リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

無鉄砲な自己流無手勝流でごめんね

2017年03月12日 | 日々の風の吹くまま
3月11日(土曜日)。曇りのち予報通りに雨。向こう1週間は雨、雨、雨の予報で、1週間後
にはたぶん「雨ばっかりでうんざりだぁ」と言う声がちらほら聞こえて来るんだろうと思うけど、
今のところは「固形」で降って来なければ雨でも何でもいいやという雰囲気。明日から時計
の針を1時間進めて「夏時間」になるんだもの。ま、何となくもにゃっとした気分で、いつもの
掃除をして、ごみやリサイクル品を処理したら、後は仕事・・・。

発注元の評価が良ければこの後がありそうな感じだけど、内容自体はあんまりおもしろくな
いのが難。まあ、あれこれググって趣旨はわかったから後があっても慌てないで済むかな。
世界には呆れるくらいたくさんのお役所仕事があって、驚くほどたくさんの種類のビジネス
があって、さらにびっくりするような数の何とか学があるもので、何でも屋のワタシのところ
にはいつどんな分野やテーマの仕事が入って来るかわからない。でも、わかりませぇ~ん
なんて言っていたら商売上がったりだから、とにかくいろんなキーワードでググりまくって、
ウィキペディアやGoogle Scholarの記事を読みまくって、初歩(ABC)のAとBとCの半
分辺りでポンと膝を叩いて、あ、そう言うことか(I get the idea)となったら作業開始・・・。

何しろワタシは根っからの知りたがり屋の癖に教えられ下手(教えるのも下手)と来ている
から、自分勝手にあれこれ弄り回したり、思考の迷路をぐるぐると彷徨したりして、自己流で
学習するしかない。人の話を聞かない性質なのかと考えてみるけど、翻訳も通訳も著者や
話者の言わんとすることを理解しないとできないので、人の話を「聞けない」というわけでは
なさそうだと思う。ときには自分勝手だとか自己完結しているとか言われるけど、ワタシは別
に困っていないからどうにかしなければという気も起きない。

たしかに自己流の学びにはときとして思わぬ落とし穴があるけど、うっかり落っこちたら落っ
こちたでよっこらしょと這い出して来れると思っているし、そう言う自己流で別に損な人生を
送って来たとは思っていないから、あんがい周りの人たちの方がこの無鉄砲な無手勝流の
極楽とんぼをどう扱ったものかと困ってしまうのかもしれないな。ワタシってけっこう人迷惑
な人間みたいで、扱いに困っている人、ごめんなさい。ワタシは大丈夫だから・・・。

持続する地震と津波の記憶

2017年03月11日 | 日々の風の吹くまま
3月10日(金曜日)。晴れ!ルーフデッキの北半分にしつこく残っていた雪も昼前には跡形
もなく解けた。窓際に立って春らしい日差しを楽しんでいたら一瞬の日陰。またハクトウワシ
がばさっ、ばさっと言う羽ばたきの音が聞こえそうな近さを飛んで行った。ハクトウワシは川
面の近くを泳いでいる鮭を急降下爆撃よろしく掴み取るそうだから、そろそろ春の鮭が川を
上って来るという知らせかな。そういえば、きのうはモールの外の桜の木に膨らんだピンク
のつぼみがちらほら見えた。

日本時間では今日は3月11日。約1万6千人が犠牲になった東北大震災から6年。時の経
つのはほんとに早いもんだ。でも、6年も経って未だに仮設住宅で暮らしている人3万4千
人、避難したままの人12万人以上と言う数字を予算3兆円とも言われる東京オリンピックと
重ねると、時の立つのが早すぎるのではと言う思いがわいて来る。ワタシが小学校高学年
だった頃の日本の国家予算は1兆4192億円(「いっちょうよいくに」予算)。今、日本政府は
その倍近い数字のお金をお祭りに投じようとしている。それを東北の復興に回したらどれだ
け早く再建が進むことか。「東京」だけが日本じゃないのに・・・。

