きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

OPEN CITY MARUNOUCHI  東京ステーションホテル

2019-10-27 | 近代建築
東京駅に来るたび、入ってみたいと思っていた場所「東京ステーションホテル」を
見学しました。ナビゲーターは、ホテルスタッフです。






ロビーが集合場所です。

クレマチスの花がモチーフ 花言葉は、「旅人の喜び」

床にもあしらわれています


松本清張が泊ったとされる2033号室



フロント上部の吹抜け空間


中央屋根裏部にあるアトリウム





赤煉瓦は、創建時のもの








インペリアルスイート この部屋の真下は、貴賓室だそうです。







南北ドームに面した宿泊者専用バルコニー ガラス越しにドームを眺めました。





一番の見どころは、全長330mの客室廊下 
長い廊下の随所に記録写真が展示してあり、ギャラリーのよう。
東京ステーションホテルはもちろん、丸の内の遍歴が学べます。
旅へのいざないの扉を開ける 東京駅に直結のホテル。素敵です。
丸の内のイベントとして、これからも見学ツアーが続くといいなあ。。
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長崎市内あれこれ

2019-03-10 | 近代建築
西坂を下り、カトリック中町教会へ。









結婚式の予行が始まる前に、見学と写真撮影を許可していただきました。





祭壇には、ほほえみの十字架が安置されています。





聖堂内には、ステンドグラス(教会HPより)
がたくさんあり、大変美しい教会です。


どうしても見たかった、臨済宗黄檗派「聖福寺」の瓦塀。






瓦だけを使い、イギリス積にした 明治の塀。作り手の遊び心が伝わってきます。



長崎といえば、めがね橋



無事、ハートの石を発見!
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旧長崎税関下り松派出所(長崎市べっ甲工芸館)

2019-02-09 | 近代建築
平屋建て煉瓦造。壁は、白漆喰仕上げ。
入り口上部の、放射状に伸びた装飾に心惹かれました。

建物は用途を変え、改修工事を経て
現在長崎市べっ甲工芸館となっています。
べっ甲細工は、あまり興味が無いので
さらっと見学しました。
















港には、クイーンエリザベスが停泊中でした。

所在 長崎県長崎市松が枝町4-33
竣工 1898年
設計 不詳
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旧香港上海銀行長崎支店記念館(旧香港上海銀行長崎支店)

2019-01-10 | 近代建築
長崎港の松が枝埠頭を望む海岸通りに、堂々とした建物が目をひきます。
1931年に銀行としての営業を終え、いろいろと活用されたのち、
取り壊しの危機を市民運動の力で乗り越えた建物です。
1階は、無料公開スペース。2・3階は長崎近代交流史と孫文・梅屋庄吉ミュージアム(有料)となっています。



















1階は、銀行で、2階と3階は居住空間だったそうです。
3階にバーチャル写真館があり、チャイナドレスに変身して
写真を撮りました。

訪ねた日は、クイーン エリザベスが寄港。
あまりにの客船の大きさに、びっくり。

竣工 1904年
設計 下田菊太郎
所在 長崎県長崎市松が枝町4-27
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武雄温泉新 楼門・新館

2018-05-06 | 近代建築
武雄温泉は九州の名湯で、開湯は約1,200年又は1,300年前といわれ、
歴史ある温泉(弱アルカリ単純泉)です。
写真では見ていましたが、まるでテーマパークの建物のような感じ。

楼門は、1914年、新館は1915年竣工。
浮世を忘れて、心ゆくまで温泉を楽しんでほしいという思いから竜宮城のような楼門になったそうです。
設計は、佐賀県出身の辰野金吾。近代和風建築も、有りなんですね。


2019年3月末まで見学できます
十二支見たかったなあ。



木造2階建ての新館(共同浴場)は、1973年まで共同浴場として使われていました。
現在は、重要文化財に指定されて公開中。







八角形の湯気抜き天井のある浴室外観
一階は、左右に男湯と女湯があり、同じ広さになっています。

大理石の浴槽

地元有田産のマジョリカタイル


二階は、休憩用の大広間や個室がいくつも。









おお、こんなところに。


正面入口2階には、火灯窓(花頭窓)があり、楼門がまるで絵のように見えます。

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深川製磁本店  深川製磁陳列場

2018-04-26 | 近代建築
有田に着いて、一番先に向かったのは深川製磁本店。
2階の「参考館」見学の予約をしていました。
係の方の案内で、深川製磁の歴史と、名品の数々を鑑賞。
宮内庁御用達の器の遍歴など、興味深いものがありました。

建物は、1934年に建てられた
スクラッチタイルが美しい木造3階建。
トレードマークの富士山のデザインが、あちこちに。












お店の中から撮した一枚。

1階は店舗で、本店だけあり、高価なものから廉価なものまで品揃えは豊富です。

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東京の雪景色

2018-03-09 | 近代建築
2018年1月22日 東京は大雪でした。
仕事を午後から休み、雪景色を見に東京駅へ。
寒くて手がかじかむのと、カメラが濡れてしまい 上手く撮れません。
そういえば、雪の日に写真を撮るのは初めてでした。







