リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

台風並みの大嵐で陸の孤島になってしまった

2021年11月16日 | 日々の風の吹くまま
11月15日(月曜日)。🌀🌧☁⛅☁。うは、台風並みの大嵐だ。大雨警報に強風警報が加わって、西の風、瞬間風速は15メートル。ラジオのニュースによると、ハイウェイ1号線(トランスカナダ・ハイウェイ)を始め、3号線、5号線、7号線、99号線と、バンクーバーに通じる主要なハイウェイが軒並み土砂崩れや冠水で不通になっているという話で、バンクーバー島を結ぶフェリーも欠航が相次いで、メトロバンクーバーは「陸の孤島」も同然の状況。初めは100ミリとか言っていた予想雨量は多いところで200ミリ超になっていて、川の氾濫が心配される郊外の平野部やさらに内陸の方で避難命令や避難勧告が出ているところがあるし、メトロバンクーバーの東隣のフレーザーバレー地方行政区(「郡」に相当)ではすでに洪水が起きていて、緊急事態宣言。雨は午後には収まってくれるらしいけど、何ともはや。

けさはミルクがなくなっているので、ポーチドエッグときのうのうちに焼いておいたベーコンで朝ご飯。超厚切りのベーコン(500gのパックに8、9枚)はエアフライヤーで30分ほどかけて焼くと、脂が落ちてカリカリのヘルシー。灰色の雨雲がすごい勢いて雨粒満載の窓壁の外を流れて行くのを見ながら、のんびりとコーヒーを飲んでいたら、バイブレーションに設定してあるスマホがズズズズっ。Gメールのアイコンにバッジが付いていたので開けてみたら、「COVIDワクチン接種予約サイトのリンク」とかいうタイトルのメールが、カレシ宛とワタシ宛に2件。うへえ、もう3回目接種のお知らせが来ちゃってる。早っ。まあ、70歳以上は最優先グループに入っているし、2回目接種から今日で5ヵ月になるから、そろそろ3回目の予約を入れませんかと言う「お誘い」が来たわけか。予約には2回目の時にもらった登録確認番号と医療保険番号があれば簡単。ということで、了解。

ランチの用意をしていたら、朝からずっとどばどばと降っていた雨が急にピタッと止んでびっくり。大雨警報も解除になって、残っているのは強風警報だけ。西風だから、我が家の側では風も収まったように見えるけど、マザーネイチャー、いったいどうしちゃったのかな。ランチの後のエスターとのレッスンが終わって、ガスパッチョの材料を買いたいというカレシと2時過ぎに一緒に買い物に出たら、風はまだ強いし、冷たいし。重くなったカートをカレシに引っ張ってもらって帰って来たら、北東の空には青空がのぞいて、うっそぉ~。でも、近場の山波は頂上の雪がすっかりなくなっていた。青空は短命だったけど、例年なら今ごろに第1号、第2号が来るのに、今年はもう5回目という「大気の川」が通り過ぎるところか。これも気候変動の「症状」ってことなんだろうね。








夜には空高くお月さんが昇って、周りの夜景がキラキラ。雨風で空気が洗われて澄み切っているのか、光がやけにシャープな感じ。あしたは風はまだ強いけど、久しぶりに晴れるんだそう。予報、当たるかなあ。ここからわずか100キロほど先のハイウェイ7号線では、2ヵ所の土砂崩れの間で立ち往生して車の中で一夜を過ごした300人近い人たちを、空軍の大型ヘリコプターが順次救出しているそうだけど、そうでなくても物資の輸送が滞りがちなのに、この分ではある程度の品不足が起きるのは避けられないかな。やれやれ。まあ、おたおたしてもしょうがないから、あしたはまた旅の写真の整理にかかろうっと。