ワタシは「地震王国」釧路の生まれ育ち。4歳を目の前にしたひな祭りの翌日に起きたのが
「1952年十勝沖地震」で、マグニチュード8.2。妹を抱きかかえた母とつないでいた手が
激しい揺れで離れて、ひとり家の中に取り残されてしまったワタシ。母がとっさに開けていた
出窓の敷居にしがみついて泣き叫んでいたワタシの目には電線を今にも振り切ってしまい
そうなくらいに揺れる電柱と、金魚鉢から飛び出して足元に落ちた金魚の目が65年経った
今でも焼きついている。

南半球のチリで起きた巨大地震の津波が赤道を越えて東北や北海道の沿岸を襲ったのは
1960年5月24日の早朝。全校遠足の日で、6年生は興津(おこつ)海岸に行く予定だった
のが中止。教室でおにぎりを食べて過ごしたけど、あのときのワタシがどれほど幸運だった
かに気づいたのは、40年以上経ってスマトラ島沖地震で起きた大津波の映像を見たとき。
チリ地震津波の到着が数時間遅かったら、平地の海岸で遊んでいた400人を越える6年
生は突然押し寄せて来た大波にさらわれておそらく全滅していただろう。あれ以来、大津波
が押し寄せる映像を正視することができないでいる。鎮魂・・・。

「らしさ」という同調圧力は手ごわい

2017年03月10日 | 日々の風の吹くまま
3月9日(木曜日)。曇りのち雨。まずはちょっと念入りに床掃除。ゼラニウムやアザレアがリ
ビングの窓や窓際の低い本棚に並んで花を咲かせていて、ピンクや赤の花びらが床にひら
ひら。春っぽい感じでいいけど、散ったらごみだから箒でそっと掃き集めて、スティック掃除
機でガガァ。掃除が終わって、雨が降り出す前に小包受取り代行オフィスに行ってプリンタ
のトナー3色パックを引き取って来たら、待っていたように雨。ちょっと風も出て来て、雨粒が
窓を叩く音はまさにmusic to my ears(音楽のように心地よい=うれしいこと)・・・。

めんどうくさそうな仕事が入っているけど、納期が2週間あるせいでなかなか手をつける気
にならなくて、午後はだらだら。きのう日本語の「女子力」の意味合いを考えていた流れで、
「○○らしさ」って何だろうと思案。これ、あまりにも日本語過ぎるもので、翻訳原稿に出て来
るたびにわわわっと焦ってしまう永遠に謎の言葉。「日本人らしさ」、「女らしさ」って何なんだ
ろう。ワタシは昔から「日本人らしくない」、「女らしくない」と言われて来たから、要求に応え
られなかったのは確かだけど、カナダ人らしいのかとなると、カナダ人らしくあろうと努めて
いるわけじゃないし、そもそも「カナダ人らしさ」って何なのかわからないから答えようがない。

ワタシには「○○らしさ」の要求は自分の「○○ならかくあるべき」という思い込み(期待)に
基づく行動様式や思考を他の人間や社会に求めることで自分のアイデンティティを確かめ
るための手段のように見えるんだけど、それって本来は個人の固定観念の域に留まってい
るべきじゃないのかな。それを集団になって要求すれば負の同調圧力になって、呪縛にも
なると思う。でも、他人に「○○ならかくあらねばならぬ」(でなければ「友だち解除」!)と押
し付けるのは相手の人格否定になりかねないし、そんなんで友だちを解除する(村八分に
する)ってのは差別につながるんじゃないかと思うんだけど・・・。

ワタシはどこの誰に「○○らしくない」と言われても、「ワタシらしさ」がわかっていて、それを
良しとして受け入れているから、他人が自分と違ってもそれが「その人らしさ」だと思って違
和感や不快感を持たずに済んでいるけど、そんなだから集団的「らしさ」に囲まれて安心し
たい人たちに勝手に自己完結していると叱られてしまうらしい。人間らしくあるってのは難し
いもんだなあ。


女子力でも何でもいいけど

2017年03月09日 | 日々の風の吹くまま
3月8日(水曜日)。曇り。でも、夜遅くに止んだ雪はそのままどこかに退散したらしい。朝ご
はんが終わる頃には青空が広がって来て、デッキの雪がどんどん解けて行く。うれしいね。
気持がぐ~んと軽くなって、鼻歌のひとつも出てくるというもの。そんなときにカレシが「おい、
あれを見ろよ」。おや、5番アベニュー向こう側のマンションの大きな煙突の上に大きな鳥が
いて、世界を睥睨している。
 

うわっ、ハクトウワシ。アメリカの国章になっているあの頭の白い大鷲。体長1メートル前後、
翼を広げると2メートルくらいもある大きな鳥で、英語ではbald eagle(文字通り「ハゲワシ」)
だけど禿げてるわけじゃない。冬の間バンクーバーの北西スコーミッシュの海岸や川の辺り
に千羽以上集まるそうで、メートル単位で計るような大きな巣を作るとか。ずっと昔、同行通
訳でバンクーバー島に行ったときに魚釣りに連れて行かれたボートの上から小さな無人島
の大木に何羽も並んで止まっているのが見えたけど、すっくとした姿勢は威風堂々という言
葉がぴったりだったな。

今日はInternational Women’s Dayで、日本語では「国際婦人デー」。でも「婦人」って、何
かちょっと古めかしい感じがしないかなあ。どこにもしゃしゃり出たりしないお淑やかで控え
めな女性ってイメージが浮かぶけど、もう古いのかな。でも「国際女性デー」と変えてみても、
つまるところは男、女といった「性」だから違和感は拭えない。「国際男性デー」ってのもある
らしいけど、結局はどっちもただの「イベント」のレベルになっている感じがする。織姫じゃあ
るまいし、1年に1度だけメディアにわっしょいされてもねえ・・・。

最近は日本語の記事などでよく「女子力」というのを見かける。英語のgirl powerを直訳し
たものだということは直感的にわかるんだけど、どうも日本の女子に求められる「女子力」と
いうのは、北米やヨーロッパで女子たちが使う「girl power」とは反対の意味合いになってい
るらしい。試しにグーグルの画像を検索すると、キーワードを日本語の「女子力」にするか
英語の「girl power」にするかで受ける印象が正反対のイメージが出てくる。つまるところ、
「girl power」には「女だからと思ってなめんなよっ」とばかりに真っ向から男社会に対峙し
ようという感じだけど、「女子力」は日本の男社会が女性に求める「女らしさ」を正面に出す
ことで結局は男に媚びているような感じがする。ま、文化の違いと言ってしまえばそれまで
なんだけど・・・。

宿題をどっさりもらって来た

2017年03月09日 | 日々の風の吹くまま
3月7日(火曜日)。曇り。朝起きてブラインドの隙間から恐る恐る外をのぞいたら、あ、雪は
ほとんど降らなかったみたい。道路も歩道も見える限りは白くなっていないし、ああ、よかっ
たぁ。今日は10時にArts Clubのオフィスでキャシーと会って、推敲して書き直した脚本の
フィードバックをもらえることになっていて、きのうから何となくどきどき、わくわく。道路事情
を考えて9時10分前に家を出たら、バスはすぐ来たし、電車もすぐ来たしで、メインストリー
ト駅に着いたのは何と9時半。

道路から窓越しに見える衣装部門のワークショップをのぞいたりして時間をつぶして、10分
前にBMOセンターに入ってコンシエルジュのおじさんに予約を伝えたら、電話で確認して、
エレベーターで2階のオフィスに通してくれた。(関係者以外は無許可で入れない仕組み。)
グランヴィルアイランドのDevelopment部門のオフィスは狭っ苦しかったけど、BMOセン
ターのオフィスは広くて明るい。寄付集めの窓口業務やイベント企画、ADCメンバーの「世
話焼き」が仕事。みんないい人たちで、もう友だちみたいなもの。キャシーはその部長で、大
学で文学と演劇を専攻した背景から、「私は劇作家じゃないから」と言いながら個人的にワ
タシの脚本を読んでアドバイスしてくれている。

