きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

旺玄会東京支部展と東京国際キルトフェスティバル オータムマーケット2015

2015-09-20 | 美術展


明治屋京橋ビル(竣工1933年)の改修工事が終わりました。綺麗になりすぎた感じがします。
京橋のギャラリーくぼたへ。旺玄会東京支部展を観てきました。



ブロ友いどきちちゃんのデジタル版画 「微笑む」
もっと綺麗な色なんですけど。。
心穏やかになる作品です。

その後
東京国際キルトフェスティバルオータムマーケット2015
東京ドームシティープリズムホールへ。
東京ドームへ続く道は、ジャニーズのコンサート開催日で
ごった返していました。入り口がわからずウロウロ。
chamekoさんと無事会えて、一緒に巡りました。
マーケット会場中央に、クリスマスの企画展示があり
今からなら クリスマスに間に合うのよね~と
ささやく声が 聞こえました。







熊野の「「とうげみゅーじあむ」のフックドラグのお店で
bokuさんがお店番をしているというので、楽しみにしていました。
実演コーナーがあり、しばらく見ていましたが
とても面白そうでした。
細くパスタのようにく切ったウールをフックで生地から引き抜き
ぬりえのような感覚で生地を埋めていきます。
染めた生地も販売していました。
ウールの持つ、ふんわりとした風合いが
そのまま作品になっています。









bokuさんのイタリアの想い出の作品

マーケットは、それぞれ個性があり、
見ていて心ウキウキしましたが
何も買わずに帰って来ました。
家にある手付かずのものをなんとかせねば~。

皆さんにお会いできて、楽しい一日でした。
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目黒雅叙園 百段階段

2015-08-03 | 美術展
その昔(1999年あたりのような気がします)、職場の女子会で「はとバスツアー」に参加しました。
目黒雅叙園美術館→ホテルオークラ東京で昼食→相田みつを美術館だったかな。
かなり昔で、記憶も断片的。デジカメの無い時代です。
目黒雅叙園美術館は、美術品の印象より ド派手な建物の装飾が記憶に残っています。
その時、百段階段も見たような。。違ったかな~。
美術館は、1991年開館で2001年に閉館。いつのまにか閉館していたんですね。

「和のあかり 百段階段」
あかりを消した文化財に浮かび上がる
126枚の日本画と12の日本のあかり
というイベントへ
写真撮影可能ということで、出かけてみました。

百段階段は、1935年に建てられた木造建築物で
けやきの99段の階段廊下の南側に7つの部屋があります。
天井や欄間に絵画や彫刻が施され
それはちょっと 龍宮城と自負するだけのものはあって
天井ばかり見てきたような感じ。

たしかに窓を塞がれた部屋は、あかりのアートを楽しむ場。なんですけど。





















「百段階段見学ツアーとお食事」というプログラムもあるようですが
写真撮影禁止のようです。
でも、何も置いていない 窓の開いた部屋を見てみたい~。
4名も集められないしなあ。。
目黒雅叙園百段階段
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ますむらひろしアタゴオルカレンダー原画展2015&サイン会

2014-11-28 | 美術展
ギャラリー猫町での 毎年恒例の
ますむらひろし原画展。
この日が来るのを とても楽しみにしていました♪



サイン会は午後2時からで、
今年は早めに出かけて、カレンダーを購入し10番台の整理券をゲット。



1階と2階の展示を見た後、湯島に出かけてみました。



旧岩崎邸



 

館内は 相変わらず写真撮影禁止



そうそう、この菊竹展を見たくて
旧岩崎邸に来たのでした。
入場券を買うと、予約なしで隣接している国立近現代建築資料館に入館できるのです。
画像資料を興味深く見てきました。
国立京都国際会議場のコンペ資料もたくさんあり見応えがあります。

午後2時30分に猫町に着くと
まもなく2階に集合の呼び出しが有りました。



カレンダーにオリジナルのヒデヨシが帰ってきました。



カレンダートップのサインの他に、誕生日に、おめでとう!のメッセージを描いてもらいました。
歳を取るのは嫌だけれど、嬉しいです♪



アタゴオル旅行記にもサインを頂きました。
執筆当時の若い先生の写真と見比べたりして
楽しいひと時を過ごしました。
今年も来てよかった!!

