きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

透かし模様のミニマフラー 初めての棒編み

2010-10-31 | 毛糸の編み物
初めて(に近い)の棒編みです。

ダイヤ模様が気に入って
編もうと思ったのですが

まずは、メリヤス編みの練習から。
糸の引き具合が 表編と裏編みでチョット違って
気に入りません。
何度も編み始めてはほどき、
家族に 今度は本番?と聞かれ 困りました。

模様は見た目と違い、意外と面倒…。
目の増減を間違えてばかり。
やっと編めるようになってきました。



毛糸の色は写真では分かりづらいのですが
淡い茶色系の段染めです。
冬が来る前に完成させなくちゃ♪
夜は、毛糸と 戯れています。
だんだん模様と仲良しになってきました。(笑!)
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第3回きゃおきゃおツアー番外編その3 目白ヶ丘教会

2010-10-28 | 教会・礼拝堂
第3回きゃおきゃおツアーの番外編も いよいよ最終回。

目白ヶ丘教会は、フランク・ロイド・ライトの弟子
遠藤 新による設計です。
自由学園明日館の見学にあわせては
どうかなと 訪ねてみました。

門が閉まっていたので、呼び鈴を押して
教会関係者の方に見学したい旨話すと
快く迎えてくれました。
建築を志す方が よく訪れるそうです。

あなたも?
の問に
笑いながら ただの建築好きなおばさんと 答えました。













竣工翌年、遠藤新は亡くなり、ここで葬儀が執りおこなわれました。
窓枠は、建築当時は木製で、ほこりなど掃除が大変だったそうです。
できれば一人で そっと見学したい教会です。

竣工 1950年
設計 遠藤 新
所在 東京都新宿区下落合2-15-11

2010.10.2

ツアー参加の皆様
そして バーチャル見学参加の皆様、最後までお付き合いいただき
ありがとございました。

10月も終わりに近く、あわててツアー記をUPしました。
いつか訪ねてみてくださいね。
ツアーを一番楽しんだのは、
実は私自身だったのかも。

これからは、いつものペースでのんびり更新していきます。
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第3回きゃおきゃおツアー 番外編その2

2010-10-26 | 近代建築
JR目白駅から少し歩いて
ケンタッキーフライドチキンの角を左に曲がって
しばらく歩くと突き当たりに見えてくる
スパニッシュ風の建物です。



いつか ここで お食事をしたいと思います。



外観を見るだけなので、ここもパス。

◇旧学習院昭和寮(日立目白クラブ)
竣工 1928年
設計 宮内省内匠寮
所在地 東京都新宿区下落合2-13-28

2010.10.2



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第3回きゃおきゃおツアー 番外編

2010-10-25 | 戦後建築
第3回きゃおきゃおツアーのコースを決めるに当たって
2回ほど 下見に出かけました。
自由学園明日館をメインとすると、どの辺がアクセスがいいのか
移動距離と 見学時間のバランスなど考慮して
決めたいと思いました。
池袋の街はあまり好きではないので、目白から歩くことに。

目白といえば やはり学習院。
駅前に校門があるのです。

守衛所の前を胸をはって通過し、かつてそびえていた
あの建物のあった場所へ。
ずいぶん 小さくなっちゃいました。





 中央教室 頂部
 中央教室は、建築家前川國男設計事務所によって、
 昭和35年(1960年)竣工した。大学のシンボル的存在
 として50年近く愛されたが、中央教育研究棟建設のため、
 平成20年(2008年)惜しまれつつ取り壊された。
 頂上までの高さは25m、700名を収容できる大型階段教室
 で、その形状から「ピラミッド校舎」と称された。
 教壇を西南方向に設けた構造上、音響効果を最大限に
 活かすことができるよう、北東側に偏心していたことが、
 この頂部からもわかる。

と、碑が建っています。





You do not forget.
Goodbye .

さようなら ピラミッド校舎


学習院大学キャンパスには 乃木館、東別館、北別館、西1号館など
古い建物が点在しています。
でも、すべて外観のみの見学だし、学習院の敷地は広くて
歩くと結構時間がかかるので 今回は見送りました。

2010.10.2

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雑司が谷旧宣教師館 秘密の地下室?

