A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

por su sacrificio y su solidaridad (犠牲と連帯により・・・)

2007年10月19日 16時45分37秒 | Liga07-08
まず昨日の喧嘩のビデオなんですが、一つだけ見つけたので・・・:Video - Aimar y D'Alessandro casi terminan a las piñas en Zaragoza 私が見たニュース映像より短くて、最初のアイマールのプッシュがなく、また練習後のパブロの談話もありません。昨日は一度見ただけなのでわかりませんでしたが、ダレッサンドロは実際にパブロに飛び掛っていますね(鬱)。誰かよく見えない選手が素早く間に入ってくれたので、パブロは無事でしたが・・・。

昨日よりもね、なんだか悲しい気持ちです。上のビデオの記事に、4年前の南米予選の写真があるでしょう? このときはこんなに幸せそうな二人だったのに・・・。どうしてこんなことになったんだろう? 何が間違っていたんだろう?と思ってしまう。私はアイマールが好きだからパブロ寄りにしか考えられないのだけれど、代表が南米予選をやっているときに、こんな事でアイマールがニュースのトップになるなんて、本当に本当に嫌なんです。こんなことのためにサラゴサに来たのかと思うと、Basta!!という気分・・・。
サラゴサでのアイマールの最後のよりどころはアルゼンチン人選手たちだったわけですが、これからどうなるのでしょう? 個人的には、氷に割れ目が入って、もう暗い海が見えるような、そんなイメージなんですが。

ビクトル・フェルナンデスが地元のSER Deportivosというラジオ番組に出演して、パブロたちの件についても答えています。(もう質問が、Aupa掲示板をしっかり読んできました、というものばかり。)VFの答えを読んでもあまり気持ちは明るくなりません。
「私が絶対に受け入れないもの、そして私を傷つけているのは、チームの雰囲気が悪いという結論だ。それは正当ではなく、間違いで、何の根拠もない。

もしも、問題がダレッサンドロとセルヒオ・フェルナンデスの間で起こったら、またはアイマールとセルヒオ・ガルシアなどの他のスペイン人選手と起こっていたら、きっとチームには二つのグループがあると言われていただろう。
この14ヶ月私が指揮を執っていた間に、いくつの深刻な問題があった? 一つもない。それなのに今何かが起こるとチームの雰囲気が悪いという噂が流れて、新聞の見出しを飾る。サラゴシスタとして、アラゴン人として、チームの雰囲気が悪く、無秩序で、誰もが給料のことで争っているなどと言われるのは、本当に傷つくことだ。チームに問題があるなどというのは全くのでたらめだ。自分がサラゴサの監督だからそう言うのではない、それが事実ではないからだ。」

アイマールがピッチ上でちっとも良くないのにスター待遇を受けていることにチームメートが不満なのでは?という質問に、

「このような事件がアイマールに対してだけ繰り返されるならば、そういう仮定は事実なのかもしれないが、これはたった一つだけのことで、しかも友人同士の間で起きたことだ。アイマールは誰からも敬意を払われている、彼のステイタスの面からも、パーソナルな面からも。彼はその犠牲とピッチ上での連帯感により最も尊敬されている選手のうちの一人だ。もしも二人の選手の間に何か深い事情があるならば、それは彼らだけが知っていることだ。」

二人の喧嘩を仲裁しなかったことについて、

「それをしたら、もっと大きな見世物になっていただろう。私はメディアや人々の前で行動する必要はなく、それはプライベートにすることだ。そして私はそうした。でも、それは公にするようなものではない。」

セルヒオ・ガルシアの発言について、

「スタメンを勝ち取りたい選手の意見としては、普通のものに思えるね。完璧に見える。私への敬意が欠けているとは思わない。ただそういうことを言うとき、他のチームメートへの敬意が足りているかどうかは考える必要があるだろうね。」
このチームの雰囲気が悪いとか、アイマールがスタメンであることに他の選手が不満とかは、全部Aupa掲示板で言われていることです。VFが言っている通り、多分全部嘘なんでしょう。だって、昨日なんて「アイマールは他のアルゼンチン人選手3人から嫌われていて、もう何ヶ月も話をしていない。」「アイマールとディエゴは仲が悪く、口も利かない。」と書き込まれていたんです。あまりの出鱈目さ加減に、気絶しそうになりましたよ。さすがに練習を見た人や、宿泊ホテルでの彼らを見た人から、「いや、それはない、すごく仲が良さそうだった。」「アイマールとディエゴはこの前ずっと喋っていたぞ。」と反論されていましたが。こういう嘘を平気で書くって、一体なんなのでしょう? 自分たちで自分たちの首を絞めていることに気が付いていないのかな??

だから、チームの雰囲気が悪いなんていうのは嘘かなあと思いますが、VFが言っているように、ダレッサンドロとアイマールのはやはり深い事情があるのかも。Asは「愛と憎悪」と書いていました。でもパブロの側からは愛も憎悪も大してないような気がしますが・・・。


I am going to kill you!?

2007年10月18日 16時14分50秒 | Liga07-08
夜になってアラゴンの新聞を読んだら、ことの発端が全然マルカの記事と違うので、びっくり。ペリオディコとHeraldoが同じことを書いているので、多分こちらが正しいのだと思います。そして、昼間書いたときは、アイマールの美しさにうっとりするあまり軽く考えていましたが、ダレッサンドロの言ったことを読んで、かな~り心配になってきました・・・。

まず、事の始まりはダレッサンドロがアイマールにファウルをして、反則を取られたことだそうです。ペリオディコによると、ダレッサンドロがそれが不満で文句を言っていたら、アイマールが、
"Estas hablando todo el rato. Te quejas de todo, ya vale"
「いつも文句ばっかりだね。もう充分だよ。」
と言って、ダレッサンドロの胸を押しました。これにダレッサンドロが激怒。(Heraldoバージョンでは、ダレのファウルをパブロが冗談っぽく非難したら、ダレッサンドロが激怒したとあります。)そして、
"No me levantes la voz, boludo. Te voy a matar. Eres el menos indicado para hablar, boludo, pelotudo"
「俺にたてつくなよ、馬鹿。殺してやる。お前の言うことなんかどうでもいい。馬鹿、間抜け。」
でも、パブロも挑戦的な態度で、全くひるまなかったために、ダレッサンドロはますます興奮して、
"Haces siempre lo que quieres fuera y en la cancha ¿Quién te crees que eres? Haces lo que quieres."
「ピッチの外でも中でも好きなことをやりやがって。お前、自分を何だと思っているんだ?」
更に少なくとも三回は"Te voy a matar.(I am going to kill you.)"と叫びながらパブロに殴りかかろうとするところを、ディエゴが必死に制止したそうです。パブロのほうは大して興奮していなくて、笑ってさえいたそう(確かに笑顔で写真に写っていますもんね)。

