リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

やる気が一気に100倍になったぞよ

2024年03月12日 | 日々の風の吹くまま
3月10日(日曜日)。☁🌥☁。目が覚めたら午前9時半。そう、今日からいわゆる「夏時間」で、寝る前に時計の針を1時間進めておいたので、きのうの朝までは午前8時半だから睡眠時間としてはいつもの通り。切り替えの時刻が午前2時なので、昔は朝起きてから家中の時計(20個以上)の針を進めたり戻したりしていたけど、今は切り替え機能をオンにしておけば自動的に変わってくれるものが増えたおかげで手動でやるのは半分以下になって大助かり。ま、このめんどうくさい「儀式」の廃止が実現すれば言うことないんだけど・・・。

日曜日は掃除の日で、先週は膝の打ち身と擦り傷がまだ痛かったせいで手抜き掃除だったから、今日は少し気合を入れなくちゃ。膝のけがはもう10日になるけど、両方とも打撲の痛みは解消して関節の動きは正常たし、右足も擦り傷にかさぶたができてもう絆創膏は不要。でも、左足の方は痛みはなくなったのになぜかまだじくじくしていて、少し出血しているようにも見えるから困ったもんだ。治るペースが違うのはどうしてなんだろうな。化膿してはいないようだから、擦り剥いたといっても思った以上に深い傷だったのかもしれないな。絆創膏を取り替えるのがめんどうになってハイドロコロイドシールと言うヤツを貼ってみたけど、やれやれ、いい年してかっこ悪っ。

洗濯と掃除が終わればあとはペースダウン。ネイサンとトフとペイジが木曜日のワークショップで読む脚本を早々と送って来ていたので、まずは印刷して目を通して、それから月曜日までと言うことで待ったなしの自分の脚本を読み直してどの部分を送ろうかと思案投げ首。トフが送ってくれたコメント(2ページ!)の内容をじっくり考えているうちに、第1幕最後の場(10場)と第2幕最初の場(11場)について、ストーリーの急展開を強調するために幕間をなくしてぶっ通しの1幕ものにしたらどうかという案が浮かんで来たので、よし、次のワークショップの質問はこれだっ。舞台演劇は2幕ものが主流と言えるけど、最近は幕間に飲んだりおしゃべりをしたりしているうちに観客がダレてしまって、第2幕に集中力が低下する傾向があるということで、新作に1幕ものが増えて来ている。先々週観て来た『Father Tartuffe』も1幕もので、最後までストーリーのテンポが緩むことがなかった。ワタシの「平治郎」はグッドニュースで第1幕が閉じて、第2幕では急転直下の展開で悲劇的な結末まで駆け抜けるような構成なので、幕間が邪魔だという気がして来たわけ。トフのコメントには「第1幕では異なる時空間の往復が多すぎるので、もう少しリニアな構成にした方がいい」という指摘があったし、じっくり構想を練り直すことになりそうだな。

もう何年も故郷への約束と思いつつも台本と資料を前にうんうん言って来たのは、元々日本で書かれて上演されたものがベースなので、そのまま英語に翻訳しても日本であったストーリーの歴史的、社会的な背景が観客に伝わりにくいという大きな壁があったから。その挙句に(原作者の口頭での許可と東京の先生のアドバイスを足掛かりにして)脚色に近い構想に行き着いたわけで、プロの中に放り込まれてフィードバックを受けられるワークショップはいずれ上演可能な脚本に仕上げる第1関門みたいなものだから、今はがむしゃらに前進あるのみ。でも、きのうの朝日新聞に日本会議とか言う団体がアイヌ人が先住民族であることを否定するようなシンポジウムを開いて、それをある団体がヘイトスピーチだとして会場前で抗議したという記事があって、うは。主催した団体のことを調べて、うはぁ。何だか日本のディープステートみたいな団体という印象で、もしも「平治郎」が日本(北海道)の先住民族のストーリーとしてカナダの舞台に乗ったらどんな反応を見せるのかなあと想像したら、いやぁ、ワタシのやる気が一気に100倍になったぞよ。