自民党だけではありません。維新も公明もおなじ暗い穴の中でうごめいております。
2月24日に憲法審査会が開かれたのですが、そのなかで現在の改憲草案に新たに含まれ
ている「緊急事態条項」に、ついに感染症が追加となるようです。
これにより国民は、何だかんだと理由をつけられて惑鴆義務化を余儀なくされる可能性
が濃厚になってきました。 バンバン打ちたくてしかたがない、そうしないと 政権が
もたないって自民党のえらい方がいってましたね。えっ 政権はダレのもの!?
そうでした、日本の運命を決めているのは 国民でも政府でも天皇陛下でもないのでした。
そして 地震があった 翌3月17日 いつもの手でカトゥーンだかだれだか 薬物で
つかまった日 憲法審査会で また 緊急事態条項です。
感染症だったら 地震だったら 今の憲法でも対応できます。
災害対策基本法
(緊急措置)
第百九条 災害緊急事態に際し国の経済の秩序を維持し、及び公共の福祉を確保するため
緊急の必要がある場合において、国会が閉会中又は衆議院が解散中であり、かつ、臨時会
の召集を決定し、又は参議院の緊急集会を求めてその措置をまついとまがないときは、内閣
は、次の各号に掲げる事項について必要な措置をとるため、政令を制定することができる。
ですが..... それだけじゃ イヤ なんですね。憲法の最高法規である 基本的人権を奪い
取り すきなように 料理したい 毒だろうと 1200もの副作用があろうと ....
みなさん ドイツには ワイマール憲法という堅固な憲法があったのですが 緊急事態法
で ヒットラーが思うように操れる国になってしまい 国民が苦しみました。
最近では カナダのトルドーが 緊急事態法をつかい デモに参加したり デモに寄付
した 市民の銀行口座を凍結したりしました。
緊急事態法をゆるすことは お金も 食糧も たいせつな自分のからだも 自分のもので
なくなる可能性があるということ 自分の自由をゆだねることになるのです。
災害のとき パンデミックのとき 早急な施策 早急な手当をするからという口実のもと
に 太平洋戦争で食糧もなく敵地に送られ餓死した多くの将兵 13歳から志願し 特攻
で死んでいった少年兵たち 騙されて満州に送られ還ってこなかった満蒙開拓義勇軍の
少年たち ヒロシマナガサキで生きたまま焼かれた何十万もの女子ども老人たち 満州で
逃げる途中我が子を手にかけるしかなかった満州開拓民の母親たち 東京大空襲で焼死し
た10万人 米軍上陸で戦い死んだオキナワのひとびと しらゆり部隊の女学生 勤皇鉄
血隊の少年たち.... 北海道を守り抜きシベリアに送られ強制労働によって祖国を見ること
なく死んだ6万とも30万ともいわれる兵士たち....上野の地下道でさびしく死んでいった
浮浪児たち.....
そのひとたちが 自分たちの命と引き換えに残してくれたも同じ 日本国憲法による生存権
自由権 平等権 による 自由 を ふたたび 奪われるということなのです。日本国憲法
は占領軍の押しつけではありません。市井のひとびと 憲法研究会が 二度と国民が子ども
たちが国によって苦しむことのないように死なないように草案をつくったのでした。
『自由』 は 与えられるものではありません。営々と注意深く守ってゆかないと 失われ
てしまうのです。