きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

銚子電気鉄道

2008-04-30 | 鉄道
お魚を食べに銚子まで出かけた。

天気もよく、行楽日和。
銚子港まで散歩して、食事を楽しみ、仲ノ町駅へ。





 

銚子~外川間を結ぶ、銚子電気鉄道に乗ってきた。(全長6.4キロ)
団体さんが乗り込んでいて、けっこう混んでいた。



犬吠崎まで、犬吠駅から意外と近い。
車では何度か来ているけど、電車では初めて。

とても古い車両で、きしみながら がたーん ごとーんと揺られて走る。




坂道の多い、ひなびた漁港、外川。
外川港まで散歩した。
昭和の香りのする町だった。
暑かったので、上着を脱いで歩いた。
ちょっと油断したら日焼けしてしまった。

2008.4.29





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旧前田侯爵邸洋館Ⅱ

2008-04-29 | 西洋館
建物を正面に見て右手に進むと、庭にでた。
丸く芝の庭が広がり、取り囲むように木々が茂っている。







建物の1階と2階の境に、何かがいた。
なんだろう。。



でも、ちょっと新しそう。
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旧前田侯爵邸洋館Ⅰ

2008-04-28 | 西洋館


正門から玉砂利を踏みしめながら、うっそうとした木々の間道を歩くと
四角錐の塔のある洋館にたどり着く。
壁のスクラッチタイルがとても美しい。

旧加賀藩主前田家16代当主・利為の本邸として建てられた洋館です。
ぐるっと 建物の周りを見て歩きました。

やっぱり私は 洋館が好き!





◇旧前田侯爵邸洋館
竣工 1929年
設計 塚本 靖、高橋禎太郎
所在 東京都目黒区駒場4-3-55

2008.4.20
2008.4.26



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東京大学駒場キャンパス

2008-04-27 | 近代建築
時計台のある1号館は、内田祥三(東京帝国大学第14代総長)による設計。
白金にある旧国立公衆衛生院(設計 内田祥三)にとてもよく似ている。

私が古い建物の写真を撮り始めたのが、この建物(旧国立公衆衛生院)でした。
高輪から目黒まで散歩したとき、不思議な茶色の建物が目に入り、森の中へとひきこまれ、立ち入り禁止の塀の中に建っている建物の前にたどり着いたのです。
廃墟となった建物で、それはそれは不思議な光景でした。
駒場キャンパス1号館を見たとき、ひどく懐かしく思えたのはそのせいかな。

◇近代建築散策
http://maskweb.jp/b_iph_1_1.html






900番教室



建物奥の敷地は窪地になっていて、広い運動場となっている。白い花が斜面一面に咲いていて、とても綺麗。







駒場キャンパスは、この日(4/20)は八重桜が満開。
たくさん植えられていて、お花見してきました。



◇東京大学駒場キャンパス
1号館

竣工 1933年
設計 内田祥三・清水幸重
所在 東京都目黒区駒場3-8-1

2008.4.20
2008.4.26
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堀商店

2008-04-25 | 近代建築
JR新橋駅前にある、鍵の専門店。
スクラッチタイルの外観が素敵。
こういう建物を見ると、わくわくしてきます。
(トップの写真は、閉店後のものです。)




 ヨネイビルディングをおもわせる螺旋模様の柱



思い切って、お店の中へ。
お店の方に、「店内を見せていただけますか?」と尋ねたら
「どうぞ、ご覧になってください。あいにくと2階の鍵のコレクションは工事中のためお見せできませんが。」
そう言って、店内を案内してくれた。奥に鍵のコレクションが一部飾ってあり、説明してくれた。先代が世界を飛び回って収集したものだそうだ。
極めるということの素晴らしさを実感。
コレクションのガイドブックを2冊と、鉄の火造り作品集を頂いた。
丁寧に対応していただき、嬉しさでいっぱい。

その昔泊まったことのある、蓼科にあるホテルハイジの作品を見て、
また行きたくなってしまった。

  




ヴァイオリンのエフ孔に似た出窓用の金具
家にあったら 素敵!