おしょうしなっし~!

米沢弁で、一番好きな美しい言葉 おしょうしな 「有難うございます」を丁寧にいう場合に使います。
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明和電機EDELWEISS展

2014-06-08 | 美術展
この日も 江戸川を渡り うらうらと市川を目指し、サイクリング。
市川市芳澤ガーデンギャラリーで
4月末に、明和電機の「EDELWEISS展」を見てきました。







1993年に生まれたアートユニット明和電機は、創作電子楽器を着装してのパフォーマンスの印象が大きかったのですが

展示作品を見て 知らなかった明和電機の世界に驚きが。

明和電機社長・土佐信道が書き上げたエーデルワイスプログラムという物語の
構想ノートやデッサン、オブジェ、楽器など視覚と聴覚を刺激する作品の数々。
ノートや緻密なデッサンの一つ一つを見ていると時が過ぎるのを忘れました。

男性にとって 女性は謎の生き物なのでしょうね。
(逆もいえます)子宮の中で育ったということは
記憶に無いし。
深いコンセプトはさて置いて、何も考えず見て楽しいオブジェたち。
すべて写真撮影可能なのも嬉しかったです。









毎日3回定時に演奏されるとのことで、少し待って自動演奏を聴きました。

◇エーデルワイス展は終了しました。
2014.4.19~6.1
市川市芳澤ガーデンギャラリー
千葉県市川市真間5-1-18

帰りに郭沫若(かく まつじゃく)記念公園の芝桜を見て帰りました。
最盛期は過ぎた感じ。



記事を作ろうと思いつつ
なんだか気合が入らず やっと完成。
旅日記も作らねば~。
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建築資料に見る坂倉準三

2014-03-16 | 美術展
2014年2月のことです。

坂倉準三展
最終日に、出かけました。

国立近現代建築資料館に入るのは初めて。
平日だと事前申込みをすれば、湯島地方合同庁舎正門より無料で入館できますが、
あいにくこの日は日曜日。



旧岩崎邸庭園の入場料を払うと、資料館へ入れます。
いつもと客層は違い、洋館へは目も暮れず足早に資料館へと向かう人が目につきます。
料金所を過ぎると、右手に資料館の入口が見えました。





資料館展示室前の窓から、岩崎邸が見えます。
手前の屋根は、和館への廊下です。

個人住宅から、大きなプロジェクトまで幅広く手がけた建築家で
身近なのは、東京日仏会館や岡本太郎邸、そして神奈川県立近代美術館、新宿西広場など。



ガソリンスタンドや高速道路の料金所も手がけています。


多分にもれず、家具も手がけています。


神奈川県立近代美術館で かつて使われていた椅子。


坂倉準三は、1927年に東京帝国大学美学美術史学科を卒業後、1929年8月に渡仏し
ル・コルビュジエに出会い、彼の勧めで土木学校で建築を修学したのちル・コルビュジエのアトリへに入所しました。
1937年のパリ万国博覧会日本館を設計し、建築部門グランプリを受賞。

原図、写真、模型 どれも貴重なものばかりで
なんどもぐるぐる見てまわりました。
なかでも気になったのは神奈川県立近代美術館。
ル・コルビュジエが来日した時に立ち寄ったそうです。



まもなく閉館となります。


パリ万国博覧会日本館




図録が欲しくて事務室へ行くと
なんと無料。
前回の展覧会図録「建築資料にみる東京オリンピック」もあわせていただきました。

でも、やっぱり
こちらも気になります(笑)。



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「画廊の夜会」と「アートアイランズTOKYO 四谷三丁目」

