きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

ベルギー王国大使館別荘特別公開 2018年

2018-06-28 | 西洋館
小雨の降る土曜日。
少し早起きして、ドライブしました。
東北自動車道を、北へ。

今年、日光中禅寺湖畔のベルギー王国大使館別荘が
建てられてから90年を迎え、6月に数日間一般公開されました。
1928年(昭和3年)に、大倉財閥の大倉喜七郎男爵からベルギー国王に寄贈された
現役の大使館別荘です。

着いた時、雨にもかかわらず、すでに長い列ができていて
最後尾につくと、公開のちらしを手渡されました。















今日は、うるさいにゃー。













雨のため、テラスには出られませんでした。
公開は、1階の玄関ホールとサロンが2部屋。
おもてなしの生花や、レースのドイリー、小物たち。
大使ご夫妻のお人柄が伝わってきます。
晴れていれば、湖畔の風景も楽しめたでしょうが、生憎の雨で
外はけぶっていました。
出入りする人の流れにおどろきつつ、見学を終えました。







朝、東北道下り線 佐野サービスエリアで、トイレ休憩。
のはずが、売店の充実ぶりに目が点に。
トミカが、ずらりと並んでいます。
あと、リカちゃん。ドレスや、パパとママまで並んでいます。
あれやこれや悩みつつ、トミカを2種購入しました。
期待して、上り線佐野サービスエリアの売店をのぞくと、タカラトミーのコーナーは小さくて、ちょっとがっかりでした。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長崎 大浦天主堂

2018-06-19 | 教会・礼拝堂
天主堂入口で拝観料を支払うと、立派な小冊子がもらえます。
こころの自由 ここにはじまる
「大浦天主堂物語」

キリスト教の伝来と迫害の歴史。そして大浦天主堂創建の記録などが写真を交えて綴られています。
日本二十六聖人に捧げられた天主堂で、創建153年を迎えたそうです。
この小冊子を、心静かに聖堂内で読む時間がなかったのが悔やまれます。




信徒発見の記念碑







1867年フランスから届いたマリア像「日本之聖母」が、訪れるひとを迎えてくれます。







コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

嬉野温泉 豊玉姫神社で美肌祈願

2018-06-09 | 
豊玉姫様となまず様のお話

昔々、岩屋の神様が海の神様で龍宮城の乙姫様の
豊玉姫様を、嬉野の池に迎えようと
日向の里まで行きました。

岩屋の神様と豊玉姫様が嬉野の地に着いたとき、
嬉野村の池に一匹の六尺はあるおおきななまずが
たいそう汚れて傷ついて苦しんでいました。

それを見た心のやさしい豊玉姫様はかわいそうに
思って嬉野の川辺からこんこんと湧き出るお湯をそっと
かけてあげました。

するとなまずは見違えるように白く、きれいな肌になって
元気になりました。なまずは大変感謝をして
豊玉姫様のお使いになりました。

ある時、嬉野でひどい皮膚の病がはやりました。
豊玉姫様はどうしたらいいものかと悩み
なまずに相談しました。

なまずは
「お困りなら私が力になりましょう」
と言って村の人々に自分の身体を
なでさせました。
なまずに触れた人たちは
たちまち肌が玉のように輝き、
綺麗になりました。

そして来る日も来る日も、池から顔を出し
人々のために尽くし、村の人々の皮膚の病を
すっかり治すことができました。

大役を終えたなまずは、それから村の人々に災いが
起こりそうになると池から顔を出し人々に危険を
告げるようになりました。

それ以来、
嬉野の人々はなまずを
神様のお使いとして奉り大事にするようになりました。

豊玉姫神社に祭られている豊玉姫様は
海の神様で 竜宮城の乙姫様です。
その肌はとても白くて美しく、
美肌の神様として広く親しまれています。

嬉野町光案内所発行「豊玉姫神社パンフレット」より













願いを込めて「願い水」をひしゃくでなまず様にかけます。美肌になれますように。



参道の祠にも、なまず様が。


たくさんご利益がありそうです。
そう、ぬいぐるみの「姫リン」は、なまず様がモデルです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

佐賀 嬉野温泉大正屋 水晶の間

2018-06-01 | 現代建築
武雄温泉を足早に見学してから向かったのは、
嬉野温泉。
吉村順三の手がけた、大正屋に泊まります。
光りの射し込むロビーは、とても華やか。














本館、東館、離れとある中で、離れの「水晶の間」を予約しました。
扉を開けると、リビング・本間(10畳)、次の間(6畳)があります。(広くて、住みたい気分。)

本間と次の間の間に化粧コーナーがあり、
とても気に入りました。
部屋の浴室でも温泉が楽しめます。







4枚の大きな障子は、すべて壁の中に収納されます。




吉田五十八も、こういうの好きでしたよね。

ふすまの模様も、素敵。


次の間  
どこでくつろぐか、悩みつつ、庭を散策。池には亀がいるそうです。



苔玉が木漏れ日で光っていて、面白い風景でした。



ガラス越しに庭の緑を楽しみながら、緑茶をいただく。
柔らかな光に包まれて
日常を忘れるのも、いいものです。
建物だけではなく、インテリアまで手がけた吉村順三の空間。
こだわりは、大浴場にもあります。
「滝の湯」と「四季の湯」。私は滝の湯がおすすめ。美肌になったかどうかは、秘密です。(笑)

旅館のパンフレットは、
施設の案内が美しい写真で綴られ、ミニ写真集のよう。
オーナーの、建物ともてなしの心を大切に思う気持ちが伝わってきます。



包装の袋から出たい「姫リン」。 この話は、また次回。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする