きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

洞海湾を渡り若松へ 北九州のディテール展バスツアー2014その2

2014-06-23 | 
戸畑から渡し船に乗り若松へ
昭和37年に洞海湾を渡る若戸大橋が開通しましたが、
多くの方の希望によリ存続している渡し船です。
通勤や通学の足となっています。








運賃は、片道 大人100円、自転車50円



片方に偏って乗ったため、バランスが悪いので
左右に散ってくださいと声をかけられました。








約5分の船旅ですが、なかなか良いものです。
風を受けてデッキに立つと、映画のワンシーンのよう。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北九州のディテール展バスツアー2014

2014-06-21 | 近代建築
北九州の建築を巡る一日限定のバスツアーに参加しました。
案内人は、建築史家の倉方俊輔さん。

まず初めに、北九州市立文学館で開催中の「北九州のディテール展」を鑑賞。





なだらかなスロープを上ると左手奥に小倉城が見え、
後ろには色鮮やかな建物が。
リバーウォーク北九州という複合商業施設
近くで見てみたい~。



丸みを帯びた屋根は、不思議な内部空間を生み出しています。
実は、大きな建物だということを後で知りました。



建物内は写真撮影禁止でした。
「北九州のディテール展」は、北九州の31建築のディテールをモノクロ写真と文章で展示した写真展です。
その切り取り方は心に響くものがあり、とても美しい写真でした。
展示リストのパンフレットは、写真と解説、地図付き。
これを片手に出かけたい気分。



外から見た磯崎新がデザインしたステンドグラス



マリリン・モンローの体のラインのようなカーブした壁
という説明が心に残りました(笑)。

磯崎新の建築の魅力も満喫~。

竣工 1975年
設計 磯崎新
所在 北九州市小倉北区城内4-1

2014.5.17
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

荻窪でプチ女子会

2014-06-17 | その他
荻窪へ出かけた一番の目的は、
ブロ友chamekoさんの家へ遊びに行くこと。

ピンポン~。
あら、そんなところ撮らないで~。
と言われましたが、家の周りのお花をパシャパシャ。





こんにちは~。
 

chamekoさんは、病院で先生に
「何か 頭を使っていますか?」と聞かれ
「???はい」と答えたそうです。

91歳で ブロガーで、コンデジや一眼レフカメラを使い
PCはマック。タブレットで ささーっと私の話している様子を写真にとってアルバムを作っちゃう方。
写真はCDーRに焼いてメール便で送ってくれます。

いろんなものが家の中に たくさんあって、
ついキョロキョロ。
chamekoさんの織ったタペストリーが壁を飾っています。
お部屋の模様替え、大変だったようです。
久々にお会いしたので 話は尽きず…。
そういえば、これを見て~。



chamekoさんがお友達から頂いたアイスクリーム
蓋を開けて、びっくり~!
というchamekoさんのblog記事を以前読みました。
これですか~♪



すご~い!



見事な折バラです


 

chamoeさんの、時のスケールは大きくて
以前国立競技場で1943年に開催された学徒出陣走行会に大雨の中行った話を聞いて
驚きました。
東京駅の屋根が違和感があると言ったら、あら、あれが昔見慣れた屋根なのよ。と言われました。

文化4年(1807年 ナポレオンが生きていた頃)発行のイソップ物語の本があったり
乃木将軍の追悼写真帳なる貴重な本が。



chamekoさんの母方の祖父は、乃木将軍の秘書をしていてこの本を
編集なさったのだそうです。
乃木ご夫妻自決第一発見者でもあるそうです。
歴史の一ページが身近に感じられる話に聞き入りました。

これは、乃木将軍からおじいさま宛の手紙






「可愛いでしょ~!大好きなの」と ぎゅっとこの子を抱いているchamekoさんは
乙女のように見えました。

また、遊んで下さい~!


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大田黒記念館(旧大田黒元雄邸)

2014-06-15 | 西洋館
正門をくぐり、長い銀杏並木を進むと
木々の間から、明るい色合いの洋館が見えてきます。
音楽評論家の草分け、大田黒元雄の旧アトリエです。
他にも1か所住居と、別荘を2つ持っていたそうです。
大田黒元雄の実父は水力発電の先駆者で、芝浦製作所(現東芝)の経営を再建し、財をなした大田黒重五郎。
裕福な暮らしぶりは、この公園となった旧邸敷地の広さから忍ばれます。

















玉虫色の壁紙、初めて見ました。


愛用のピアノ

募金活動等により、修復されて蘇りましたが
100歳を超えているため大切にされ、時折演奏会が行われているそうです。
いつか このピアノの音を聴いてみたいものです。



敷地が広いため、音を気兼ねなく出せる環境は
羨ましい限り。

竣工 1933年
設計者不明
所在 東京都杉並区荻窪3-33-12
東京都立大田黒公園内

2014.5.3
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旧角川源義邸 杉並区立角川庭園・幻戯山房(すぎなみ詩歌館)

2014-06-12 | 戦後建築
俳人で角川書店の創業者角川源義の邸宅が、杉並区に寄贈され公開されています。
竣工当時は田畑や野菜畑の広がる のどかな地だったそうです。

ゆるやかにカーブした石畳を上っていくと
庭に出ます。
建物左手に茶室が有り、水琴窟や句碑があります。
水琴窟は大好きなんです。水を汲んで
少しづつ落として 音を楽しみました。