2013-06-11 | 美術展
「画廊の夜会」
東京銀座5丁目から8丁目の25画廊が
夕方から夜にかけて一斉に開館し
敷居が高くて入りづらいと感じている方々に
気楽に作品を楽しんでもらおうという
粋なアートイベント(6月7日、8日の二日間で終了)です。

画廊の夜会…
ネーミングが 絶妙。
参加している画廊には、路上に夜会の提灯が下がっています。



今年は」土曜の昼間も開催していて
ブロ友 ジョヴァンニさんのナビで
ちょっと駆け足で数箇所巡ってみました。
雑居ビルの階上にある画廊は、やはり入りづらいです。
作品の下には、ざっくりとした値段が表記されていて
う~ん こんなものなのか と目が点に。

銀座は、おしゃれなビルやディスプレイが多く
画廊間の移動も 心うきうき。









握るのを躊躇してしまった…。某画廊の入り口







この日は そして 四谷4丁目の
CCAAアートプラザ ランプ坂ギャラリー(元小学校)で開催中の
「アートアイランズTOKYO 四谷三丁目」のオープニングパーティーに参加しました。
会場は、元図工室。
絵の具のしみた木の机が 郷愁を誘います。
手作りのお料理でのもてなしに
あたたかい心遣いを感じました。
出展作家数は、約30名。
多彩な作品が 教室や屋外に展示されています。

そうえいば 私は 東京の島々に行ったことが
ありません。







会期は 6月15日(日)までです。
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葉山・藤沢 建築とアートめぐり 〆は藤沢GALLERY CNで。

2012-09-26 | 美術展
そもそも、今回の「葉山・藤沢 建築とアートめぐり」 一番の目的は、藤沢GALLERY CNでの松浦隆幸写真展「ON THE ROADSIDE」の
オープニングパーティに行くことでした。
ブロ友ジョヴァン二さんが懇意にしているギャラリーなのだそうです。
少し早めに着いて、作品を観ることに。



アメリカの今はもう廃線となったルート66をドライブしながら撮影した写真は
乾いた土地と 青空。そして壊れているように見えて
今もなお現役で使われているものたち。
アメリカの言葉からイメージする
ポップな世界がそこにありました。

松浦隆幸写真展「ON THE ROADSIDE」」9月30日まで。

松浦さんに撮影時のエピソードを聞きながら
写真を見るという 贅沢なひとときでした。
オーナーご夫妻のお人柄に惹かれて
またいつか 誘われたら再訪してみたいギャラリーです。

会場に置いてある写真集を
そっと開いてみました。
タイトルは「倉庫」。
撮ったご本人、写真家の安川千秋さんも会場に見えていました。

写真を見ていて
撮影した時間が気になって…質問してみたら、「早朝の柔らかい光が好きなので、朝早くに撮りました」
とのこと。消えていった倉庫へのオマージュ。安川さんの写真に一目惚れです。

会場を替えて、ワインなども頂き
人見知りな私ですが、お話に花がさき 時の経つのを忘れました。
藤沢は 家まで遠いのです。またまたシンデレラ~。(笑)

そして 後日
銀座コダックフォトギャラリーで開催中の安川さんの写真展に行ってみました。



安川千秋 写真展 「DOCK OF BAY ― URAGA」

2003年に閉鎖された浦賀ドック。
スポットライトを浴びた舞台のようなシーンに心惹かれました。
ポジフイルムで撮られた写真は、温かみのある色合いで
いきいきとしています。
もう見ることのできないシーンが、ここに鮮やかに記録されています。
会期は9月27日まで。お薦めします。
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松本市美術館 草間彌生 永遠の永遠の永遠

2012-09-08 | 美術展



見果てぬ夢のその先を
見つめているような眼差し。
草間彌生そのものが 芸術作品のよう。
輝いています。
 
鏡を合わせた作品の部屋に入って
鏡の中の ほんものの私はどれか
探してみた。

昨日の私 今日の私 そして未来の私
たまには 自分のことだけを見るのもいいものだ。

そこには 一面 少しくたびれたおばさんが
ほほえんでいました。



館外にある常設展示 



芝生を駆け巡る子供たちの笑い声が響いていました。
私も一緒に 走ってみたい…。



happy Birthday
お祝いのメッセージ、有難うございます。
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夏の飛騨と信州の旅12 草間彌生展