ロビーの吹き抜けのアトリウムで、角のコーヒーショップで買って来たコーヒーを飲みながら
の「指導」。前回のアドバイスを踏まえてプロローグとエピローグを加えた改訂版は「もうあと
ひと息のところ」と、ぎっしりと書き込んであるコメントにさらにコメントを加えながら、「ここを
もう少し掘り下げて」、「ここはちょっと曖昧ね」、「ここは弱いわね」、何と1時間半。最後に
「はい、宿題よ」と脚本を渡されて、読みたいと言われて持って来た「人生総集編」の梗概と
ベースになるストーリーを渡してセンターを出たら、外は雨。・・・。

英語教室に行っているカレシと落ち合うために電車でメトロタウンまで。窓の外に雪がちら
ちらと見え始めて、電車がバーナビー市に入る頃には大きな雪のひらがどんどん増えて、メ
トロタウン駅に着いたときはまるで吹雪模様。教室の前で待っていたカレシと車で帰途に着
いたけど、川べりで標高は高くないはずのニューウェストでもぼた雪がどさどさ。午後には
雨になると言った天気予報屋の嘘つきぃ~っ!雪はデッキには積もったけど道路は白くな
らないまま夜まで降り続いた・・・。

冬、早く終わってくれないかな

2017年03月07日 | 日々の風の吹くまま
3月6日(月曜日)。また夜の間に雪が降って、日が昇ったら晴れたり曇ったり。これ、ほんと
に3月なのかなあ。まあ、3月に雪が降るのは特に珍しいことじゃなくて、この冬が異常なの
は12月初めの大雪以来ずっと「冬」が持続したことなんだそうな。冬の天候の持続期間が
記録的ということらしい。そうだなあ、初めにどかっと雪が降ってからもう3ヵ月になるもんね。
その間は雨も降ったことは降ったけど、雪にまつわる嵐が10回というのはやっぱり異常だ
な。今日は日中こそちょっぴり春めいたいい天気だったけど、また夜の間に雪かみぞれの
予報。明日の朝のラッシュはまたてんやわんやを通り越した地獄絵図か・・・。

天気のせいかわりと静かな月曜日は2人ともオフィスにこもって好きなことに没頭。ランチの
後になってカレシの発案でウォルマートへ。先週のクラスで生徒さんたちが小銭を出し合っ
て「材料費」として1500円ほどくれたそうで、それで教室で使う印刷用紙とマーカーを買う
ことにしたもの。マンション前の道路を(交通違反だけど)真ん中で横断して、7番ストリート
を1ブロック行って、6番アベニューを渡ったらそのままモールの駐車場の中に入ると、モー
ルに通じる階段とエレベーターがある。そこからスーパーへは階段を下りて車の間の長い
歩行者用通路を端までまっすぐ。ウォルマートへは階段を上がってモールを端までまっすぐ。
この冬に発見した抜け道は雨や雪の中を歩く距離が3分の1になって大助かり。

今日は仕事がないので、まず請求処理をしてから、2本目の脚本書きに熱中。一応の形が
できて来て、もう少しで「幕」。肩が凝るくらい夢中でキーを叩いていたら、カレシが「おい、ご
飯したくの時間だぞ」。え、まだ明るいけど?と時計を見たら、もう午後4時過ぎ。そっか、い
つの間にか日の入りが6時過ぎになっているから晴れている日は明るい。次の日曜日午前
2時に時計の針を1時間進めて「夏時間」になったら、日の入りはさらに遅くなって午後7時
過ぎ。(日の出も1時間遅くなって午前7時半。)何かに没頭していてうっかり夕食の時間に
なったのも気づかないなんてことになりそう。

午後9時半。川向こうのサレーセントラルの高層マンションとビルの窓の明かりが見えてい
るから、まだ雪は降り出していない。ニューウェストの気温は1度で、朝までの予想積雪量
は1センチ以下。う~ん、微妙なところだなあ・・・。

