A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

I am going to kill you!?

2007年10月18日 16時14分50秒 | Liga07-08
夜になってアラゴンの新聞を読んだら、ことの発端が全然マルカの記事と違うので、びっくり。ペリオディコとHeraldoが同じことを書いているので、多分こちらが正しいのだと思います。そして、昼間書いたときは、アイマールの美しさにうっとりするあまり軽く考えていましたが、ダレッサンドロの言ったことを読んで、かな~り心配になってきました・・・。

まず、事の始まりはダレッサンドロがアイマールにファウルをして、反則を取られたことだそうです。ペリオディコによると、ダレッサンドロがそれが不満で文句を言っていたら、アイマールが、
"Estas hablando todo el rato. Te quejas de todo, ya vale"
「いつも文句ばっかりだね。もう充分だよ。」
と言って、ダレッサンドロの胸を押しました。これにダレッサンドロが激怒。(Heraldoバージョンでは、ダレのファウルをパブロが冗談っぽく非難したら、ダレッサンドロが激怒したとあります。)そして、
"No me levantes la voz, boludo. Te voy a matar. Eres el menos indicado para hablar, boludo, pelotudo"
「俺にたてつくなよ、馬鹿。殺してやる。お前の言うことなんかどうでもいい。馬鹿、間抜け。」
でも、パブロも挑戦的な態度で、全くひるまなかったために、ダレッサンドロはますます興奮して、
"Haces siempre lo que quieres fuera y en la cancha ¿Quién te crees que eres? Haces lo que quieres."
「ピッチの外でも中でも好きなことをやりやがって。お前、自分を何だと思っているんだ?」
更に少なくとも三回は"Te voy a matar.(I am going to kill you.)"と叫びながらパブロに殴りかかろうとするところを、ディエゴが必死に制止したそうです。パブロのほうは大して興奮していなくて、笑ってさえいたそう(確かに笑顔で写真に写っていますもんね)。

印象としてはやはりダレッサンドロがカッとして切れただけのように感じますが、言葉の内容が、やくざじゃあるまいし、友人にそんなこと言うものなの?と驚愕。こ、怖いです(涙)。アイマールに馬鹿だの殺すだの言ってほしくないですね。パブロは馬鹿じゃないし、死んじゃったりしたら困るし(怒)。でも顔に似合わずアイマールも意外に強気だから、こういうとき一歩も引かないんですよねえ。それがいっそうダレの興奮を煽ったのかも。
ロッカー・ルームで顔を合わせた二人は、周りが落ち着かせようとするのにもかまわず、また口論の続きを始めたとか。ペリオディコは二人とも最後まで謝らずに、ダレはシャワー室に消え、アイマールは打撲の箇所にアイシングをした、と書いています。仲直りは本当にできたのかなあ。

もちろんアラゴンの新聞は、アイマールがビクトル・フェルナンデスに贔屓にされていることをダレッサンドロが良く思っていないのだろうと書いています。アイマールは調子が悪いのにいつもスタメンで、自分がベンチ行きなのが不満なんだろうって。は?! パブロは別に調子悪くないと思うけれど。私からすると、アイマールほど自分がやりたいようにやらせてもらえていない選手はいないと思うので、ダレッサンドロの言葉には思わず苦笑しちゃいました。パブロがリケルメにそう叫ぶなら納得なんですけど。(でも、死んでもそんなことは言わないでしょう。言って欲しいような気もしますが。)

とにかくこんなところで喧嘩をしている場合ではないのは確かです。ゴルフクラブで殴り合った後で良い結果が出たクラブと同じようになるといいのですが・・・。
長くなるのでまた明日書きますが、セルヒオ・ガルシアが前日に記者会見で「待遇が平等でない。」と不満を述べたのと合わせて、ちょっとVFは選手たちのとりまとめが上手くできていない?と心配になる状況ではありますね。


アイマールとダレッサンドロの喧嘩

2007年10月18日 10時17分26秒 | Liga07-08
もちろん、今日のトピックはこれですよね。もう、パブロたちってば! スペインでもアルゼンチンでもビッグ・ニュースになっていますよ!(まったく、こんなことで・・・。)
いつものようにAragonTVを見ようとしたら、また例によって大事なときに繋がらないんです。でも、Aupa掲示板で、全国チャンネルでもこのニュースが取り上げられていたと書かれていたので、TVEとAntena3をチェックしました。が、両方ともアクセスできずに、後は唯一知っているチャンネル、バレンシアのカナル9を駄目もとで見てみたんです。半分諦めていたのに、なんとスポーツ・ニュースのトップで取り上げられていました(驚愕)。しかも、「今日のスポーツの主役は、パブロ・アイマールでした。」とか言われているし。

喧嘩の理由は、ダレッサンドロのいるチームとアイマールのいるチームが試合をしていて、ダレがゴール。でも、パブロが、それって正当なゴールなの?と文句をつけたらしいんです。(オフサイドだったのか、他のことなのかは不明。)するとダレッサンドロは一気にカッとして、「そりゃ、一体どういう意味だよ??!!」と切れたらしい。ここで、当然試合は中断。パブロもすごく腹を立てて、みんなの前ではっきりさせようと言ったようですが、ダレッサンドロは譲らずに言い合いが続き、ニュース画像を見た感じだと、ここでパブロが「もう、あっちへ行けよ。」と、ダレッサンドロを両手で押していますね。完全に怒りで正気を失ったダレはパブロに飛び掛ろうとして、ディエゴに止められ、引き離されながらも、パブロに向かって何やら怒鳴り散らしています・・・。ちょっと、君たち、Are you alright?と聞きたくなるような映像でしたが、ニュースではその後練習場から出てきて車に乗るパブロの様子が。アイマールは、顔は細いものの、以前のままのキュートで優しい感じで、笑いをこらえながら記者の質問に答えています。
「僕たちは友達だから、ロッカー・ルームで仲直りした。良い練習ができているときには、よくあることだよ。そうでないほうが心配だね、あるべき熱心さで練習していないということだから。僕らは、熱意を持って練習していて、すごくモティべーションが高いということだよ。」
パブロのこの表情から、心配はいらないんじゃないかなあと思いますが。喧嘩の理由も笑えるほど些細なことですし。パブロがダレッサンドロをpushしたところなんて、まるで5歳の男の子の喧嘩を見ているようで、まったく何歳になっても子供だねえ・・・と思ったことでした。
その現場をちょうどマルカの記者が写真に撮っていたので、こんな大ニュースになってしまったんですよね。でも、そのおかげで、ひさしぶりにアイマールの美しいお顔を楽しめます。Clarinには、なんと喧嘩のシークエンス写真が!(La secuencia fotográfica de la pelea entre Aimar y D'Alessandro) あの棘棘した暗い表情でないので、とても嬉しかったりして。特に最後の写真なんて、説明には「喧嘩の後神経質に笑うアイマール」と書いてありますが、もう長いことこんなに楽しそうに笑っているパブロを見た記憶がありませんよ! これは、間違いなく心から笑っているでしょう・・・。 私だったら、こんな綺麗な顔の人相手には喧嘩できないなあ。見とれてしまう。 セルヒオ・フェルナンデスの彼女? それとも娘?という感じですよね。
(スペイン全国紙とアルゼンチンの新聞を見てこれを書きましたが、今晩アラゴンの新聞に何か情報があれば、また書きますね。)