きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

立教女学院高等学校☆マーガレット祭

2008-11-30 | 近代建築
立教女学院中学・高校合同の文化祭・マーガレット祭に出かけました。
聖路加国際病院聖ルカ礼拝堂を設計したバーガミニーの建物をかねてから見てみたかったので、指折り数えて待ったこの日。

正門をくぐると受付のテントがあり、文化祭のプログラムを頂きました。
同一敷地内に小・中・高・短大が併設されていて、建物が多く、地図がないと歩けないので助かりました。



なんと、正面入り口を入ってすぐの受付テント後ろがマーガレット礼拝堂。扉は閉ざされています。ああ、残念。(扉を押したわけではありません)



植え込みのアプローチ正面が高校校舎。




藤棚の四隅に居る動物が気になります。



2階右端…トマソン発見!



教室や廊下は、保護者や見学者で賑わっていました。



大きく開いた窓の格子が、素敵。



生徒の制服、実に多彩で、いったい何通りの制服があるのかと思ったら、「スカートを着用」という決まりだけで、自由なんだそうです。入試概要案内を見ると「創立以来制服は定めていません」と明記してありました。のびのびとした教育方針の一環なのでしょうね。

いつまでも、使われ続けてもらいたい建物(校舎)です。


◇立教女学院高等学校校舎
竣工 1930年
設計 J.V.W.バーガミニー
所在地 東京都杉並区久我山4-29-60

2008.11.2


コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白いプチショール

2008-11-29 | 毛糸の編み物

ユザワヤで見かけた完成品に一目ぼれ。
糸と本を買って帰りました。

この毛糸は、とても肌触りがよくて編むのがとても早くできるような気がします。
ぬめぬめ?している感じ。
毛糸のするする感とはまた違って
しっとりとした感触。不思議な毛糸です。

 

あと、片一方の縁飾りと付属品で完成。
もう少し 楽しんでみます。
レース編みと違ってゲージが大きいので
脅威のスピードで編めるのが面白くてやみつきになりそう~。

毛糸の編み物、もう少しやってみたいので
カテゴリーを増やしました。

にほんブログ村 ハンドメイドブログへ←ブログ村ランキングに参加しています。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モチーフの帽子

2008-11-25 | 毛糸の編み物
マフラーとおそろいの帽子を編んでみました。
モチーフを6枚つなげて、ネット編み。
とっても可愛い帽子が完成~☆

デザインは可愛いんだけど…
かぶってみたら、家族に笑われてしまいました。
丸い顔が さらに 丸く見えるらしいです。

毛糸玉、もう少し買ったので
編んでみます。
冬は 手編みの季節ですね。


◇モチーフの帽子
細タイプモヘヤ 30g
かぎ針4/0号

ブログ村ランキングに参加しています。
にほんブログ村 ハンドメイドブログへ
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花よろず -花咲く韓国刺繍ー

2008-11-23 | 美術展

CROKOさんに教えてもらった韓国伝統刺繍の作品展に行ってきました。
JR目白駅近くで開催しています。
写真掲載を許可して頂いたので、ここにご紹介させていただきます。



韓国刺繍について、まったく知りませんでした。
絹地に丹精込めて絹糸で刺された美しい作品が並んでいます。



入門は、この刺し方から始めるそうです。金の糸で葉の縁取りをして、葉脈はまっすぐ。私は、アバウトな正確なので あまりにの正確な針さばきにくらくらしました。

 

時間をかけて丁寧に仕上げられた作品にただただ驚くばかり。
偶然ですが、ブログ名(イニシャル)が同じ。これも何かのご縁かもしれません。
是非お出かけください☆



Kの庭 in 花よろず -花咲く韓国刺繍ー
http://koreanembroidery.blog10.fc2.com/?no=97
11月21日(金)~26日(水)10:00-19:00

ギャラリー花よろず 東京都豊島区目白3-14-8
     tel03(3954)4915 JR山手線目白駅徒歩2分


この日は、午後から東京カテドラル聖マリア大聖堂で友人の結婚式。
抜けるような青空が、二人の門出を祝福しているかのようでした。


 