2012-09-04 | 美術展
間に合いました。
松本に生まれた、草間彌生の展覧会。





























松本市美術館◇草間彌生 永遠の永遠の永遠
会期  2012年7月14日~11月4日

2012.8.9
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「横井和子の韓国伝統刺繍展」 と「ピサンキ展」

2012-03-15 | 美術展
とあるビルの2階。
中の見えない扉を押すのは
ちょっと勇気が入りました。

一歩中に入って、あ~っ!
上手く言えないけれど、互いに解った感じ。
部屋の中央に、白いマフラーをした女性が目に飛び込みました。ななさん?!

初めてお会いしたけれど、
なぜか昔からの友達のように 息せき切っていろなことを話しました。
ななさんは、レース編みつながりのCROKOさんの紹介で
作品展を見に行って知り合った、韓国刺繍作家です。

「このビルの4階に、イースター・エッグを置いてある店がありましたよ。
ぜひ見てきてください。」
そう ななさんに言われて、行ってみることに。
ヨーロッパの各地の伝統工芸なのだそうです。
手が込んだ模様に、目が釘付け。





悩みながら、うずらと鶏の卵を1つずつ購入。
どうやって造ったのか、不思議です。
製作過程の謎解きは壁にイラスト入で説明してあります。 







見事なタティングレース。いつか私も作ってみたい…。
ついみとれてしまい、時の経つのを忘れました。

急いで、2階に戻りました。
この日は「韓国伝統刺繍展」を見に来たのでした。
動物たちへのやわらかなまなざし。
デザインと素材と そして刺す技術の高さに
驚きを感じます。








5時からはオープニングパーティー。
白ワインを頂いたら
空腹で 酔いがまわってしまいました。
手前のキューブは、キャロットケーキ。美味しかったです。



ななさんの作品を
目白で2008年冬に初めてみた時の記憶が蘇りました。





背景の質感のある壁がよく似合っていました。

横井和子の韓国伝統刺繍展
千代田区東神田1-2-11 アガタ竹澤ビル202
馬喰町 ART+EAT
2022.3.13~3.31

3月14日付、朝日新聞夕刊都内版に記事が載っています。

この日、「いち子ばーばの手作り展」の案内をいただきました。
行ってみようと思います。
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マイケル・ケンナ写真展 「Venice / New York City」

2010-09-05 | 美術展
先週、銀座に出かけたときに立ち寄ってみた
写真展 「Venice / New York City」

写真には どうも見えなくて。
絵画のような 風景。
きっと同じ場所に立っても 見えない風景。

写真集を手にとってみたら
欲しくなったけど…値段を見て 悩んでやめました。

今日 9月5日
目覚めたら 家人OZが
「行ってきなよ。今日はサイン会。プレゼントしてあげるよ」

お財布にお札をしまって
きゃおきゃおは 銀座の画廊に出かけました。
欲しかったのは、この写真集。



15時からサイン会がありました。



小さな声で
「I am glad to meet you. It is my birthday today.」と言うと
「お誕生日 おめでとう~!」と日本語で返されました。
さーっと手を差し伸べてくれて 握手。
嬉しかったです。



帰りに日本橋三越で、ささやかな自分へのプレゼントを買いました。
ピンク18kのイヤリング。

幸せな一日でした。

マイケル・ケンナ写真展
会期◇ 2010年8月20日(金) - 9月26日(日)
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依田満・百合子万華鏡フェア

