リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

人生は芝居のごとしと言った人がいるそうだけど

2022年09月17日 | 日々の風の吹くまま
9月16日(金曜日)。☁⛅🌤☀。寒いよ。ほんの短い時間だったけど、朝のうちにリビング/ダイニングとオフィスで、暖房が入っていたくらい。週末にメトロバンクーバーを煙に巻いた山林火事は、カナダ側の2ヵ所がout of control(制御不能)の状態を脱したそうで、要するに消火隊が優勢になったということで、一応は煙による大気汚染は心配しなくても良くなったと言うことかな。

カレシは、まだ咳は出るものの喉の痛みはなくなったそうなので、今日はウォーキングをスキップして、ついでに喉を酷使するからと夜のレッスンもキャンセルして、ひたすら休養。ワタシはまだ少々だらけてはいるけど、新シーズンに向けてのやる気は十分。トフィーノのOcean Villageにお礼のメールを書いて、月曜日が78歳の誕生日だった(義)弟のジムにハッピーバースデイのメッセージと共に、近いうちにそっちのBrown’sでランチかディナーをしない?と誘い。さっそく大いに乗り気の返事が返って来て、後はカレシのスケジュールしだい。メープルリッジでも人気スポットで夜は混むから、ジムとガールフレンドのドナが良く行くというランチの方がいいかな。チャリティショップに上げる「キッチン」のミニチュアをドナに届ける口実になるしね。ひとり芝居劇団「極楽とんぼ座」はいつも何かと細々とした事務処理があって、その上にステージでも何だかんだとアクシデント(突発事項)があって、いつの間にかてんてこ舞い。あはは、水曜日に観た『Peter Pan Goes Wrong』とよく似ているなあ。人生は芝居のごとしって言った人もいるそうだしね。

と言うことで、ウォーキングも買い物のないので、角の酒屋にひとっ走りしてワタシのムッシュ・ヘネシーを調達することにして、カレシにジンもいるのか聞いたら、「あと2日分ある」。はあ、後2日でなくなってしまうから、つまりは「いる」ってことね。だったら、ワタシがこれから行くんだから、手っ取り早く「いる」と言っちゃえば簡単なのにと思うけど、カレシの思考経路は一筋縄そのものがあちこちで本人でも解けないんじゃないかと思うくらいややこしい結び目になっているらしい。サンダルに履き替えて、財布をトートバッグに入れて、ドアの取っ手に手をかけたら、ソファからむっくり起き上がったカレシが「オレも行こうかな」。これから出かけるから、来たいならどうぞ、トートバッグを担いでくれるなら大歓迎だよと言ったら、ちょっと考えたカレシは「まだ寝ぼけてるから、やめとく」。あはは。何だかさあ、私たちの夫婦の会話、コメディっぽくなって来たよねえ。でも、ムッシュ・ヘネシー2本と1.75リットル入りのタンカレーの大瓶を入れたトートバッグはさすがに肩にずっしりと重かったから、一緒に来てくれたら助かったかなあ。

マティニをやりながらFBを見ていたら、わ、リースちゃんのかわいいスマイル。Arts Clubの芸術監督アシュリーの息子で、今1年2ヵ月。両側の腎臓に遺伝子の異常による小児がんである芽細胞腫(ウィルムス腫瘍)が見つかって、この数ヵ月というもの、化学療法で腫瘍を縮小させて、片方の腎臓を摘出して、さらに化学療法を続けていたのが、先週のMRIスキャンで「がん細胞なし」と診断されて、心配していたみんなを狂喜させたばかり。延長していた育児休暇から復帰したアシュリーが新シーズン第2作を演出するのに、バンクーバー島に住むお母さんが子守のために来ていたけど、家に残っていたお父さんが病気になって急遽帰ることになり、アシュリーが「ベビーシッターを紹介して」とFBに投稿。すぐに見つかるだろうけど、ワタシだって子育ての経験があったらさっと手を上げるところなのになあ。リースちゃんはいたずらっぽいスマイルが何とも言えなくかわいい子。大人だってきついがんの治療に耐えて、自らの意志で結婚せずにシングルマザーになったママと一緒に、ほんっとによく頑張った小さな闘士。芽細胞腫は生存率が極めて高いそうで、地元出身の歌手のマイケル・ブーブレの息子も肝臓の芽細胞腫を克服して今では元気な小学生だから、リースちゃんも大丈夫だよ。「押しかけおばあちゃん/おばちゃん」が何百人もいて見守っているんだから。ほら、空の雲だって応援しているじゃないの。








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