きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

早稲田大学内藤多仲博士記念館(旧内藤多仲邸)

2019-01-07 | 美術館・博物館・記念館・園
公開講座の建築史(木子七郎)の講義の後、見学会がありました。
2010年に訪れて以来の、再訪です。





軒と庇の二重のラインは、木子七郎と大学同期の、安井武雄の助言と言われています。














木目が描かれた、金属の扉 


TV百年名家で、3段の引き出しは、背面の部屋からも引き出して使えると、押していたけれど、この日は触らず。








棚の天板を持ち上げると、椅子になる家具

  



  

  



耐震壁を生み出したトランクは、たてもの園に貸出中でした。
木子七郎、今井兼次のことを知らなかった初めて訪問したときの印象(装飾に心奪われたこと)は、正しかったのだなあと
改めて感じました。
優美な模様が、博士の書斎の家具のあちこちに。

ツアー形式の定員制見学会などあったら、嬉しいのにね。

◇早稲田大学内藤多仲博士記念館
設計  木子七郎
構造設計 内藤多仲
設計協力 今井兼次
竣工  1926年
所在  東京都新宿区若松町22-8
(非公開)

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3 コメント

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Unknown (こばけい)
2019-01-12 15:23:36
百年名家では見れなかった細かな部分が、凄い!
公開されてないので、参考になりました~♬
向井理でドラマ化された時、撮影に使ったのかな?
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こばけいさんへ (きゃおきゃお)
2019-01-14 11:17:58
百年名家で細やかに説明されていましたね。
八嶋さんが、自由に建具や家具を触っていたのが羨ましく思いました。
いろんな建築家の協力を得てできた、自邸。
中でも、書斎の書棚や机の装飾が、心に残っています。
ドラマは、観なかったです~。。
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Unknown (T.I)
2020-12-19 01:42:22
離れの茶室は、今も在りますか? この茶室に内藤多仲さんの仏壇が置かれてあり,時々風に揺られ扉が開いたのを覚えています。お供え物は干からびていた。庭の柿の木は今も健在ですか?住込み家庭教師をした体験を懐かしく想い出します。約40年前になります。機能的なご自宅であった印象が残っております。庭が広かったです。
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