◇堀商店
竣工 1932年
設計 公保敏夫
所在 東京都港区新橋2-5-2

2008.4.22

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フェリーチェガーデン日比谷

2008-04-24 | 西洋館


日比谷公園入り口近くの森の中に、可愛らしい建物が見える。
以前は、公園の資料などを展示していたが、現在は結婚式場となっている。
外にブライダルフェア開催中の看板が出ていて、中に入ってみた。
美しい女性が出てきて、明日 挙式があるので、中は荷物で一杯なんだとか

公園内の植物や、建物の歴史とか展示してあったような記憶があるけど、ソファーなど置かれていて
随分変わってしまった。

公園のベンチに座り、日向ぼっこ。
遅いランチを楽しむ人で賑わっていた。
まばゆい 春です。

◇フェリーチェガーデン日比谷(旧東京都公園資料館)
竣工 1910年
設計 福田重義
所在 東京都千代田区日比谷公園1-4

2008.4.22







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鉄のバイエル

2008-04-23 | 
駅で流れている電子音。
普段なにげに聴いている音を
コピーして楽譜に再現している、
4小節のドラマ。

電車の接近音から始まり、発車メロディーへと続く。

以前、タモリ倶楽部で この著者がピアノで弾いているのを見たことがあって、感動した事を思い出した。



曲へのコラムも付いていて、著者の曲に対するイメージが伝わってくる。
鉄道写真も、楽しめます。

この本が出たせいか、先週TVに出演していて、「マリオの効果音を消して画面に合わせて音を出す」という
驚きの技を披露していた。絶対音感を持っているって 凄い!

◇鉄のバイエル
鉄道発車メロディ楽譜集(JR東日本編)
松澤 健◇ダイヤモンド社
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聖イグナチオ教会

2008-04-22 | 教会・礼拝堂
 

旧聖堂にあったステンドグラスが見たくて、教会事務室に行き、教会の方に尋ねてみた。
クリプタと呼ばれている墓所と、大聖堂へと続く螺旋階段にあるという。
私が見たかったのは、螺旋階段にある大きな作品。
どうぞ、ご覧になってくださいと 行き方を説明して頂いた。

大聖堂や、ザビエル小聖堂が好きで、たまに来ては座っています などとと話したら、教会のパンフレットを頂いた。主聖堂の12枚のステンドグラスの解説などが載っていてとても興味深かい。

何度来ても、見ることの出来なかったステンドグラスを
やっと見ることが出来た。 

荘厳な 美しいステンドグラスだった。

所在 東京都千代田区麹町6-5-1
竣工 1999年
設計 坂倉建築研究所

2008.4.20











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4月のベランダ

2008-04-21 | マイホーム
このところ、毎土曜日は出かけてばかり。
久々に家に居て、のんびりできるかと思ったらそうでもなかった。
細かく掃除したり、洗濯など。たまったアイロンかけも。

ホームセンターに行くついでに、新しく出来た花屋に寄った。
薄利多売で、ポットのお花が3鉢で200円。5鉢で300円。
勿忘草など、3鉢購入。
ホームセンターに行き、つい あれもこれもと 買ってしまった。

時間があるので、夕食は新たけのこを使った炊き込みご飯。
歯ごたえが違うのよね。美味しくいただく。




寒い日が続いたので、パンジーも元気



ミニばらと料理を飾ってくれるイタリアンパセリ。新芽が伸びてきた。



なかなか咲かなかった、ブルーデージーが満開。
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生誕100年 東山魁夷展

2008-04-20 | 美術展
強風と大雨の日、東京近代美術館へ出かけた。
先週、ドライブの途中美術館の前を通ったら行列が見えて人気の程がうかがえた。

この日は、あいにくのお天気。
着いたら券売場は閑散としていて、良い感じ。
中は、人もまばらで ゆったりと見てまわれた。

東山魁夷の絵は、造形的で造られた美しさのようなイメージがあったが
川のスケッチを元に作成された「たにま」に至るまでの作品を見て、あくまでもスケッチから入り
消去して単純化していった過程を見て意外に思った。
正確なデッサンを元に、計算された省略美がそこにあること。

唐招提寺の障壁画、第1期の濤声(部分)と第2期の揚州薫風が展示されていて、おもわず係りの人に「これは 本物ですか?」と尋ねてしまった。まさか本物が展示してあるとは思えなかった。驚き!

静かに 青い海の怒濤が聞こえてきそう。こんなに近くで見れるなんて、ただただ感激。

大きな作品の多い中で、小さめな作品
遺作「夕星」を、昨年 長野県信濃美術館 東山魁夷館で見たときの記憶が蘇った。
青い夢幻的な世界に、輝く小さな星。
作家の心の中の世界に 深く引き込まれて行く。
遠い星の光が 輝いている。
とても優しい気持ちに包まれた。

2008.4.18

◇生誕100年 東山魁夷展
東京近代美術館
2008.3.29-5.18
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山高の神代桜

2008-04-19 | 



清春芸術村の帰りに、日本三大桜のひとつ、北杜市武川町山高の神代桜を見に行った。
樹齢約2000年といわれるエドヒガンザクラで、老齢化による枯死の危険性もあったが、樹勢回復作業に取り組み、回復の兆しが見えてきたそうだ。
初めて見たので比較できないが、幹は亀裂など多数あり、花もさほど多いとは思えなかった。
幹は長い年月を生きてきただけあって、なんともいえない複雑な形をしている。
寺の山門をくぐると、周囲の畑には一面水仙やチューリップが咲き、春一色。
桜を盛りたてるように植えられた草花は、とても華やかで 訪れた人は感嘆の声を上げていた。

◇神代桜
山梨県北杜市武川町山高2763
日蓮宗 大津山 実相寺 境内
※周囲には、民間有料駐車場が多数あり、道は細く渋滞している。







神代桜



2008.4.12
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清春白樺美術館

2008-04-18 | 現代建築


少し高くなった場所に、清春白樺美術館は建っている。
建物前に、湧き水の小さな流れがあり、少し先に落差があって滝のように落ちていく。

美術館は、ルオーの絵画を中心とした展示となっている。

正面のガラスの張り出し部分は、サンルームになっていて、バラの花をイメージしたようなモザイク床がとても美しかった。
細長い、細かい木を組んだ床が続き、部屋の続きのような幅広い階段をのぼると、2階展示室に着く。
ここもやはり、吹き抜け上部からの自然の光に満ち溢れた建物だ。

◇清春白樺美術館
竣工 1983年
設計 谷口吉生
所在 山梨県北杜市長坂町中丸2072 清春芸術村内






建物前の白樺林の間から、ラ・リューシュが見える。


名残惜しみながら、桜の園を辞した。2008.4.12
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清春芸術村Ⅲ ジョルジュ・ルオー記念館(礼拝堂)

2008-04-17 | 教会・礼拝堂


清春白樺美術館は、ルオーの作品をたくさん所有しているそうだ。ルオーを讃えるために作られた、小さな礼拝堂を訪ねてみた。

宗教画家ジョルジュ・ルオーは、敬虔なカトリック教徒で、朝夕祈りに使ったキリスト像がこの礼拝堂正面の壁に掲げられ、
建物入り口上部には、ルオー作のステンドグラス「ブーケ(花束)」が飾られている。

コンクリート打ちっぱなしの建物内は、三方角に半円状の吹き抜け部を持ち、優しい光を導いている。狭い空間だが、心が落ち着いてくるのはなぜだろう。


◇ジョルジュ・ルオー記念館(礼拝堂)
設計 1986年
設計 谷口吉生



 
 
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清春芸術村Ⅱ 茶室 徹

2008-04-15 | 現代建築
清春芸術村の片隅に、小さな庵が建っている。
藤森 照信設計の茶室 徹。

ちょうど この日は、桜は5分咲き。
ソメイヨシノが
優しく茶室を取り囲むように咲いていた。

茶室内は、非公開で、上り下りする梯子は取り外されている。
「桜を見るための茶室」だそうで、いま、まさにその季節なのです。
安全上とかいろいろな面で、非公開なのだと思うけど、梯子をのぼって、外からでも眺めて見たかった。残念~☆

◇茶室 徹(てつ)
竣工 2006年
設計 藤森 照信






公式HPからの抜粋です。

茶室 徹(てつ)

この茶室は、建築史家・藤森照信氏(東京大学教授)の設計によるものです。屋根の銅板や壁の漆喰を塗る作業は縄文建築団のメンバー赤瀬川源平、南伸坊、林丈二氏らが手伝って作り上げました。
茶室を支える檜は清春芸術村に植わっていた樹齢八十年の木を使い高さは地上約四メートルで室内は一.七坪になります。
命名は作家・阿川弘之氏によるものです。

2006年4月完成
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清春芸術村Ⅰ ラ・リューシュ

2008-04-14 | 現代建築


廃校になった清春小学校の跡地に建てられた、アトリエ 清春芸術村へ桜を見に出かけた。
途中、一宮御坂あたりを通ると、一面濃いピンクの桃の木が見えた。
地面にたんぽぽなど咲いていて、春色の世界。

清春村は、鈴木清順の映画ツィゴイネルワイゼンのロケ地に使われた場所で、その昔一度だけ訪れた事があったけど、久々~。








桜は5分咲き。曇りで、南アルプスが望めず 残念。

清春芸術村 ラ・リューシュ
竣工 1980年
設計:ギュスターブ・エッフェル
所在 山梨県北杜市長坂町中丸2072

2008.4.12
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