リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

エイプリルフールだけどほんとの話

2024年04月02日 | 日々の風の吹くまま
4月1日(月曜日)。🌤⛅☁。もう4月になっちゃった。復活祭の連休の(月曜日も休みの人たちには)最後の日。この日は法定祝日ではないので、1980年代後半には州の公務員だったカレシはばっちり休みだったけど、公務員から会計事務所の秘書に転職したワタシは所得税申告でてんやわんやの時期だったので休みなし。朝寝坊を決め込んでいるカレシを横目に早めに起きて、ひとりで朝ご飯を食べてバスに乗って出勤したもんだった。日本のバブルが膨らんで若い日本人がワーホリなどでわんさと来ていた頃で、帰りのバスを待っていたら「ボク、ニホンジンダイスキ」とか言って寄って来た男がいて、持ち歩いていたアタッシェケースをそれとなく見せつけたら「Oh, sorry」と立ち去ったことがあったな。カレシのお古で(ミドルネームがあることを示す)3文字のイニシャルがついていたから、なぁんだ日本人じゃないのかとばかりに退散したんだろうな。アホみたいだけどほんとの話。


4月1日の日の出まであとひと息

今日はエイプリルフール。いつもならユーモアたっぷりのとんでもない大ウソ話を(エイプリルフールと断って)載せるメディアが今年はなぜかひっそり。フェイクニュースだの何だのと嘘も真もごっちゃまぜのソーシャルメディア全盛の世の中、何気ないひと言で人生をキャンセルされてしまう怖い世の中で、他愛のないウソ話をでっち上げるには危険が大きすぎるのかもしれない。精神的な余裕がなくなってしまっているのかな。でも、信じられないけどほんとの話ならけっこうある。たとえば、イギリスのThe Guardian紙には「夫婦別姓の選択肢を認めなければ、500年後の日本には「佐藤さん」しかいなくなるという話。今のままだと2446年には人口の半分が佐藤さんになり、2531年には100%(別姓を認めたら7.96%)。みんな佐藤さんになってしまったら世の中がよけいにややこしくなりそうだけど、ま、500年先の話。

北米のプロホッケーリーグは今プレイオフを目指して激戦の最中。そんな中で、いつもぱっとしないバンクーバー・カナックスがプレイオフに名乗りを上げて大騒ぎ。エイプリルフールじゃないほんとの話。けさ午前10時にプレイオフ第1ラウンドの最初のホームゲームのチケットを一般発売したら、数分後には一番安いのがほぼ5万円で、しかも最上部の最後列というからおっそろしい。最初の1時間では売切れにはならなかったようで、リンク際の前から2列目に11万円というのが残っているそうだけど、スポーツ観戦世代のそんなお金があるのかな。今シーズンのカナックスは決勝まで行きそうな勢いで、そうなれば2011年以来ってことになるな。あの時の決勝の相手はボストン・ブルインズで、第7戦まで行って、カナックスは惜しくも負け。その夜、ダウンタウンで大規模な暴動が勃発。勢いに任せて略奪に加わって「前科」ができてしまった若者もかなりいたそうな。あの年はボストンでの翻訳会議があって、ホテルのギフトショップで買って来たのが、ボストンの優勝を祝うショットグラス。今年はどうなるかな。負けても勝っても暴動はいけないよ。ま、Go, Canucks, Go。



午後にジェフから「帰国便の予約を確認した」との電話。羽田発のANAのビジネスクラス1人36万円って、やってくれたねえ。エイプリルフールじゃないよね。ほんとの話だよね。当初の予定では帰国便は自前ということで差し引かれていた15万円をクルーズ料金に戻してもまだ自前で買った場合よりも1人あたりで10万円も安いから、すごい得をした気分。インボイスを改定したのですぐに予約金を追加する必要があると言うので、もちろんどうぞ、どうぞ。残金の支払い期日は5月15日。銀行のトニーにお任せの虎の子もこのところずいぶん増えていたから、クレジットカートの支払い日までに少し当座預金に回してもらわなくちゃ。