A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

ニュースだけ

2007年10月16日 16時38分38秒 | Liga07-08
写真の続きをアップするつもりだったのですが、下のVFのインタを読んだら気が滅入ってしまって・・・一晩寝てからにします。4-4-2にするのはいいけれど、「犠牲になってね、適応してね。」で終わりなのかと思うと・・・。

月曜日のニュースだけ。

ロマレダは芝の全面張り替え作業が昨日からスタート。ビジャレアル戦にはぎりぎりです。
月曜日の練習では、9人対9人のミニゲームで、オリベイラとディエゴが2トップを組んでいたため、アトレティコ戦ではこの二人のスタメンが濃厚。うーん・・・、懲りないVFですが、今度こそ結果が出るのでしょうか?
フアンフランに初めての子供となる女の子(Carmen)が誕生。
ダレッサンドロが記者会見。わりと興味深い内容でしたが、訳す余力はないです。原文記事はこちら:Andrés D’Alessandro: “Esperé mi oportunidad y nadie me regaló nada”


ビクトル・フェルナンデスのインタビュー(As)

2007年10月16日 15時44分12秒 | Liga07-08
今日は二つ記事をアップする予定なのですが・・・だんだん時間が押してきていますね。まず一つ目。

最近Asのページがリニューアルされて、クラブごとのページがなくなってしまったので、ニュースがとても見つけにくいです。このビクトル・フェルナンデスのインタビューだって、昨日のものなのに昨日は見つけられなくて。でも、残念な内容なので、昨日読まなくてよかったかもしれません。"El equipo se equivocó: sin actitud no se puede ganar"-Victor Fernandez
結構長いインタなんですけれど、誰か訳してくれないかなあ。アイマールのインタビューなら長くても訳せるけれど・・・。と言いつつ、しかたなくざっと。



楽観的な態度のようですが、その根拠は?
「正直にならなければ。実際のところ、チームはスタートを切るのに苦労している。そのために、彼らがもたらすサッカーは本来のものに比べて弱く、貧弱なものになっている。しかしこのチームは最後には良いプレーをして、良い結果をもたらすだろう。そのことには全く疑問を抱いていない。」

どうしてサラゴサのスタートはこんなにスローなのでしょう?
「客観的な理由がある。去年のディフェンス陣からはセルヒオだけがあてにできた。残りはプレシーズンができなかったか、負傷していた、フアンフランやパレデスがそのケースだ。パボンはこの二年間ほとんどプレーをしていなかったし、クアルテーロも一年間負傷していた。こうしたこと全てがディフェンス陣の働きに影響を与えた。まだある。サパテルの膝の怪我はとても悪いもので、大きな負傷だった。入念な治療と選手の側の犠牲が伴った。そして最後に、多くの新加入選手との連携という当然のプロセスもあった。こうしたことで不安定なスタートは説明できる。」

選手の態度については?
「私たちは、このような困難に、去年までの積極的で集中した競争力を持って対峙しなかった。私たちは良いチームだが、そのことをふさわしい態度で示さなければならない。現代のサッカーではリラックスしたり、敵につけこまれるような態度は許されない。」

そのためにUEFAに敗退したのでしょうか?
「UEFAの敗退の原因は、リターンマッチではなく、アウェイ・ゲームだったと思う。私が態度のことを言っているのは、サロニカ、ムルシア、バルセロナでの試合でのことだ。その後では改善が見られ、態度はとてもポジティブなものになった。」

フィジカルが欠けているように見えますが、気のせいでしょうか?
「ときどきはフィジカルの欠点が見られることもあったが、実際はそれは間違いだ。それはメンタルに関係がある、信頼感のなさと不安定さが我々に影響した。私たちはこれまでの全ての困難に対する解決法を探していて、正直な話、我々は正しい方向に向かっていると思う。ほとんど上位と言っても良い順位にいるし、選手たちは個人レベルで良くなってきている。こうしたことは我々全体の向上に役立つだろう。だが、確かなことは、守備でも攻撃でももっと高いレベルが必要だということだ。」