2010-03-20 | 美術展
依田満・百合子さんの万華鏡フェアに行ってきました。
メカニックは満さん、ガラス細工は百合子さんが担当。
素敵なご夫妻です。
百合子さんは、ステンドグラスを学んだ方で、具材の繊細な美しさは格別です。
東京伊勢丹新宿店本館6階で、3月23日(火)まで開催中です。
今回は、「万華鏡を万華鏡で見る」というテーマ。
万華鏡の印象が、変わることうけあい。
ぜひ お出かけください。



一点購入しました。
つるっとした卵のような形の万華鏡。



中は、2枚合せの鏡が組まれています。
小さな三角の覗き穴から
そっと見た写真。
実物は もっと綺麗~。
鏡の世界 美しいです。

旧岩崎邸の写真整理は、まだ終わっていません。
中への記事は続きますので、もう少しお待ちくださいね。
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荒木経惟・舟越桂 「至上ノ愛像」と高木こずえ「MID」など

2010-03-12 | 美術展

3月9日。
東京は午後から雨の予報で、どんよりとした空模様。
長い傘を持っていくか、折りたたみ傘にするか
こころの中で葛藤しました。
この日はいろいろ予定があり、長い一日でした。

始まりは
荒木経惟・舟越桂 「至上ノ愛像」展

高橋コレクション日比谷を訪れました。
「センチメンタルな旅・冬の旅」「エロトス」「写真私情主義」の作品と、熊本で公募して撮影した「母子像」が展示してあります。

荒木の根底にあるテーマは
「愛」。

子どもを産んだばかりの女性はなんて美しいのでしょう。
そして力強さを感じます。
戸惑う赤ちゃんの 豊かな表情と
カメラ目線の母親。
愛にみちあふれた腕の中で
無邪気にいる赤ちゃん。
幸せな肖像…そのもの。

新婚旅行を撮影した写真集『センチメンタルな旅』の中の一枚。
柳川の船の上でうたた寝する妻 陽子さんの写真。

テーマ 至上の愛像を強く感じる一枚です。

写真集「東京ゼンリツセンガン」で前立腺がんを公表して、ますますエロス色濃い写真集も出版されています。

舟越桂の木彫りの像は
なぜか人肌の体温を感じます。
木なんだけれど 透明感のある彩色のせいでしょうか。
遠くを見つめる瞳は
見えないものを見ているような
不思議な印象です。
肩に置かれた小さな階段にひかれました。

高橋コレクショングッズもたくさん売っていて、楽めます。



歴史的建造物 第一生命ビルへ、初めて入りました。
新しいような 古いような。
オリジナル部分がどこなのか わかりませんでした。
1階にある 第一生命ギャラリーで開催中の
第35回木村伊兵衛写真賞を受賞した、高木こずえの写真展「MID」を見てきました。
写真を撮り始めた15歳から現在までの作品が展示してあります。

高い天井を意識して、小さな写真がまるで壁の模様のように
リズミカルに飾っています。高すぎて見えない作品が、気になります。

テーマの「MID」は、過去と未来の中間(現在)かな?。
写真というアート
切り取る感性の多様性に限りない可能性を感じるな~と
感心しました。

天気予報どおり、雨が降ってきて
ちょっとゆうつ。
銀座を目指して雨の有楽町を歩きました。



ビルの谷間に、妖怪?



当日予約がとれたので いつかmoimoiさんのところで知ったシーフードのお店「kazan」でランチ。









店内は結構暗いので 上手く撮れませんでしたが
大きなお皿にちんまりのっているわりには
お腹がいっぱいになりました。
天使の海老フライ、ぷりぷりして美味しかったです。
和の食材を使ったイタリアン?洋食?
お値段もリーズナブルで
平日にもかかわらず女性客で満席な訳がわかりました。
肩のはらない お洒落なランチが楽しめるお店です。



そのあと、上野の東京国立博物館へ。
冷たい雨のせいか、人出も少なく感じました。ラッキー!
没後400年の長谷川等伯回顧展
最近まで、その名を知りませんでしたが
桃山時代の巨匠です。
彩色の美しい世界から水墨画まで見ることができます。
最後の会場に展示してある
「松林図屏風」は、松林の中をさまよう旅人の世界ににいざなってくれます。





