リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

半径5メートルの日曜日

2014年07月20日 | 日々の風の吹くまま
やっと雨が降った。正午の気温14度。ちょっと下がりすぎだけど、雨雲が通り過ぎるまでの
がまん。でも眠いなあ。しゃきっと起きられないのは咳止めシロップのせいだろうと思う。寝
るときだけにしていたのを、もういいかなと思って用量を半分にしてみたら咳が出る。でも少
しだから、半量にして様子を見よう。主成分のデキストロメトルファンは眠気を催す副作用
があるので、睡眠薬の代わりに常用する人がけっこういるらしい。成人用でもチェリーとか
グレープの味で口当たりがいいし、薬には依存性がなくても、人間って何にでも心理的に依
存するところがあるからねえ。

カレシ菜園のトマトが暑かったせいで特急で熟し始めて、サラダで食べきれない数になって
しまった。そこでカレシはトマトソース作り。(超大豊作だった2年前に大量に作ってソース作
りに味をしめた。)カウンターにはいろんな形のトマトが大小10個ぐらい。自分の冷蔵庫か
らセロリを出して来て、「玉ねぎ1個、ある?」 ベースメントの納戸にあるよ。「にんじんは?」
はいはい。「ピーマン!」 はいっ。「にんにく!」 おいっ、外科医が手術しているんじゃないん
だから、まとめて言ってよ、まとめて。

お湯を沸かしてトマトの皮むきをして、テレビのニュースに毒づきながら野菜を細切れにして、
大きな鍋に入れて、とろ火でかき混ぜながらゆっくり、ゆっくり。ゆっくり過ぎて退屈しては外
へ出て行ったり、他のことを始めたりするから、焦げ付かせないように、姿が見えるたびに
出来具合はど~お?と声をかけてあげる。小1時間ほどで「ソースになってくれない・・・」。
ピューレにしないと。ワタシのハンドミキサーを使うといいよ。「オレのと違うから使い方がわ
からない」。もうっ(と言いつつ、ハンドミキサーでじゃじゃ~っ)。

それでもいい味のトマトソースができて、カレシはご満悦。ワタシは締め切りが迫った協会
のエッセイ集に寄稿する原稿を書き始めたのはいいけど、「筆の運び」が遅くて、うんうん。
毎年協会が編纂する会員のエッセイ集は、英語、日本語のどちらでも翻訳・通訳に関連し
たことならテーマは自由。第1回、第2回と連続で寄稿したから今年も!と言う意地で、思い
浮かぶままキーを叩いているうちに何とか焦点が定まって来た。この分だと締め切りに間に
合うかな。静かで穏やかな半径5メートルの日曜日・・・。

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