きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

旧赤星鉄馬邸(カトリック・ナミュール・ノートルダム修道女会)

2020-01-20 | アントニン・レーモンド
友人の企画した見学会で、訪れることができました。










 

この階段の先は、鉄馬の書斎だったそうです









坪庭











沓脱石があるのは、かつて和室だったなごり


竣工 1934年
設計 アントニン・レーモンド

修道女会施設として、お御堂や研修棟などが増築されていますが、
オリジナルがよく残っている大邸宅です。
アントニン・ノエミ夫人による家具や装飾は、さぞかし赤星家の家族に愛されていたのではないでしょうか。
修道会は、2020年3月に閉鎖することになり、
2019年8月に「旧赤星邸の緑と建物を武蔵野市公共施設として保存活用を願う会」が設立され
会員の方が武蔵野市に敷地と建物を一体なものとして残すよう、活動中です。
大変遅くなりましたが、旧赤星邸で講演会&見学会がありますのでお知らせします。「meetむさしの」リンクさせていただきます。

与那原恵氏 出版記念・特別講演『赤星鉄馬(消えた富豪)』の生涯 | MM- Meet むさしの

旧赤星鉄馬邸(現ナミュール・ノートルダム修道女会)で、赤星鉄馬氏を扱った書籍『赤星鉄馬 消えた富豪』の出版を記念して著者である与那原恵氏をお...

Meet むさしの|武蔵野市の地域メディア




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星薬科大学本館 春の薬草見学会

2016-08-18 | アントニン・レーモンド
ブロ友さんに誘われて
6月に春の薬草見学会に行きました。
レクチャーの後、本館講堂と薬草園を見学。








巨大な繭玉落としのようなスロープは
薬科大学だけあって、1階から2階は飛鳥時代の薬草刈り、
2階から3階は鹿の角刈りをモチーフとした壁画が描かれています。



























 
 

ステンドグラスは、1983年に設置されたもので、薬草がモチーフになっています。
ゆっくり見学したため、薬草園の公開が終わりそうでした。
photo by OZ

竣工 1924年
設計 アントニン・レーモンド
所在 東京都品川区荏原2-4-41
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門司ゴルフ倶楽部 倶楽部ハウス 北九州のディテール展バスツアー2014その6

2014-07-19 | アントニン・レーモンド
歴史ある 現役の名門ゴルフ倶楽部ハウス。



一歩 倶楽部ハウス内に足を入れて
目に飛び込んだ風景。

温かな 木のぬくもりに包まれました。

打ち放しコンクリートの柱は、木目の型が使われ
木目があるのです。




















設計者レーモンドの妻「ノエミ」 デザインのオリジナルの椅子



ここでもまた

ただただ ため息。
時は 午後5時20分です。

門司ゴルフ倶楽部
倶楽部ハウス
竣工 1960年
設計 アントニン・レーモンド
福岡県北九州市門司区大字吉志175
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立教学院聖パウロ礼拝堂

2011-12-28 | アントニン・レーモンド
青空に誘われて。









この回廊が 好き。










ちょうど吹奏楽部コンサートの準備中。
祭壇上がステージです。

















さようなら。

2011年


竣工 1963年
設計 アントニン・レーモンド
所在 埼玉県新座市北野1-2-25

2011.10.29

次回は、お約束の?「2011ベスト記事」UPの予定です。
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聖オルバン教会

2011-12-21 | アントニン・レーモンド
冬の遅い午後。
日は傾き始め、黄昏時。





牧師さんに声をかけて、お話をお聞きしました。
世界のビジネスマンのために、すべての礼拝は英語で行われるそうです。








◇聖オルバン教会
設計 アントニン・レーモンド
竣工 1956年
所在 東京都港区芝公園3-6-25

2011.2.15
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「夏の家」特別公開 軽井沢タリアセン

2011-11-24 | アントニン・レーモンド
いつもと同じ時間に目覚め、カーテンを開けると
青空が…。
晴れた休日。

ねえねえ、行ってみたい場所があるの。。

前の日に、そう言えなかった私です。
そううわけで、またまた日帰りドライブ。(笑)



「夏の家」が移築25周年を記念して特別公開されました。
会期中、写真撮影は個人の記録用ならOKとのこと。









斜面の高低差を利用して建てられ
居間の窓は、雨戸のように全部戸袋に収納すると
梁のみが残り、外と建物が一体化する造りとなっています。
以前訪れたとき違和感があったのは
窓が美術作品保護のため、全部塞がれていたこと。

オリジナルは
高い基礎部分のある、
トタン葺きの屋根に唐松の小枝をのせた、茅葺屋根風の
野性味ある、楽しげな家です。

建物保存は、他のものへとの転用より
建物の良さを味わってもらうことのほうが
大切だと思うのです。
これを契機に、ペイネ美術館を新築してはいかがなものでしょうでしょう。