河津桜

冷たい雨が降りしきる遅い午後、東博を後にしました。
この日のお出かけは まだまだ続くのです…。
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ますむらひろし原画展

2009-10-10 | 美術展
今年もカレンダー発売の季節となりました。

「アタゴオルカレンダー2010」の原画展が谷中ギャラリー猫街で開催されています。
カレンダー・ヒデヨシ大風呂敷・風呂敷のお披露目販売があります。
せっかくなのでサイン会のある日に出かけてきました。
ヒデヨシの12枚の物語。

展示の内容は、こちら




ギャラリー2階に、小ぶりの風呂敷4種が展示してありました。(受注生産だそうです。)
図柄は、青猫島コスモス紀より。
高価なので悩んで一枚を注文しました。

30分前位にサイン会会場となる2階の展示室で待つことに。
並んでいるファンの皆さんを眺めているのも楽しいです。
時間になって、係りの方が現れ
「サインはお買い上げの品、1点のみとさせていただきます」と説明をはじめたら
「ここって言ってもらえれば、何にでも、サインします~。」
とますむらさんが言いました。
さすがヒデヨシの父。なんて太っ腹なんでしょう。

「夏の大丸ムーミン展で、お見かけしました~」
「えっ」
ますむら先生ですか?と声を掛けたのを思い出してくれたかしら。

カレンダーの誕生日に、お祝いのメッセージと、1月の頁にサインを頂きました。



ヒデヨシ大風呂敷にサインをするのは、初めてだとか。
どこに書こうか悩んで
目立たないところを選んで描かれました。
大風呂敷は、藍染です。
織の地模様がゆらゆらとしたヒデヨシを通り過ぎていきます。






ちょっと期待して持っていった詩画集「イーハトーヴ波」。
どの頁にお願いしようか悩みながら差し出したら、
この頁かな…と言って、正面ヒデヨシをさらさら。
「名前は?」「…」名前入りのサインとなりました。
ヒデヨシの微笑…。うふふ です。



お礼を言いそびれました。
「おしょうしな」←ありがとうの意。米沢弁です。


青猫島コスモス紀
ますむらさん初の本であり
原点でもあります。
ぜひこの本は、読んでもらいたい。

■ギャラリー猫町
会期:2009年10月1日(木)~12日(月祝)
 11:00~18:00(10/11はライブのため16:00終了)
 台東区谷中2-6-24
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黄金の都シカン展

2009-10-02 | 美術展
インカ帝国のルーツ「黄金の都 シカン展」が、上野の国立科学博物館で開催されています。

「一日ブログ記者」にエントリーし、招待されて行ってきました。

制約はありますが、記者として写真を自由に撮影できるとのことで
ちょっと興奮気味。
良くあることだけど、しっかりカメラの設定を間違えて(?)
あまり気に入った写真は撮れませんでした。
いいかげんな性格、なんとかせねば…。

南イリノイ大学島田教授が、ペルー北海岸地域で1978年から約30年にわたって発掘調査した記録と発掘品とで構成されています。
どこかユーモラスな動物をかたどった土器や、金の装飾品は、保存状態もよく
とても美しいものばかりです。
あるひととき栄えた特徴ある文明を、島田教授が、
シカン(先住民の言葉で月の神殿の意)と名づけたのだそうです。













この時代に生きた人々の暮らしぶりの輪郭が浮かんでくる集落などの発掘も行われているのなら、そちらも見てみたいものです。

記者として、楽しまさせていただきました。
謎は多く、考古学は、やはりロマンですね。




お土産コーナーに、ペルーの手工芸品が並んでいました。
布は硬く、ちょっと不思議な香りがしました。



サッカーのように足で蹴って遊ぶボールだそうです。

大好きな日本館を見学して帰りました。






「シカン展」
H21.7.14~10.12

2009.9.27
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