大和の仏像は、どうやってはるばる東京に運ばれて来たのだろう。
トラックに積まれた姿を つい 想像してしまった。
近くで見ると、思ったより大きいので驚く。
初めて寺院外へ、東京への旅はさぞお疲れだったことだろう。
国宝 聖観音菩薩立像は、鍛えられたような筋肉質の美しい胸や
体に巻かれた軽やかな布が美しい。
普段は厨子内に安置されているため、後姿を見ることは出来ないが、
周囲をぐるっと周れ、後姿を見ることが出来た。
金堂本尊薬師如来像の両脇侍である日光・月光菩薩立像。
薬師寺では黄金色の光背があり、正面からしか見ることが出来ない。
ここも、像の周囲を歩きまわることができ、像の後姿を見ることが出来た。
国宝 日光菩薩立像、月光菩薩立像は、照明が当てられ、お腹の周りのくねった肉質が際立っていた。
まばゆい健康的な肉体に憧れさえ感じる。
富よりも 健康を祈ること。
こころとからだの健康を祈りたい。
今も昔も変わらないのだと思う。
国宝 吉祥天像は、奈良時代のマドンナで、ふくよかな顔立ちに 安らぎを覚える。吉祥天は、古代インドの女神幸運と美の女神ラクシュミーのことで、福徳の神として信仰をあつめていたそうだ。
この展覧会は、仏像を高い位置からみたり、照明をあてることで 本来の美しさを見ることができてなかなか楽しかった。
でも、やはり 薬師寺で見たいなと思う。
2008.4.10
東京国立博物館平成館
◇平成館 2008年3月25日(火)~6月8日(日)
トラックに積まれた姿を つい 想像してしまった。
近くで見ると、思ったより大きいので驚く。
初めて寺院外へ、東京への旅はさぞお疲れだったことだろう。
国宝 聖観音菩薩立像は、鍛えられたような筋肉質の美しい胸や
体に巻かれた軽やかな布が美しい。
普段は厨子内に安置されているため、後姿を見ることは出来ないが、
周囲をぐるっと周れ、後姿を見ることが出来た。
金堂本尊薬師如来像の両脇侍である日光・月光菩薩立像。
薬師寺では黄金色の光背があり、正面からしか見ることが出来ない。
ここも、像の周囲を歩きまわることができ、像の後姿を見ることが出来た。
国宝 日光菩薩立像、月光菩薩立像は、照明が当てられ、お腹の周りのくねった肉質が際立っていた。
まばゆい健康的な肉体に憧れさえ感じる。
富よりも 健康を祈ること。
こころとからだの健康を祈りたい。
今も昔も変わらないのだと思う。
国宝 吉祥天像は、奈良時代のマドンナで、ふくよかな顔立ちに 安らぎを覚える。吉祥天は、古代インドの女神幸運と美の女神ラクシュミーのことで、福徳の神として信仰をあつめていたそうだ。
この展覧会は、仏像を高い位置からみたり、照明をあてることで 本来の美しさを見ることができてなかなか楽しかった。
でも、やはり 薬師寺で見たいなと思う。
2008.4.10
東京国立博物館平成館
◇平成館 2008年3月25日(火)~6月8日(日)