明治四十四年館内のレストランでパスタ ランチ。
私は「森のきのこの運動会」
OZは「アスパラガスのカルボラーナ」




睡鳩荘(すいきゅうそう)「旧朝吹山荘」は、ペイネ美術館の展示会場となっているため、
立ち寄りませんでした。



冬の軽井沢は、とても静かです。

◇夏の家(現 ペイネ美術館)2009年の夏
竣工 1933年
設計 アントニン・レーモンド

◇明治四十四年館(旧軽井沢郵便局舎)2009年の夏
竣工 1911年

◇朝吹山荘 睡鳩荘2009年の夏
竣工 1931年
設計 ウィリアム・メレル・ヴォーリズ

所在はすべて 長野県北佐久郡軽井沢町塩沢湖217
   軽井沢タリアセン内

2011.11.23
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日光 イタリア大使館別荘

2010-09-30 | アントニン・レーモンド
中禅寺湖畔の駐車場に車を停め、10分弱歩くと、
緑の中に杉皮張りの市松模様の建物が見えてきます。
私、この建物が大好きなんです。
日光を旅するのなら、ぜひここをお訪ねくださいね。










この椅子に座って、家族の記念写真を撮りました。





主寝室。窓一面に中禅寺湖が広がります。









竣工 1928年
設計 アントニン・レーモンド
所在 栃木県日光市中宮祠2480-1
◇2年前の記事 123
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カトリック目黒教会◇聖アンセルモ教会

2009-12-02 | アントニン・レーモンド
心のカレンダーを1か月…文化財ウィークの11月1日に戻してくださいね。
二本榎出張所を後にして、明治学院大学前からバスに乗り目黒駅に向かい
何年ぶりかに、目黒教会を訪ねてみました。

この日は、元気な子供達が祭壇上に並び、合唱の練習をしていました。
練習後、教会の方に訪ねたら、12月5日にある英国大使館の合唱団とのコンサートの練習だそうです。
歌っていたのは、フィリピンの子供達。
ふざけたり、どなったり…くったくのない姿に 笑いがこぼれました。

写真は撮っても良いですよと言われましたが、数枚撮ったところで
お祈りにこられた方がいらしたので
遠慮することにしました。











 

椅子に座り
スリット状の細い窓からこぼれる光の行方を追ってみました。






この日は、旧細川邸→明治学院 インブリー館→記念館→礼拝堂→目黒教会と
久々のはしご。楽しい一日でした。

◇カトリック目黒教会(聖アンセルモ教会)
竣工 1955年
設計 アントニン・レーモンド
所在 東京都品川区上大崎4-6-22

2009.11.1
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レーモンド 軽井沢夏の家

2009-08-23 | アントニン・レーモンド
建物に近づくと、よく観光地にある顔を出して記念撮影をするパネルがどーんと置いてあり、おもわずひいてしまいました。
ここは、ペイネ美術館。いたしかたないのかな。
せっかくの全景を楽しむことが出来ません。

建築当時、物議を生んだ建物ですが
今はひっそりと佇んでいます。








 

内部は、ペイネの作品が所狭しと展示してあるため
印象は薄れ気味。もう少しゆったりとした展示のほうが
作品の良さを引き出してくれるような気がします。
カーテンの下りた室内は、少し違和感がありました。
居間にあるなだらかなスロープを上りながら
星薬科大学の大掛かりなスロープを思い出しました。
開放的な 良い空間です。

すだれがきっちり下がっているため
本で見た、開放的なイメージが
今はないのです。
美術館ですから、作品保護のために仕方ないですね。

資料等を閲覧する部屋があり、3方の窓が開放されていて
ここだけは オリジナルの雰囲気を楽しむことが出来ました。
私もそうですが、皆さん、ゆっくり腰掛けて休憩していました。
通り抜ける風が実に爽やか。

外壁の色は妙に明るい茶色で違和感がありました。
オリジナルの色なのかわかりません。
木造建築のため痛みがひどく、大穴が開いていたのが気になります。

「夏の家」…本に載っているモノクロ写真には
家の前の流れ落ちる水と戯れる子供の姿が写っています。
屋根は萱葺きで、窓は全開。
そして一番の違いは、高いコンクリートの土台の上に建っていること。
傾斜地を利用して建てられた建物だったようです。
なにか、大切なものを亡くしてしまったような
そんな気がしてなりません。

ああ、でもあのパネル、やめてもらいたい…。


湖にかかる橋を渡り小さな島へ。






◇夏の家(現 ペイネ美術館)
竣工 1933年
設計 アントニン・レーモンド
所在 長野県北佐久軍軽井沢町塩沢湖217
   「軽井沢タリアセン」内

2009.8.6
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東京女子大学 本館(旧図書館)

