きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

ラメ入りのボレロ

2009-01-30 | 毛糸の編み物



ラメ入りのストレートヤーンでボレロを編んでいます。
玉編みのふち飾りがつきます。

袖と、後身頃は これから。

かぎ針で、さくっと編んで
早く着てみたい!



にほんブログ村 ハンドメイドブログへにほんブログ村
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明治生命館の中へ

2009-01-28 | 近代建築



1階ラウンジは、天井トップライトの日差しがやさしくふりそそぎぐ、安らぎの空間となっています。
以前は喫茶コーナーがありましたが、この22日から休業となりました。再開は、未定だそうです。

ちょっと豪華でレトロなエレベーターで、2階へ。見学受付を済ませて、まずは資料室へ。



建築当初は、ジョサイヤ・コンドル設計の旧社屋(竣工1895年)三菱二号館館を残す予定が、より大きな建物を建てたいとの岡田の意向でばっさりと取り壊されました。見てみたかったです。
建築半ばで設計者岡田信一郎が急逝し、実弟の岡田捷五郎が引き継いだそうです。
とまあ、いろんなことが勉強できるコーナー。


  







 



回廊の周りに、食堂、会議室、応接室、救護室などが配置されています。
どの部屋も、重厚な家具がしつらえられていて、当時をしのぶことができます。



天井のお花。これを見て感動したのですが…。



回廊の柱









1階店頭営業室





2階から見ても迫力有りますが、1階から見上げるとこんなかんじ。




そうそう、1階への階段踊り場の窓ですが…



気になって、見に来たのはここです。
あー、なんと
バラではなく 謎のお花でした。

みなさん、ごめんなさい。



こういう場所で、働いてみたいなぁ。

◇明治生命館◇
竣工 1934年■設計 岡田信一郎
所在 東京都千代田区丸の内2-1-1

にほんブログ村 写真ブログ 建物・街写真へ

2008.7.5/6、2009.1.25

コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そのわけは…

2009-01-25 | 近代建築

明治生命館1階にあるラウンジに入ってすぐに目にしたものは、「写真撮影は禁止」の表示。
歴史的建物にはよくあることなので、まあ、しかたないなー。と従うことに。
建築模型や、パネルなどを見学しました。椅子も多く、ちょっと休憩にはいい場所です。

2階へエレベーターであがると、見学受付があります。
資料展示室、会議室、食堂、応接室と見て周りました。1階の吹き抜け部分は回廊になっていて、1階への階段へ出ました。

そこで、がまんしていたこと。「写真を撮りたい!」気持ちでいっぱいに。

何度も振りかえりながら1階店頭営業室へ。
ここで どうも、この1階店頭営業室以外は、撮影OKだということを知り
慌てて戻って、写真を撮りました。




窓枠に、バラの装飾が! 可憐~!




が…肝心の階段の写真が いまいち。翌日行っても、またまた気に入らなくて。
それで手付かずになっていたのです。

にほんブログ村 写真ブログ 建物・街写真へ
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明治生命館

2009-01-24 | 近代建築

訪れたのは、真夏。

皇居お堀端の二重橋前に、ここが日本だということを忘れそうなギリシア神殿風列柱が並ぶ建物があります。柱の数は10本。微妙な視覚矯正のためのふくらみを持った(エンタシス)柱は、上に行くほど細くなって さらに高く空に向かっているように見えます。古典主義建築の最高峰と言われています。

見上げると、動物の顔がついていたり、彫刻が施されていて細部にわたり建物へのこだわりを感じます。堂々たる姿に、しばらく見とれてしまいました。





建物後方に見えるタワーは、明治安田生命ビル。





    

正面入り口扉の装飾。



 







正面に向かって右側外壁に、一面花をあしらった扉がありました。多分、正面扉も閉じるとこんな感じなんでしょうね。



壊れた外壁や、破損したライオンやアカンサスの葉などを再製作し
膨大な費用をかけて、2004年に美しい姿がよみがえりました。
図面にない、微妙な石の角度や割付寸法など、破損した場所の修復は大変困難を極めたそうです。
左の写真は、新館タワーとの接続部分。
写真の整理が手付かずだった明治生命館。その理由は、また後で。

◇明治生命館◇
竣工 1934年■設計 岡田信一郎
所在 東京都千代田区丸の内2-1-1

2008.7.5 /7.6  にほんブログ村 写真ブログ 建物・街写真へ
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そういえば

2009-01-22 | 近代建築


2008年の夏に訪れて、写真の整理をしていない場所がありました。
鳩山会館と同じ 岡田信一郎設計の建物です。

もう一度訪れて、写真を撮り直したい…そういう気持ちでいっぱいです。

にほんブログ村 写真ブログ 建物・街写真へ


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳩山会館の中へ

2009-01-21 | 西洋館







階段を上ると、玄関にたどり着きます。
振り返ると、玄関上欄間に鳩のステンドグラス。
ここは、政界の名門鳩山家の旧邸宅。現在は、私設会館として保存運営されています。

この扉を押して、さあ中へ。



玄関ホール
照明の優雅な模様の翳が広がっています。




重厚な色合いの第一応接室



ステンドグラスは鳩山家の紋章。修復時にデザインが裏返しになってしまったそうです。



庭を望むサンルーム。給茶機があり、ここでセルフでお茶を飲むことができます。
この日は訪れる人も少なく、静かにぼーっとしてきました。





このガラス扉から、お庭に出ることができます。




第二応接室



欄間のステンドグラス





 


食堂



建物の保存公開されている洋館は多いけど、この鳩山会館のように家具や調度品が並んだ建物はほとんどありません。
建物内に入って感じるものは、温かみ。
政界という、厳しい世界で活躍していた鳩山一郎にとって、ここは外交の場であるとともに、
最愛の家族と過ごす心休まる場所だったことでしょう。





階段踊り場のステンドグラス。五重塔の周りを、鳩が舞っています。
動物に守られた外観も瀟洒ですが、いたるところにはめ込められた素敵なステンドグラスに目が行きます。
小川三知の後輩、大村友雄の作品だそうです。



かつては、寝室が並んでいた間取りを取り払い、広いホールとなっています。
二階には、そのほか鳩山一郎・薫(一郎の妻)・威一郎それぞれの記念室(撮影不可)があり、ゆかりの品が並んでいます。

 

外壁の鹿の劣化が進んだため取り外し、陳列されていました。
あまりにの大きさにびっくり。現在はレプリカが外壁を飾っています。

バルコニーに出て、振り返るとこんな感じに鹿が見えます。



青空の広がる日には、やっぱりお散歩病が…。

■鳩山会館
竣工 1924年
設計 岡田信一郎
所在 東京都文京区音羽1-7-1

2009.2.15

にほんブログ村 写真ブログへ 

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳩山会館

2009-01-18 | 西洋館



喧騒とした音羽通りから つづらおりの坂道をのぼると
洋館が見えてきます。何度か訪れていますが、真冬は初めて。



政界で活躍している鳩山家。
ここは総理大臣を務めた、鳩山一郎の旧邸です。





バルコニー上の鳩、以前より白く見えます。

 

庭に周って屋根を見ると、ふくろうも真っ白。右側が以前来たときの写真。

 

パンジーを植え込み中の庭師の方が、「今の季節は 何も無くてさびいしいね。薔薇の季節のさきがけが良いよ。
梅が、今日初めてい咲いたんだよ」と教えてくれました。



ああ、確かに。このアーチにつる薔薇が咲く季節に再訪することにします。



鳩は、鳩山家の鳩でもあり平和のシンボル、ミミズクは知の象徴。鹿は なんだろう?

私の大好きな黒田記念館や明治生命館、そして歌舞伎座を設計した岡田信一郎の設計です。

■鳩山会館
竣工 1924年
設計 岡田信一郎
所在 東京都文京区音羽1-7-1

にほんブログ村 写真ブログ 建物・街写真へ

2009.1.16
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バラのモチーフ 飾りのドイリー完成~♪

