きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

思いがけない女子旅

2016-11-30 | 
それは、友人からの一通のメールから。
9月の休日の夜、「旅行は、いつになったの?」
とのメール。
女子旅は、一泊二日が定番。
すこし前に集まった時、どこに行きたいか、それぞれ提案し
最終案をいろいろ調べた結果、一泊ニ日は無理そう。
それで、そっとしておいたのです。

あわてて、
翌日旅行会社のパンフレットを集めたり、ネット検索し
良さげなコースを決めて、、。
10月になっても、台風が発生し、天候不順の日が続き心配でした。

前日に台風が去り、気持ちのよい朝です。



乗継は、空港バスで。広い飛行場を結構走って あの飛行機? と
見える飛行機を、次々と通り過ぎ、小さな飛行機の前に停まりました。



オリエンタルエアブリッジ ボンバルディア式 DHC-8-201型

機体の3色はスカイブルーが空の青、エメラルドグリーンが島の緑、マリンブルーが海の青を表しているのだとか。



客席数は、39席。なんとボックス席が 一か所。びっくりです。座席の幅も間隔もゆったりとして
乗り心地は良かったです。あいにく全員通路側で、外の景色は楽しめませんでした。





福江島に到着。そう、みんなが行きたいと言ったのは、五島列島だったのです。
女子旅は、こうやって始まりました。 

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中銀カプセルタワー 中銀カプセルアートプロジェクト

2016-11-25 | 現代建築
丸い窓のついた白い「箱」こと「カプセル」は全部で140個あり、
それぞれが独立した部屋になっている。床面積は、わずか10㎡。
工場で生産され、トラックで運搬されて、ツインタワーの各階・各面にひとつひとつ
取り付けられていた。将来的に取り外し、付け替えることを見越した設計であるが、
カプセルの交換が行われたことはない。
「中銀カプセルタワービル 銀座の白い方舟」より

写真展「中銀カプセルガール」が、撮影場所の中銀カプセルタワービルのカプセル内で開催され
抽選で30人が招待されました。
普段入ることのできない、カプセル体験!
指折り数えて楽しみにしていました。















高速道路に面していますが、意外と静か。
二重窓の外側は開きません。





給湯設備が壊れて、お湯が出ないため、お風呂は使えず。



もう一部屋、見学しました。
そうそう、この日初めて ツインタワーであることを知りました。









中心にある突起は、扇状に360度開いたようなブラインドの跡。ほとんど現存していないそうです。

老朽化と、湿度と、課題は山盛りだけど
この建物を愛する方がたくさんいて、事務所や居住空間として使われています。
中銀カプセルタワーのカプセルが、交換されることを祈るばかりです。

◇中銀カプセルタワービル
竣工 1972年
設計 黒川紀章
所在 東京都中央区銀座8-16-10
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立教学院 校宅11-12号館 宣教師館

2016-11-23 | 西洋館
キャンパスを散歩する度に、ふっと思い出す風景。
かつて、立教大学池袋キャンパスに
宣教師館がありました。
これは2007年9月 にあった、お別れ見学会の記録です。

















木もれ日の中で、さようならと 声をかけてお別れした 遠いあの日。

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立教大学江戸川乱歩記念 大衆文化研究センター

2016-11-22 | 美術館・博物館・記念館・園
立教大学池袋キャンパスの一角に、
江戸川乱歩が1965年に亡くなるまでの33年間住んだ自邸が
2002年に、立教大学に蔵書等とともに帰属され、
その後記念館として、水曜日と金曜日公開されています。
平日に訪問するのはなかなか大変で、
やっと出掛けてみました。

玄関ホールがミニ展示室になっていて、手書き原稿や愛用の品などがガラスケースの中に展示してあります。

 

玄関を出て、建物沿いに庭にでて、書斎を覗きました。





建物内には入れないのです。



 

土蔵は、入口まで入れます。

ガラス越しに蔵書を眺めます。



書庫は、土蔵の中。和書・洋書・雑誌・和本など、膨大な本がぎっしり。だけど、よく見えない。



これは、パネルを撮ったもの。あはは。。

 





そういえば、大人になってから
乱歩作品を読んでいないことに気が付きました。
作品を書き上げるための膨大な書籍等の資料が、
そのまま蔵の中に眠っています。
本箱は、自分の小宇宙と思っていますが
これだけの収納スペースがあればねえ。。。
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秋色

2016-11-21 | 近代建築
お休みを頂いたので、ふらっとお散歩。
紅葉は、陽の当たるところは終わってしまいましたが、
間に合いました。

  

礼拝堂では、パイプオルガンの練習中でした。





平日の昼下がり。大好きな第一食堂は、学生で満員御礼。




旧図書館本館(メーザーライブラリー記念館)
2階には、立教学院展示館(日曜祭日休館)があり、
立教学院の建学精神や歴史を学べます。

訪れた時は、本館前のヒマラヤ杉のクリスマスイルミネーション取付作業中でした。
イルミネーション点灯式は、 11月29日(火)17:00
※点灯期間は2017年1月6日(金)まで(予定)だそうです。
雑多な池袋の駅前から10分位で、歴史ある建物がたくさん残るキャンパスに着きます。
ここで学ぶ学生が、羨ましいです。

◇立教大学池袋キャンパス
2016.11.16
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沼田といえば

2016-11-21 | レストラン・居酒屋など たべものや
沼田は教科書にも載っている、河岸段丘の街です。
日光から沼田に向かった時、ちらちらと段丘を眺めて素通りしたのが心残りで、
四万温泉の帰りに、遅いランチをと、片品川を望む国道120号線をドライブ。
別名、上州沼田とんかつ街道というのだとか。

TVで見たのは、このお店?と、広い駐車場に車を止め、営業中なのを確認して
ホッとしました。お腹がペコペコ~。



大きな窓から、市内を一望。




赤い橋は、関越道。帰りに渡るのよね~。なんだか不思議。



いただいたのは、上ヒレカツ定食 パン粉は細かくて、サクサク。
こんな大きなヒレカツ、初めて食べました。美味しかったです



おお、やっぱり。





ごちそうさまでした!ぶ~!

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旧土岐邸洋館

2016-11-16 | 西洋館
ずっと訪ねてみたいと思っていた洋館。
四万温泉の帰りに、立ち寄りました。

沼田藩主を務めた土岐家の邸宅で、
1990年(平成2年)に東京渋谷から沼田公園内に移築されました。


















建物内は、展示の品がもう少し考えて置いて頂けたら、魅力を感じると思う。





竣工 1924年
設計 伊藤平三郎
所在 群馬県沼田市西倉内町594

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四万温泉 積善館 元禄の湯

2016-11-12 | 日本建築


川底より湧く源泉の 5つの湯船


向かって右側に見える小さなアーチの扉は
源泉の蒸気を使っている蒸し風呂
扉を開けると 低い天井の押し入れのような空間に
タイルのベットがあります。



なぜ 5つの湯船があるのか 考えながら 湯船でゆらゆら。



で、このトンネルをくぐって 佳松亭に戻ります。



気分は タイムトラベラー(笑)
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四万温泉 大正ロマンの積善館へ

2016-11-10 | 日本建築
ナビは目的地周辺ですと告げ、案内は終了。
赤い橋の奥に、写真でよく見る建物が。
「千と千尋の神隠し」の「油や」のモデルといわれている積善館。
この風景が見たくて、四万温泉に来たのでした。
<







橋の袂に車をとめ、とぼとぼと歩いてその建物の中で
名前を言うと、この日泊まる部屋は、高台にある佳松亭。
街なかからぐるっと車を走らせることしばし。
案内看板が見えて、ほっとしました。
部屋でお茶を頂き、本館のお風呂へと向かいます。
高低差のある敷地に、佳松亭・山荘・本館があり、
エレベーターを乗り継いで、元禄の湯を目指します。


トンネルを抜けると、本館です。お風呂へ向かう前に、ぐるっと ひとまわり。

すっかり夕闇に包まれています。



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