すこし戻って、建物内へ。






玄関裏手に、井戸が~。
建物は、貸しスペースとして貸し出すために
手を加えられ、2階部分は非公開となっています。









どの部屋も、大きな窓から緑豊かな庭が見えます。





戸袋に建具が全て収納され、
庭が一枚の絵のよう。
吉田五十八の建築に通じるものが感じられるなあと思ったら
設計者の加倉井さんは、俳人であり、建築家。東京美術学校(現芸大)出身でした。
施工は、数寄屋建築を専門とする水澤工務店。
なるほど~と一人納得。

竣工 1955年(一部1973年)
設計 加倉井昭夫
所在 杉並区荻窪3-14-22

2014.5.3
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

荻窪をぶらぶら。

2014-06-11 | 戦後建築
行ってみたいと思っていた場所へ。



長屋門



昭和初期にまかない付き高級下宿として建てられた
西郊ロッヂング



ここで右折するつもりが、ちょと寄り道。



読書の森公園に、アンネのバラが咲いていました。




東屋の先に、ガラス張りの建物があります。新緑が映ってとても綺麗




世田谷区立中央図書館



メンテナンスが大変そうな、ガラスカーテンウォール
設計は黒川紀章。
中に入ってみたかったけれど、先を急ぐので 又の機会に。
とことこ。。

2014.5.3
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旧木内別邸(市川市木内ギャラリー)

2014-06-09 | 西洋館
西洋館の後に、国府台を目指しました。
坂道を上ると、塔屋のある洋館に着きました。
旧木内別邸です。

前回来た時は、銅版画展開催中で
写真を撮れなかったので再訪しました。

1914年に竣工した木内別邸は、老朽化のため解体され
元の具材を利用して再現・復元され、現在はギャラリーとして使われている洋館です。
かつて一万坪の敷地にあった洋館と和館のうち、洋館の一部分が再現され
市川市に寄贈されました。

新しいような、古いような~。
不思議な洋館。
大切に思う寄贈者に感謝!






















所在 千葉県市川市真間4-11-4
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明和電機EDELWEISS展

2014-06-08 | 美術展
この日も 江戸川を渡り うらうらと市川を目指し、サイクリング。
市川市芳澤ガーデンギャラリーで
4月末に、明和電機の「EDELWEISS展」を見てきました。







1993年に生まれたアートユニット明和電機は、創作電子楽器を着装してのパフォーマンスの印象が大きかったのですが

展示作品を見て 知らなかった明和電機の世界に驚きが。

明和電機社長・土佐信道が書き上げたエーデルワイスプログラムという物語の
構想ノートやデッサン、オブジェ、楽器など視覚と聴覚を刺激する作品の数々。
ノートや緻密なデッサンの一つ一つを見ていると時が過ぎるのを忘れました。

男性にとって 女性は謎の生き物なのでしょうね。
(逆もいえます)子宮の中で育ったということは
記憶に無いし。
深いコンセプトはさて置いて、何も考えず見て楽しいオブジェたち。
すべて写真撮影可能なのも嬉しかったです。









毎日3回定時に演奏されるとのことで、少し待って自動演奏を聴きました。

◇エーデルワイス展は終了しました。
2014.4.19~6.1
市川市芳澤ガーデンギャラリー
千葉県市川市真間5-1-18

帰りに郭沫若(かく まつじゃく)記念公園の芝桜を見て帰りました。
最盛期は過ぎた感じ。



記事を作ろうと思いつつ
なんだか気合が入らず やっと完成。
旅日記も作らねば~。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初夏の京成バラ園 

2014-06-03 | 美術館・博物館・記念館・園
2年ぶりにバラの聖地、京成バラ園へ。
ベルサイユのばらにちなんだテラスなど
大勢の人で賑わっていました。

オールドローズもモダンローズも見頃。
初めは名前をメモしていましたが
見るのが精一杯で いつしか忘れてしまいました。
バラの香りに包まれた一日をご一緒に。

















慌てて ここまでの写真は
2年前の写真を再びUPしてしまいました。
消すのもかわいそうなので そのままにし、
今年の写真を追加します。













バラの丘のイングリッシュローズの間をぬう
小径が好きです。



どこを向いてもバラで~ 見事~。
ちょっとのつもりが、4時間が過ぎました。

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西洋館倶楽部(渡辺家住宅)

2014-06-02 | 西洋館
天気が良いので、またまたサイクリング。
ママチャリで江戸川に架かる橋を渡り、市川方面を目指します。
かつて市川・国府台地域は、別荘地で
今もなを お屋敷が多く点在しています。

ビルの解体工事現場の隙間から、洋館の屋根が見えました。
見学は、受付けないとのお断りが玄関に表示してあります。

自転車を止め、おそるおそる洋館を眺めていたら
ここを管理している方に
声をかけられました。
街歩きで訪れる方が多いとのこと。
洋館から和館への出入口があったのでコンサートホールを増築し、
洋館の2階は、出演者の控室として使われているそうです。







今年は思いかけないことがたくさんあって
感激することが多いのですが
この日もまた サプライズが~!




舞い上がってしまい
説明を聞くのが精一杯。。

天井飾りは、修復したものだそうです。




2階の壁にあった 対の飾り棚
とても可愛らしいデザインです。

いちかわ西洋館倶楽部

竣工 1927年
所在 千葉県市川市新田5-6-2

個人で管理するのは、ほんとうに大変だと思います。
有難うございました。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする