毎回、毎回、同じコメントとなるが、レモンハートのようなバーが近くにないのが残念だ!
以前には時々、マスターのウンチクに『若干くどい』という思いを抱くことがあったが、今は「で、もっともっと」と更なるウンチクを求めてしまう。
本32巻にはPART.409から420まで12のお酒が紹介されている。
日本酒、ウオツカ、ウィスキー、カクテル、ジン、ビールなどなど
その中で私が最も興味を持ったのが「リモンチェッロ」
注文してしまいました。
レモンハートのマスターのもっともよいところは「お酒はこれに限る」というところがないところ。
その時、その場所にもっともあうお酒を勧めてくれる。
したがって、日本酒であったり、ビールであったりして、我々が持っている「バー」というイメージ:すなわち洋酒のみ:ということを楽しく裏切ってくれる。
私は、その時その場所、そして体調と肴によって飲み物を変えたい、というタイプなので、ビール党でもなければ日本酒党でもない。
そして最も肝心なのは「お酒ならなんでもいい」というわけでもない。
このあたりが多くの人の誤解を生むようで、前回は日本酒を飲んでいたと思えば今回はウィスキー、かと思えば格安のサワー。
まあ、浮気者と言われれば「ハイ、そうです」と答えるしかないが、私は「〇〇党」という人のほうが信じられない。
信じられないという言い方がアレであれば「スゴイ!」と思う。
あれも飲みたい、これも飲みたいという気分は持ち続けているが、今は、あれも飲めるこれも飲めるという体力がないので、できる限り、おいしくお酒を飲みたいと思っているが、おいしく飲める場所、時間が少なく、なにより相棒が不足している状況である。
今はリモンチェッロが到着するのを待っているだけである。