印象としてはやはりダレッサンドロがカッとして切れただけのように感じますが、言葉の内容が、やくざじゃあるまいし、友人にそんなこと言うものなの?と驚愕。こ、怖いです(涙)。アイマールに馬鹿だの殺すだの言ってほしくないですね。パブロは馬鹿じゃないし、死んじゃったりしたら困るし(怒)。でも顔に似合わずアイマールも意外に強気だから、こういうとき一歩も引かないんですよねえ。それがいっそうダレの興奮を煽ったのかも。
ロッカー・ルームで顔を合わせた二人は、周りが落ち着かせようとするのにもかまわず、また口論の続きを始めたとか。ペリオディコは二人とも最後まで謝らずに、ダレはシャワー室に消え、アイマールは打撲の箇所にアイシングをした、と書いています。仲直りは本当にできたのかなあ。

もちろんアラゴンの新聞は、アイマールがビクトル・フェルナンデスに贔屓にされていることをダレッサンドロが良く思っていないのだろうと書いています。アイマールは調子が悪いのにいつもスタメンで、自分がベンチ行きなのが不満なんだろうって。は?! パブロは別に調子悪くないと思うけれど。私からすると、アイマールほど自分がやりたいようにやらせてもらえていない選手はいないと思うので、ダレッサンドロの言葉には思わず苦笑しちゃいました。パブロがリケルメにそう叫ぶなら納得なんですけど。(でも、死んでもそんなことは言わないでしょう。言って欲しいような気もしますが。)

とにかくこんなところで喧嘩をしている場合ではないのは確かです。ゴルフクラブで殴り合った後で良い結果が出たクラブと同じようになるといいのですが・・・。
長くなるのでまた明日書きますが、セルヒオ・ガルシアが前日に記者会見で「待遇が平等でない。」と不満を述べたのと合わせて、ちょっとVFは選手たちのとりまとめが上手くできていない?と心配になる状況ではありますね。


アイマールとダレッサンドロの喧嘩

2007年10月18日 10時17分26秒 | Liga07-08
もちろん、今日のトピックはこれですよね。もう、パブロたちってば! スペインでもアルゼンチンでもビッグ・ニュースになっていますよ!(まったく、こんなことで・・・。)
いつものようにAragonTVを見ようとしたら、また例によって大事なときに繋がらないんです。でも、Aupa掲示板で、全国チャンネルでもこのニュースが取り上げられていたと書かれていたので、TVEとAntena3をチェックしました。が、両方ともアクセスできずに、後は唯一知っているチャンネル、バレンシアのカナル9を駄目もとで見てみたんです。半分諦めていたのに、なんとスポーツ・ニュースのトップで取り上げられていました(驚愕)。しかも、「今日のスポーツの主役は、パブロ・アイマールでした。」とか言われているし。

喧嘩の理由は、ダレッサンドロのいるチームとアイマールのいるチームが試合をしていて、ダレがゴール。でも、パブロが、それって正当なゴールなの?と文句をつけたらしいんです。(オフサイドだったのか、他のことなのかは不明。)するとダレッサンドロは一気にカッとして、「そりゃ、一体どういう意味だよ??!!」と切れたらしい。ここで、当然試合は中断。パブロもすごく腹を立てて、みんなの前ではっきりさせようと言ったようですが、ダレッサンドロは譲らずに言い合いが続き、ニュース画像を見た感じだと、ここでパブロが「もう、あっちへ行けよ。」と、ダレッサンドロを両手で押していますね。完全に怒りで正気を失ったダレはパブロに飛び掛ろうとして、ディエゴに止められ、引き離されながらも、パブロに向かって何やら怒鳴り散らしています・・・。ちょっと、君たち、Are you alright?と聞きたくなるような映像でしたが、ニュースではその後練習場から出てきて車に乗るパブロの様子が。アイマールは、顔は細いものの、以前のままのキュートで優しい感じで、笑いをこらえながら記者の質問に答えています。
「僕たちは友達だから、ロッカー・ルームで仲直りした。良い練習ができているときには、よくあることだよ。そうでないほうが心配だね、あるべき熱心さで練習していないということだから。僕らは、熱意を持って練習していて、すごくモティべーションが高いということだよ。」
パブロのこの表情から、心配はいらないんじゃないかなあと思いますが。喧嘩の理由も笑えるほど些細なことですし。パブロがダレッサンドロをpushしたところなんて、まるで5歳の男の子の喧嘩を見ているようで、まったく何歳になっても子供だねえ・・・と思ったことでした。
その現場をちょうどマルカの記者が写真に撮っていたので、こんな大ニュースになってしまったんですよね。でも、そのおかげで、ひさしぶりにアイマールの美しいお顔を楽しめます。Clarinには、なんと喧嘩のシークエンス写真が!(La secuencia fotográfica de la pelea entre Aimar y D'Alessandro) あの棘棘した暗い表情でないので、とても嬉しかったりして。特に最後の写真なんて、説明には「喧嘩の後神経質に笑うアイマール」と書いてありますが、もう長いことこんなに楽しそうに笑っているパブロを見た記憶がありませんよ! これは、間違いなく心から笑っているでしょう・・・。 私だったら、こんな綺麗な顔の人相手には喧嘩できないなあ。見とれてしまう。 セルヒオ・フェルナンデスの彼女? それとも娘?という感じですよね。
(スペイン全国紙とアルゼンチンの新聞を見てこれを書きましたが、今晩アラゴンの新聞に何か情報があれば、また書きますね。)











I am tired

2007年10月17日 16時37分20秒 | Liga07-08
いろいろごたごたしていたら、また落ち込み気味なので今日はうんと短く。(もうこれからは代表ウィークはお休みしようと思います。長すぎるし、どんなに頑張っても元気は出ない。)

南米予選、チリ戦の放送を見るのを忘れ、今日の試合があることも忘れ・・・ベネズエラ戦の録画放送もきっと忘れそう。

サラゴサは、新しい栄養学の専門家を雇って、特別な食事プログラムを作ったり、選手個人に合わせた体重管理や食事指導をしてもらうそうです。ムルシア、デポルティーボ、セビージャが同じドクターを使っているとのこと。セビージャと聞くと、なるほどと思いますが、デポルティーボねえ・・・あまり効果が出ていないような。そんなに魔法のような効果が期待できるものなのか懐疑的になってしまいます。(アイマールにどんどん食べさせて、もう少し太ってもらえると嬉しいけれど。)

