針谷みきおの一言 集まり処「はんの木」情報 

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特別支援教育の充実のため教職員の増員を

2016-12-22 23:41:28 | 障害者施策

インクルーシブ教育の構築に向けた教育環境整備に関する意見書

平成25年9月に学校教育法施行令の一部改正が行われるなど、共生社会の形成に向けて、障害のある子どもとない子どもが共に学ぶ、インクルーシブ教育システムの構築が推進されている。

本会議に提案理由説明をする私、針谷みきお ビデオを見るには画像の再生ボタン(赤色)もしくは下記のアドレスをクリックして下さい。https://youtu.be/4f2z1XqCbVI


インクルーシブ教育システムにおいては、同じ場で共に学ぶことを追求するとともに、個別の教育的ニーズのある児童・生徒に対して、自立と社会参加を見据えて、その時点で教育的ニーズに最も的確に応える指導を提供できる、多様で柔軟な仕組みを整備することが重要である。
子ども一人ひとりの学習権を保障する現状の観点から、小・中学校における通常の学級と通級、特別支援学級、特別支援学校といった連続性のある「多様な学びの場」を用意する必要があり、それぞれの環境整備の充実を図っていくことが求められている。
特別支援教育を必要とする児童・生徒数は毎年増加しており、必要な人員配置が追いついていない状況、教職員等の専門性の確保・向上が必要とされている状況があるが、財政的課題や専門性のある教職員等が確保できないといった問題があり、すべての要望には応えられていない状況である。
全国都道府県教育長協議会は文部科学省に対して、LD(学習障害)及びADHD(注意欠陥多動性障害)等の通級希望者数が増加しており、それに対応するための教職員の定数増が必要であるとの要望書を提出している。
当区においても、情緒障害等通級学級の充実・発展を求める要望も寄せられている。
よって、足立区議会は国会及び政府に対し、インクルーシブ教育の構築に向けた教育環境整備について、教職員の職務環境の改善、財政的支援等、国において抜本的な対策を講ずるよう強く求めるものである。

以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

本日、特別支援教育の通級学級の充実を求める意見書が足立区議会で全会一致、可決されました。

平成28年12月22日  議長名

衆議院議長  参議院議長  内閣総理大臣  財務大臣 文部科学大臣あて


FAINAL 第42回足立障害者夏まつり

2016-07-24 23:36:32 | 障害者施策

第42回足立区障害者夏まつりが都立城北特別支援学校で行われました。

夏フェスステージの花畑大鷲神社太鼓は勇壮な太鼓を録画しました。

https://youtu.be/9huGVtAyiJQ

入口で記念撮影しました。

開会式での実行委員長のあいさつ

42年間夏まつりを支えてくれた方々に感謝状を贈呈しました。

ビデオで紹介した花畑大鷲神社太鼓の演奏

バザー売り場、そのほか多数のお店がありましたが、障害者の方々が写ってしまうので、肖像権の関係もあり、掲載できませんでした。城北特別支援学校が耐震改修工事のため、今回で障害者夏まつりはいったんラストファイナルになりましたが、あたらしい生徒が入学してくるころには、何らかの活躍の場をつくりたいとの発言がありました。長い間、ありがとうございました。


手をつなぐ親の会ー新成人を祝う会

2016-01-10 22:31:32 | 障害者施策

今日は「足立区手をつなぐ親の会」の新成人を祝う会と新年会に参加しました。今年は19名の方が新成人となられました。会長のあいさつを一部ビデオに収録しました。心に染み入るあいさつだったのでご覧下さい。

 

ビデオをみるには画像の再生ボタン(赤色)もしくは下記のアドレスをクリックして下さい。

https://youtu.be/29p9x2zBR58

足立区福祉事務所援護課長の境博義さんがあいさつしました。


障がい者とともにー自治体学校分科会

2015-07-26 23:00:21 | 障害者施策

自治体学校2日目、障がい者とともにの現地分科会に参加しました。

ビデオをとってきたのでご覧下さい。ビデオをみるには画像の再生ボタン(赤色)もしくは下記のアドレスをクリックして下さい。

https://youtu.be/OV-S0Rlfuvs

はじめに訪問したところはシェア金沢というところですが、障害のある人の施設、高齢者施設、学生の住宅など複合の施設というより街でした。

つきはほく市の施設、それから和倉温泉のある七尾市そこまで行く途中日本で唯一、海岸の砂浜を車で走行できる「千里浜海岸」そこで見つけた芸術作品を紹介します。海岸の砂で作ったそうです。

