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入谷中学校入学式

2010-04-09 23:53:43 | 教育・子ども
区立入谷中学校の第35回入学式に参加しました。今年、卒業生は6329名になったそうで多くの社会人を送り出してきました。



「新入生呼名(こめい)」という儀式というのは、一人一人の名前を読み上げて入学許可をするものですが、小学校では呼び名を読み上げて返事をしてもらっています。同じことですが、こういう「名称」は使っていません。中学生の水準にあわせた入学式なのかも知れません。

校長先生の保護者へのあいさつで次のように述べました。
「入谷中学校は、昭和51年春に開校以来、本年は35年目を迎えた若くて元気
のいい、ぐんぐん伸びていく学校です。    
本校は「向学・信頼・品位」を柱に、生徒の人間力を育む学校を目指しています。落ち
着いた学習環境で生徒はのびのびと学習や学校行事、生徒会活動、部活動などに
意欲的に取り組んでいます。また、地域の方とともに聞かれた学校づくりをめざ
し、様々な体験学習も進めています。 
 緑に囲まれた広い校庭など、恵まれた環境の中で、自分の良さを生かし、自ら
の将来を切り開くために、様々なことにチャレンジしてほしいと願っています。
 これからの教育は、保護者の皆様のご協力、地域の皆様のご支援がいっそう求
められています。保護者会、授業参観、学校行事、PTA活動に、積極的にご参
加していただき、子どもたちの活躍に励ましのお言葉をいただければ幸いです。
 お子様のご入学を、教職員・在校生一同心からお祝い申し上げます。 
            足立区立入谷中学校長 永井 厚



1学年先生の紹介です。

入谷中学校の校章とその由来


 本校の校章は、ほんの本をデザインしたものです。
はんの木は、舎人、入谷の田んぼのあぜ道にたくさんありました。
近年の都市化とともに、だんだん少なくなっていますが、かつては、足立の田園風景にひときわ風情を与え、みんなに親しまれていた木です。
 はんの木は、きれいな花を咲かせることもなく、香気もない地味な木ですが、まことに有用な木です。
春の萌葱色は希望と勇気を与え、夏の木陰は疲れた農夫に涼を与え、生気を取り戻してくれます。秋の刈り入れどきには稲束を干す支柱ともなり、また樹皮や実を煎じては染色材料にもなります。また洪水に荒らされて土地の境目が消えても、水に強いはんの木は、地境をしっかり守り、農民に争いを起こさせない規律と平和の木でもあります。        
この校章は、このような木に学んで自らの品性を高めていきたいという願いからデザインしたものですと説明しています。