きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

旧里見弴邸(石川邸) 鎌倉 西御門サローネ

2017-05-28 | 西洋館
雨の月曜日。
時は、午前11時。
門は閉ざされ、静まりかえっていました。

しばらくすると、管理している建築事務所の方があらわれ、
ほっとしました。
月曜日のみの公開なのです。

すみません。訪れたのは。3月上旬です。










ここはかつて、作家 里見弴の自邸でした。
現在は、個人邸で、建築事務所の方が借り上げ、
イベントや貸しスペースとして活用されています。






マントルピースのある応接間



サンルームのある家に 憧れます。















西御門(にしみかど)という地名の場所に建つ
フランクロイド・ライトの影響を感じる1926年生まれの洋館です。
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獅子に会いに 丸石ビルディング

2017-05-13 | 近代建築
美しいビルです。







扉が開いて~、中には入らず(一般の人は入れません)。ふっと天井を見上げました。もう、それだけで十分。









そうそう、二頭の獅子に会いたくて来たのでした。ちょうど神田祭の準備中





足元には、邪鬼ではなく山羊が。



かつてビルの南側には「龍閑川」と呼ばれた運河が流れていたそうです。
川に向かって4頭のライオンが、雨水を口から放っていたのだとか。
第二次戦争後、運河は埋め立てられ、1994年に
獅子は建物の北側に移設。守り神のように鎮座しています。

そっと顔を覗き込むと こんな感じ。



時のうつろいを 見守っています。



竣工 1931年
設計 山下寿郎
所在 千代田区鍛冶町1-10-4

隣のビルの建設が進み、裏側をひいて見るチャンスを逸しました。
1階に、ペルシャ絨毯のお店が入っていて、美術工芸品のような
シルクの絨毯を堪能して帰りました。まったく同じ絨毯は、出来ないのだそうです。
地域によって、伝統の模様があるのだとか。
柔らかな風合いは、惹きつけるものがありますが、お値段が。。それなりで。
コメント (2)
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東海大学代々木校舎

2017-05-11 | 戦後建築
日本武道館、京都タワー、そして特撮映画のロケ地として有名な東京都水道局長沢浄水場を設計した
建築家 山田守は、東海大学の創建時に関わり、建設工学科の主任教授として学生の教育にあたるとともに
同大学施設を多く手がけました。


1号館(竣工 1955年) 凛として神々しい感じ。



オーダー、迫力あります。

2号館(竣工 1958年)

X字型の校舎は、緩やかな曲線を描いています。














玄関ポーチのマッシュルームコラム おおーって見入っている傍ら、学生は素通りしていきます。あはは。。
建物内には、螺旋状のスロープがあるそうで、いつか見てみたいものです。



所在 東京都渋谷区富ヶ谷2-28-4
設計 山田守/山田守建築事務所
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旧千住郵便電話事務室

2017-05-09 | 近代建築















こだわりの曲面が、ここにも。

竣工 1929年
設計 山田守
所在 足立区千住仲居町15-1

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