バスで目白駅に戻り、目白に行った時 必ず立ち寄る所へ。
私はクリスチャンではありませんが、教会の礼拝堂で心静かにひと時を過ごすのが大好き。とても良いものをたくさん見れて幸せな一日でした。

 

ステンドグラスが美しい教会です。



◇目白聖公会
竣工 1929年
設計 坪井正太郎
所在 東京都新宿区下落合3-19-4

2008.11.22

ブログ村ランキングに参加しています。
ブログランキング・にほんブログ村へ



コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本銀行本店本館◇東京文化財ウィーク公開

2008-11-22 | 近代建築


「東京文化財ウィーク」と「中央区まるごとミュージアム」の開催にあわせて、11月2日(日)日本銀行本店本館見学会が開催されました。普段、日銀本館の見学は最低1週間前には申し込みが必要で、平日のみ。ふらっと思いついて見学というわけには行かない場所です。
午前10:10からの見学を事前予約して、行って来ました。

 

 マークは、日本の「日」という漢字の古代書体からとったそうです。

HPを見ると、「日本銀行はわが国唯一の中央銀行です。日本銀行は、日本銀行法によりそのあり方が定められている認可法人であり、政府機関や株式会社ではありません。」とうたっています。喜怒哀楽の詰まったあまりにも身近なお札、日本銀行の銀行券だということを忘れていました。

  

西門から中に入り、受付を済ませました。市民講座も同時に開催されていますが、時間が合わず、残念だけど今回は見送りました。
中庭に、その昔馬車の馬が飲んだ水飲み場がそのまま残っています。

  

 

 
正面入り口の間口は、意外と狭いです。



建物内は、写真撮影禁止なので、HPのバーチャル見学を見てください。
約20分間のビデオによる「お金」と「日銀の役目」についてのレクチャーを受けて、見学に出発しました。

バーチャル見学ツアー
http://www.boj.or.jp/tour/index.htm

ドーム屋根内側の清楚な彫刻や、鋳鉄製の階段手すり、ゴールド色のエレベーターなど、建設当時の豪華な内装に感動しました。建物が使われていた当時は、始業と就業時間に拍子木が打たれていたそうです。旧営業場に響き渡る音を想像して、タイムスリップ。
地下の金庫室には、現在本物のお札は保管されていないそうです。米国ヨーク社製の扉厚さ900㎜、扉重さ25tの入り口から金庫室に入ると、煉瓦積みの回廊に守られた金庫室へと続いています。壁や天井には、保護のためビニールシートで覆われていました。
現在展示中の銀行券は、模擬札で1万円札にすると約1000億円。本物ではないと解っていても、札束の山を見ると、心臓がばくばくします。お土産に、お札をシュレッダーしたものを頂きました。並べても1枚のお札にはならないそうです。この金庫、一度も破られたことがないのだとか。



隣にある日本橋三井タワー マンダリン オリエンタル東京(ホテル)38階にのぼり、遅いランチでも…と思ったらお値段の折り合いがつかず(笑)断念しました。あまりにも洗練された都会的な内装に気後れしたのもあったかな。中央にある吹き抜けの階段室から、日銀を見下ろしました。確かにうわさどおり「円」の形に見えます。これは、偶然増築されて、こうなったそうです。

花崗岩と安山岩の外壁に包まれた建物は、中世の要塞のような強固な雰囲気。
午後から西門前広場に、着物を着た女性がたくさん集まるイベントがあったと、翌日の新聞で知りました。遭遇しなくて良かったです。