春が来ないのもトランプのせいだ

2017年03月06日 | 日々の風の吹くまま
3月5日(日曜日)。はあぁぁ、まぁた雪。大雪警報発令中。ルーフデッキにはべた雪が2セン
チくらい。デッキに並べた鉢で咲き始めていたクロッカスも重たそうな雪に埋もれてかわい
そう。きのうのマーケットでもきのこと山菜のベンダーのお兄ちゃんが、いつもならこごみ採
りに忙しい時期だけど、今年はまだ雪が積もっていて何もないと言っていた。(採りたてのこ
ごみを待ちかねているんだけど。)来週の今日からは「夏」時間に切り替わるっていうのに、
ほんっとに異常。

ラジオでは街頭で「感想」を聞いていたけど、早くサイクリングに出たいのに、雪深い冬が嫌
だから西海岸に移って来たのに、とみんなうんざりし切っているのが伝わって来る。でも、ど
うにかならないのかと言っても自然が相手じゃどうにもならないけど、「トランプのせいにして
気を取り直しているよ」というのはケッサク。トランプが聞いたら「冬は敵だ。追放する」なん
てツイートしかねないと笑っちゃったけど、ま、トランプのせいにすればうんざり感を解消して
元気を出せるんだったら百利あって一害なしってところかな。

思うに、ネット世界のいたるところで苛烈な批判や非難、中傷誹謗の嵐が吹きまくっている
ように見えるのは、(特にまったくの赤の他人に)そういう攻撃の矛先を向けることで自分の
中で持て余している欲求不満や不安感、自己不信を解消しようといういことなのかもしれな
い。はけ口にされる方はたまったもんじゃないけど、攻撃する方は自分を不安にさせる悪い
やつ(危険)の存在を取り除かないと安心感を持てないわけで、我が子の安全を思うママが
少しでも危険そうなものを先回りしてすべて排除してくれたおかげで、逆に不安の塊みたい
に育ってしまったんだろうと思うしかない。

まあ、きのうも仕事をしながら思ったんだけど、デジタル時代の申し子世代の思考は1と0だ
けでプログラミング(マニュアル化)されているようなので、0.8とか1.5といった価値観に
遭遇すると無限ループに陥ってしまって、残念ながらそういうときのトラブルシューティング
の手法を学んで(教わって?)いないから、こんなところに危ないものを置いたのは誰なん
だ、責任者、出て来いということになるんだと思う。こうなると、郵便ポストが赤い責任まで押
し付けてしまえるドナルド・トランプは天の恵みだな、うん。人間て、どこで世間さまのお役に
立っているかわからないもんだ。

むにゃむにゃと過ぎる土曜日

2017年03月05日 | 日々の風の吹くまま
3月4日(土曜日)。雪が降ると聞いていたけど、なぜか晴れ。こういう予報外れはうれしい。
今日は木曜日にシーラがバスルームを徹底掃除してくれたし、きのう予定外の床掃除をし
たので、今日は主寝室でルンバ君を走らせるだけで、掃除をサボってもいい日。それでも箒
を持ち出して掃き掃除だけはしたし、ごみルームにリサイクルごみを持って行って、今日の
まじめ掃除は完了。まあ、この年になったら(というか年齢は関係ないと思うけど)きれいに
住みなすに越したことはないから・・・。

今日はマーケットデイで、冬中ご無沙汰だったお気に入りの塩屋(The Salt Dispensary)が
ベンダーのリストに載っていたので、開店時間の11時早々にマンション玄関の外の道路へ。
今日はテントの数が少し増えた感じ。冬のマーケットは今月と来月だけになったけど、この
冬はきつかっただろうな。でも、塩屋が戻って来てくれて万歳!残り少なくなった燻製の塩
や胡椒を買って5千円。となりのお気に入りのベーカリーでブリオシュローフとセージとかぼ
ちゃのスコーンを買って、きのこ屋でシャンテレルきのこの燻製と大きなしいたけを買って、
カレシの希望で隣のテントでマイクログリーンをひと袋・・・。

