きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

おもちゃのカンヅメ 魔法缶と冒険缶 

2008-10-31 | キョロちゃん
10月初旬に応募した、おもちゃのカンヅメが届きました。
すっかり忘れていたので、感激~~!






おもちゃのカンヅメは、金のセンゼル1枚か銀のエンゼル5枚で1缶もれなく貰えます。今回は、冒険缶と魔法缶。銀のエンゼルを10枚送って、それぞれ1箱づつ応募しました。2個応募すると、段ボール箱に入ってくるので、パッケージが傷みません。(通常は、直接送付伝票が貼られてしまいます)



宝箱…デザインが可愛い!!
ここのところ、外箱にこだわりすぎていまいちなカンヅメが続きましたが、久々に、楽しいおもちゃのカンヅメです。

私は、やっぱり 女の子のカンヅメ「魔法缶!」
中身は、キョロちゃんファンのお約束で 秘密です。
コレクションが、またまた増えてしまいました。




Halloweenバージョンのチョコボール(季節限定品)、家族からのプレゼントです。
私も探したけど、どこにも売っていませんでした。
今日は ハロウィン。ピーナッツを食べました。はずれ~~。味はスタンダードなピーナッツ味です。




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横浜物語その12 横浜大さん橋国際客船ターミナル

2008-10-27 | 現代建築
船の大甲板をイメージした板張りの坂道をのぼると、横浜港の眺望が開けてきます。左手にみなとみらい21地区の大観覧車や赤レンガ倉庫、右手には横浜ベイブリッジが見えます。


 

 

 
横浜税関

      


板張りの坂道を上りつめると芝生の広場にたどり着きます。風に吹かれて ぼーっと行きかう船をみるのも なかなか良いものです。
この日は、海が見たくてJR関内駅から歩き始め、ここにたどり着いたのは かなり遅い午後になってしまいました。


  








白鳥(しらとり)は哀しからずや空の青海のあをにも染(そ)まずただよう 
                          若山牧水

海を見ると、ついこの歌を思い浮かべてしまいます。

建物3階の広場は、24時間公開されていて夜景を楽しむことができます。
(私は、ここで夜景をみたことがありません…。素敵そう!)

大桟橋(360度)夜景hp
http://tokyoyakei.cool.ne.jp/panorama/yokohama-yamashita-p.html

竣工 2002年
設計 アレハンドロ・ザエラ・ポロ/ファッシド・ムサヴィド・ムサヴィ
所在 神奈川県横浜市中区海岸通1-1


2008.9.23


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横浜物語その11 昭和ビル・エキスプレスビルなど

2008-10-27 | 近代建築
海岸通りを大桟橋に向かって歩くと、スクラッチタイル貼りの良い感じのビルに出会いました。
名前が昭和ビル。実に解りやすいネーミングです。


 





 


エキスプレスビルの店頭は、オープンカフェになっていて とてもお洒落なビルです。建物の上部ばかり見て歩いたので、首が疲れました。




通りを左に折れ、大桟橋に向かう途中にある小さな建物。波の模様が気になります。その昔、船舶関係の事務所として使われていた建物だそうです。

大桟橋の袂には、こじんまりとした可愛らしい古い建物が多く、横浜の歴史の重さを感じることのできる場所です。いいなぁ、こういう景色!
もうちょっとで 大桟橋に到着~☆です。




◇昭和ビル
竣工 1930年前後
設計 不詳
所在 神奈川県横浜市中区海岸通1-1

◇エキスプレスビル
竣工 1930年
設計 神奈川県横浜市中区海岸通り1-1

◇旧ジャパンエキスプレエス
コンピューターセンター◇(波型模様の建物)
竣工 1936年
設計 不詳
所在 神奈川県横浜市中区海岸通1-1

2008.9.23


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横浜 物語その10 横浜税関本館

2008-10-26 | 近代建築
ここは、海岸通り。続きのタイトルは日本大通りだったので 通りの名前を外しました。

   

上品なベージュ色のタイル貼りの建物上部に、モスグリーンの「クイーンの塔」と呼ばれている美しい塔が見えます。
入港してくる船のために、大桟橋に対して正面を向いて建てられているそうです。
入り口の半円アーチに見とれていたら、上階窓にも用いられているのが見えました。





1階には資料展示室「クイーンの広場」があります。
税関イメージキャラクター カスタム君(麻薬探知犬)がお出迎え。

◇プロフィール
http://www.customs.go.jp/zeikan/customkun/index.htm意外と大きいいのでびっくり!

