リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

バレンタインデイは丸ごと鯛で思いつくまま

2020年02月15日 | 日々の風の吹くまま
2月14日(金曜日)。☀☀☁☂。ハッピーバレンタインデイ!うん、朝日がまぶしいっ。こういう天気だとぱっと起きて動き出す気満々になるもので、朝ご飯が済んだらすぐウォーキング。そこかしこに春の気配が感じられて、クロッカスが咲いたね、アセビの蕾がたわわだね、木の芽が膨らんでるねと、おしゃべりしながら坂道を上って来ると、2人とも汗びっしょり。去年は今頃になっても裾まで白かった山並みも今年は遠くの高い山以外は頂上までまったくの雪なしで、コクィットラム山はとうとう羊の顔にならずじまい。

   

さて、おととい買って来たなかなかいい面構えをしているこの鯛、どうやって料理しようか。魚を丸ごと茹でるための鍋があるんだけど、頭が付いているとカレシが「目が睨んでいる」と言って嫌がるので、丸ごと調理するのはアウト。ま、ググッたらレシピがいろいろとあったので、鯛づくしの小皿料理と行くか。まずは出刃包丁を持ち出して来て、頭をカマごとがしっと切り落として、ついでにがしがしと2つに割って、ほっぺたの肉を取り出してパクッ。身は三枚おろしにして、頭としっぽ付きの背骨はフリーザーにしまっておいて、はて、何をつくろうかなあ。前菜、焼き物、寿司、汁物といったところかな。

まずは電気釜(使用歴45年のサンヨー電気釜だよ!)でご飯を炊いて寿司飯を作っておいて、レシピから超薄切りの大根としっぽの方の鯛の薄切りを重ねたミルフィーユの仕込み。シソの代わりに貝割れ。オリーブ油としょうゆの組み合わせがおもしろい。次は身の厚いところを大きめ2枚、小さめ2枚に切り分けておいて、鯛そばを作るのに茅乃舎のだしを煮立てている間に、1把だけ残っていたそばを茹でて、ほんの少しだけ酒味噌を作って大き目の切り身に塗ってトースターオーブンの上火で焼いている間に、寿司飯を茶碗に盛って残りの鯛と一緒に買って来てあったサーモンとたこの刺身でミニのちらし寿司。カレシが好きなししとうを焼いて、彩りにする野菜を電子レンジで蒸して、後はきゅうりの薄切りと海苔を用意して、バレンタインデイディナーの盛り付け。

   

料理を大きなお盆に並べれば、飛ばないことで知られる「極楽とんぼ航空」のシェフが腕を振るったファーストクラスのバレンタインスペシャル。いつもながらの思いつき料理だけど、シンプルに徹していればめったに失敗しなくて楽々。先週Arts Clubのディナーのオークションで射止めたパッケージに入っていたワイン(オカナガンのピノ・グリ)を冷やしておいたので、カレシをソムリエに仕立てて、ディナータイム。ハッピーバレンタイン!


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