マーケットを歩いている頃になぁ~んか白っぽいものがちらり、ほらり。ランチが済んだ頃に
窓の外を見たら、わっ、雪なんだかみぞれなんだかあられなんだか。やぁ~ねぇと愚痴って
いたら、上から青空。まぶしい日が差して来たけど、下の方は間違いなく降ってる、降ってる。
どう見たって固形の雨(あるいは液状化した雪?)。でも、20階くらいまでは横なぐりの雪っ
ぽくて、それより上は青空にお日様きらきらなんて、どうなってるんだか。午後はすっきりと
晴れ上がって、新雪を被った山並みがまぶしいくらいにきれいで、ほんとにヘン、ヘン・・・。

午後はおきみやげ仕事。相変わらずだなあと言う内容なもので簡単、簡単。他人の(たぶん
何気ない)コメントにいちいち「言われた」、「された/されなかった」、「してくれない」と被害
妄想丸出しの反応なのは小町横町で行き交う愚痴とそっくり。傍から見ていると、安全過ぎ
る環境で育てられたせいで、危険や非日常に対処する自発性や知恵を持てないまま大人
になって、常に自分が不安でしょうがない世代という感じがするな。これも時代ってものなの
かなあ。ああ、ムニャムニャと夢想している間に過ぎて行く土曜日・・・。

お客があるから仕事は明日ね

2017年03月04日 | 日々の風の吹くまま
3月3日(金曜日)。雨。だけどまた雪交じりの予報が出ているもので、朝からうんざり気分。
でもこのところあまり寝つきが良くなかったのが解消されたみたいで、ぐっすり眠れたから元
気いっぱい。週末はフリーかと思っていたら、あらら、またおきみやげ。金曜日の終業時間
ぎりぎりに飛び込んで来たという話だけど、指名の翻訳者が日付変更線の向こうにいると
わかっているからじゃないかと勘ぐってみたくなるくらい、この発注元はいっつもそんな感じ
だなあ。でもまあ、ちょこっとした仕事だし、日曜日の夕方が納期だし、アメリカドルが上がっ
ているときだからいいけど。

今日は久しぶりにディナーのお客。きれいにしようと、まずは毎日わりとまじめにやっている
ベッドメーキング。といっても略式もいいところで、シーツを枕の上まで引っ張り上げて、か
け布団代わりの毛布を引き上げて、横に下がっているシーツが見えないようにたくし上げて
毛布の下に入れて、タータン模様の毛布を広げておしまい。と思ったら、足元の方が何とな
くこんもりしている。一番上の毛布の下には何にもない。かけ毛布をめくってみたけど何に
もない。シーツを半分めくって手を突っ込んだら、きゃっ、カレシのソックス!大笑いしながら
指先でつまんで、キッチンでサラダを作っていたカレシに見せに行ったら、カレシもきゃはは。
何でベッドの中にソックスがあるのよっ!おかげでベッドベッドメーキングはやり直し・・・。

床掃除をして、インスタントラーメンでランチをしたら、メインコースの鴨の足のコンフィを作
る準備。かなり太った足4本を脂に沈めるには相当な量が必要。前は精製した鴨の脂はフ
ランスのシェフが純金に値すると言うくらいばか高いフランス産しか手に入らなかったので、
ローストした鴨の皮や皮下脂肪を煮出して自分で精製していたんだけど、最近はケベック
産の冷凍脂が安く買えるようになって楽々。鴨を脂の中に沈めてオーブンに入れたら、次は
前菜のポケとヒラメのカルパッチョの準備。

ワインを選んで、カクテルグラスを冷やして、フリーザーの氷を確認したら、あとはお客様の
到着を待つばかり。お客はArts Clubのレセプションですっかり仲良しになったデイヴィッド
とイーディス。雨でせっかくの眺望が台無しだけど、今夜はきっと話に花が咲くこと請け合い。
さて、そろそろテーブルをセットしておかなくちゃ!久しぶりのディナーパーティ、楽しみ!

電力消費7.5%減、仕事ゼロ

2017年03月03日 | 日々の風の吹くまま
3月2日(木曜日)。雨。ああ、雨っていいな。いつもならもう雨はたくさぁんと言っている頃だ
けど、またまた週末から「雪混じりかも」の予報。もう白いものは頭だけで十分だってば。カ
レシが出かけた後一番にメールをチェックしたら、えぇ、仕事ぉ~?それも今日中にやって
納品って、何とかなりそうな量でもちょっと半端じゃないきつさ。長年の上得意さんまでがブ
ラック企業になってしまったのかな。もっとも発注元企業の名前からは少々ブラックな納期
でもやるっきゃないという状況が見えるんだけど、受けようかどうしようかと考えているうち
にシーラが来てバスルームの掃除。ま、3、4時間くらいでできそうだから引き受けちゃえ!
と決めてOKメールを送って、掃除が終わったシーラと紅茶を飲みながら世間話・・・。

シーラと入れ替わりにカレシが帰って来て、さっとランチを食べて、さぁて突貫仕事をやっつ
けるか~とデスクに戻ったら、あぁら、キャンセルのメール。ばんざぁい!でも送信時刻は何
と午前3時。どうやらぎりぎりにキャンセルが入って、後処理でばたばたしていたものでワタ
シへの連絡を忘れていたらしい。寝る前に業務メールをチェックしたらOKメールが来てい
たので、きっと慌てたんだろうな。まあ、魔の3月ではあるけど、それでも午前3時にメール
を飛ばすなんて信じられなぁい・・・。

買い物の帰りに郵便箱をのぞいたら、州総選挙の有権者登録の確認と一緒に、あはっ、電
気料金の請求書っ!請求書の体裁が新しくなっていて、口座番号も変わっている。どうりで
オンライン登録できなかったはずだな。請求額は税込みで5万円近いけど、メーター測定の
期間が63日と長いし、料率も上がったので、去年の同時期の請求書(57日)を出して来て、
1日あたりの消費電力量に換算してみたら、去年は75kWhだったのがどえらい厳冬だった
この冬は70kWhを切っていて、何と7.5%の減少。うへぇ、去年はそんなに寒くなかった
のにも関わらず床下への水漏れのせいでそんだけ無駄な暖房費がかかってたんだぁ。もう、
ため息、ため息・・・。

さて、木曜日の夕方から日本では金曜日の朝。このまま寝る時間の11時ごろまで仕事が
舞い込んで来なければ週末は「遊びモード」。でも近頃は家に帰ってからでも業務メールを
チェックしている人たちが多いみたいで、プレミアム何とかもいいんだけど、日本経済全体
がブラックになっては元も子もないだろうに・・・。

一銭も使わずに楽しく遊んだ日

2017年03月02日 | 日々の風の吹くまま
3月1日(水曜日)。あ~あ、もう3月。曇り空。きのうよりは暖かいけど、まだまだ春の感触
には程遠いなあ。やだ、やだ、もう。きのう仕事で疲れて今朝は起きるのがちょっと遅かった
けど、年を取るほどにたんぱく質が大事ということで、ベーコンと目玉焼きの朝ごはんで元
気をつけて、まずは仕事の仕上げ。仮想ねじり鉢巻でがんばったおかげで10時過ぎには
終わったので、今月から毎月第1水曜日になった「コーヒークラブ」に参加。PRが浸透して
来たのか今回は新しい参加者もちらほら。同じフロアのジャネットは我が家と背中合わせ、
エリザベスはジャネットの隣で我が家の反対の角。

ジャネットが「電気料金の請求、来た?」と聞くので、きのう市に電話して遅れていると言わ
れたと伝えたら、「ああ、良かった」。とっくにお馴染みさんになっているエリザベスは何とも
楽しい人で、かな~りブラックなジョークをやりとりして大笑い。管理組合理事のゴードンに
部屋のドアノブを取り替えるのか聞いたら、「今度の理事会で相談する」という返事。デッド
ボルトはしっかりしているけど、ノブは何とも頼りない。戸建ならさっさとホームセンターで上
等のを買って来て自分で取り替えられるのに、マンションでは一戸だけ違ってはダメなので
少々歯がゆい。ドアのロックの取替えなんか簡単なんだけどなあ。

午後はだらだらのんびり。夕方にArts Clubの次の演目『Angels in America』のセット製作
現場の見学会があるので、4時過ぎにグランヴィルアイランドに向かった。中途半端な時間
なので3時間無料のスポットを見つけて駐車。80年代の同性愛とエイズがテーマの2部作
で、今シーズンに第1部、来シーズンに第2部をやる予定のクッシュナーの超大作。衣装部
門が新劇場に移って少し広くなった工房で、舞台製作部長とセットデザイナーがほぼ完成し
たセット(すばらしい!)のアイデアや工程を説明してくれる。予算を節約するための涙ぐま
しい工夫はそのものが芸術みたい。小道具は他の劇団と貸し借りするし、すぐに再演され
ないものは同じ作品の上演予定がある全国の劇団に声をかけて買ってもらったりするんだ
とか。

帰宅はほぼ8時。2人とも腹ぺこだったもので、道路向かいのマクドナルドでクリスマスにも
らったギフトカードでハンバーガーとフレンチフライを買って来て、お皿に盛って夕食。今日
は何とおでかけや「外食」に1セントもお金を使わずに1日中楽しく遊んでしまった!

記録的な寒い冬だったけど暖房費が減った!

2017年03月01日 | 日々の風の吹くまま
2月28日(火曜日)。雪混じり。朝から英語教室に行くカレシに便乗してメトロタウンへ。デ
パートの開店が10時のところ10分も早く着いたので、地下の中国系スーパーT&Tへ。ア
ジアの食品が溢れていて、ワタシには正体不明のものが多いし、聞こえて来るのはほとん
ど中国語なので、ちょっぴり香港にでも迷い込んだような気分になる。ベイではなくなりかけ
ている化粧品の補充。今日で期限切れになる25ドルのクーポンと40ドルほど残っている
ギフトカードを見せて両方使えるのか聞いてみたら、「ノー」。それならとギフトカードを使っ
て40ドルオフ。クーポンとかポイントはこういうところがけっこうめんどうくさい。

電車とバスで帰って来たら、電気料金の請求書が届いていない件で市に電話で問い合わ
せ。いつもなら13日付けで2ヵ月分の請求書が来て、支払期限はその21日後というサイク
ルなんだけど今月はなしのつぶて。昨日の夜に市のウェブサイトで電子版の口座登録をしよ
うと試みたらダメ出しの連続で、最後にはロックされてアクセス不能になる始末だったんだ
けど、電話がつながってみたら「電気料金の請求書発行が2週間遅れております」という案
内が流れた。電話に出たサービスデスクの人に聞いたら、新しいサイトの立ち上げで不具
合があって、電子版も紙版も処理が遅れていて、我が家のはきのう郵送されたとのこと。遅
れた分だけ支払期限も延期されているから未払いの心配はないと言われて安心。

じゃ2、3日で届きますねと確認したら、「開封するときはお座りになった方がいいですよ」。
え?寒波が続いたから増えていても驚かないけど、卒倒しそうな額なのかと聞いたら、「お
宅は去年の同期より減っていますね」。おっ、そこが知りたかったんだ。やっぱり去年は窓
枠から浸み込んで床下に溜まっていた水が「床下冷房」の役目をして暖房費が嵩んでいた
のが、春の修理が成功して水漏れが解消されたってことか。この冬は記録的な寒さで、電気
ヒーターも併用していたので電気代が増えると覚悟していたけど、そっかぁ、減ったんだぁ。
やったぁ~!ばんざぁい!

そういえば去年は日中でもヒーターが入っていても寒く感じることが多かったけど、この冬は
外がマイナスでも晴れた日は暖房が不要で、それでTシャツ1枚に素足でもさほど寒くは感
じなかった。次の冬は人並みに少し厚着したらもっと暖房費を減らせるかなあ・・・。