セルヒオ・フェルナンデスの記者会見:
「このチームは、ディフェンス面では、常に苦しむことになるだろう、なぜならそういう風にデザインされているから。僕たちは引きこもって試合をする用意ができていない、いつも勝とうとしている。もしも前に出て行かなければ、後ろはとても脆いことになる。チームメートは全員それをわかっていると思う。去年からそういうチームだった。中盤で守備陣を助けるのはサパテルだけで、今はペーター(リュクサン)が少しやるだけ。他の選手たちは完全に自由にプレーしている、彼らは守備的ではないからね。もちろんアイマールは90分の間にはフアンフランを助けることはできるが、それは多くはない。」
それは、そうなんでしょうけれど・・・。セルヒオの意見としては、今年守備が悪いのは、攻撃陣が去年ほど力強くないからだそう。うーん、攻撃陣はチームの不振を守備陣のせいにして、守備陣はその逆という風に言い合うのは、あまり良くないと思います。

Photos of Aimar-Sep. 2007 (No.2)

2007年10月17日 02時55分22秒 | Photo Gallery
ketyuさんが撮ってくださった写真の第二弾です。オサスナ戦後の9月24日の練習風景と、9月25日のもの。一番の注目は、ディオゴと並んで飲んでいるマテ茶のシーン。お茶なのにストローで飲むんですねえ。そして回し飲みなんですねえ。 
お髭は濃いけれど、アジャラさん格好いいです。
(Please don't copy the following photos without permission. Thanks.)






















ニュースだけ

2007年10月16日 16時38分38秒 | Liga07-08
写真の続きをアップするつもりだったのですが、下のVFのインタを読んだら気が滅入ってしまって・・・一晩寝てからにします。4-4-2にするのはいいけれど、「犠牲になってね、適応してね。」で終わりなのかと思うと・・・。

月曜日のニュースだけ。

ロマレダは芝の全面張り替え作業が昨日からスタート。ビジャレアル戦にはぎりぎりです。
月曜日の練習では、9人対9人のミニゲームで、オリベイラとディエゴが2トップを組んでいたため、アトレティコ戦ではこの二人のスタメンが濃厚。うーん・・・、懲りないVFですが、今度こそ結果が出るのでしょうか?
フアンフランに初めての子供となる女の子(Carmen)が誕生。
ダレッサンドロが記者会見。わりと興味深い内容でしたが、訳す余力はないです。原文記事はこちら:Andrés D’Alessandro: “Esperé mi oportunidad y nadie me regaló nada”


ビクトル・フェルナンデスのインタビュー(As)

2007年10月16日 15時44分12秒 | Liga07-08
今日は二つ記事をアップする予定なのですが・・・だんだん時間が押してきていますね。まず一つ目。

最近Asのページがリニューアルされて、クラブごとのページがなくなってしまったので、ニュースがとても見つけにくいです。このビクトル・フェルナンデスのインタビューだって、昨日のものなのに昨日は見つけられなくて。でも、残念な内容なので、昨日読まなくてよかったかもしれません。"El equipo se equivocó: sin actitud no se puede ganar"-Victor Fernandez
結構長いインタなんですけれど、誰か訳してくれないかなあ。アイマールのインタビューなら長くても訳せるけれど・・・。と言いつつ、しかたなくざっと。



楽観的な態度のようですが、その根拠は?
「正直にならなければ。実際のところ、チームはスタートを切るのに苦労している。そのために、彼らがもたらすサッカーは本来のものに比べて弱く、貧弱なものになっている。しかしこのチームは最後には良いプレーをして、良い結果をもたらすだろう。そのことには全く疑問を抱いていない。」

どうしてサラゴサのスタートはこんなにスローなのでしょう?
「客観的な理由がある。去年のディフェンス陣からはセルヒオだけがあてにできた。残りはプレシーズンができなかったか、負傷していた、フアンフランやパレデスがそのケースだ。パボンはこの二年間ほとんどプレーをしていなかったし、クアルテーロも一年間負傷していた。こうしたこと全てがディフェンス陣の働きに影響を与えた。まだある。サパテルの膝の怪我はとても悪いもので、大きな負傷だった。入念な治療と選手の側の犠牲が伴った。そして最後に、多くの新加入選手との連携という当然のプロセスもあった。こうしたことで不安定なスタートは説明できる。」

選手の態度については?
「私たちは、このような困難に、去年までの積極的で集中した競争力を持って対峙しなかった。私たちは良いチームだが、そのことをふさわしい態度で示さなければならない。現代のサッカーではリラックスしたり、敵につけこまれるような態度は許されない。」

そのためにUEFAに敗退したのでしょうか?
「UEFAの敗退の原因は、リターンマッチではなく、アウェイ・ゲームだったと思う。私が態度のことを言っているのは、サロニカ、ムルシア、バルセロナでの試合でのことだ。その後では改善が見られ、態度はとてもポジティブなものになった。」

フィジカルが欠けているように見えますが、気のせいでしょうか?
「ときどきはフィジカルの欠点が見られることもあったが、実際はそれは間違いだ。それはメンタルに関係がある、信頼感のなさと不安定さが我々に影響した。私たちはこれまでの全ての困難に対する解決法を探していて、正直な話、我々は正しい方向に向かっていると思う。ほとんど上位と言っても良い順位にいるし、選手たちは個人レベルで良くなってきている。こうしたことは我々全体の向上に役立つだろう。だが、確かなことは、守備でも攻撃でももっと高いレベルが必要だということだ。」

軟弱さはほとんど伝統的なものです。構造的な問題だと思いますか?
「そんな風に考えることは間違いに思えるよ。私たちは、アグレッシブで競争力のある選手たちを獲得した。マトゥザレム、ガビー、アジャラ、パレデスなどをね。全員が勝ちたいと思っている。アジャラは、その意味で、模範的なサッカー選手だ。とても積極的で、プレーに関与し、とてもインテリジェントで・・・。また今まで主役でなかった選手たちも飛躍をしたい、状況を変えたいと願っている。このことも強みだね。ただ確かなことは、チームは少し混乱しているということ。」

混乱? どんなことで?
「選手の質だけを考えれば、このチームは誰にでも勝てるだろう。現代のサッカーは、ずっと多くのコミットメント、集中、連帯を要求する。敵と同じくらい走ることが必要で、そうすれば質や才能が違いを生み出す。サラゴサはこの点をあまり考えてこなかったが、最近の試合ではそれができてきた。」

チームを巡る雰囲気を心配していますか?
「いや、サラゴサのファンについては確信を持っている。ただ、一つ確かなことがある。リーガの二試合目から決勝のようなつもりでプレーすることは望めない。それは余計なプレッシャーと責任を与えることになる。多分不必要なね。でも共存しなければならないね。
(中略、プレスからのプレッシャーのことなど。)」

守備のことを話していましたが、実際の変化は中盤にありました。
「そうだね、監督と同じくらい選手たちもどのようにプレーしたいかを知っている。それがサッカーのアイデアだ。そしてそのアイデアはピッチの中の展開によって変わってくる。去年のサラゴサはそのスタイルを認識していて、今年も同じだろう。我々は二人、または三人、有名なダイヤ型、またはそれなしでプレーする。」

でもいろいろなパターンの後、去年と同じく二人のピボーテに両サイドをアイマールとダレッサンドロですね。
「でも、今年もムルシア戦とラシン戦ではそういう風に始めたよ。戦術は選手より優先されると考える人もいるし、我々のようにまず選手がいると考える人もいる。戦術はサッカー選手の創造的な可能性のために用いるもので、それ以上ではない。結果を見て、それを正当化するために使う人もいる。バルセロナでは我々はダイヤ型で戦い、二人のピボーテではなかったと言われた。驚くべきことだが、選手たちは自分たちが何をしているか知っている。我々は戦術上のオプションを持っているだけで、それだけのことだ。」

ダイヤ型はアイマールを助け、ダブル・ピボーテはサラゴサを助ける。同意しますか?
「どんなシステムも、大多数の選手たちに恩恵がある一方で、それに適応して、犠牲にならなければいけない、損害を受ける選手はいるもの。そのようなことは、マドリードのジダンやバルセロナのロナウジーニョにも起きた。サラゴサでは、確かに一番恩恵を受けないのはアイマールだ・・・しかしそれは重要な問題ではない。彼らはとても良い選手たちなので、適応して活躍するものだ。」

アイマールが活躍する場を失うことは贅沢ではありませんか?
「確かに、それは大きな損失で、その分け前は中盤で利用しなければならない。でも大事なことは、システムとゲームを助ける慣性だ。それはポジティブなものではなかった。」


本当はもっと続くんですけれど、ここまで訳したら悲しくなってきたので止めます。VFにはちょっと失望したかも・・・。チームのことを第一に考えるべきなのは監督として当然なのはわかりますが、公然とアイマールに犠牲を求めるって、どうなんでしょう。将来的に全然希望の持てない発言ですが、これを読んでアイマールはどう思うのかな。ロナウジーニョがバルサで犠牲になっているなんて、初耳ですしね。(あんまりにも不適切な例じゃないですか! 正気とも思えません。) もちろんアイマールが「一番大事なのはチームで、自分のポジションはどうでもいい。」とか何とか言う展開なのは充分わかっていますけど・・・。

このビクトル・フェルナンデスが言っていることはほとんど全部Aupaの掲示板で非難されていたことなので、まるで掲示板の声に答えているような違和感が少し。選手の態度の話も、悪いのは全部選手なの?なんて思ってしまいました。内部で話すならともかく、記者に言うことなのでしょうか。選手たちはこれを読んであまり良い気分はしないんじゃないかな。



Photos of Aimar-Sep. 2007 (No.1)

2007年10月15日 15時38分56秒 | Photo Gallery
予想通り、コンサートのせいでロマレダは滅茶苦茶になってしまったんですね。写真を見ても悲惨な状態ですが(La Romareda 'paga' el concierto de Héroes del Silencio)、シーズン途中にスタジアムをコンサート会場に使わせるのは、普通のことなんでしょうか?! どうしてクラブがそんなことを許したのか、私には理解不能です。10日の報道では、コンサートの後に芝の全面張替えを予定していて、ビジャレアル戦には間に合うとされていました。でもマルカを読むと、芝を張り替えるとビジャレアル戦には間に合わないと書いてあります・・・。(種まきをすれば三週間で用意ができるとありますが、どちらにしろビジャレアル戦は二週間後です。) こんなピッチの写真を見たら、私が選手だったら心底うんざりすると思いますね。

日曜日まで練習は休み、月曜日から再開です。アトレティコ戦では、オリベイラとディエゴの2トップに戻るかもとペリオディコには書いてありました。3人のフォワードの中から2人を選ぶのは、ビクトル・フェルナンデスににとっても非常に悩ましいことだと想像されます。

さて、今日はketyuさんから頂いた写真をアップしますね。たくさんあるので、二日に分けます。
My friend took the following photos. Please don't copy them without permission. Thanks.

オサスナ戦前の練習にて。
 



オサスナ戦前のアップ、La Romaredaにて
  

  

  

  

  



プロのカメラマンが撮ったように鮮明で綺麗な写真です(驚愕)。Ketyuさん、ありがとうございます! アップの光景は現地観戦しない限り見れないので、新鮮です。まるで自分がスタジアムにいるような気持ちになれました(感動)。一番好きなのは上から四つ目、アジャラさんににっこりしているパブロの写真。逆に上から二つ目はディエゴに笑いかけられているのに、むっつりしていますね。ただどの写真を見ても、頬がこけているのは心配だなあ。

代表とは、もうさよならなのかな・・・

2007年10月14日 17時04分40秒 | アルゼンチン代表(Seleccion)
暗いタイトルでごめんなさい。今日の試合を見てそう思ったわけではないんです。リーガのない週末は淋しくて、ついネットでアルゼンチン戦を見てしまいましたが、このチームにはもうアイマールの居場所はないなんて、そんな風には感じませんでした。ふと気が付けば、なんとなく画面上にアイマールの姿を探していたり、交代で出る16番の背番号にハッとしたり、albiceleste姿のパブロがいない空虚さはすごく感じましたけれどね。本当に淋しいの一言。でも、もう駄目なのかなあと思ったのは、昨日だったか、その前日だったか、バシーレのリケルメについての言葉を読んだとき。結局どんなに頑張っても、アイマールはもう代表ではプレーできないと宣告されたようなものだから・・・やっぱり悲しいな。夢はいつも叶うものではないことはわかっていても、心のどこかではハッピー・エンドを期待していました。2006年で夢は一つ消えて、コパでも消えて、そしてまた今も。バシーレの言葉の何が悲しいって、希望を奪ってしまったということ。パブロはサラゴサに来たとき、希望は人が持てるものの中で最良のものと言っていましたが、その希望すらない今、モティべーションを保てるのか心配です。(しかも左サイドだし・・・)

アルゼンチンの試合のほうは・・・ドイツのときと変わらないような。リケルメのセットプレーと、メッシの空回り。たぶん、メッシはバルサでのプレーをリケルメに合わせて変えられなかったのでしょう。メッシは只者ではありませんから、次はちゃんとリケルメに合わせてプレーするでしょうけれど、アイマールならなあ、メッシはいつものスピードのままでプレーできるのに。

サラゴサのニュースは、ずっと怪我でリハビリ中だったパレデスがインタビューに答えていました。丁寧でありきたりでない受け答えで、好感度アップ。外から見たサラゴサについてが興味深いです。
「僕は小さいクラブから来たから、彼らがロマレダでプレーするとき何を考えるか知っている。ここはリーガ中で最も難しい五つのスタジアムのうちの一つだ。勝とうとして来るチームもあるけれど、多くは何とかして最大に良い結果を得ようとしてやって来る。僕が思うに、今年は僕らはアウェイで良い結果を出せるだろうけれど、ロマレダでは難しいことになるだろう。この前の試合では進歩があったが、僕らはこれから試合がどうなるかを見た;醜いものになるんだ。敵チームは後方に退き、僕らは1点を入れるために戦わなければならない。」
でも今のところ、アウェイでは良い結果が出ていませんね。ロマレダでは勝っていますけれど。
自分のことを「レベル10ではないけれど、5でもない。いつも6か7の選手。」と言っています。サラゴサに来てからずっとリハビリ生活なので、サラゴサの街にはすっかり慣れたけれど、サラゴサの選手たちとは全然知り合いになれていないんですって。ジムでの時間が長くて、他のみんなとは顔を合わせることがないそう。それは淋しいですね。

ペリオディコによると、サラゴサはサイドの選手を探しているとのこと。夏も探してはいたのですが、希望に合う選手がいませんでした。冬の移籍市場に希望を託すそうです。夏に名前があがったのは、ビルバオのダビド・ロペスとバレンシアのマタ。マタはバレンシアで出場機会がないので、冬に移籍を希望するかも、と書いてあります。VFはサイドの選手はいらないと考えているのかと思ったら、そういうわけでもないんですね。

最後に、今日見つけたんですけれど、こちら:サラゴサ対アリス撮影(於:Zaragoza)にアイマールとダレッサンドロの素敵な写真が。ロマレダでのアリス戦のときのものです。Beautiful... ダレはきっと「どっちが蹴る?」とでも聞いているのでしょうが、二人の姿になぜか胸を揺さぶられてしまいます。(特にアリス戦ですし・・・。)

アンタッチャブルの選手とエピソード第二弾

2007年10月13日 17時23分49秒 | Liga07-08
今日は練習もお休みですし、平和にブログを書いて寝るつもりが、ペリオディコの不愉快な記事を読んでまたむかむかしちゃいましたよ! 「5人の選手が、ベンチを知らない。」という記事なんですけれど、セサール、ディオゴ、フアンフラン、セルヒオ・フェルナンデス、アイマールがビクトル・フェルナンデスのアンタッチャブルの選手たちだという内容です。私にはちっとも不思議でないメンバーに見えるのですが、アイマールについての記述が、
「ビクトル・フェルナンデスは、アイマールのキャリアにおいてどの監督よりも彼に多くのプレー時間とスタメンの機会を与えている。実際去年のリーガで6位の結果を与えることになった4-4-2のシステムを、カイが最も快適に感じるという理由だけでダイヤ型に変更するため犠牲にしたほどだ。間違いが修正され、アルゼンチン選手は左サイドに戻ると、彼はまたもや瞬間的なプレーヤーになっている。」

うーん、私の理解では、ビクトル・フェルナンデスは、君を中心にチームを作るからと言ってアイマールをサラゴサに来るように説得したのだと思っていたのですが・・・。そうだとしたら、パブロにプレー時間を与えるのは当たり前のことですし、怪我でもないのにベンチ行きを命じるなんてあり得ないことに思えます・・・。
最近、どうもサラゴサの本来のファンと、もともとアイマールのファンだった人たち(主にアルゼンチン人たちや私のようなバレンシア時代からのファン)との意識のずれがすごく気になりますね。私はアイマールが行くまでのサラゴサがどういうチームだったのか知らないのですが、あくまでもサラゴサのアイデンティティをパブロは遵守するべき、突出した行動は許されないみたいな空気を感じます。例えば、VFがダレッサンドロを連れてバレンシアの監督になり、さあ、ダレを中心に攻撃的なサッカーをしようと言ったとしたら、たぶんファンからの抵抗がものすごいことになりそうじゃないですか。それと似たような抵抗感、拒否感みたいなものを感じます。サビオやカニ(やオスカル?)のいたサラゴサのほうがずっと良かったという気持ちが根強くあるんじゃないかな。でも、アイマールが好きな人からすると、パブロを中心にチームを作ってくれないんじゃ、何のためにサラゴサに行ったのかわからないじゃん、という気持ちがあって、このへんのギャップが・・・アイマール本人にとってもあまり良い雰囲気とはならなさそうで、心配ですね。

ああ、本当はこんなことを書くのではなく、エピソード第二弾を楽しく書くつもりだったのに・・・。

-幸いアイマールはビクトル・フェルナンデスやチームのスタッフからはとても大切にされているよう。2002年当時のビエルサのような感じですって♪

-アルゼンチン人選手たちとは、もちろんとても仲良しで楽しくやっているようです。食事のときも、アルゼンチン人たちは最後の最後まで残ってお喋りをしているんですって。ブラジル人二人はいつも一緒ですが、その他のスペイン人選手は結構ばらばらなのだとか。ああ、でも、わかるなあ。異国の地で同国人との語らいというのは、ほんと楽しいものね。お付き合いが濃いものになりがち。でも、言葉に不自由がなくてもそうなるものなんですね。

-例の胸はだけ紐ユニですが、オサスナ戦でもどんどんはだけてくるので、さすがに気にしていたそうです。で、プレーが止まるたびに紐を引っ張るのですが、片手で一方の紐を引っ張るだけなもので、ちっとも締まらなかったんですって。結局、後半はアンダーシャツを着て登場したとか。笑えます。

-これが一番大事なことかも。来年夏にサラゴサは来日を検討しているようですね。6月または7月のようです。サラゴサの希望としては二試合やりたいそうですが、相手が見つかるかどうかわからないみたい・・・。ただ、今の順位では、日本に来ている場合ではないような気もします。それとも、UEFA敗退で逃したお金の補填という目的があるのでしょうか??



Agustin君とSaraちゃん

2007年10月12日 16時57分19秒 | Liga07-08
アトレティコ戦の時間が、21日日曜日の21時よりと決まりました。普段なら放送が期待できる時間帯なんですけど、相変わらず放映権が決着が付いていないようなので、どうなるかわかりません(涙)。昨日Aupaのニュースで、マドリードの裁判所がメディアプロにリーガを一切放映しないように命令したと読んだので、てっきりこの争いはメディアプロの敗北で終わったのかと思っていたんです。(メディアプロはサラゴサの放映権を持っている会社なので、これでもう棚ぼた放送がなくなるなあと淋しかったですけど。)でも今日のMarcaなどには、リーガとメディアプロとの協議にAVS(ソブレカブレ)が出席を拒否したという記事が載っていて・・・まだ何か話し合うことがあるの?とさっぱり訳がわかりません。

サラゴサのニュースは、フアンフランがかかとのヘルペスを手術。パレデスの捻挫が完治していることがエコーで確認され、ビジャレアル戦より召集メンバーに入れるかもとのこと。フアンフランが絶不調なので、早くプレーできるようになってほしいものです。

さて、この前オサスナ戦、バルサ戦などを観戦されたketyuさんたちから、アイマールのあれこれエピソードを聞いたので、少し書いておきますね。(ニュースもないし。)写真も頂いたのですが、少し加工してからにしたいので、しばしお待ちを。

今日はファミリー編で。(写真はどちらにしろ載せません。子供たちの写真を載せるのは良くないと思うので。)

-ロマレダでの早い時間帯の試合のときは、アイマールの奥さんと子供たちはスタジアムで観戦。パパを応援しています。そういえば、昨シーズンもソシエダ戦だったかな、パブロは観客席に向かって投げキスをしていましたもんね。もちろん子供たちはまだとっても小さいので、大して、というか全然パパの試合は見ていない様子。でも、試合後はお迎えに行って、試合を終えてにっこりのパパに抱っこをしてもらうらしい。どうやらパブロはサラちゃんを溺愛しているようですね。

-この前ユーべ戦でチーム写真に写っていた子はやっぱりアグスティン君のようです。アグスティン君は髪の毛は金髪に近い色、お肌は真っ白で、わりとお顔がふっくらしている感じ。横顔がアイマールにそっくりなんですって。
サラちゃんのほうは、髪は茶色、少し浅黒いお肌で、ママ似かも。1歳半にしては細いような。

-奥さんのAnaも、とっても細いですね! 小柄で華奢で、スタイルが良いそうです。両親揃って、こんなにか細い体格では、アグスティン君が頑丈にはなりそうもありません・・・。

-番外編で、アイマールは10歳ぐらい年を取ってしまったように見えたそうですが(汗)、どうしたんでしょうね? もともと高校生ぐらいにしか見えなかったので、10歳年を取ると、ちょうど年相応になるわけですけれども・・・。そんな急に年を取るなんて、何があったの?と心配になってしまいます。 

何か追加情報があれば、Ketyuさん、よろしくお願いしますね♪

Foot!を見ました

2007年10月11日 16時23分15秒 | サッカー雑誌・テレビ番組
ペリオディコを見てもさっぱり練習情報が書いてないので、オフィシャルを開いたら、水曜日と木曜日の練習は10時半から、金曜日から日曜日までは練習がお休みとあります。週末三日間はお休みなんですねえ。私もブログをお休みしようかなとちょっと思っています。書くことが何もなさそうなので。二年前もこういう長くて辛い代表ウィークがあったなあと思い出して、自分のブログを読み直してみたのですが、あれは2005年の11月の始めでしたね。このときは、結構代表のニュースや試合レポを書いたりしていますが、さすがに今回は代表ニュースを読む気になれません。二年前はもう少し希望があったから・・・。それにしても、二年前のアイマールは今と比べると子供みたいな可愛さです。この二年、いろいろなことがありすぎでしたね。

Foot!の亘さんの「アミーゴを訪ねて~サラゴサ編」を見ることができました(感謝☆♪)。
これいつ撮ったものなのでしょうね? 去年は「日本のテレビ局が来た」という記事が新聞に出たのですが、今年は出なかったんです。この前の代表ウィークあたりでしょうか。
うーん、アイマールは顔がとてもやつれたように思うし、全体的に元気がないように見えました。去年やその前の年のほうが、生き生きして活気があったような。まだUEFA敗退の前で(胸が痛む~)、システムは変わるよという話をしていることから考えて(また胸が痛む~)、今みたいな悪い状況ではなかった時期だと思うんですけどね。たまたま調子が悪い日だったのか、それとも最近はいつもあんな感じなのか・・・。
「日本に住みたい」なんて気軽に言っているのにも驚き。全然来てほしくないし、第一無理でしょ、君には。

倉敷さんのもう終わった選手っぽいコメントが悲しかったです。もうオーラはないんですね・・・。(前はあったのかあ。) 「プライドが高い選手」と言っていましたけれど、アイマールはそうかな? どちらかというと果てしなく自己評価が低い選手のような気がしますが。まあ、きっと倉敷さんは昨シーズンのアイマールのプレーは見ていないのでしょう。少なくとも「もう、辞めちゃえ。」なんて気持ちはパブロのプレーからはみじんも感じられませんから。
来年のFoot!では、笑顔のパブロが見れるといいなと思います。(来年も亘さんたちが行ってくれるだろうと勝手に信じている。)今回、インタが終わるときにようやく笑顔になるパブロ。最後に亘さんの膝をポンと叩いた仕草が可愛いです。何と言っていたのかなあ。

サラゴサのニュースに戻りますが、GKのセサールが、
「リーガでセビージャに負けても良かったから、アリスには勝ってヨーロッパの戦いを続けたかった。あの夜はほとんど寝れなかった。昨日UEFAの抽選を見て、僕らがそこにいないのがすごく辛かったよ。あれは僕らに大きな苦痛を与えたアクシデントだった。」
ああ・・・。双方の実力から考えれば、セビージャには負けて、アリスに2-0で勝つというのが妥当な結果だったでしょう。でも、サッカーはそういうものだから・・・。確かに私も抽選の結果のグループを見て、そりゃあ胸が痛みました。バイエルンやフィオレンティーナと試合をするサラゴサを見たかったです。(テレビの放映権料もかなり入ったはずなのに。)

毎日腹を立てているような・・・

2007年10月10日 16時27分52秒 | Liga07-08
右の写真は最近のものではありません。最近のものだったら、「やっぱりunhappyなのね!?」と心配になる表情ですが、9月21日の練習中のものなので(オサスナ戦の二日前)、走って苦しくなっているだけでしょう。

今日の練習は何をやったのかどこにも出ていないので、不明です。AragonTVニュースでは、珍しくパブロ、クアルテーロ、チュース、ガビ、オリベイラが一緒に走っている映像が。グループに分かれてフィジカル・テストとやらをやったのかも。
AragonTVといえば、昨日レバンテ戦後のアイマールのインタビュー映像が流れると聞き(しかもそのアイマールが特別に美しかったと・・・)、楽しみにしていたのですが、そういう日に限ってなぜか繋がらないんですよねえ(怒)。で、今日は何事もなく繋がるし。全く訳がわかりません。それに、そのパブロのコメントって、レバンテ戦後の新聞のどこにも出ていなかったけれど・・・。

アジャラさんとディオゴが記者会見。アジャラさんの言葉のうち興味深いところだけ訳すと:
-ダブル・ピボーテにしてディフェンスは改善しましたか?

「そうだね。シングル・ピボーテだと、ディフェンスはあまり保護を受けられないけれど、今は受けられる。でも大事なことは、僕らが両方のシステムを持っていて、監督がどちらでも使える選択肢があるということ。」

-ゲームの改善について

「レバンテ戦では、僕らは良くない状態のチーム相手の勝利だった。レバンテは最下位で、多くの疑問を抱えていて、僕らが一点目を入れれば追加点が入ることはわかっていた。相手より秩序立っていたため、良いサッカーをしたために僕らは勝った。結果は出て、それが一番大事だ。でも、本当の僕らの評価は他のチームとの対戦で決まる、レバンテではなくてね。」

-サラゴサには何が足りないのでしょう?

「試合中もっと良いペースを握ること、それからボールを持つことだね。もう一段ペースを上げて、と同時に密度の濃い試合をする必要がある。」
ロマレダで10月12日にコンサートが行われるらしく、ピッチ状態の悪化が懸念されるため、コンサート終了後に芝を張り替えるそうです。次のロマレダでの試合は10月28日のビジャレアル戦なので、それまでには完璧な状態になっていると予想されています。

Aupaに、「アイマールはこの前の試合で酷かった。オスカルも大きな才能を持っている。アトレティコ戦で本当にアイマールはプレーするべきか?」というアンケートが載っていました。「去年ダレッサンドロが一試合ベンチに行ったのが効果的だったように、アイマールも少なくとも一試合はベンチで過ごすべき。」だって。はあ?? I've never heard of such an absurd thing!! それって、罰か何かですか? いったい何の??と激怒しているうちに気が付いたのですが、この前Aupaに登録したので私はアンケートに投票できるのでした。怒りを込めてSiに投票しましたよ。「ベンチに行かなくてはいけないほど、悪い状態には見えないけれど。」という意見もあるんですけどね。腹立たしさのあまりそのまま夜まで見なかったのですが、今見たら、一応73%の人がSi、アイマールはプレーするべきと投票していたので少しほっとしました。でも、四分の一以上の人は反対なんですね。Incredible...

Aris戦の写真

2007年10月09日 15時21分17秒 | Liga07-08
今日は本当に何も書くことがないです。月曜日の練習はお休み。火曜日の午前中にフィジカル・テストがあるとか。アイマールはちゃんと体重チェックをするように。

アトレティコは代表戦に行く選手たちだらけで、8人しか残らないのですって。サラゴサからは一人も代表に行かないというのに・・・。
代表の話を書くのも嫌なんですが、GolTVでは南米予選を有料ネット放送をするらしいですよ。(見たい方がいるかもしれませんから、一応。)サイトはこちら:South American World Cup Qualifier Games  アイマールが召集されていれば、ためらうことなく11ドルを払って見るんですけど、パブロのいないアルヘン・チームにとてもそこまで払う気には・・・。と思って、今GolTVの番組表をチェックしたら、録画ですがアルゼンチン-チリ戦の放送がありました。ライブでやるのはウルグアイ-ボリビアのみで、その他ブラジルやエクアドルの試合の録画放送が予定されているようです。(テンション、低っ。)

サラゴサの話に戻ると、レバンテ戦の採点がAupaに。

César: 2.
Diogo: 2.
Sergio Fernández: 3.
Ayala: 2.
Juanfran: 1.
D'Alessandro: 2.
Zapater: 3.
Luccin: 2.
Aimar: 2.
Sergio García : 4.
Diego Milito: 2.
Gabi: 4.
Óscar: 3.
Oliveira: 4.

絶対アイマールは1か0だろうと予想していたんですけどね(苦笑)。それにしても、ダレッサンドロが2で、ガビが4?! そんなにガビは良かったのかな。
夕方GolTVのダイジェストを見ました。パブロのボール・タッチは冴え冴えしていたような。胸トラップしてディエゴにパスのシーン、アイマールらしい美しいプレーにため息。

もうずいぶん前のことに感じますが、アリス戦の写真がZaragozista.comにアップされていたので、貼っておきます。やけにパブロの写真は多いんです。一番受けたのは一番最後の写真ですね。謎のイエロー軍団4人に囲まれる正義の小人。この後、彼は包囲網を突破できたのでしょうか??














[Liga 7] Real Zaragoza 3 - 0 Levante

2007年10月08日 16時45分54秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
勝てて、本当にほっとしました。Radio Ebro+Marcaのテキスト・ライブでの観戦。前半は攻めているのに点がなかなか入らなかったので、また相手に先制されたらどうしようと冷や冷やどきどき。63分にようやく1点が決まったときの安堵感と言ったら・・・涙が出そうでした。でも、リードした直後にアイマールとディエゴが交代になって、替わって入ったオスカルのアシストなどで、オリベイラがニ得点。これでチームは楽勝ムードになって良かったけれど、反面ちょっぴり複雑な気持ちにも。

案の定Aupaなどでは、オスカルのほうがアイマールよりいいから、オスカルをスタメンにするべきなんて書き込みがありますね。木曜日に90分間プレーをして中二日の選手、この三週間で6試合をほとんどフルにプレーした選手とオスカルとではそりゃコンディションが違うでしょ、と思うのですが・・・。でも、まあ、いいんじゃないでしょうか。サラゴサの人がそう望むならそうすれば。もちろん決めるのはビクトル・フェルナンデスですけれど、アイマールは別に不満を言ったりしないでしょう。 

この試合はアイマールのリーグ戦200試合目という記念すべき試合でした。2001年2月17日、ラス・パルマス-バレンシア戦でデビュー。0-2で勝利したこの試合では1ゴールを挙げました。以来、バレンシアで162試合、サラゴサで37試合に出場。うちフル出場は78試合で、32得点。ゴールの内訳はヘディングが5、ペナルティが1、エリア外からのシュートが10。2002年のメスタージャでのビルバオ戦ではハットトリックをしています。アシストは全部で40。2002年と2004年にリーガ優勝。
Asの記事は、上記内容を
Pablo Aimar jugará esta tarde su partido 200 en la Primera División española: 162 con el Valencia y aún 37 con el Zaragoza. 90 victorias, 60 empates y 49 derrotas. Debutó el 17 de febrero de 2001: Las Palmas 0- Valencia 2. Marcó un gol de falta a Jarni, portero circunstancial aquella noche. Doble campeón de Liga (2002 y 04), ha jugado 78 partidos completos y ha gritado 32 veces gol: cinco de cabeza, uno de penalti y diez desde fuera del área. Le hizo un 'hat-trick' al Athletic en Mestalla en 2002. Ha dado 40 asistencias.
と伝えていますが、アラゴンの新聞はほとんど無視しています(怒、いったいなんで?!)。そういう節目の試合だったし、Agustin君のお誕生日ということもあり、ゴールを挙げたかったでしょうねえ。でも、あろうことか、ロマレダのファンはパブロのプレーにブーイングをしたそうですよ。たぶん調子は悪かったのだと思いますが、だからといって、ホームのファンからブーイング?!? たぶんパブロにとっては生まれて初めての経験だっただろうということです。(それを200試合目で経験するなんて・・・。)

レバンテ戦はスペインでも放送がありませんでしたが、アルゼンチンではライブ放送され、WOWOWでも放送ありの予定ですね? アイマールの出来などについては、きっとどなたかが教えて下さると期待しています。 
Marcaは、
サラゴサは前半特別スペクタクルな試合をしたわけではないが、ファンとの仲直りと勝利を欲していた。ベストのチャンスはアイマールのグレートなパスを受けたディエゴ・ミリートがポストにシュートを当てた11分のプレーだった。後半サラゴサはチャンスの連続で、ディエゴ・ミリートには二回の決定的なチャンスがあったが、ゴールすることができなかった。サラゴサの得点は時間の問題に思われたが、リガがミドル・シュートを打ち、ホームのファンに恐怖を与えた。するとサラゴサは反応を示し、セルヒオ・ガルシアが64分ついにゴールをこじ開けた。
Heraldoによると、ビクトル・フェルナンデスはセルヒオ・ガルシアの先制点の前にすでにディエゴとアイマールの交代を決断していたみたいですね。で、審判が交代の板を掲げようとしていたところで、パブロ→ディエゴとボールが渡り、ディエゴがセルヒオ・ガルシアにアシストして得点が生まれたよう。この記事のタイトルが「アルゼンチン人たちがいないほうがベター」。パブロたちの交代の3分後にはダレッサンドロもガビと交代させられているんです。実際パブロたちが交代してからのほうが良い試合だったのかもしれませんけれど、どうしてそういう風に書くかなあ?! 何度も書くけれど、この過密日程で、中二日で試合をした選手たちがベストなコンディションでないのは当たり前だし、ベンチの選手が良い働きをしたことはチームとして喜ばしいことだけれど、だからといってアルゼンチン人選手たちがいないチームのほうがベターだなんて書ける神経が信じられません。実際木曜日にUEFAを戦ったチームは全部、ビジャレアルもアトレティコもヘタフェも、今日負けているじゃないですか。サラゴサが勝てたのは、相手が激弱かったせいももちろんあるけれど、ディエゴやパブロたちの努力のおかげも少しはあるんじゃないの??(試合を見ていないからわかりませんが。)というか、普通のチームだったら、ホームでこの相手には最初からローテーションをしてパブロたちは休ませると思うけどな。

試合を見たアルゼンチンの方によると、全体として改善のきざしはあるとのこと。アジャラとディオゴがとても良くなっていたそうです。ただ、この試合では攻撃に問題はあったみたいですね。ディエゴがゴールを信じられないくらい何度も外したのは、彼一人の問題ではなく、やはり攻撃がセンターに偏りがちなためではないか?とのこと。
ビクトル・フェルナンデスは、試合に満足しているようです。
「満足している。一部でゴールを決めることはとても難しいことだからね。3点の得点とは別に、とてもたくさんのゴールのチャンスを作れたことに満足している。後半にはそれを上手く得点に結びつけることができたが、前半にも点差を広げてハーフタイムに入れる明らかなチャンスが何度かあった。アリス戦での敗退はつい最近のことではあるが、この試合ではとても良いプレーができている時間帯ががあったと思う。三人のフォワードが全員良い調子だと言うのはとてもポジティブなことだ。センターでの良いプレーのおかげで、フォワードの選手たちには沢山のチャンスがある。オリベイラはもう5得点もしているが、とても多いゴール数だね。」

最後に、小澤さんのこちらの記事を読んで:バレンシアサッカーライフ、バレンシアの試合は見ていないし、現状も知らないので、何の感想もありませんが、ただこんなにサラゴサでアイマールへの批判が多いのは、みんなパブロのことを信じていないからなんだなあと思いました。サラゴサの人たちに信じるようにさせることができないアイマールにも責任はあるのでしょうけれど、でも、なんでみんなそんなに選手を、チームを信じることが難しいのだろう?と不思議です。実生活で他人を信じることは難しいけれど(自分にリスクがあるから)、サッカーでは例え裏切られたとしても失うものなんて大してないのに。もう少し選手たちを信じて愛してあげれば、彼らはきっと最高に幸せな瞬間をプレゼントしてくれるに違いないのに。もちろんそうではないかもしれないけれど、それはそのときで仕方がない。所詮はサッカーなんてゲームに過ぎないんだから、そういうこともあるさと思うしかないですよね。試合を見て、批判や中傷や悪口や悲観的な思いで心を一杯にするより、悪いときには励まし、良いときには一緒に喜ぶという気持ちでいるほうがずっとハッピーだと思うのですが・・・。

Zaragoza: César, Diogo, Ayala, Sergio, Juanfran, D'Aless. (67'), Luccin, Zapater, Aimar (63'), S. García, D. Milito (64'), López Vallejo, Cuartero, Pavón, Celades, Gabi (67'), Óscar (63'), Oliveira (64').

Levante: Storari, Descarga, Álvaro, Cirillo, David, Juanma, Berson, M. Ángel (67'),m Savio (54'), Riga, Riganò (76'), Kujovic, Rubiales, Viqueira (67'), Tomassi, Pedro León (54'), Ettien, Gueijo (76').

Goles:

1-0 (63'): Sergio García anota a pase de Diego Milito.

2-0 (71'): Oliveira alcanza un balón de Óscar y bate a Storari.

3-0 (81'): Oliveira larga un golazo de tiro desde la frontal tras un contraataque.

Árbitro: Fernández Borbalán, Andaluz. Amonestó a Álvaro (13'), Juanma (35'), Luccin (47').