きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

残り少ない大阪時間を楽しむ

2015-02-25 | 
生きた建築ミュージアムのイベント会場を
点と点で結び 移動していると 心惹かれる建物に遭遇。



昨夜雨の中 外観を見学した原田産業



青空でなくて 残念


小石を壁に貼り巡らしたビル

  

大阪教会は、日曜日は結婚式で見学できず。
土曜日の公開に行けなかったことが悔やまれます。
コダマビルも 見学したかったなあ。






前日 友人と散歩した 中之島バラ園へ。
黄昏時の土佐堀川を 同じ道をたどり 
二日間の夢の様な時を あれこれ思い出しながら淀屋橋へ。


フランシス ブレーズ

 

おそるおそる 雑多な飲食店街の小路を進み、目的のお店を発見してホッとしました。
夕食は北極星心斎橋本店で、オムライス。
ケッチャップの味が、今まで味わったことのない美味しさ。
おみやげに その特製ケチャップを買って帰りました。



生きた建築ミュージアムフェスティバル。
体が 2つ欲しかった。
たくさんの 親切と 元気をもらいました。
ありがとう~!

一泊二日の旅でしたが
しばらく燃え尽き症候群で 何も手につかず。。
夢中になって 歩きすぎました。

◇生きた建築ミュージアムフェスティバル
2014.11.2~3
コメント (10)
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大阪ガスビル 特別見学会

2015-02-23 | 近代建築
見学会の最終は16時から。
時計を気にしながら、足早に歩き15時20分着。
目にしたものは、長い行列。ザーッと数えて30人以上。

先着20名の見学会なのですが、ガスビルスタッフの方は、なんとか見学できるようにしますとのこと。
実に 太っ腹~!

なんの行列? ふうん 並んでみるかあ~。のノリのおじさんも加わり
どんどん行列はのび 70人位
2班に分けての見学会が始まりました。






右半分(北側)は、増築部分




床も壁も 大理石






ガスビル食堂は、人数が多いので 窓越しに ちらっと見学。









屋上庭園は、ほのおの形にデザインされているのだとか。
中央に ガス灯があります。











受付上部には、ガス灯が。



見学できただけでも幸せでしたが
35人目まで配られた小冊子
「ガスビル食堂物語」をゲット。
ラッキーでした!

昔も今も 新しい時代の都市生活情報発信を担っているガスビル。
優美な姿は、美しく輝いています。

旧大阪瓦斯ビルヂング
□南館
竣工 1933年
設計 安井武雄建築事務所(安井武雄)
□北館
竣工 1966年
設計 安井建築設計事務所(佐野正一)
所在 大阪市中央区平野町4-1-2

生きた建築ミュージアムフェスティバル2014
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船場ビルディング 屋上

2015-02-19 | 屋上








うつろう空を ボーっと眺めていたい気分。
テナントさんの 憩いの場でしょうか。
コメント (2)
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船場ビルディング特別公開

2015-02-18 | 近代建築
シンプルな外観からは想像出来ない
建物の中に 街がありました。
エントランスの先に
空が見えます。



吹き抜けのパティオを囲む廊下を歩いていると
ビルの中だということを忘れそう。



















こういう空間 大好きです。

竣工 1925年
設計 村上徹一
所在 大阪市中央区淡路町2-5-8

生きた建築ミュージアムフェスティバル2014

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旧大谷仏教会館(又一ビルディング)

2015-02-12 | 近代建築
これは何?
新しそうなビルにテラコッタ(焼き物でつくられた装飾)




御堂筋側からみて ただただ驚き。
「どやっ!」とビルから声掛けられた気分。









時間があれば、道路を渡って 遠い所から見たいけれど、時間がありません。
古い建物の一部を保存している建物です。
部分保存された建物は、どこか寂しげなものが多いけれど
これは 違います。

竣工 1933年
設計 竹内緑設計事務所
所在 大阪市中央区太郎町
解体 1983年(一部保存)

旅から帰って、本棚から取り出した一冊。
「日本のテラコッタ建築」
その表紙を飾っているのが この建物でした。
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浪花組本社ビル 特別見学会

2015-02-10 | 村野藤吾
13時からの見学会の前に
どこにあるのか下調べのつもりで行ってみると
異彩を放つ建物が目の前に。
広角レンズを持っていないので 全景が入らないなあ~。とぶつぶつ。



生きた建築ミュージアムフェスティバルの懸垂幕がさがり 歓迎モード




「見学ですか?」と法被を着た方に声をかけられ
そうです。と答えたら、同じように写真を撮っていたかたが二人いて
「じゃ、中へどうぞ。ご案内します」と 参加者3人のVIPな見学会が始まりました。

まずはエレベーターで5階テラスへ。
浪花組は、左官業のほかに、飲食店も経営する会社だそうです。



蛇腹の庇の下は、リゾート感覚あふれる空間
ちょとくたびれた おしゃれなテーブルと椅子があり
後で これはかつて経営して閉店した心斎橋プランタンのものと知る。







エレベーターホールに立てかけてあるのは
心斎橋プランタン(2003年閉店)の籐製のパーテーション。




戎橋プランタン(1995年閉店)のパネル発見!



奇抜な外観ですが、内部はいたってシンプル。
出窓の下は、収納庫になっています。



月に数回職長さんが集まる2階事務室




家具類は すべて 村野藤吾デザイン!



総ステンレスの地下金庫室
金庫室は独立していて、細い通路がぐるっとめぐらされています。



一階は、総大理石づくり。床から一体化されたカウンターがすごい。
かつて金融業も営んでいたそうです。


心斎橋プランタンの椅子



本当は 建物を見てもらうこと以上に、左官の仕事を知ってもらいたかったのだと思う。



こてを使い分ける職人の技を
次回は見てみたいものです。

一人前になるまで 7、8年。
人を育てる会社なのです。

竣工 1964年
設計 村野・森建築事務所(村野藤吾)
所在 大阪市中央区東心斎橋2-3-27

生きた建築ミュージアムフェスティバル2014

見学して一番驚いたのは
三代目 中川貢社長の肖像画。
ものすごいオーラがありました。
社員の方は、「左官界のカリスマ」と説明してくれました。

浪花組本社は、建物だけでなくインテリアまでデザインされた
実に美しい建物です。

この日の見学会のために、初めて大掃除をしたのだそうです。
キップの良い社員のかたに、深々とお辞儀をしてあとにしました。

◇参照図書
月刊ビル2号〔特集 浪花組〕
村野藤吾 建築とインテリア
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文目堂 あやめどう

2015-02-06 | レストラン・居酒屋など たべものや
ひろさんの探訪記が心に残り
大阪に来たら、寄ってみたいと思っていたお店 文目堂へ。






小さいお子さんはお断り
そして写真撮影はご遠慮くださいの張り紙が。

店内は お客さんで賑わっていました。

町家風の造りで
大きなテーブル席の奥の 坪庭脇の席に案内され
きょろきょろ見学したかったのですが
静かに席に座っていました。

何を注文しようか悩みつつ
食べたことのない「冷やしきざみそば」を頂きました。
冷やしきつねそばで、味付けされた刻み油揚げが
冷たいおそばの上にのっていました。
けっこう甘くて、わさびが欲しかったです。
人気メニューは鴨汁そばだそうです。
またまた次回のお楽しみかな。。

なかなか素敵な建物です。

大阪市中央区安堂寺町2-2-26
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堺筋倶楽部特別公開

2015-02-05 | 近代建築
前の晩、ツアー最後に訪れた場所へ。
夜とはまた違った趣があります。
元銀行の建物は、現在レストランになっています。










右サイドの入口


金庫室は、ワインセラーに変身。

スペインのとあるバーでは、ゆっくり楽しんでもらうために
12時5分前で時計を止めているそうです。
それを模した、楽しい時を止めた時計。


1階は、高い天井のゆったりとした空間。

エレベーターは無いそうで、ときめきながら
階段を上っていくと、元金庫室や電話交換室を改装した
調度品の美しい個室が並んでいます。
壁に丸い穴の開いている部屋があり
のぞいてみると、吹き抜けになっている1階の天井が近く見えました。
元金庫室の明かり取りとのこと。


4階 オリエンタルルーム






ランプの下のテーブルが凄いのです。



帰りに正面入口で「ひみつの館 探索MAP」なるチラシを発見。
初めにこれを手にして見学すれば、もっと楽しめたはず。
またの機会のお楽しみかな~。

ここは、オーナーのセンスが光る 内緒にしておきたい「ひみつの館」です。

◇旧川崎貯蓄銀行大阪支店
竣工 1931年
設計 川崎貯蓄銀行建築課
所在 中央区南船場1-15-12

生きた建築ミュージアムフェスティバル2014



階段が ひときわ美しく見えます。
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