雪が積もるまで、お茶でも飲みたかったけれど、足早に帰路につきました。
夜は交通網が大混乱。早めに帰って正解でした。



翌日は、快晴。またまた午前中仕事を休み、雪景色を観に浜離宮へ。











菜の花畑



もう、3月の中旬で、春はもうすぐですね。
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九段会館

2017-07-31 | 近代建築
地下鉄半蔵門線に乗り、出かけるついでに九段下で途中下車。



昭和館(菊竹清訓設計)の隣に
九段会館があります。
和風の屋根を載せた、帝冠式の建物は、軍人会館として建てられ、
2.26事件の際は、戒厳令司令部が置かれた、歴史的建物です。




営業中に、屋上のビアガーデンに行ってみたかった。







東日本大震災の後、廃業・閉鎖されました。

竣工 1934年
設計 川元良一
所在 千代田区九段北3-1-1
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ザ・プリンス箱根芦ノ湖(旧箱根プリンスホテル) なだ万雅殿

2017-07-18 | 近代建築
朝食は、和定食をいただきました。


廊下の壁の隙間から見えた照明
 元気そうで、なによりです。












窓からは、一番のごちそう。
富士山が見えました。


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獅子に会いに 丸石ビルディング

2017-05-13 | 近代建築
美しいビルです。







扉が開いて~、中には入らず(一般の人は入れません)。ふっと天井を見上げました。もう、それだけで十分。









そうそう、二頭の獅子に会いたくて来たのでした。ちょうど神田祭の準備中





足元には、邪鬼ではなく山羊が。



かつてビルの南側には「龍閑川」と呼ばれた運河が流れていたそうです。
川に向かって4頭のライオンが、雨水を口から放っていたのだとか。
第二次戦争後、運河は埋め立てられ、1994年に
獅子は建物の北側に移設。守り神のように鎮座しています。

そっと顔を覗き込むと こんな感じ。



時のうつろいを 見守っています。



竣工 1931年
設計 山下寿郎
所在 千代田区鍛冶町1-10-4

隣のビルの建設が進み、裏側をひいて見るチャンスを逸しました。
1階に、ペルシャ絨毯のお店が入っていて、美術工芸品のような
シルクの絨毯を堪能して帰りました。まったく同じ絨毯は、出来ないのだそうです。
地域によって、伝統の模様があるのだとか。
柔らかな風合いは、惹きつけるものがありますが、お値段が。。それなりで。
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旧千住郵便電話事務室

2017-05-09 | 近代建築















こだわりの曲面が、ここにも。

竣工 1929年
設計 山田守
所在 足立区千住仲居町15-1

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ルポンドシエルビル(大林組旧本店)イケフェス大阪2016 

2017-04-03 | 近代建築
休日特別公開の、3階にある大林組歴史館を訪ねました。



















水辺から望むと、なんと美しいこと~。


ガスビル建築資料映像が、かなり面白かった。
長いので、時間を気にしながら見ていたら、係の方が
PC版で、ダイジェストがあると教えてくれました。
今では 考えられない大工の棟梁の仕事ぶりに目が点に。
これを見てから、ガスビルの見学に行くことをお薦めします。
旧社長室の展示は、椅子に座って記念撮影が可能で、
私も 大林組のハッピを羽織って
デスクに向かう執務風景を撮ってもらいました。残念ながら 写真は。。

設計 大林組
竣工 1926年
所在 大阪府中央区北浜東6-9
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大阪府庁舎本館 正庁の間一般公開

2017-02-09 | 近代建築
なかなか平日訪ねるのは難しくて、やっと叶いました。
2016年イケフェスで、先着限定の見学会がありましたが、定員に入れる自信がなく
早めに大阪入りしたので、金曜日に行ってみました。
はやる心を抑えて 中に入ると
誰もいません。
ラッキー!!
ここが府庁舎であることを忘れさせてくれる空間です。
美しい~!


























色々な危機を乗り越え、無事耐震改修工事等が終わり
さらなる活用が期待されます。
資料展示室も併設されていて、興味深く見学してきました。
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大阪府庁本館

2017-02-05 | 近代建築
時間を気にしながら先を急ぎました。
大阪府庁舎に着くと、ガードマンが正面に立っていたので
おそるおそるエントランスの写真を撮りました。























3階まで吹き抜けの大空間。美しいです。



映画のワンシーンにでてきそう。 

竣工 1926年
設計 平林金吾、岡本馨、大阪府営繕課
所在 大阪市中央区大手前2-1
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岸和田市立自泉会館

2017-01-24 | 近代建築
いつか訪れたかった、自泉会館。
HPの催し物スケジュールを見て、イベントがないことを確認してから
電話で見学希望を伝えると、快くOKをいただきました。

岸和田紡績(現ユニチカ)の創業者の退職慰労金を基金として
二代目社長が会社のクラブ施設として設立した建物ですが、
のちに岸和田市に寄贈され、広く使われてるホールを持つ会館です。




















インテリアのマントルピース








木目も模様も、手書きの装飾


旧乾邸と同じ、渡邉節による設計。
やはり 階段が美しいです。

竣工 1932年
設計 渡辺建築事務所
所在 大阪府岸和田市岸城町5-10


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