2009-08-01 | アントニン・レーモンド





刻まれた文字はラテン語
「すべて真実なこと」
ここが真理探求の場であることの意



昨年秋のオープンキャンパスで訪れた時は、関係者以外立ち入り禁止の立て札がありましたが、今回は「新渡戸記念室 特別公開中」との掲示がありました。
入り口扉や照明に心奪われながら、階段を昇っていきました。









 

2階、3階と吹き抜けになっていて、その明るさに驚きました。
図書館というと、薄暗いイメージがありますが ここは違います。

東京女子大初代学長の名を採った記念室。
設立の歴史と建学の精神に触れることができます。
写真撮影は禁止だそうです。

窓ガラスは、凸凹のある透明度の低い型板ガラスを使い、芝の緑がぼんやりと見えます。外が見えないのは、読書に集中できるようにとの配慮なのでしょうか。松葉をかたどったステンドグラスが、伸びやかな窓を飾っています。
ちょっと独房のような東寮の再現や、戦時中迷彩食に塗られたチャペルの写真など、興味深い資料が並んでいました。


◇東京女子大学■旧図書館(本館) 
設計 アントニン・レーモンド
竣工 1931年



2009.7.19
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東京女子大学 チャペル

2009-07-27 | アントニン・レーモンド
オープンキャンパスの日、東京女子大学を訪れました。
この日は、朝から雲の多い ぱっとしないお天気でした。






外観は、白い十字と円形の模様が一面を飾り、清楚なイメージ。
建物内は、講堂とチャペルが併設されています。



曇りのため ステンドグラスの光は やや弱く感じます。
昨年訪れた時は、24色と書きましたが、実は42色だそうです。数えてはいないですけど。















レーモンドの妻ノエミがデザインした祭壇は、右から葦(人間の弱さ)、百合(キリストの復活)、樫(強さ)を現しています。
燭台は、戦時中拠出をまぬがれたもの。
祭壇後方の壁の色は、ウエディングドレスの白が映えるようにと選ばれた色だそうです。




祭壇上からこぼれる光が
私は 好き。


◇東京女子大学 チャペル
竣工 1938年
設計 アントニン・レーモンド
所在 東京都杉並区善福寺2-6-1

2009.7.19
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カトリック豊島教会

2009-03-25 | アントニン・レーモンド

外の扉は閉まっていましたが、建物の扉が開いているのが通りから見えました。
いつか訪れたいと思っていた教会です。







大きな窓から、ステンドグラスの光がさしこんでいます。
椅子にぼーっと座って、光を追ってみました。




ときおり人の気配を感じたような気がして振り返ると
脇の扉の隙間から抜ける風の音でした。

祭壇左手に小聖堂があり、お花の香りに包まれた
居心地の良い空間となっています。












コンクリート打ちっぱなしのレーモンドの教会の中では
一番あたたかいイメージの教会だと思います。

忘れていた 優しい気持を貰って帰ってきました。









竣工 1956年
設計 アントニン・レーモンド
所在 東京都豊島区長崎1-28-22

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おすすめ度☆☆☆☆

2009.3.21

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東京女子大学◇本館・旧体育館など

2008-10-13 | アントニン・レーモンド
チャペルを出て、左手にある1号館(事務棟)へ向かいました。
学生課が入っています。
東京女子大の敷地に残っている、A.レーモンド設計の建物は現在7棟残っていますが、この建物は違うようです。



壁の窓ごとに四角い縁取りがあり、角の切れ目の模様がアクセントになっています。



中に入ると、エントランスが一部吹き抜けになっていて、照明の外された天井が見えました。この吹き抜け部から下を見てみたくて、階段を上ってみました。
この写真に見えるような優雅さはなく、周囲を囲ってあって近寄れません。「工事中」との表示がありました。
さらに階段を上ると、踊り場にグリーンのステンドグラスがありました。写真では解りませんが、中央に白く大学のロゴマークが入っています。茶色い模様は何を表しているのかとても知りたかったけど、通りかかる人もなく謎のまま。



正門から入ると、まず最初に目に飛び込んでくる建物 本館(旧図書館)。学校案内の写真を見ると、以前は正面右手に池があったようです。



壁には、「すべて真実なこと」(真理探究の場)の聖書からの言葉が刻まれています。最上階には、モダンな明るい装飾がなされ、窓などもどこかライト風のデザインがほどこされています。



建物内は、見学できませんでしたが、少しだけ階段を見させていただきました。







正面入り口の扉。

  

