4月13日(木曜日)。(キンデルダイク/ロッテルダム)。🌧☁🌥☀。今日は、午前中は世界遺産の風車群で有名なキンデルダイク、午後はオランダ第2の都市ロッテルダム。でも、起きたら雨が降っていて、寒そうだなあ。きのうミハイが、船から近いから、ツアーグループが出た後で2人で風車を見に行けばいいよと言ってくれたけど、風もかなり強そうだし、どうしようかな。でも、考えてみたら、いつも風が吹いているところだから、干拓地を守るのに風車を建てたんだよね。いや、それにしても、この辺りはほんとにどこに行っても風、風、風。
それでも、キンデルダイクに停泊した頃には雨も止んだので、ロビーが静かになったのを見計らって、カメラと(念のために)お金とマスクを持って、風車見物。タラップから土手に上がったら、うは、ある。曇り空だから、観光ガイドブックの写真のような、いかにも観光名所ですという感じの華々しい雰囲気はなくて、灰色の空の下で300年近く海抜より低い低地を洪水から守って来たという風格がひしひしと感じられるのがいい。自転車道と道路を渡って、土手の道を降りて行って、風車の写真をパチパチ。シャツを2枚重ね着して来たけど、やっぱり風に吹かれていると寒いな。でも、このあたりの人たちはずっとずっと昔から風に吹かれて、水と闘いながら暮らして来たんだよね。昔の人の知恵や技術って、今の人間とは違って、「生きる」と言う気迫がこもっているような気がする。観光名所だからと期待していた通り、おみやげ屋があったので、船に戻る前に飛び込んで、おみやげを何点かゲット。一番の傑作はリボンで結んだ陶器の木靴が10組袋入りになっているもの。誰も特に手に取って見ていないところを見ると、たぶんよそ様の旅行みやげを期待する習慣がある日本人客が狙いなのかな。でも、かわいいから、シーラにあげたいな。我が家の飾り棚に収まるおみやげはデルフト陶器の風車。記念のおみやげだけでも買えてよかったぁ。(見るたびに、2人して「あれはサイアクの旅行だった」なんて言うのかもしれないけど。)
正午前にキンデルダイクを離れて、十何キロか先の大都市ロッテルダムへ。私たちは窓の外の風景の移り変わりを眺めながら、ワインを片手に晩ご飯。(写真を撮るのは忙しいけど。)ヨーロッパ最大の港と言うだけあって、ありとあらゆる工業施設があって、その間に高層アパートがあって、建築家が狂ったかと思うような奇抜なビルがあって、リバークルーズの船、オーシャンクルーズの船(でかぁ~いっ)、観光船にスーパーヨットに、水面を吹っ飛んで行く水上タクシーがあって、すごい活気。港の中に島を作って団地にしたのかと思うようなところもあれば、古そうな建物が並ぶそばにヨットのマストが林立して、タイムスリップしてしまいそうなところもある。
そんな中をクルーズして、接岸したのは川岸の遊歩道みたいなところ。自転車が通るし、ジョギングの人が通るし、高齢者カップルが通る。あるときは高校生くらいの男女の自転車の列が延々と続いてびっくり。オランダは自転車王国と聞いていたけど、どこも自転車専用レーンは猛スピードなので、横断する時は、車は減速したり止まったりしてくれるけど、自転車は歩行者なんか知らんわと言う感じで来るから、車道よりも危険。(アムステルダムでは社会問題になっていると聞いたけど。)私たちのキャビンが道路と同じ高さなので、外を通る人たちがみんな見えるということは、私たちも丸見えだろうな。別に注目をひくようなことはしてないから、見られてもいいんだけど、外を眺めていると、どうしても「旅に出た」と感覚が湧いて来ないな。やっぱり、ワタシは海がいいや。まあ、後3日でこの「とんでもバケーション」もおしまいってことで・・・。
それでも、キンデルダイクに停泊した頃には雨も止んだので、ロビーが静かになったのを見計らって、カメラと(念のために)お金とマスクを持って、風車見物。タラップから土手に上がったら、うは、ある。曇り空だから、観光ガイドブックの写真のような、いかにも観光名所ですという感じの華々しい雰囲気はなくて、灰色の空の下で300年近く海抜より低い低地を洪水から守って来たという風格がひしひしと感じられるのがいい。自転車道と道路を渡って、土手の道を降りて行って、風車の写真をパチパチ。シャツを2枚重ね着して来たけど、やっぱり風に吹かれていると寒いな。でも、このあたりの人たちはずっとずっと昔から風に吹かれて、水と闘いながら暮らして来たんだよね。昔の人の知恵や技術って、今の人間とは違って、「生きる」と言う気迫がこもっているような気がする。観光名所だからと期待していた通り、おみやげ屋があったので、船に戻る前に飛び込んで、おみやげを何点かゲット。一番の傑作はリボンで結んだ陶器の木靴が10組袋入りになっているもの。誰も特に手に取って見ていないところを見ると、たぶんよそ様の旅行みやげを期待する習慣がある日本人客が狙いなのかな。でも、かわいいから、シーラにあげたいな。我が家の飾り棚に収まるおみやげはデルフト陶器の風車。記念のおみやげだけでも買えてよかったぁ。(見るたびに、2人して「あれはサイアクの旅行だった」なんて言うのかもしれないけど。)
正午前にキンデルダイクを離れて、十何キロか先の大都市ロッテルダムへ。私たちは窓の外の風景の移り変わりを眺めながら、ワインを片手に晩ご飯。(写真を撮るのは忙しいけど。)ヨーロッパ最大の港と言うだけあって、ありとあらゆる工業施設があって、その間に高層アパートがあって、建築家が狂ったかと思うような奇抜なビルがあって、リバークルーズの船、オーシャンクルーズの船(でかぁ~いっ)、観光船にスーパーヨットに、水面を吹っ飛んで行く水上タクシーがあって、すごい活気。港の中に島を作って団地にしたのかと思うようなところもあれば、古そうな建物が並ぶそばにヨットのマストが林立して、タイムスリップしてしまいそうなところもある。
そんな中をクルーズして、接岸したのは川岸の遊歩道みたいなところ。自転車が通るし、ジョギングの人が通るし、高齢者カップルが通る。あるときは高校生くらいの男女の自転車の列が延々と続いてびっくり。オランダは自転車王国と聞いていたけど、どこも自転車専用レーンは猛スピードなので、横断する時は、車は減速したり止まったりしてくれるけど、自転車は歩行者なんか知らんわと言う感じで来るから、車道よりも危険。(アムステルダムでは社会問題になっていると聞いたけど。)私たちのキャビンが道路と同じ高さなので、外を通る人たちがみんな見えるということは、私たちも丸見えだろうな。別に注目をひくようなことはしてないから、見られてもいいんだけど、外を眺めていると、どうしても「旅に出た」と感覚が湧いて来ないな。やっぱり、ワタシは海がいいや。まあ、後3日でこの「とんでもバケーション」もおしまいってことで・・・。