きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

ホテルオークラ東京 茶室 聴松庵で点茶を楽しむ 

2015-04-29 | 日本建築
地下鉄を乗継ぎ、ホテルオークラ東京へ。
本館7階に、お茶室聴松庵はあります。

初めて訪れた今年1月は、見学のみだったので
予約して とても楽しみにしていました。

ちょうど外国のお客様が先に来られていて、
英語を交えながらの茶道の心の説明に耳を傾けました。
茶室は、裏千家又隠を模したもの。

photo by OZ










立礼席でお茶を頂きました。(炭火でした)
美しい作法を見ているだけでも 心休まります。

 

躙口ではなく、貴人口 です。




本席の床の間の掛け軸は「漁夫生涯竹一竿」一休宗純筆の複製。







待合の外は、曲水庭という空中庭園になっています。




枝垂れ桜は、硬い蕾でしたが
それはそれで 美しい風景でした。

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椿山荘 空中庭園「セレニティ・ガーデン」

2015-04-25 | 屋上
庭園を望む屋上庭園




庭園を見渡せる空間は、心地良い風が吹いています。



こちらはホテル棟



ちょうど三叉が満開でした。
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椿山荘 長松亭でランチ

2015-04-22 | レストラン・居酒屋など たべものや
椿山荘を散歩しました。
歴史を紐解くと長くなるので椿山荘HPを時間があれば
お読み下さい。

ゴージャスなエントランスロビーから
階段を降りて 庭園へ。
湧水が湧く庭園は、境界はあるけれど隣の芭蕉庵へと続いているそうです。







階段の踊場に、なぜかしら 細工を施した箪笥が。











椿山にのぼりました。

 



茅葺屋根の茶室 長松亭で、一日一組のランチを頂きました。







4畳ほどの室内に、堀こたつをしつらえ
6名くらいまでは入れそうです。
都心とは思えない静けさの中、ひと品ずつ運ばれる
お料理を楽しみました。
最後にお抹茶が出て、お開きです。

食事の後に、茶室「残月」を見学させていただきました。
会食やお茶会に、大変人気のある部屋だそうです。
大きく開いた窓からは、庭園を見渡すことが出来ます。
表千家の利休・秀吉ゆかりの書院を模した茶室で、箱根小涌谷の藤田男爵の別荘にあったものを
1947年に移築したものです。







春爛漫の 椿山荘です。
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東京デート 桜の季節

2015-04-14 | 西洋館
一泊二日の旅に出ました。
行き先は 東京。
家からは 1時間圏内です。(笑)

何度も訪ねていますが、初めに 鳩山会館へ。
会館10時近くに着きましたが、すでにリュックを背負った街歩きの方々で
賑わっていました。
見学は時間制のようで、潮を引くように帰られてほっとしていたら
次の団体さんが来て またまた混雑。
大型バスが着いたようです。
いつの間にか受付に券売機が設置され
休憩所のお茶は、有料になっていました。







こんなところに 鳩 さんが。













階段室のステンドグラスが素敵です。

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チェリーブロッサム

2015-04-10 | 西洋館
何もかも 目覚めてく 新しい私~♪








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津田ホール見学会

2015-04-09 | 戦後建築
日本建築学会文化施設小委員会主催の「津田ホール見学会」があることを知ったのは
申込み締め切り直前。
学会員以外の申込みOKだったので
ダメモトで申し込みしたら
定員40名のところ多数応募が有り、全員を見学許可しますとのメールが届きました。
仕事帰りに千駄ヶ谷に着くと、津田ホールは夕闇に溶けつつありました。
津田ホールは、津田塾大学同窓会本部などが入る学校施設として建てられた建物の中にあり、
再開発のため2015年3月末で閉館が決まったのだそうです。







外壁のカーブに沿うようにのびる階段を、千駄ヶ谷駅前の景色を窓越しに楽しみながらのぼると
3階 ホールへと続くホワイエに到着。
大きく開いた窓からは、JR千駄ヶ谷駅や新宿御苑の木樹、そして東京体育館がよく見えます。









ホールの壁は音響を考えて選ばれた大理石。
用途は、各種式典、講演会、クラシック音楽会など多様にわたり
ふさわしい音響をと設計されたそうです。
見学会開催挨拶と、サプライズなピアノ演奏がありました。
演奏した方の名前をメモし忘れたのと、演奏曲目がわからなかったのが心残りです。
緩やかに高低差のある座席は、490席。ホール中央やや後方で聴きましたが、とても心地よい響きでした。
バックヤードの見学へと続きます
外部の騒音を消すために、ホール周囲をぐるっと通路等空間を設けていることと
観客用トイレがホールのある階にはないことにびっくり。


ホールは、左右非対称で、音響や照明の調整室脇から
ホールを見下ろす空間へ。



ベンガラ色の空間です。







まだまだ現役で頑張れそうな 津田ホール。
なんとか使い続けて欲しいものです。

竣工 1988年
設計 槇総合計画事務所
所在 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-18-24
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さようなら ホテルオークラ東京本館

2015-04-04 | 戦後建築
2014年5月、ホテルオークラ東京本館立替計画が発表され
本館は2015年8月で営業を終えることに。
ブロ友さんとランチその他を楽しんできました。
和のモチーフがちりばめられた、美しい建物が
消えて行くのは 本当に残念です。











7階にある茶室「聴松庵」は、おやすみでしたが見学させていただきました。






茶室の外に、日本庭園「曲水庭」が広がります。
枝垂れ桜が咲くころに来てみたいなあ。


竣工 1962年
設計 谷口吉郎ほか
所在 東京都港区虎ノ門2-10-4
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最後の日の こどもの城 

2015-04-03 | 美術館・博物館・記念館・園
2015年2月1日、閉館のその日。






館内は、多くの親子でごった返していました。
こどもたちと出かけて ワークショップで何やら造ったり、
屋上で三輪車に乗ったり、
走り回るのを見守った遠い日を思い出しながら
館内を歩きました。














竣工 1985年
設計 山下設計
東京都渋谷区神宮前5-53-1

「閉館に際し、お伝えしたい
こどもの城の気持ち」小パンフレットより

1985年11月、国際児童年を記念して、日本で
初めて国立の児童館「こどもの城」が誕生しました。
子どもの芸術、体育、音楽、造形、科学、保育、保健に関わる専門家が集まり、
多彩な遊びのプログラムをとおして子どもの可能性を引き出し、
家族の子育てを支えてきました。
子どもの城が大切にしてきたことは、
本物に触れるさまざまな体験や人と人とのかかわりを提供することにありました。
思いきり遊ぶことで感性を磨き能力を培い、人とふれあう心地よさ、喜びや達成感を伝えてきました。
 子どもにとっての遊びは、自発性、創造性、人を思いやる心、役割、
責任感、社会のルールを育むかけがえのない栄養です。子どもたちがこれからも多くの人とふれあい、
さまざまな刺激を受け、魂を揺さぶられるような体験を重ねてほしいと考えています。
 また、ご家族が多様な家族と出会い、楽しく子育てできることを願ってやみません。そして、なにより、
こどもの城で過ごした時間を胸に、
たくさん遊んで、心身ともに元気に育っていくことを願っています。

長い間、活動へにご理解、ご来館、誠にありがとうございました。
心より御礼申し上げます。

2015年2月1日
国立総合児童センター
こどもの城
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