竣工 1896年
設計 辰野金吾
所在 東京都中央区日本橋本石町2-2

2008.11.2
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モチーフのマフラー

2008-11-18 | 毛糸の編み物

毛糸を編むのは、約10年ぶり。
久々に編んでみました。

糸を選ぶのもなかなか楽しくて、ユザワヤの売り場の中を、行ったりきたり。
色も、なかなか決められませんでした。






イメージと少し違うけど、完成しました。
もっと ふんわり編めばよかった…。

寒くなるのを 心待ちにしています。





◇モチーフのマフラー
細タイプモヘヤ 50g
かぎ針4/0号 87㎝×12㎝


ブログ村ランキングに参加しています。
にほんブログ村 ハンドメイドブログ レースへ


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヴィルヘルム・ハンマースホイ展

2008-11-15 | 美術展
ヴィルヘルム・ハンマースホイという画家を、この日初めて知りました。
美術館前の看板が、青空に映えています。

展覧会のタイトルが「静かなる詩情」
モノトーンの、静かな時を切り取ったような室内を描いた絵が多く並んでいます。

自宅の室内を、視点を変えて何枚も描いているのには、少し驚きました。
あまり変化の無いその風景を、なぜ好んで描いたのか。
妻の姿も描いていますが、なぜかしら後姿が多いのです。たまに描かれた顔は、少し疲れてけして美しいとはいえない。
最愛の妻のありのままの姿に、心が痛みました。

コペンハーゲンの自宅兼アトリエともなったストランゲーゼ30番地のアパートメントを、会場では3Dで体験することができます。
ひとけの無い室内の絵は、間違い探しの絵のように見えてきてしまう。
写生のようではあるけど、見えないものを描いた
不思議な絵。
私は 少し息が詰まりました。


◇ヴィルヘルム・ハンマースホイ展
国立西洋美術館
2008.9.30~12.7



西洋美術館の「建物探検マップ」なるチラシが置いてあり、ル・コルビュジェの美術館(本館)探検のための16のチェックポイン
トが載っています。時間があれば、これを片手に探検観察してみるのも楽しそう。なにげに見ているものが、建築家の思い入れの
デザインだという事に気付き、あっと声を上げてしまいそうです

   上野公園派出所

上野公園では、この日「町中アート」展を開催中。
木造の小屋を壊すインスタレーションや、街頭のオブジェに遭遇。少し壊れた建物、帰るときにはぺしゃんこになっていました。大勢の人がトラロープを引いた姿、見たかったな~☆



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大琳派展◇東京国立博物館

2008-11-15 | 美術展
正面入り口の看板、いつみても面白いなって思います。
●ここは、東京国立博物館です。
絵、彫刻、よろい、陶磁、掛け軸、はにわなど
美術工芸品を主に展示してあります。恐竜の化石や模型はありません。
国立科学博物館へどうぞ と書いてあります。




「大琳派展」を観ました。
会期中展示替えが多く、訪れるのは2回目。後期は風神雷神図が4枚揃った壮観な展示となっています。
俵屋宗達の卓越した才能の凄さをまざまざと感じました。
光琳の研ぎ澄まされた美的感覚も、堪能することができました。
琳派というアートの流れを、広い視野でまとめたこの展覧会のサブタイトルが、「継承と変奏」。
うまく付けたものだなあと、関心しました。

見所満載なので、書ききれません。
何度でも足を運びたくなり、11月に入ってからもう一度訪れました。

 

 

  

 

本館正面階段を上りきった2階に、貴賓室があり、見ることができます。以前は、月に2日間だけ公開されていましたが、今はいつでも見れるようになったのでしょうか。知りませんでした。名前が「便殿 びんでん」。読み方が難しい。間違えて発音しそう…。国賓・公賓の休憩室として使われる部屋だそうです。

大琳派展と同期間、国立博物館本館2階の7室で、北庭に建つ応挙館の「障壁画」が展示されています。
普段見ることのできない杉戸に描かれた「朝顔狗子図」や襖絵「芦雁図」を見ることができました。
今まさに飛び立とうとしている姿など、墨の濃淡を生かして見事に描かれています。

  

 

1階の少し陰気臭い展示室を抜けると、休憩室にたどり着きます。
タイルや照明、何度見ても飽きません。
ここから眺める庭の景色、私は大好き。

この日本庭園の、秋の一般公開が始まりました。
まだ秋色にはなっていませんが、応挙館に置いてあった散策マップを片手に、ぶらぶら散策してみました。




庭のテラスから見た、1階休憩室。

  

転合庵 六窓庵

茶室「転合庵」は、この日茶会が行われていて、近寄る事ができませんでした。残念~!
博物館の敷地は、もとは寛永寺の境内。現存する建物は、すべて移築保存されたもので、当時の寺の面影はないようです。


