リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

仕事の方がストレス度が低いのは

2014年01月27日 | 日々の風の吹くまま
すごい濃霧で、何となく静か。ニュースでは空港の管制塔がすっぽり霧に包まれておぼろげ
にしか見えなくなっている。かなりの便が欠航したらしい。まあ、この冬のバンクーバーは概
ね「暖冬」で、しかも少雨だそうで、雨になりきれないで霧。でも冬に雨が少ないと、水源地
の山では雪が積もらないので、夏に水不足が起きかねないけど、大丈夫かな。

きのうは1日中ど~っと疲れた気分だったけど、今日はかなり改善されて、仕事を再開。次
の最終期限まで1ヵ月弱で、1月よりずっと楽なペースで行けるけど、胸算用の通りに行く
かどうかはわからない。でも、仕事をしていない方がよっぽど精神的にストレスで、仕事とな
るとエネルギーもりもりなんて、ヘンな話。ワタシは男脳60%なんだそうだけど、じゃあ男は
仕事をしているときとしていないときのどっちの方がストレスなんだろうな。昔は家事を専業
主婦に任せて「専業サラリーマン」をやっていられた男も、今は妻が専業主婦であっても家
事の分担を要求されるらしいから、仕事と家事少しの二本立ての構図はワタシのとあまり
違わないように見えるけど、どうなのかなあ。

まあ、男と女の本質的な違いもあるだろうし、ワタシの家事少しは自分の意思による手抜き
だし、おひとり様自営業だから(顧客がいるけど)めんどうな上司も同僚もいないし、通勤の
手間もないというところがサラリーマンとは違っているし、1990年代は無意識に仕事を精
神的な逃げ場にしていたと思うから、年金で糧を保障されて、仕事を「遊び」の資金源にで
きる今とは環境も違うんだけど、仕事で感じるストレスは仕事をしていないときに感じるのと
はちょっと質が違うような気がする。いうなれば、スポーツ選手が感じるポジティブなストレ
スのようなものかもしれない。

そこでまたつらつらと考える。新婚の頃にカレシに働くように仕向けられて、渡りに舟と飛び
ついたのはビザを待つ間「専業主婦」をやって退屈し切っていたワタシ。もしもあの頃にカレ
シが「ボクが稼ぐから、キミは働かなくてもいいよ」とか何とか甘言を囁いて、それに釣られ
ていたら、今頃はどうなっていたことやら。「仕事」という、自分が危ういときに逃げ込めて、
自己の存在を確認できた安全地帯と自分の糧を得る基盤があったからこそ、今の幸せなワ
タシがある。これもめぐりめぐってのカレシのおかげ、かな。皮肉抜きで、ありがとうね。

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