横浜港貿易の遍歴と輸出・輸入通関の流れや偽ブランド、密輸に関する資料の展示があります。私は、ブランド品にうといので、本物との区別はつきません。プロの目は肥えているんですね~!




竣工 1934年
設計 吉武 東里
所在 神奈川県横浜市中区海岸通1-1

2008.9.23
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ランチャンアヴェニュー

2008-10-22 | レストラン・居酒屋など たべものや
  

お店の前を通り過ぎた、9月のとある日を思い出しました。
やっぱり 入ってみたい!

 

ドアを開けると、高い天井と大きな窓に迎えられました。
窓際のガラスのテーブルに着くと、外の街路樹越しに横浜県庁が見えます。

お手軽なパスタランチを注文。サラダ・パスタ(ベーコンと小松菜のビアニカソース)・コーヒー。ピリッと唐辛子の効いたトマト味。アルデンテで美味しかったです。

 


窓越しに見える横浜県庁が、テーブルのガラスに映って ぱしゃ。

  


どんどんテーブルに近づいて ぱしゃ。つい夢中になってしまいました。怪しいお客~。笑!

 

優雅なひと時を過ごしました。とても暑い日で、ビールが飲みたいけど失速してしまうので止めました。

◇ランチャンアヴェニュー(カリフォルニア料理)
所在 神奈川県横浜市中区日本大通11番地 横浜情報文化センター 1階


◇我が家のベランダ



春に購入した家のバラ。剪定を悩んでいるうちに伸びてしまいました。花が開き、ますます切れません。肥料をあげなかったせいか、花は少し小さいような気がします。



春に咲くブルーデージーが咲き出しました。結構強くて、我が家のベランダでも大丈夫。夏の花の跡に、水仙とチューリップを植えました。春が楽しみです。

2008.10.16


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横浜 日本大通り物語その9 横浜市開港記念会館

2008-10-18 | 近代建築
この塔の呼び名は「ジャックの塔」
辰野金吾の東京駅を思い浮かべるような、赤レンガの建物です。



老朽化のため一時存続が危ぶまれましたが、修復され保存が決まり、1989年に重要文化財に指定されました。



くるっと巻いた階段の装飾。同じものを、何度か見たことがあります。当時流行したものなのでしょうか。



講堂は、イベントに使われていることが多く、なかなか中を見る機会がありません。2階にある資料展示室の入り口のステンドグラスは、修復のため外され、プリントされたものが本物と同じように展示してありました。



 

「開港記念」をたたえる、階段室にみごとな船をモチーフにしたステンドグラスがあります。





この照明は、もったいないけど喫煙室となった部屋のもの。





階段は、下から見上げた風景が 私は好き。

竣工 1917年
設計 佐藤四郎+山田七五郎+福田重義(コンペ案)
所在 神奈川県横浜市中区本町1-6

2008.9.23、10.16
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横浜 日本大通り物語その8 神奈川県庁本庁舎の中へ

2008-10-16 | 屋上
今日、お天気があまりにも良いのでお散歩に出かけました。
行き先は横浜。

9月に県庁の外観を撮影した時、教えていただいた「資料室」の言葉が耳に残って、いつか訪ねてみたい…そう思っていました。

 

正面入り口の扉は 開け放されていて、正面の階段をのぼって行きました。

 

壁と床は、大き目のタイルが貼りめぐらされています。梁の装飾…どこかでみたような形をしています。

  

3階には会議室などがあり、床はタイルではなく明るい石が使われています。なにか特別な部屋があるを予感させるような豪華な感じ。
階段を更にのぼって行くと、4階にのみ壁に大きな装飾がありました。
案内板を見ると、どこにも「資料室」の表示がありません。

   

5階の案内板にも見当たりません。階段もここから上へは若干天井が低くなっています。6階に到着。階段はここから上へはのぼれないとの表示がしてありました。塔への点検用階段で、だいぶ傷んでいます。階段ホール左手を見ると、「資料室」と書いた扉がありました。階層は、私の聞き間違えだったようです。
資料室は、色あせた写真のパネルが壁に掲示してあるだけでした。あまり広報用として活用されていない場所のようです。ひっそりと 存在を忘れられているような感じ。
階段室のもう一方に扉があり、開いていていました。

 

屋上です。庭園 じゃなくて、草が繁っている花壇がありました。

 
 

横浜税関の塔が目の前に見えます。横浜港も。
そして県庁の塔は、思ったより大きく そして高いのでびっくり。
空へ昇っていくようなタイルのラインが力強く、美しので見入ってしまいました。
この塔の名前は「キング」。その名にふさわしい塔です。







こんなに近くから塔を見れるとは思いませんでした。

2008.10.16
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横浜 日本大通り物語その7 神奈川県庁本庁舎

2008-10-15 | 近代建築



祭日なので、正面入り口の扉は閉まっていました。近寄ると、警備の方に言われました。「4階に資料室があるので、平日いらしてくださいね。見学は自由です。」
なかなか来れませんが、次回(いつだろう…)は平日に来てみます。
お役所っぽい建物で、よくロケに使われるそうです。写真は、脇の入り口ですが、正面よりこちらの方が私は好き。

横浜の海岸通りに3つの塔があって、これはその一つ。
「キングの塔」

  

県の旗のマーク、くらげみたいでした。インパクトのある建物で、写生している方が数人いました。私はちょっと…。なんだけど。

 


竣工 1928年
設計 佐野利器・神奈川県・小尾嘉郎(コンペ案)
所在 神奈川県横浜市中区日本大通1

2008.9.23
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東京女子大学◇本館・旧体育館など

2008-10-13 | アントニン・レーモンド
チャペルを出て、左手にある1号館(事務棟)へ向かいました。
学生課が入っています。
東京女子大の敷地に残っている、A.レーモンド設計の建物は現在7棟残っていますが、この建物は違うようです。



壁の窓ごとに四角い縁取りがあり、角の切れ目の模様がアクセントになっています。



中に入ると、エントランスが一部吹き抜けになっていて、照明の外された天井が見えました。この吹き抜け部から下を見てみたくて、階段を上ってみました。
この写真に見えるような優雅さはなく、周囲を囲ってあって近寄れません。「工事中」との表示がありました。
さらに階段を上ると、踊り場にグリーンのステンドグラスがありました。写真では解りませんが、中央に白く大学のロゴマークが入っています。茶色い模様は何を表しているのかとても知りたかったけど、通りかかる人もなく謎のまま。



正門から入ると、まず最初に目に飛び込んでくる建物 本館(旧図書館)。学校案内の写真を見ると、以前は正面右手に池があったようです。



壁には、「すべて真実なこと」(真理探究の場)の聖書からの言葉が刻まれています。最上階には、モダンな明るい装飾がなされ、窓などもどこかライト風のデザインがほどこされています。



建物内は、見学できませんでしたが、少しだけ階段を見させていただきました。







正面入り口の扉。

  

現在新研究棟と新体育館を建設中で、2009年4月に完成予定だそうです。工事完了ととともに消え行く建物(旧体育館)を見ることも目的の一つでした。正面入り口は、剥離落下防止のため、ネットで覆われています。体育館の高さを保つために、一段と低く造られた床を初めて見ました。数段階段を下りて、運動場に行くわけです。
この日は、フォークダンスの練習をしていました。来年春には、取り壊されるそうです。

 

林の中に、ライシャワー館が見えてきました。
国際交流センターとして使われているそうです。扉は鎖されていました。

 

