古川に着いて、一番先に見に行ったのは
この建物。
以前見た時と、かわらず ほっとしました。
玄関右手、柱裏の壁に国指定文化財のプレートがあります。
玄関のガラスがとても綺麗
いろいろあって
この建物の持ち主の方にお話を聞くことができました。
開院当時は、産科のある総合病院で、とても忙しかったそうです。
外観からは、判りませんが、1階は洋室ですが、2階は和室となっているそうです。
「娘が、手織り工房を開いているのよ~。」
「ろうそく屋さんの前にありますね。」敷居が高くて 中に入ったことはありませんでした。
翌日、その工房
手織り由布衣工房を訪ねてみました。
工房の建物は、やはり有形文化財で
なかなか素敵ですが、
ここの主役は、手織り物。
私は、お洒落ではないので ショールやスカーフは普段使わないので
目の保養をさせていただきました。
自然染色の糸は、鮮やかに発色しています。
何度も何度も染めて その色になるのだそうです。
素材と糸の組み合わせに 自然の恵の不思議さを感じます。
瀬戸川の涼しげな風の通り抜ける奥の部屋に機織り機が3台。
美大で学び、手織りからすこし離れていたけれど、夢を実現させたくて
手織りを再びはじめ、この工房を開いたのだとか。
暑さの中、きちんと和服を着こなす河合さんの姿に
心打たれました。
小さめのテーブルセンターを購入したら、
まゆ玉を一つ、包装の袋につけてくれました。
福島生まれの「福まゆ」だそうです。
お蚕さんの造った産業と 歴史と
そして繭を紡ぐお蚕さんの一生を思い起こすことができますように
との願いの詰まったまゆ玉です。
有難うございます。
2年後に東京で個展を開くそうで、楽しみにしています!