足立区は今年度から、全37校の中学3年生約5000人を対象にして受験生100人にだけに、一人あたり38万円を使って志望校を日比谷、新宿高校など超難関校に進学させる「はばたき塾」を開始しました。
6月の文教委員会で126人の申し込み中、合格者は86人、不合格者は40人と報告しました。
区は、不合格になった40人は「進学のレベルがない」として学力診断テストの結果で振り分けると言い出しました。
「経済的な子どもの進学支援」といいながら、実際は公教育に新たな競争と差別を持ち込もうとすることが、浮き彫りになりました。
日本共産党は、教育の機会均等などの原則からも「足立はばたき塾」は公教育のやるべき仕事ではない、と3月議会で厳しく指摘し撤回を求めてきました。
みなさんのご意見、ご要望をお寄せ下さい。
世界の教育は「競争教育」ではなく、「協同教育」の方が、教育効果は高く、フィンランドが学力世界一になったのは「協同教育」をすすめたからです。アメリカの企業活動でも、競争より協同の方が生産性が高くなることも明らかになっています。ゆとり教育が学力を下げたというのは俗論です。よろしくお願いします。
経済的な面から塾には通っていませんでしが、国立の学校に合格が決まりました。これははばたき塾のおかげだと思っています。
また学力診断テストで不合格になった人対象に足立区教育委員会は「日曜補習塾」という講座をやっていました。
ですから差別はしていないと思います。
このはばたき塾はとてもいい制度だと思うので、来年度もやっていってほしいです。
最後に、はばたき塾1期生のかたえ、少し羽ばたきのことがまだ、よくわからないので、よろしければ、このコメントで詳しく教えてもらえないでしょうか。
1年間通じて、感じたことは、この制度の趣旨がイマイチ曖昧なことと、足立区が、請け負い業者である早稲田アカデミーに丸投げだということです。
まず、保護者には、自分たちの子供がどの程度の学力なのかが、全く知らされない。
ただ9月のクラス分けテストに保護者への説明会みたいなものがあったただけで、その後は入試本番まで、全く接点なし。
なんだこりゃ、って、感じでした。
保護者面接もなし、志望校の相談もなし、
本人の希望者だけの面接させたら、とんでもなくレベルの高い学校の受験を勧められて
なんの参考にもなりませんでした。
原資は、わたしたち親の税金ですよね。
親をバカにした、足立区の対応というか無作為な丸投げには、ビックリ呆れかえりました
ただ、英数2科目でしたが、教える先生は、プロですから、授業レベルは、合格点と言えたのではないでしょうか。
共通問題高校と独自問題高校と早くクラス分けするべきでしたし、理社対策ももう少し力入れて欲しかった気がします。
要するに、現場の先生は、すばらしいんですが、マネジメントが悪過ぎましたね。
丸投げは、やはりまずいですよね。
制度そのものは、悪くないと思います。
たるんだ足立区の教育には、いい刺激であり、あからさまに反対するのではなく、改善していい制度に作りあげることが大切です。
実際に体験した生徒と保護者の意見を幅広く
リサーチすることが次のステップですね
反対意見言う前に、わたしのところへでもヒアリングに来てください。
いつでもどうぞ、何十人も区議会議員がいるんですから、一人くらい時間があると思いますが。
ことしは、2期生ですが、下の妹は、はばたき塾への応募をしませんでした。
ちなみに、上の娘は、都立英数の点数90で
志望校に合格できました。結果オーライでよしということでしょうか
ことしの入試実績をぜひ公表して欲しいと思います。
なお、改善の余地はありますが、自治体の施策としてはすぐれていると思います。
なお、受験生チャレンジ支援貸付事業の拡充と貸付条件の緩和を行う事が必要ですが、超難関校でなくとも合格すれば、返済免除になります。