよう要望するものです。

 また、国の「住宅・建築物耐震化緊急支援事業」について、短い期間であっても多くの区民が活用できるよう最大限の手立てを取られるよう要望いたします。以上

 

対応した岡野賢二都市建設部長、倉持政宣建設室長は「ご指摘のような事態は否定できないが、予算が不足した場合の対応について、区民に迷惑がかからないような対応はしたい」と述べました。しかし、予算がなくなるような申請があった場合の対応については言明をさけました。

 

 

 

 


何でも相談会に64名が相談で来場

2010-12-26 21:27:21 | 何でも相談(生活・法律など)

くらしと営業を守る足立連絡会主催の「何でも相談会」が東綾瀬公園で開かれました。

東綾瀬公園には区内の弁護士事務所、介護事業所、病院、診療所、東京土建、民主商工会、生活と健康を守る会、足立教職員組合、区労連などが準備段階から100名を超える人々が参加しました。

生活と健康を守る会の石川千代子会長、的場照代谷在家班理事が生活保護の相談にのりました。

区議団からは私、針谷と伊藤和彦議員が当番の時間には5名の方が相談に来ました。

税金相談に応じる西民商事務局長の小林芳一郎さんと菅原さん。

介護相談応じる紫磨園(愛寿会)のケアマネージャの横田祐さん。

北千住法律事務所からは2名の弁護士さんが参加しました。

今回の相談の特徴について、くらしと営業を守る会の市井眞一代表は「全体で64名の相談をうけましたが、昨年より、いっそう深刻な内容が多く、特に労働相談については昨年が賃金の減少など待遇改善を求めるものが多くありましたが、今年は会社が倒産して職場がなくなり「就活」に来たという人がいたほどでした。

スパリゾートハワイアンズ日帰りバス旅行のご案内

2010-12-25 23:25:58 | 日本共産党・後援会

2011年1月9日、足立区日本共産党後援会が主催する「スバリゾートハワイアンズ」旅行のご案内をします。

今回はお勧めの日本一の露天風呂「与市」大きさです。

それに大人から子どもまで楽しめるプールはまるでハワイに行ったようです。

波が押し寄せてくるプールです。

ホテルが綺麗になって素晴らしく、旅行代金も一般の旅行会社より2割程度は安いといわれています。ぜひ、ご家族でご参加下さい。

 


アスベストの実証実験に立ち会う

2010-12-24 22:13:03 | 労働・雇用

肺がんで亡くなった大工さんの家族が労災認定を求めて、厚生労働省を相手にアスベストが原因の肺がんであることを認め、労災保険の適用を求めている裁判が行われています。

そこで争点になっているのが、大工さんが新築工事の際に、当時、アスベスト材を取り扱っているが、室内の作業でないので、アスベストを吸い込むことはないとする国の主張が実態にあっていないことを示す実証実験を行いました。

これは東京土建足立支部の舎人分会のKIさんが夫の労災認定を求めている訴訟で実際の作業でアスベストがどのようにして体内に蓄積していったのか明らかにしようとするもので弁護士をはじめ、建築の専門家が立ち会う中で、行われました。

現在、新築工事の現場を借りて作業している大工さんをビデオ撮影し、いまは建材の中にアスベストは含まれていませんが多くの作業で、壁材、断熱材などを取り付ける際、かなりの粉塵をあびる作業を見せてもらいました。

カメラマンがビデオ撮影するところ。はじめのビデオは実際に電気ノコギリで建材を斬るところでどの程度の粉塵を浴びるのかわかると思います。私も区議会産業環境委員長として視察できたことは、勉強になりました。ありがとうございました。

 


はるかぜバス路線の要望書提出

2010-12-23 22:00:07 | 産業・ものづくり

コミュニティバス「はるかぜ」路線の新設(竹ノ塚駅ー東伊興七曲道路ー見沼代親水公園ー舎人4丁目ー舎人団地経由)を要望する署名の紹介議員となり住民代表とともに足立区都市建設部長に提出しました。

この路線案は区民アンケートでも要望が多く、足立区が実施したパーソントリップ調査でも交通過疎であると報告のあった地域を経由するものです。

コミュニティバス「はるかぜ」として実現させようと住民代表(足立区古千谷本町3丁目是枝恒治さん)が1024筆の署名を集めました。

都市建設部長にバス路線の具体的要望を説明する住民代表のみなさん。


待機児を生み出さないための緊急対策を

2010-12-22 20:45:13 | 教育・子ども

昨日、日本共産党区議団は、来年度の保育園の入園申し込みが締め切られた状況の下で、大量の待機児が生まれる可能性が高く、緊急対策をとるべきと区長に対して、申し入れをしました。

申し入れ書は以下の通りです。

待機児を生み出さないための保育に関する緊急要望

足立区長 近藤やよい様               平成22年12月21日

                             日本共産党足立区議団

 12月10日に来年度の保育園児入園募集が締め切られました。今年は新規入園募集定員が2042名ですが、申込者は転園希望者を除いても3440名で、昨年よりさらに200名以上増え、このままでは1400人前後が認可保育園からあふれだすという大変な事態になってしまいます。

 経済危機以降の生活悪化はかつてなく深刻で、保育園に入れて働かなければ生活できない若い世帯が大幅に増えています。                   
 保育園に入れない、子どもを預けるところがないと、いわゆる「保活」に奔走する困難さは、
数年前と様変わりし、深刻さを増しています。以前は、年度途中で育児休業を終えて、とりあえず認証保育所や保育ママなどの認可外保育にあずけて、新年度に認可保育園に入所するのが当たり前でした。しかし、今年は、年度当初から認可外の保育施設も満杯でどこにも預けることができない方も続出しました。

                
 さらに来年度に至っては、現時点で「認可保育園は初めからあきらめて、認証や保育ママを第一希望で申し込む『予約』で4月からの枠が埋まっている、もう空きがない」認可外の保育施設が何ケ所もあります。このままでは、入所の必要性(指数)が高くても、どこにも入れない、母親が仕事を辞めざるを得ない区民が多数生じる懸念もあります。


 日本共産党足立区議団は、この間、認可保育所の計画的整備をくり返し求めてまいりました。認可保育園を整備できる手厚い補助金である「安心こども基金」の実施年次が限られている中、早急に整備計画をもつことと共に、来年度当初からの緊急対策の実施を行って頂きたく、以下強く要望いたします。   

1、認可保育園の入所申込み状況、および認可外保育施設の定員充足状況を大至急把握   し、保育園入所審査事務を迅速に行い、待機児の実態を正確に早急につかみ、明らかにしてください。

2、緊急対策として、ありとあらゆる場所・機会を活用し、保育施設の整備を行い、新年度に 「保育園に入れないために仕事を辞めざるを得ない」事態を生み出さないようにしてください。 

3、安心子ども基金は、平成23年度いっぱいで打ち切りが予定・されています。23年度は来年度施設建設を計画した箇所については、年度を超しても補助の対象になるとのことでした。

来年度が最後のチャンスです。抜本的な待機児対策として、保育園の増設に乗り出してくだ
さい。現在未利用または近い将来未利用となる以下の公有地等について、保育施設としての活用を検討してください。

国は「国有地を保育施設として貸し出す」意向を明らかにしており、国有地も積極的に活用すると共に、都有地などについての活用も、関係機関に働きかけてください。