2009-01-17 | レース編み


暖かい午後、ベランダで撮影しました。
ちょっと翳が映りましたが、まあ それはそれで面白いかなって。
心配しましたが、とても可愛らしく編めました。



◇薔薇のモチーフ ドイリー
オリムパスレース糸#40
白(801) 20g レース針6号 直径28㎝

■日本ヴォーグ社
「レース編みのドイリー」


にほんブログ村 ハンドメイドブログ レースへ




コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

葛西臨海公園 水上バス待合所

2009-01-14 | 現代建築
とある夏の日。

ママチャリを飛ばして1時間。
海を見に出かけた。

海を見ていると
とんがった気持ちが
波にさらわれていくような気がして

心がやさしさに包まれた
遠いあの日。

そして あの日 一緒に歩いた人のことなどを思い出したり。
一人でぼーっと海を見てきました。


寒い冬の写真は寂しいので、写真を撮り始めた年の夏の写真です。





  


 


 


 


 


  





■葛西臨海公園 水上バス待合所
竣工 1993年
設計 谷口吉生
所在 東京都江戸川区臨海町6-2-3

2007.9.14
にほんブログ村 写真ブログ 建物・街写真へ


コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バラのモチーフ飾りのドイリー

2009-01-11 | レース編み

どうも、イメージと違うのです。
立体的なモチーフは、白いプチショールのお花と編み方は似ているのに。

周りに13個、お花のモチーフをつなげます。
段々編むのが上手くなって、気にいるのが編めるようになるのかな。

ドイリーの中心部は、細編み。目数を数えるのに苦労しました。
いつもはふんわり編むところですが、ちょっときつめに編めてしまいました。


にほんブログ村 ハンドメイドブログ レースへ

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

葛西臨海公園水族園

2009-01-10 | 現代建築




ゲートをくぐって進むと、ぽっかりと丸いガラスのドームが見えてきます。

















 


ドーム下にあるエスカレーターを降りると、そこは深海の海の中。水族園に着きました。

 


 奥の展示室には、ところどころ階段があって、水槽上部から見ることができます。








 ジャイアントケルプ

アメリカ・カリフォルニア州中部からメキシコ北部の太平洋岸に生息する褐藻です。

前日、長男が「ジャイアントケルプを見に水族園に行って来る」というので
一緒に行きたいと言ったら断られてしまいました。
水槽の前に立って、ゆらゆら揺れる海草を眺めてきました。
なぜ、これが見たかったのかは 謎のまま。





屋外のペンギン、この季節が過ごしやすいんでしょうね。
ちょうど餌をあげる時間で、機敏な泳ぎをしていました。
レストランのメニューに、ペンギンメニューなるものを発見。


 

 





新しく仲間になった、マンボウが可哀想でした。水槽が小さくて 壁に当たりそうなくらいすれすれをぐるぐる泳いでいました。

自由に海を泳がせたいな。ごめんね。
そして 姿を見せてくれて有難う。




冬の水族園、とても静かでした。

■東京都葛西臨海水族園
竣工 1995年
設計 谷口吉生
所在 東京都江戸川区臨海町6-2-3

2009.1.4

にほんブログ村 地域生活(街) 東京ブログ 東京 その他の街情報へ
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

葛西臨海公園展望広場 (クリスタルビュー)

2009-01-07 | 現代建築

あまりにもお天気が良かったので、海を見に行きました。 

 東京湾を望む、葛西臨海公園。

駐車場から ゆるやかな坂道をのぼると 正面に

ガラスの建物が見えてきます。

 

 

 

 

 

 

左側の扉が入り口で、右側の扉が出口。一方通行になってます。登りは階段で、降りはスロープ。

 

 

 

 

温室状態で、のぼせました。夏場は、冷房が入るけど、暑いです。この展望室からの眺め、私は大好き。

嵐の日に 来てみたいな。

できれば雷が鳴っていて欲しい。

 

視線の先は海

 

 

ガラスの宝石箱のような建物。

私の好きな空間です。

 

 

 

■葛西臨海公園展望広場 (クリスタルビュー)

竣工 1995年

設計 谷口吉生

所在 東京都江戸川区臨海町6

 

2009.1.4

 にほんブログ村 地域生活(街) 東京ブログ 東京 その他の街情報へ

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キョロ袋

2009-01-05 | キョロちゃん

元旦の一番の楽しみは、キョロ袋を買いに行くこと。

津田沼イオン(千葉県)に出かけました。電車に乗ること20分。

今年は車で行ってきました。

リーズナブルな値段(500円)なので、早めに売切れることが多く、何度も泣きました。

 あったぁ~!