木々にさえぎられて良く見えないけど、インパクトのある装飾のある建物が見えてきました。女性学研究所(旧外国人教師館)の建物です。
上手く撮れませんでしたが、正面入り口奥に幾何学模様のような装飾がほどこされています。雨風の汚れで、黒い筋が無数走っていて悲しい…。

 

最後に、少しだけ校舎内を見学。

 

緑の多いキャンパスに点在する歴史的建物。豊かな学生生活を垣間見たような気しました。

東京女子大学 
◆設計 アントニン・レーモンド
◇旧図書館(本館)
竣工 1931年

◇旧体育館
竣工 1931年
 
◇ライシャワー館・国際交流センター
竣工 1927年

◇外国人教師館(女性学研究所)
竣工 1924年






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東京女子大学 チャペル

2008-10-09 | アントニン・レーモンド
東京女子大のオープンキャンパスに出かけました。

受付で、学校案内の入った可愛らしい袋を頂きました。
資料の中に、コンパクトに歴史と施設、教育理念がぎゅっとつまった素敵な赤い表紙の小冊子が入っていました。
ページの中ほどに、施設の紹介が載っています。
「学内に一歩入ると、伝統が優しく語りかけてきます。」のロゴが目に飛び込んできました。写真も美しく、大切に保存したいと思います。

緑の多いキャンパスで、正面の門をくぐってすぐ右手に白い建物が見えます。
兼ねてから訪れたかった憬れの場所です。



ああ、やっと見ることができると喜び勇んで扉の中を覗いてびっくり。
客席と舞台がありました。
チャペルかとばかり思っていました。講堂が併設されていたことを、初めて知りました。

廊下を隔ててチャペルがあります。
パリの郊外にあるオーギュスト・ペレ設計の「ル・ランシー教会」の構造に影響を得ているそうです。



正面上部のステンドグラスに、十字架が浮かび上がっていました。





打ち放しコンクリートの柱の後ろに、モザイクのようなコンクリートブロックのステンドグラスが一面広がっています。
日差しは弱く、淡い色彩の世界。
24色あるのだそうです。






設計者レーモンドの見た光を見ることができ、感動しました。




◇東京女子大学 チャペル・講堂
竣工 1938年
設計 アントニン・レーモンド
所在 東京都杉並区善福寺2-6-1

2008.10.4


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横浜 日本大通り物語その6 旧横浜市外電話局

2008-10-06 | 近代建築

横浜情報文化センターを左手に曲がって外観をみようとしたら、また違った古い建物に出会いました。

 

旧横浜市外電話局の建物で、今は、横浜ユーラシア文化館、横浜都市発展記念館となっています。奨励館と合わせて、保存修復された建物です。
外の窓から、建物内の窓から中庭のような景色が見えるので興味があったけど、ここも素通りしました。
チョコレート色のタイルの微妙なグラデーションが素敵。入り口の玉のモニュメントを見たら、取り壊されたストロングビルにもあったことを思い出しました。

 

何年も 横浜の空や、街路樹の葉の茂りを見守っていた
大きな窓がついています。

秋の空が 窓ガラスに映っていました。
当時の電話局の方が、現代の携帯事情を知ったらどんな反応をするのかな。




窓の写真を撮るの、大好きです。

◇旧横浜市外電話局
竣工 1929年
設計 中山 広吉
所在 神奈川県横浜市中区日本大通12

2008.9.23
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横浜 日本大通り物語その5 横浜市商工奨励館 貴賓室

2008-10-04 | 近代建築
1階から2階へ

2階にある「カフェドゥラプレス」は、貸切で入れませんでした。とても残念です。
ミュージアムショップ「ル サロン ドゥ ミュゼ」に立ち寄り、柱の装飾が美しいので見入ってしまいました。お店の方に「素敵な建物ですね」と声をかけたら、「保存改修工事をして綺麗になりました。3階の貴賓室もどうぞ見ていってください」とのこと。店内は明るく、輸入雑貨・食器類、新聞博物館関係の書籍などを売っています。ここで、「横浜市商工奨励館」の本を購入しました。この本によると、
関東大震災によりストップした生糸貿易の復興をかけて、横浜商工会議所が主となって展示施設として建設された建物だそうです。1975年、産業貿易センターが中区山下に建設され、商工会議所は移転し、奨励館の歴史は閉じられました。地下鉄の構想により取り壊しが決まり、その後みなとみらい線のルートの変更により建物下を通らないことになって、保存への道が開いて今日に至るそうです。貿易都市横浜の経済を支えていた歴史的遺産を保存し活用するという方向を打ち出した、当時の横浜市長の記事に心が打たれました。日本中、近代建築遺産を守って歴史を生かしたまちづくりを推進していって欲しいものです。



3階階段室を見ると素敵な照明が目に入りました。



半円の窓には出会えず、梁の装飾と美しい照明に感動しました。
この建物を訪ねたら、ぜひ3階も見てくださいね。

貴賓室(中には入れません)
照明を切り取ってみました  パシャ!
これは廊下の照明      花模様の床のタイル


2階大階段の裏手に曲がると、吹き抜けのロビーに出ました。右手には、古い横浜市商工奨励館の壁が残され、取り囲むように新しい建物が造られています。まばゆい近未来的な光景。とても不思議な気持ちになりました。




1階へエスカレーターで降りて、大きな機械を近くで見てみました。ここは、日本新聞博物館への入り口となっています。
初期の新聞オフセット機で、1979年に静岡新聞社に納入され、1997年まで使用されたものだそうです。紙面が大きいから機械も大きいんだなって 妙に納得しました。



施設案内を見ると、建物の構造が良くわかります。
古い建物を組み入れた、新しい建物となっています。外観からの違和感はありません。

◇横浜情報文化センター
http://www.idec.or.jp/shisetsu/s6-jouhou.php4?f=jouhou/2-buildinfo.htm




ふらっと入った建物ですが、もうびっくりして ずいぶん長居してしまいました。
時間があまりないので新聞博物館の見学はパス。
そうそう、私は大桟橋へ向かう途中なのでした。


◇旧横浜市商工奨励館(横浜市情報文化センター)
竣工 1929年
設計 岩崎金太郎
所在 神奈川県横浜市中区日本大通11

◇横浜市情報文化センター
博物館・ライブラリー・事務所・飲食店舗
竣工 2000年
設計 日建設計


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横浜 日本大通り物語その4 横浜市商工奨励館の中へ

2008-10-02 | 近代建築
横浜市情報文化センターと書かれた入り口から中に入ったら、正面に階段がありました。三脚をたてたカメラマンが、カメラテストをしています。なにか記念撮影をするようです。階段を上っていくと、2階部分の天井に、素敵な装飾を見つけました。



カーブの美しい梁です。柱の装飾に目を見張りました。



厚みのある梁は、波のようにうねり、植物の模様がほどこされています。何の建物だったのか、とても知りたくなりました。



2階にお店があり、このビルの本が売っていたので購入しました。
「横濱市商工奨励館」歴史的建築物とこれからの都市づくり




2000年に、外観を保存し、内部空間も保存。増築して新旧建物の共存をした現在の建物となったそうです。
購入した本には、リニューアル前の1991年に撮影した写真が載っています。ペンキの剥げ落ちた天井やすすけた梁。荒れ果てたオリジナルの姿に、心を痛めるとともに、保存を決めた当時の横浜市長の英断に拍手を贈りたい気持ちでいっぱいになりました。
修復後の建物名称は、横浜市情報文化センター。映像ライブラリーや新聞博物館を併設しています。



外から見えた八角形の窓の内側は、電話室という小部屋になっています。



この梁が、なんともいえません。


◇旧横浜市商工奨励館(横浜市情報文化センター)
竣工 1929年
設計 岩崎金太郎
所在 神奈川県横浜市中区日本大通11

◇横浜市情報文化センター
博物館・ライブラリー・事務所・飲食店舗
竣工 2000年
設計 日建設計
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