A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

またもやダレッサンドロ・・・

2007年10月24日 15時53分19秒 | Liga07-08
今日が(火曜日)今週初めての練習の日だったわけですが、いきなりまたダレッサンドロが爆発して・・・。今度はビクトル・フェルナンデスとですね。でも、その前に、アイマールがチームと別練習というニュースのほうが心配だなあ(涙)。ダレはもう好きにしていいから、パブロが五体満足ならそれ以上は何も望まないのに・・・。アトレティコ戦終了後から訴えていたそうですが、臀部の腱を痛めているみたい。内転筋という言葉もありましたが、同じ意味なのかな。ボールを触らずに練習したそうです。ビジャレアル戦をどうするのか、またいろいろ騒がれそうで超憂鬱。みんなに気を遣って無理はしないような気がしますが。

さてダレッサンドロのほうですが、ペリオディコ、エキポ、Heraldoがそれぞれ微妙に事件の経緯について異なっています。第一報をしたHeraldoのバージョンが詳しいように思えたので、それを紹介しますと:

ダレを含む日曜日にスタメンでなかった選手たちは練習試合。ここで何回か気に食わないことがあり、ビクトル・フェルナンデスに怒って抗議したりしていましたが、VFは無視していました。そのうちに一度ボールを失った際に、「ファウルを受けたんだよ!」と抗議したのに、監督が知らん振りをしていたところ、どんどん声が大きくなり、どんどん興奮。そこでVFが何かダレに言ったら、怒った身振りをして監督から離れていきました。少し離れたところで、VFが「まだわからないのか、アンドレス?」と叫ぶと、ダレッサンドロの怒りは爆発。走ってきて、ビクトル・フェルナンデスに詰め寄り、口論を始めました。内容はプレスが観察していた場所から聞き取れませんでしたが、「全部、あんたが悪いんだ!!」という言葉ははっきり聞こえたそう。直ちにVFはダレッサンドロにロッカールームに行くように命じました。

ペリオディコのバージョンでは、最初の口論の後でビクトル・フェルナンデスがロッカー室行きを命令。ダレッサンドロはロッカー室に行く途中で、怪我人やパブロたちの練習を見ていたフィジカル・トレーナーに引き留められ、そこでストレッチなどをしました。その後、ダレは何事もなかったように練習試合を終えてジムへと向かうチームメートたちに合流しようとしたのですが、VFは許さずロッカー・ルーム行きを命じたのだとか。
Asは、二人の会話をこんな風に載せています。

ダレ:「僕らみんなが練習できるのはいったいいつなんですか?(叫んで)」
VF:「わからないのか?」
ダレ:「いつみんなで練習できるのかって聞いているんだ。」
VF:「自分のことだけ心配しろ。もうたくさんだ。」
ダレ:「とっくに自分のことなら心配しているよ。」
VF:「シャワー室に行け。」
ダレ:「あんたが何もかも悪いんだ。」("Vos tenés la culpa de todo")

夜の9時から、ビクトル・フェルナンデス、バンドゥレス会長、パルデサスポーツ部長らが集まり、ダレッサンドロへの処分を協議。会合は数時間にも及びました。ダレッサンドロが人を通じて、謝罪を伝えたこともあり、罰金と、監督そしてチームメートへの謝罪が処分として課せられることに決定したようです。

今日の事件を知るまでは、ダレは本気でアイマールを陥れようとしているのか?なんてかすかに疑っていましたが、たぶん違いますね。本当に詰まらないことで、信じられないくらいカッとしてしまう性格なんだと思います。そして激怒すると、もしかしたらそこまで自分では本気では思っていない、でも相手が聞いたら怒るに違いないことを我慢できずに怒鳴ってしまう。先週のアイマールとの件も、あまりダレがすぐに怒ってうるさいので、パブロはうんざりしたんだろうと思います。それでちょっと注意したら、即爆発。パブロへの言葉も、VFへの言葉も、一番相手が傷つくようなことを言っていることから考えて、その場では憎悪以外何も見えなくなっているのでしょうね。

だから、ダレッサンドロが本当に悪い人だとは思わない。あまり深くは考えていないのかなというだけで。ただ、結果的にダレの言動はとてつもなくサラゴサにダメージを与えていると思います。Aupaなんて、「ダレ、良く言った! 君は正しい。君を絶対支持するよ。」という人たちと、「アイマールと監督に謝れ。こんな選手はもういらない。」という人たちに二分されてしまいましたもの(涙)。これをどうやって修復するのか、私には想像もできないのですが・・・。そうだなあ、これでパブロが怪我などでずっと試合に出れなくて、オスカルとダレッサンドロがスタメンでプレーできれば、まあみんなハッピーなんじゃないかな。アイマール自身だって、チームメート全員がハッピーならそのほうがいいと思うでしょうし。ダレが無意識に望んだとおりに、物事は進んでいくのでしょう。アメリカでもそうなんですが、結局大きな声で言った人が勝つんです。アイマールは、黙っていても分かる人はわかるなんて思っているのかもしれませんが、それは甘い考えです。誰も人のことなんか本気で考えないし、自分を助けてくれるのは自分だけ。パブロもいつになったらわかるのかなあ。(性格だから仕方ないけれど。) 

ところで話はがらりと変わりますが、練習場にもうフェンスが設置されたようです。子供たちが見学に来たのですが、サインがもらえなかったとか。どうやら駐車場に入れなくなったみたいですね。
またクラブは記者会見をする選手を決めることにしました。えっ、今まで決めていなかったの?! 普通はクラブが決めて当番制になっているのかと思っていましたが、これまでは選手たちが自主的にやっていたのか??

エキポに失点のデータが。アウェイでの5回の失点全部が前半20分までの失点で、うち4回は前半10分までの失点なのだそうです。今年は攻撃陣が悪いとか言われていますが、試合開始10分しないうちに点を取られるのは、ものすごい重荷だと思うな。だって1点取られた時点で、7割くらい負けということでしょう?(データは良く知りませんが、もっと高い確率かも)その足枷の中で攻撃するのはとても難しいことのように見えます。