森永のお菓子の詰め合わせと、キョロちゃんの卓上カレンダーが入っています。

金のエンゼル、いつか出ると良いなぁ。

私のキョロ初めです。福も来そう~!

笑わないでね。

ブログランキング・にほんブログ村へ

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歌舞伎座へ

2009-01-04 | 演奏会・ライブ


昨年12月のとある日、職場の先輩から電話が掛かってきました。

「歌舞伎の招待券をもらったんだけど、観にいかない?」
「えっ、行きたいです!!良いんですか?」
「当日、歌舞伎座の前で会いましょう」
「わー、嬉しい!」

と、ものの一声で歌舞伎を観にいくことになりました。ぐるぐるお偉さんの間を周り、巡り巡って私の元へ~♪
歌舞伎座解体のニュースが流れていたので、残念に思っていた矢先のことです。歌舞伎座は、一度も訪れたことがありません。中学の歌舞伎教室は、新国立劇場でした。

インターネットで当日のプログラムを見ると、開演は16時30分で終演が21時。
こんなに長いとは思ってもいなかったので、びっくり。
その後先輩に電話をして「夕食はどうしますか?お弁当?おまかせします」
ということでおまかせして、当日を迎えました。

席は1階。思ったより良い席で、きょろきょろ天井を見たり、脇の座敷席を見たり 落ち着きません。
この中途半端な時間。それに平日。なのに満員なのはなぜ?
緞帳が何重にも下がっていることも初めて知りました。

プログラムは
1 名鷹誉石切
2 高坏
3 籠釣瓶花街酔醒

始めは、上手に座る口上の歌い手と三味線の弾手に目がいってしまいました。
舞台の桜の木や衣装の美しいこと。

セリフも、耳慣れない言葉で ぼーっとしていると、不思議なことに
だんだん何を言っているのかが解るようになってきました。
同じセリフを言って、ポーズをとるのは 「見得を切る」って言うんでしょうか。

お弁当を取りにいき、座席で食べました。映画館のように、飲み物を置くスタンドがあると良いのになあ。
脇の座敷席には、ポットとお茶の用意がしてあります。差別化された席は、オペラ座のボックス席のよう。

せっかくなので、建物内を探検。
売店は品揃えが多く、うきうきして見て回りました。
食べ物の実演販売もありました。食べながら観るのが歌舞伎座流などといいながら販売しています。おいしそうなので焼きたてのきんつばを買い、客席へ。

歌舞伎でありながら、ラップのようなノリで舞う染五郎に拍手。
最後の出し物は、あでやかな花魁の悲しい恋の物語。TVではよく見る幸四郎の本来の姿に見入ってしまいました。

悲しいクライマックスに 悲しい出来事…。
真後ろに座っている年配の女性の食べ物を食べる音と、かばんをがさがさする音には開幕からずーっと不快感を持っていましたが最後の涙うるうるする福助演じる花魁の死の場面。
後ろにゆっくりと倒れる花魁の姿に感銘していると「あら~~ 体 柔らかいわね~~!」の声が。
先輩と顔を見合わせてしまいました。気をつけたいものです。

日本のオペラ… 実にドラマチックな歌舞伎でした。

先輩、有難うございました!!

2008.12.11

初めての歌舞伎座に舞い上がってしまい、建物の写真は撮り忘れました。
あー、残念。

にほんブログ村 地域生活(街) 東京ブログ 東京 その他の街情報へ
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あけまして おめでとうございます

2009-01-01 | このブログについて


街を歩いて ふっとビルを見上げた先にある空。

機能美を追求した建物の中に、はっとするような装飾の壁を見つけたときの喜び。


失われつつある風景を 今年もこころのファインダーに収めたいと思います。
東京近郊の、近代建築から現代建築までを見て歩く、私の散歩にご一緒してください。

ブログを始めてちょうど1年目を迎えました。
まだまだ不慣れですが一生懸命UPしていきますので、今年も「きゃおきゃおの庭」をどうぞ宜しくお願いいたします。


2009.1.1


右の写真は、明治生命館です。
ブログランキング・にほんブログ村へ



コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする