きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

小笠原伯爵邸見学会

2013-05-30 | 西洋館
ブロ友さんと、平日の遅い時間の見学会に参加しました。
特に説明等はなく、自由見学です。























昨年夏の女子会は、このテラス席でした。



食事せずに見学に集中できるのは嬉しいですが
やはり 少しドレスアップして
食事で来たい場所だなあと思いました。









日常のくらしを忘れさせてくれる
乙女チックな空間です。

竣工 1927年
設計 曽禰・中條建築事務所
所在 東京都新宿区河田町10-10

コメント (22)
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旧猪股邸

2013-05-28 | 近代建築
西伊豆の旅から帰って
一番先に出かけた場所。

数年前にカルチャーの見学会で訪れて、またいつか来ようと思いつつ
そのままになっていました。
見学会のときは、先生の説明を聞くのが精一杯。
そのときは団体だったのもあって、写真はあまり撮らずに帰りました。



玄関は、引き戸です。



























増築された書斎と「一畳台目」茶室
















母屋から渡り廊下を経て もうひとつの茶室「道雲庵」へ







小道から外れないようにしっかりと緑を育て
ロープがなくなる日を夢見ます。
庭の苔が枯れています。 元気になって欲しなあ~。















竣工 1967年
設計 吉田五十八研究室
所在 東京都世田谷区成城5-12-19

2013.5.6

5月26日、BS朝日で惜櫟荘(熱海岩波別邸) 完全修復の記録が放送され
見入りました。
コメント (2)
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「東山旧岸邸」と「とらや工房」

2013-05-23 | 戦後建築
高速道路の渋滞を気にしながら、西伊豆の旅の最後に
立ち寄ったのは御殿場。
閉館前に、すべりこみました。





かやぶき屋根の山門を過ぎ、竹林のその先に
数寄屋造りの邸宅が佇んでいます。

個人の邸宅を数多く手がけている
吉田五十八が 晩年に設計した岸信介邸。
自然と対話するかのような
美しい建物です。

岸信介は、1970年(昭和45年)73歳のときこの地へ転居し、17年間をここで暮しました。



5時を過ぎ、人影はほとんどありません。







書斎へ通じる廊下は、かつては一段低いものでしたが
バイアフリー化されフラットになりました。



窓を全部開けると、外の景色が
まるで一枚の絵のよう。





家具は作り付けで、さりげなく収納があります。





奥の背もたれの大きな椅子は
岸信介愛用の椅子。
ここからの庭の眺めが好きだったとか。
自由に座れるのが うれしいです。

ここも、窓を開け放ってくれました。
言葉がありません。
















2階は非公開。




若い頃 北イタリア フィレンツェなどで、初期ルネサンス ゴシック建築に触れ
風土から生まれたものを大切にし、
美的感覚で、和風を近代化し新興数奇屋といわれる建物を造りだした
吉田五十八の集大成 住宅。
ただただ 美しい。

庭続きに、とらや工房があります。





内藤廣設計のとらや工房。
木のぬくもりが 伝わってきます。
品は ほとんど売り切れでした。
お土産に 残っていた干羊羹なるものを購入。



かぐや姫が生まれてきそう…。

薄暮の追った岸邸を後にしました。
またいつか、ゆっくりと訪ねてみたい場所です。

◇東山旧岸邸
竣工 1969年
設計 吉田五十八
所在 静岡県御殿場市東山1082-1

2013.5.4


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西伊豆 大瀬崎

2013-05-19 | 
カーブの続く細い道を
ドライブ。

秘境かと思ったら 違いました。




戸田(ヘダ)御浜岬



かつて入江だった明神池





大瀬崎は、ダイビングのメッカでした~。







神池
海に突き出た岬の先端に淡水の池があります。





御神木(ビャクシン)



西伊豆の岬によく咲いている「トベラ」 
かぐわしい香りがします。










ああ、離島に行きたい…。




岩がごろごろ
奄美大島のホノホシ海岸(もっと丸い小さな石がごろごろした海岸)を思い出しました。

堂ヶ島も面白かったけれど、ここ大瀬崎もなかなか面白いです。
鉄道は走っていないので、海水浴シーズン 車は渋滞するのでしょうね…。

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西伊豆堂ヶ島 洞くつめぐり

2013-05-16 | 
駐車場へ入る車で、大渋滞。
なんとか車を止めて、船着場へ。
長い行列ができていました。
前日は強風で欠航していたとのこと。

20分間¥1,100円の船旅です。
やはり後方の甲板が大人気。







象岩





いよいよ洞窟へ~!