現在新研究棟と新体育館を建設中で、2009年4月に完成予定だそうです。工事完了ととともに消え行く建物(旧体育館)を見ることも目的の一つでした。正面入り口は、剥離落下防止のため、ネットで覆われています。体育館の高さを保つために、一段と低く造られた床を初めて見ました。数段階段を下りて、運動場に行くわけです。
この日は、フォークダンスの練習をしていました。来年春には、取り壊されるそうです。

 

林の中に、ライシャワー館が見えてきました。
国際交流センターとして使われているそうです。扉は鎖されていました。

 

木々にさえぎられて良く見えないけど、インパクトのある装飾のある建物が見えてきました。女性学研究所(旧外国人教師館)の建物です。
上手く撮れませんでしたが、正面入り口奥に幾何学模様のような装飾がほどこされています。雨風の汚れで、黒い筋が無数走っていて悲しい…。

 

最後に、少しだけ校舎内を見学。

 

緑の多いキャンパスに点在する歴史的建物。豊かな学生生活を垣間見たような気しました。

東京女子大学 
◆設計 アントニン・レーモンド
◇旧図書館(本館)
竣工 1931年

◇旧体育館
竣工 1931年
 
◇ライシャワー館・国際交流センター
竣工 1927年

◇外国人教師館(女性学研究所)
竣工 1924年






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東京女子大学 チャペル

2008-10-09 | アントニン・レーモンド
東京女子大のオープンキャンパスに出かけました。

受付で、学校案内の入った可愛らしい袋を頂きました。
資料の中に、コンパクトに歴史と施設、教育理念がぎゅっとつまった素敵な赤い表紙の小冊子が入っていました。
ページの中ほどに、施設の紹介が載っています。
「学内に一歩入ると、伝統が優しく語りかけてきます。」のロゴが目に飛び込んできました。写真も美しく、大切に保存したいと思います。

緑の多いキャンパスで、正面の門をくぐってすぐ右手に白い建物が見えます。
兼ねてから訪れたかった憬れの場所です。



ああ、やっと見ることができると喜び勇んで扉の中を覗いてびっくり。
客席と舞台がありました。
チャペルかとばかり思っていました。講堂が併設されていたことを、初めて知りました。

廊下を隔ててチャペルがあります。
パリの郊外にあるオーギュスト・ペレ設計の「ル・ランシー教会」の構造に影響を得ているそうです。



正面上部のステンドグラスに、十字架が浮かび上がっていました。





打ち放しコンクリートの柱の後ろに、モザイクのようなコンクリートブロックのステンドグラスが一面広がっています。
日差しは弱く、淡い色彩の世界。
24色あるのだそうです。






設計者レーモンドの見た光を見ることができ、感動しました。




◇東京女子大学 チャペル・講堂
竣工 1938年
設計 アントニン・レーモンド
所在 東京都杉並区善福寺2-6-1

2008.10.4


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イタリア大使館別荘記念公園

2008-08-24 | アントニン・レーモンド
晴れていて、爽やかな朝です。
イタリア大使館別荘を目指して出かけました。

中禅寺湖の歌ヶ浜駐車場から公園までは 環境保全のため一般車両は入れません。市道1059号線には、ゲートが降りています。
車1台がやっとと通れるくらいの幅の狭い緑濃い湖畔の道を、縫うように15分位歩くと、枯れた川と橋に出ます。
公園は、もうすぐ。

旧イタリア大使館別荘を中心とした保存緑地を公園として一般公開しています。
湖畔の建物手前に、趣のある小さな建物「国際避暑地歴史館(副邸)」が見えます。
小さいわけではないけど、敷地が広いのでそう見えるだけかな。








中禅寺湖の避暑地としての歴史を写真と映像で見ることができます。
建物内の壁や天井は、周囲の森に溶け込むような木の細工で覆われています。
本邸とは違った重厚な趣。広縁の壁が、なんともいえません。

大きく造られた窓からは、木々の鮮やかな緑が飛び込んできて
おもわず深呼吸。

(資料館内は、写真撮影禁止の表示がありました。)


     



何の草なのかな。





イタリア大使館別荘脇を通り湖畔へ向かっていくと
ベンチや、木のテーブルなどが有り ピクニック気分でお弁当が食べたくなりました。以前来た時は、赤とんぼの大群に遭遇したけど、この日は「アブ」。
ボーっとしていると 実に危険!


  

別荘前の湖畔から、右手に男体山(曇ってきて隠れてしまった)
左手には朽ち果てた桟橋が。

別荘正面には、ヨットやボート遊び用の桟橋があります。



とても優雅な別荘生活を 垣間見ることのできる空間。
いつまでも変わらずにあってほしいものです。

◇イタリア大使館別荘記念公園
所在 栃木県日光市中宮祠2482

2008.8.6
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