お城です。見事ですね。

スターウォーズもつくっていました。

これは何ですかね。

 

 


舎人あかしあ園(肢体不自由児)の竣工式

2015-03-20 23:33:36 | 障害者施策

月20日、社会福祉法人あいのわ福祉会の新たな施設「舎人あかしあ」園が開所を前に竣工式が行われました。

落成記念式典にお招きいただいたのでビデオを撮りました。ビデオをみるには画像の再生ボタン(赤色)をクリックするか下記のアドレスをクリックして下さい。

https://youtu.be/3wsmiWlI1x0

はじめにテープカットしました。

トイレも肢体不自由の方のために、リフト付きのトイレです。

お風呂も同様にリフトがついています。

施設概要は以下の通りです。

名称 舎人あかしあ園 生活介護通所施設(相談事業・あいのわ相談センター併設)

定員 50名 (平成27年度28名在籍) 敷地796.2㎡ 床面積 1189.13㎡ 

住所 足立区古千谷本町2-25-11 電話 03-3854-1741 Fax 03-3854-1742

交通アクセス 日暮里舎人ライナー「舎人」駅 2分 

 

 


フェスタ・デ・バンブー

2014-09-06 22:54:13 | 障害者施策

今日は竹ノ塚総合支援センター(竹ノ塚ひまわり園・竹ノ塚福祉園・希望の苑)主催による「フェスタDEバンブー」竹祭りに参加しました。

http://youtu.be/TgX9-fUyGfw

社会福祉法人あだちの里竹ノ塚後援会も共催団体としてあいさつ

大勢の来賓、支援団体の方々が参加して開会式が行われました。

障害者施設の利用者さんによる実行委員会の開会宣言

日本共産党の大島よしえ都議会議員があいさつ。私も紹介されました。

 


足立区の障がい者施策が大きく前進

2014-07-10 21:27:11 | 障害者施策

足立区議会定例会は6月30日、終了しましたが、私、針谷みきおは本会議で障がい者福祉問題と竹ノ塚駅鉄道高架化、日暮里・舎人ライナーの混雑解消策などについて、一般質問にたちました。今日は障害者施策について、報告します。以下、その要旨です。

●質問(針谷みきお)ー足立区の障害のある人は知的4600人、身体26300人、精神障がい10780人、難病2800人、発達障がい児4500人、高齢による障がい(要介護3以上)10900人など、何らかの障がいのある人は5万6936人で区民66万5千人余の8・5%を超えている。
 工賃も福祉作業所等で1万4200円、一般就労等でも6万8700円で、実質、最低賃金を下回っており、「障がいのある人」の年収は百万円以下で56.%。相対的貧困の状態にあると思うがどうか。
◎答弁 障がい者の生活水準はとても低い状態であり、障害者権利条約の考え方を尊重し、障害者基本法にそって、障害者の自立、支援に力を注ぐ。(左記表参照)


●質問ー区は障がい者施策を充実させるため、障害福祉法制定に向けて示された6つのポイント(平等と公平、差別や社会的入院の解消、就労、予算の確保など)が生かされる計画にすべきと思うがどうか。
◎答弁ー必要なサービスが滞りなく実施できるようにすることは区の責務であり、必要な予算の確保に努める。

●質問ー平成27年度までに一人一人の障害にあったサービス利用計画(ケアプラン)を策定することになったが、区はどのようにすすめるのか。

◎答弁ー相談支援事業所や専門員が不足しており、27年度までに計画を策定することは困難。専門員などの要請に努力する。


●質問ー足立区の障がい福祉センターあしすと通所事業として「生活体験室えんじょ・い」では重度障がい者の生活介護事業が取り組まれている。安全対策として看護師配置への助成を拡充し、障がい者の療育の支援をすべきだがどうか。
◎答弁ー現時点では看護師配置助成は考えていないが、あしすとが当該研修の実施者となり、受講者を受け入れる。区民の皆さんのご意見・ご要望をお寄せください。


あす区議会質問ー障害者施策について

2014-06-12 23:50:33 | 障害者施策

明日、午後2時頃から区議会一般質問に立ちます。質問要旨は次の通りです。

Ⅰ、区長の「障がいのある人」に対する認識と政治姿勢について

1、障がいについての認識について

世界では人口の1割が何らかの障害をもっているといわれている。しかし、日本では3障がいという狭い障害観のため741万人で約6%になっている。足立区ではどうか、知的4613、身体23291、精神障がい10781、難病2822、発達障がい児4511(推計)、高齢による障がい(要介護3以上10918など)を含めると何らかの障がいのある人(障がい者・社会的障壁)は5万6936人で区民66万5千人余の8.55%を超えている。

 障がいのある人の生活実態は生活保護受給率で健常者の6倍(きょうされん調査)となっており、工賃も(12年度)就労継続B型14190円、就労継続A型68691円でも実質、最低賃金を下回っており、「障がいのある人」の年収は100万円以下が56. 10%で相対的貧困(年収112万円以下)の状態にある。障がい者の生活水準はとても低い状態にあると思うがどうか。

さらに「障がいがある人」は、「親に依存」しなければなりたたない実態があり、「本人の我慢」により生活が成り立っていると言わざるを得ない。人口の1割近く存在する「障がいのある人」への支援策について、区長はどのように捉えているか。また、障がい者施策をすすめる区長の基本的な認識を伺う。

 2、障害者総合支援法による障がい者福祉の発展方向について

(1)障がい者施策の遍歴と到達点

わが国の障がい者施策は、「完全参加と平等」という国際障害者年を契機に一定の前進を遂げたが、社会福祉構造改革による自立支援法(2006年4月~2013年3月)の実施によって、介護保険との統合が企てられ、応益負担、日額報酬制度が導入された。

こうした構造改革によって、負担を苦にした自殺者・心中家族などの犠牲の上に障がい者の運動が高まり、「自立支援法違憲訴訟」が起こされ、国と訴訟団による「基本合意」(2010年1月)が成立した。

 「私たちぬきにわたしたちのことを決めないで」の当事者参加が実現し、総合福祉部会による「骨格提言」が示された。障害者権利条約の批准を前提とした「障がい者制度改革推進会議」(以後、「推進会議」)による国内法の整備が不十分ながらすすめられた。

障害者基本法の改正(2011年 8月)、障がい者差別解消法の成立および障害者雇用促進法の改正(2013年6月)など、障がい者のための様々な制度改革が行われたが、障害者総合支援法は応益負担、日額報酬が残され、実質的な自立支援法と大枠は変わらない問題点が残された。 

しかし、全国83障害者団体のオール障害者運動が広がる中で、2014年1月、国は障害者権利条約を批准した。これは「ゴールではなくスタート」である。

区の障がい者福祉の中心的課題は権利条約の「どこで誰と暮らすかの選択権」「必要な支援を請求する権利」「一般市民と平等の選択権」であることを確認した障害者基本法の精神に沿って施策を展開すべきと思うがどうか。

 (2)足立障がい福祉計画の改定について

障害者権利条約、障害者基本法等を踏まえ、障がい者の支援施策の提供に関して、必要な情報の提供及び適切な説明をつくし、相談に応じ、必要な調査及び指導を行うとともに、そのサービス利用計画等を勘案して必要な支援施策を提供することを区の義務とすべきだがどうか。

区は障がい者施策を充実させるため、障害福祉法制定に向けて示された6つのポイントを

①障がいのない市民との平等と公平②谷間や空白の解消―制度の谷間や空白である学齢期での放課後、卒業後の就労、退院後の地域での生活、働く場と住まい、家庭での子育てや親の介護などの解消③格差の是正④放置できない社会問題(精神障がい者社会的入院や家族依存など)の解決⑤本人のニーズにあった支援サービス⑥安定した予算の確保としている。これが生かされる計画にすべきと思うがどうか。

そのためには予算が増えなければ担保できない。財政計画増の見通し(中期財政計画等の試算)について伺う。

3、足立区の障がい者施策について

(1)障害支援区分について

 障害支援区分について、厚労省は介護保険の要介護認定をベースにしている。介護保険は「入所施設における介護に要する時間数の測定」をもとにしているが、それが障がい程度区分に持ち込まれ、「介助・支援に要する時間数の測定」を基本としている。そこには「障がいのある人の本人らしい地域の暮らしの保障」や「障がいのない人と同等の生活や就労の保障」という観点は存在しない。判定の仕方の組み替えはしたが、サービス抑制装置であることは変わりない。本当に必要とされるサービスを提供するためには今の支援区分はなくすべきだと思わないか。

 (2)通所施設の拡充について

①これまで、特別支援学校の卒業生を対象に通所施設の計画をつくり、推進してきたが、親の高齢化に伴う在宅障がい者の通所施設希望者が毎年増え、間に合わなくなってきた。通所施設の整備計画を中期的な計画としてつくるべきだがどうか。

②通所バス運行について、現在、複数の施設をまたがって運行しているため、施設に利用者が到着するのが大幅に遅れる施設があるが、通所バスの運行計画を改善し、利用者の利便性を向上させるべきと思うがどうか。

(3)グループホームの一元化に伴う運営費の見直しについて

グループホームヘの一元化により区内の施設はほとんどが「包括型GH」となった。しかし、夜勤と宿直を分けられ、宿直の加算が大幅に削減された。あだちの里では21ユニットあるが採算があわなくなり、今後の増設は困難としている。区として夜間支援体制の改定について、白紙に戻し、夜間支援体制の見直し、職員配置の義務化を報酬に組み込むよう国に求めるべきだと思うがどうか。

(4)高齢障がい者の介護保険優先問題

低所得の障がい者が65歳になったとたん、介護保険優先の原則が適用され、利用料の1割負担のため、悲鳴があがっている。総合支援法第7条廃止を求めつつ、現段階では「通達」(2013年障害者総合支援法に基づく自立支援給付と介護保険制度との適用関係についての厚労省障害福祉課長)を活用し、障がい高齢者については、区が独自の支援を行うべきと思うがどうか。

 「介護保険サービスに相当するものがない障害福祉サービス固有のものとして、行動援護、自立訓練(生活訓練)、就労移行支援、就労継続支援等については、障害者総合支援法によるサービスを受けることができる」という考え方にたって福祉予算に組み込むべきと思うがどうか。

 (5)障がい者の障壁を取り除く福祉のまちづくり等について

 ①駅ホームの安全対策として音声案内システムを拡充するよう区内各駅毎の実施計画を策定すべきと思うがどうか。

 ②視覚障がい者から指摘のあった東京芸術センターをはじめ点字ブロックの改善をすべきと思うがどうか。

  ③ろう者の要約筆記者の養成について区として、支援策を検討すべきと思うがどうか。

 (6)障がい者の療育について

社会福祉士及び介護福祉士法の改正により、平成24年度から障がい者の生活介護事業により、医療を含む療育が行われている。足立区の障がい福祉センターあしすと通所事業として「生活体験室えんじょ・い」では重度障がい者の生活介護事業が取り組まれている。また、城北分園でも生活介護事業が実施されているが、安全対策として看護師配置への助成を拡充し、障がい者の療育の支援をすべきと思うがどうか。

 (7)サービス利用計画(ケアプラン)の策定について

サービス利用計画(ケアプラン)を作る人は数%台にとどまっている要因として報酬単価がモニタリング(3ヶ月、6ヶ月毎月など)込みで1件16000円程度にしかならず、経営できないと言われている。こうした声をうけとめ、対策をとるべきだが、サービス利用計画(ケアプラン)は、本来の権利でもあり、区としてはどのような推進体制を取ろうとしているのか。

(8)精神障がい者支援について

 ①精神障がい者の福祉手当の支給について

精神疾患はいま日本の中で1番多い疾患である。ブラック企業の退職者の多くがうつ病であり、だれでも精神障がい者になりうる。区議会が全会一致で可決した第1級手帳保持者への福祉手当はいまだに実施されていない。第1級手帳保持者への福祉手当はわずかであり、財政負担は少ない。陳情を実施しない根拠は何か。精神障がい者の生活実態からみて、支援策の一つとして、他障がい者同様の福祉手当を支給すべきだがどうか。

②退院促進、地域移行が大事であると同時に、雇用促進法は施行後、グループホームの拡充など住まいの場の拡充なども不可欠である。そのためには保健師のアウトリーチ活動は極めて重要であり、計画的にアウトリーチできる保健師の増員計画をつくるべきではないか。

③精神障がい者支援を進めるため、区が家族会への支援策をつよめて精神障がい者の地域でのきずなやコミュニティを醸成していくことは重要だと思うがどうか。

Ⅱ、都市整備に関して

1、竹ノ塚駅付近連続立体化事業に関連して

 ①工事に伴うエスカレーターの撤去について

東武鉄道はスペースがないといっているようだが、高齢者がエスカレーターの設置をつよく要望している。もともとあったものを2年間、我慢せよでは住民の理解は得られない。予算的にも3000万円程度で可能であり、エスカレーターは設置すべきと思うがどうか。

 ②前沼交差点について

前沼交差点はこのままの計画では災害時に大渋滞がおき、交通事故などの危険性が高くなる。住民合意を得るため、竹ノ塚駅高架化事業とは切り離してすすめるべきだと思うがどうか。

 ③立体化にともない竹ノ塚駅ホームドアの設置を東武鉄道に要望すべきと思うがどうか。

 2、日暮里・舎人ライナーの混雑解消策について

ダイヤの改正により、平日昼間の混雑解消はすすんだが、早朝6時~8時台のラッシュ時の改善は急務である。車両内の改善(ロングシート)や一編成を5両から6両に増やすことなど、一日の乗降客数が7万人を超えることは目に見えている。東京オリンピックなども勘案すると根本的な対策が求められていると思うがどうか。

 


廃プラのリサイクルで知的障害者の雇用促進

2014-02-16 23:07:26 | 障害者施策

エコミラ江東は、地球船クラブと江東区が協働して始まった環境福祉事業。家庭やスーパーなど、区内約9000ヶ所から使用済みの食品トレーを回収し、発泡スチロールを再資源化(ペレット化)します。トレーの収集は区が、再資源化を地球船クラブが行う事業で、知的障害者の雇用とリサイクルを結びつけた全国初の取り組みとして注目されています。

知的障害者の方を、社会人にしたい

エコミラ江東で働く職員は、現在16人。所長の鳥海氏と事務や機械操作を担当する職員など4人を除き、11人が知的障害者の方々です。事業を始めた当初はスムーズに作業が進まず、アルバイトを雇っていたものの、現在は全員が正規職員。賃金は12万円を超えるということで、チームワークもますます高まり、仕事の効率も上がっています。足立区の障害者保護雇用も正規職員として採用していますが、この約6割が現実です。

エコミラのような環境福祉事業を展開できる可能性を考えました。障害者の方々が仕事をして給与を得ることは、税金を使う側から納める側になること。自治体にとって、トレーの回収費用は決して少なくありませんが、このような事業が増えれば障害者の方々の雇用も増えるのではないでしょうか。

知的障害者の方々には、生活保護を受けない自立した社会人としての生活を。その保護者には安心を。また、区民には環境教育の場を。自治体や企業にとっては社会貢献の機会を。それぞれに参加の意義を提供しているエコミラ江東。これからは、民間の福祉施設と連携することで、障害者が社会へ出るための訓練施設として利用することも計画されています。