ぽっかりと 洞窟の天井に穴が。
天然記念物「天窓洞」











船を降りた後、洞窟の穴を見に。

大きな海の穴の中を、時折遊覧船が行き来します。
雄大な自然に 感動。










風が強くなり、この後遊覧船は欠航となりました。

堂ヶ島を旅したら、ぜひ乗船してくださいね♪
お薦めです。




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恋人岬など

2013-05-14 | 
恋人岬では、幅広い年齢の いろんな恋人たちが寄り添っていました。
ほとんどのカップルが 仲良く手をつないで歩いているので 目が点に…。
さすが恋人岬です。

駐車場から 階段や坂道を歩くので
足腰の丈夫なうちにお訪ねくださいね。







富士山のモヤモヤ雲は 切れませんでした。



黄金崎
夕日に染まると 岩が黄金色になるという。





水鳥は飛んでいませんでしたが
海が 碧くて
若山牧水の歌を
つい口ずさみました。

湯上りに ホテルの庭から
夕日を眺めました。
この季節、日は山に沈みます。




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伊豆の東府や

2013-05-11 | 
ゴールデンウイークに
一泊二日でドライブに行こうと決めたのは、4月半ば。

泊まってみたかった 伊豆市古奈にある東府やは
すでに満室でした。

渋滞の洗礼を受け、少しくたびれて東府やに到着。
ランチでも楽しもうと車から降り立つと
その敷地の広さに驚きました。


ホタルの庭



富士見平へ10分との標識があったので
行ってみようかな~。ちょっとした山道が続き ハイキング気分。



標識の見方を間違えていて、徒歩10分なのはしゃくなげ平まで。
先が見えず引き返しましたが、後でホタルの庭から徒歩40分と知りました。



芳泉橋


大正館芳泉は改修中で、残念~。





東府やベーカリー&カフェ「足湯カフェ」




青いプールは、観賞用で
カウンター手前の足元に
細長い足湯スペースがあります。
お湯はかけ流しなのかわからず、席も満席で
遠くから眺めてきました。

ベーカリー内にカフェコーナーがあり
その場で食べることができます。
急いでいたので、特に何も考えずにトリプルブレッドセットを頼みましたが
パンは焼いてあるようですが冷めていて
スープもぬるくて いまいちでした。
セットメニューではなく、飲み物と、選んだパンを食べるのがお薦めです。






なんとなくハート形したラブバーガー。これは美味しかったです。






藤が満開。
いつか泊まってみたい和のリゾートです。





◇東府や散策マップ
静岡県伊豆市古奈98

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国立天文台 三鷹

2013-05-06 | 美術館・博物館・記念館・園
世界最先端の観測施設を持つ国立天文台。
一般公開されているのは、かつて使われていた観測施設や機器などがほとんど。
1921年から30年にかけて建設された観測施設が
広大な緑の多い敷地内に点在しています。






第一赤道儀室(1921年)




太陽黒点観察など





旧図書庫


アインシュタイン塔(1930年)



大赤道儀室(1930年)




レトロな観測室内に入ると
動態保存されている蒸気機関車を見た時のような
 なんともいえないものかなしさに包まれました。






ゴーチェ子午環(1924年)








子午線標


自動光電子午環(1982年)





こんなに広いとは思いませんでした。
とても贅沢な空間です。

星空を見ると
瞬いている光が 太古のものや新しいものが
重なりあって
雄大な時の流れの中に いま 自分がいることに気づきます。

◇国立天文台 三鷹
所在 東京都三鷹市大沢2-21-1

まだ飛んでいませんでしたが
夏は藪蚊が多そうです。



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三鷹天命反転住宅 陰影礼賛 キャンドルナイト

2013-05-03 | 現代建築
黄昏時からの
光の移り変わりを楽しむアートプログラムに参加しました。

一度訪れたことのある部屋は、まるで
友人の家に来たようなかんじ。

思い思いの場所に座り、天命反転住宅在住のコーディネーター
エノさんのレクチャーを受けました。

カウンター越に
刻々と変わる窓の色を眺めながら
ワインとディップなどの軽食をつまみ
深黒の闇の到来を待ちます。

頬杖をつきながら
部屋の中の色彩が
やわらかな色合いに変わっていくのを ぼーっと見守りました。

四角や丸い部屋から 壁の色が反射してこぼれています。













外が暗闇に包まれてから蝋燭を灯し
好きな場所に置いてみる。

せわしなく歩きまわった 昼の見学会とは違い
この部屋の片隅で
なにをするでもなく ただ座って時の過ぎゆくのを
見守るのも 楽しいものです。
ゆらぐ炎の織りなす影。
床は 月の斜面のように見えたりして。







名残惜しみつつ お開きとなりました。





GWのイベント、「見学会」と「キャンドルナイト」。どちらもお薦めです。

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三鷹天命反転住宅 たてもの見学会GWスペシャル(おやつ付)OZ編

2013-05-02 | 現代建築
一緒に行った OZの写真です






















よその部屋の たまごの部屋



おやつ

四方に窓があり
日々の移ろいを部屋の中で感じられる
不思議な空間です。

2013.4.28
コメント (2)
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