2010-10-23 | 西洋館
立教大学を後にして、池袋駅へ向かって歩きました。
いよいよ雨も本降り。
駅前ではふくろ祭り「踊りの祭典」が開催中。雨の中踊っている子の熱気が伝わってきます。
副都心線の方が乗り場が近いけれど、雑司が谷の駅からのアプローチが難しいので有楽町線を利用し、東池袋駅まで。

最後の見学場所、雑司が谷宣教師館は、初めて行ったとき道に迷いました。
慣れれば、なんてこと無いのでしょうけど。
雑司が谷霊園のいちょう通りを進みます。
竹久夢二や夏目漱石のお墓が通り近くにありました。
チャメ子さんの実家のお墓もこの辺りにあるのだとか。

雨の宣教師館は、訪れる人も少なく
とても静か。貸切状態~。









二階にいると、「きゃおきゃおさん 地下室が あるみたいです!」
と階下から呼ぶ声が…・



貯蔵庫があるのはものの本で知っていたけれど



階段のある 不思議な地下室を発見!!

6

ちょっと 興奮♪



冬の宣教師館

今回は明日館をメインに、池袋周辺の建物を見て歩きました。
最後まで、全員が完歩できて嬉しいです。
雨の中、お付き合いいただき有難うございました。。
私の好きな場所、いかがでしたか?
またいつか、お会いできたら嬉しいな…!!

竣工 1907年
設計 不詳
所在 東京都豊島区雑司が谷1-25-5
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第3回きゃおきゃおツアー 立教大学第一食堂

2010-10-19 | 近代建築
自由学園明日館から徒歩で立教大学を目指します。
雨がしっかりと降り始め、メンバーの歩く速度を気にしながら
池袋の雑多なビル街を縫うように歩きました。

立教大学池袋キャンパスは、JR池袋駅から徒歩7分。
普段 池袋近くに来たときは、ふらっと散歩して帰ります。
正門をくぐるとすぐに 赤煉瓦の建物が見えてきます。
古い建物がいきなり現れれるので、意表をつかれます。

右手にはチャペルがあります。

チャペル内では、追悼式の準備が行われていて、そっと見学させていただきました。
モーリス館のアーチをくぐると、正面に塔のある建物が見えてきます。
ここでも雨のため、写真を撮るのがおっくうなのと、ガイドに専念したので(?)
あまり撮りませんでした。

イギリスでは、赤煉瓦の建物は「安物」とみなされ、石造りが基本とされていました。
明治時代の日本人が持つ赤煉瓦に対する思い込み…高級感と威圧感がもてはやされ多くの建物が造られました。
キャンパス内には、古い建物と新しい建物が混在しています。
ここは、古い建物が多く残るエリアです。





第一食堂

始めからきゃおきゃおツアーの昼食はここと
迷わず決めました。



入り口に掲げられたラテン文字は、哲学者キケロの言葉
「食欲は理性に従うべし」

昨年秋の第一食堂
私は、カニクリームコロッケ定食を食べました。
キャベツの千切りもたっぷりで リーズナブルなお値段。
後で、ちょっと胸焼けしましたが 揚げたてで美味しかったです。











後ろに写っているのは、ツアー参加者。なーんて。(笑!)

初めての方と食事をするのは、ちょっと心配でしたかもしれないけれど
みなさん話も弾んで なによりでした。
この夏猛暑だったせいか、蔦がまばらで寂しく思いました。
もうすぐ 蔦の紅葉の季節を迎えます。

竣工 1918年
設計 マーフィ・アンド・ダナ設計事務所
所在 東京都豊島区西池袋3-34-1

2010.10.9

追記
◇大学休校日は、チャペルも食堂も閉まっています。
2010.10/29~11/3 秋休み
12/22~1/7  冬休み
2011.3/26~3/31  春休み
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自由学園明日館

2010-10-13 | 西洋館
今回のきゃおきゃおツアーは、
事前に自由学園明日館の見学がメインということをお知らせしたつもりが
(お知らせメールを送り忘れた方がいました。ごめんなさい)
chamekoさんに「きゃおきゃおミステリーツアー」と言われて
はたと悩みました。

どうも ミステリーなのは、参加者のことらしい…。

確かに、ブログの見学ツアーのお知らせを見て
応募するのも勇気が要りますよね。
まず、主催者のきゃおきゃおが 謎っぽいし
どんな方が参加するのかも解らない…。
そんな不安な気持ちで当日集合場所へ行くのも
勇気がいることと思います。

そして その勇気ある10人が集合場所でご対面。
HNなど さらっとした自己紹介。
ブログというヴァーチャルな世界をとおして出会えた
不思議なご縁のメンバーです。

今回、ブログ友達のいどきちちゃんの職場が目白ということで
集合前に訪問し、アート絵葉書を参加者分おみやげ用にいただきました。
「明日館講堂裏には 井戸があるから見てね。すぐ解ります。」
と言われて、探してみました。
あ~っ こんなところに…井戸が~~。
都会の真ん中に まだあるんですね。



チケット購入後、自由見学としました。
最後にホールで お茶を飲みましょう…。
そう言って 別れました。



初めに、講堂を見学。
窓枠が木ゆえ、外の音が 静まり返った講堂内に響き渡ります。





雨なので、外観の写真はあまり撮りませんでした。









ツアー計画の目的は
いつもブログを見ていただいている (まだ見ぬ?)あなたに
私の好きな場所を見て欲しかったから。

そして 普段フルタイムで働いているので
週末散歩を楽しむ
きゃおきゃお的一日を体験してもらいたかった。

おなじときに おなじ場所に立ち
感動も共有できれば
幸せだなって…。

そして 建物を見て喜んでいるのが
ひとりじゃない 喜びも
感じてもらいたかった。
団体行動は、いたって苦手な私ですが。
 このツアー、居心地が良いです。
ああ、自画自賛(爆!)



気がつくと、皆さんお揃いで お茶を頂きました。
栗のクッキーが美味しかった~♪

◇自由学園明日館
竣工 1921年
設計 フランク・ロイド・ライト+遠藤新
所在 東京都豊島区西池袋2-31-3
◇自由学園明日館講堂
竣工 1927年
設計 遠藤新

2010.10.9
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第3回 きゃおきゃおツアー 目白聖公会

2010-10-10 | 教会・礼拝堂
あいにく前日の天気予報では、雨。

今回は、移動距離は長くありませんが、かなり歩くので足元の悪い天気での開催は
不安がいっぱい。
参加者について判っているのは性別のみなので、
判断がつきかねませんでした。
でも メインの見学先が月に一度の休日公開なので
日程の変更も難しいし…。
いろいろ悩みましたが、第3回きゃおきゃおツアーを開催しました。
メンバーは、初めての参加が5名、リピーターが3名、そして家人OZと私(きゃおきゃお)の
合計10名。
連絡ミスなどがあり、一部参加者の方には大変ご迷惑をおかけしました。
簡単な自己紹介のあと、ワイワイ ガヤガヤ 出発~♪

自由学園明日館をメインにした、きゃおきゃおの大好きな場所を訪ね歩く
建物見学ツアーの始まりは、教会見学です。

JR目白駅から目白通りを少し歩くと、通りから少し奥まったところに
小さな教会が見えてきます。



目白聖公会



牧師さんには、9月にお会いして
建築好きなアマチュアの集団ですと見学の趣旨を話しました。

中から教会の方が、「どうぞ 中へお入り下さい」と
声をかけてくれました。

教会の方は、さぞ驚かれたことでしょう。
雨の降りしきる中、
皆さん 思い思いのカメラを撮り出して
外観をパシャパシャ撮り始めました。
なにかこう、熱気を感じます(笑!)



礼拝堂には、合計12枚のステンドグラスが飾られています。
イングランド島ツルーローのエピファニー修道院から
譲り受けた古いステンドグラスなのだそうです。
元々は12枚が上下二段で一つの画面を構成していましたが、
教会の中の限られたスペースをかんがみ、礼拝堂の左右の壁に4枚ずつ
そして入り口上部に4枚飾られています。
日差しがないので 暗くて残念…。





祭壇上の高窓には黄色のガラスが使われていて
柔らかな光を落としています。


入り口上部の4枚のステンドグラス
聖家族の神殿奉献物語








礼拝堂の左右の壁を飾るステンドグラス

  

これは 導きの星





私はクリスチャンではありませんが、
椅子に座って
 祈りの場を、優しく包みこむようなステンドグラスを見ながら
 心静かなひとときを過ごす
 私の 大好きな礼拝堂です。

天気の良い日に、出かけてみてくださいね。


◇目白聖公会
竣工 1929年
設計 坪井正太郎
所在 東京都新宿区下落合3-19-4

2010.10.9
 


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自然そのものの日光植物園

2010-10-05 | 美術館・博物館・記念館・園
中禅寺湖から一気にいろは坂をおりると、ぐっと気温も高くなってきます。
お腹が空いたので、まずは腹ごしらえ。
日光市内の、神橋から程近い「澤本」へ。
移転して、綺麗なお店になりました。
ちょと濃い目の秘伝のタレで 食がすすみます。
脂ののった 濃厚な蒲焼は
香ばしい香りと共に運ばれてきました。




     どうしても歩いてみたかった場所、植物園で旅も終わりです。
     正式名称は、東京大学院理学系研究科附属植物園日光分園

        入り口で、花の咲いている見所はどこかと尋ねたら
        教育実習施設なので、特にそういう場所はありません とのこと。
           確かに 自然そのもの…。




あ、人間よ。嫌ねえ。あっちへ行きましょ!

どどどーっと 鹿が駆け抜けていきます。
ああ、びっくり。



蒸し暑くて 家族は口数も少なく
薮蚊も襲ってきます。
ぐるっと通御橋まで行き
含満が淵を覗いて 見学は終わりにしました。



あ、洋館が…。

洋館は実験室だそうです。
家族の冷ややかな視線を感じて 足早に出口へと向かいました。
お花は、忘れな草とマルバダケブキが目についた程度。
日光の森を囲った、手をあまり加えていない植物園でした。
小石川植物園のイメージがあって、こんな手付かずの植物園とは思いませんでした。
あまり観光向けではありません。

購入したパンフレットによると、
自然の森ではなく、全国から集められ植林されたものなのだそうです。

日光記、これでおしまいです~♪

国立大学法人
東京大学院理学系研究科附属植物園日光分園

開園 1911年
所在 栃木県日光市花石町1842
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夏の中禅寺金谷ホテル

2010-10-03 | 
夏休みの日光の旅日記、UPが遅くて
あっというまに秋になってしまいました。(笑!)
そろそろ最終章です。
長々と、お付き合いありがとうございました。

中禅寺湖畔の宿は、
2年前に泊まって、食事もお部屋も大満足だった中禅寺金谷ホテル。
その当時は二男が骨折していたので、大変な旅行でした。
子供たちも、大学1年・高校1年生。
「もう親と旅行なんてしない年よ。」と同僚に言われましたが
二人そろっての楽しい家族旅行ができました。

今回はリベンジで、ホテルの露天風呂も心ゆくまで満喫しました。
部屋のバスルームは、窓が2面あって心地良い空間ですが、
やはり温泉の魅力には勝てません。











2階のロビーでは、ハーブティーなど セルフでいただけます。



部屋は、デラックスツイン(ハリウッドタイプ)
写真は撮り忘れました。
どの部屋にも、ウッドデッキのテラスが付いていて
心地い日光の緑と風を楽しめます。

初日は、前日が立派な虹鱒料理だったので
黒毛和牛の編み焼きディナー、
二日目はハンガリー産マンガリッツァ豚ロースのステーキがメインディッシュのフルコース。
マンガリッツァ豚は、表面はかりっと焼けていて
脂が乗っていて かなり美味しかったです。

写真はなんとなく 続けてUPしてしまいました。










朝食後、ホテルの裏山の池を見に行きました。
斜面を少し登ると、池があります。



9時のオープンには少し早いですが、見学しました。
朝のうちは、湖面は晴れて美しく輝いていました。

2年前の中禅寺湖畔ボートハウス



日光金谷ホテル、中禅寺金谷ホテルの従業員の方は
全員自分で選んだ写真入りの名刺を持っています。
声をかけていただきましたが、暖炉の写真が一番人気のようでした。
泊まられたら、ぜひ集めてみてくださいね。

部屋も食事も満足の リゾートホテルでお姫様気分。
涼しい夏休みを過ごせて 家に帰りたくない気分でした。

◇中禅寺金谷ホテル
竣工 1992年
設計 J・スタージェス
所在 栃木県日光市中宮祠2482

◇中禅寺湖畔ボートハウス
竣工 2002年
設計 レーモンド設計事務所
所在 栃木県日光市中宮祠二荒山2485-8
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