軟弱さはほとんど伝統的なものです。構造的な問題だと思いますか?
「そんな風に考えることは間違いに思えるよ。私たちは、アグレッシブで競争力のある選手たちを獲得した。マトゥザレム、ガビー、アジャラ、パレデスなどをね。全員が勝ちたいと思っている。アジャラは、その意味で、模範的なサッカー選手だ。とても積極的で、プレーに関与し、とてもインテリジェントで・・・。また今まで主役でなかった選手たちも飛躍をしたい、状況を変えたいと願っている。このことも強みだね。ただ確かなことは、チームは少し混乱しているということ。」

混乱? どんなことで?
「選手の質だけを考えれば、このチームは誰にでも勝てるだろう。現代のサッカーは、ずっと多くのコミットメント、集中、連帯を要求する。敵と同じくらい走ることが必要で、そうすれば質や才能が違いを生み出す。サラゴサはこの点をあまり考えてこなかったが、最近の試合ではそれができてきた。」

チームを巡る雰囲気を心配していますか?
「いや、サラゴサのファンについては確信を持っている。ただ、一つ確かなことがある。リーガの二試合目から決勝のようなつもりでプレーすることは望めない。それは余計なプレッシャーと責任を与えることになる。多分不必要なね。でも共存しなければならないね。
(中略、プレスからのプレッシャーのことなど。)」

守備のことを話していましたが、実際の変化は中盤にありました。
「そうだね、監督と同じくらい選手たちもどのようにプレーしたいかを知っている。それがサッカーのアイデアだ。そしてそのアイデアはピッチの中の展開によって変わってくる。去年のサラゴサはそのスタイルを認識していて、今年も同じだろう。我々は二人、または三人、有名なダイヤ型、またはそれなしでプレーする。」

でもいろいろなパターンの後、去年と同じく二人のピボーテに両サイドをアイマールとダレッサンドロですね。
「でも、今年もムルシア戦とラシン戦ではそういう風に始めたよ。戦術は選手より優先されると考える人もいるし、我々のようにまず選手がいると考える人もいる。戦術はサッカー選手の創造的な可能性のために用いるもので、それ以上ではない。結果を見て、それを正当化するために使う人もいる。バルセロナでは我々はダイヤ型で戦い、二人のピボーテではなかったと言われた。驚くべきことだが、選手たちは自分たちが何をしているか知っている。我々は戦術上のオプションを持っているだけで、それだけのことだ。」

ダイヤ型はアイマールを助け、ダブル・ピボーテはサラゴサを助ける。同意しますか?
「どんなシステムも、大多数の選手たちに恩恵がある一方で、それに適応して、犠牲にならなければいけない、損害を受ける選手はいるもの。そのようなことは、マドリードのジダンやバルセロナのロナウジーニョにも起きた。サラゴサでは、確かに一番恩恵を受けないのはアイマールだ・・・しかしそれは重要な問題ではない。彼らはとても良い選手たちなので、適応して活躍するものだ。」

アイマールが活躍する場を失うことは贅沢ではありませんか?
「確かに、それは大きな損失で、その分け前は中盤で利用しなければならない。でも大事なことは、システムとゲームを助ける慣性だ。それはポジティブなものではなかった。」


本当はもっと続くんですけれど、ここまで訳したら悲しくなってきたので止めます。VFにはちょっと失望したかも・・・。チームのことを第一に考えるべきなのは監督として当然なのはわかりますが、公然とアイマールに犠牲を求めるって、どうなんでしょう。将来的に全然希望の持てない発言ですが、これを読んでアイマールはどう思うのかな。ロナウジーニョがバルサで犠牲になっているなんて、初耳ですしね。(あんまりにも不適切な例じゃないですか! 正気とも思えません。) もちろんアイマールが「一番大事なのはチームで、自分のポジションはどうでもいい。」とか何とか言う展開なのは充分わかっていますけど・・・。

このビクトル・フェルナンデスが言っていることはほとんど全部Aupaの掲示板で非難されていたことなので、まるで掲示板の声に答えているような違和感が少し。選手の態度の話も、悪いのは全部選手なの?なんて思ってしまいました。内部で話すならともかく、記者に言うことなのでしょうか。選手たちはこれを読んであまり良い気分はしないんじゃないかな。