 

「九条館」 外から見学しました。床の間に、狩野派の山水画が描かれています。欄間の透かし彫りが美しい建物です。

企画展終了後、半券を持っていくと平常展が半額になります。(期限があります)また来たくなった時のために、半券は大切に持ち帰りました。
見所は、まだまだたくさんあって、ゆっくり訪れたい場所です。
案内カウンターに置いてある「東京国立博物館ニュース」。2か月ごとに発行される小冊子をぜひ手にして周ることをお薦めします。丁寧に展示の解説がしてあるのでとても勉強になります。大琳派展いよいよ明日が最終日。混みそうです。

大琳派展◇2008.10.7~11.16

東京国立博物館本館
竣工 1937年
設計 渡辺仁+宮内省
所在 東京都台東区上野公園13-9


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アール・デコの館◇東京都庭園美術館建物公開

2008-11-10 | 西洋館


今年の10月に庭園美術館開館25周年を記念して、建物公開が行われました。
普段、美術品の展示のためパネルで覆われている、美しい部屋の細部を見ることができます。写真撮影も、三脚・ストロボを使用しなければ、許可されます。今年の1月にも同様の公開が行われましたが、2日間と会期が短く大混雑しました。
今回は約2週間にわたって開催されたので、前回ほど混んではいないけど、まあ、人は多かったです。

今回は、中三階にある倉庫と金庫が新たに公開されました。
倉庫の写真は、気にいったものがないので、またの機会に。




茶室「光華」が公開され、茶室を見ることができました。
茶室建物内から見る庭園は、秋の気配を感じるには少し早かったですが、なかなかなものでした。

 

 




正面玄関の ルネ・ラリック作のガラスの女性像が大きな羽を広げて、迎えてくれます。





そして、前に写した同じアングルで写真を撮ってしまいました。






大好きな、金平糖の照明。たくさん撮りました。
他の照明も素敵です。今年の1月に撮った写真、よろしければご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/kyao2/d/20080127

  

何度見ても、大きな香水塔と大客室の扉には 感嘆の声をあげてしまいます。







一瞬でしたが 誰もいないサンルーム。喧騒とした時を切り取ってしまったかのよう。
何度見ても、見飽きない 素晴らしい建物です。


旧朝香宮邸◇東京都庭園美術館建物公開
アール・デコの館
2008.10.1~10.31

竣工 1933年
設計 アンリ・ラパン、権藤要吉
所在 東京都港区白金台5-21-9

2008.10.12

P.S
先週の日曜日に、カメラのレンズを水没させてしまい、ショックでブログを更新できませんでした。浅い池の中に ぽろっと落としてしまい、修理不能の宣告を受けました。時は戻ってはくれません。残念です。

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

四角いモチーフのドイリー

2008-11-09 | レース編み




ベランダのプランターに、ガーデンシクラメンを植えました。
毎年 寒さに強い、小さい株のシクラメンを植えています。
せっかくなので、背景に花を入れて撮影しました。




ずいぶん前に編み始めたモチーフですが、うまく思った形に編めずに悩んでしまいました。
細編みも、裏表を見分けるのが苦手。
いつになく 時間がかかりました。




◇四角いモチーフのドイリー
オリムパスレース糸#40
白(801) 14g
レース針6号 26㎝×39㎝

■日本ヴォーグ社
「レース編みのモチーフ


ブログ村手芸レースランキングに登録しています。
にほんブログ村 ハンドメイドブログ レースへ



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横浜物語その13 神奈川県立歴史博物館と近代建築

2008-11-03 | 近代建築


   

JR関内駅から歩き始めて、建物の前に立ったとき、ここが日本だということを忘れてしまいそうな気持ちになりました。柱は、アカンサスの葉の装飾のコリント式。大きなドームの下にある階段を上っていくと、ここは神奈川県立歴史博物館。それも正面入り口ではありません。銀行として使われていた時は、ここが正面玄関だったのではないでしょうか。天井には、ステンドグラスが施されています。

建設当時は、銀行として1階から3階まで吹き抜けで使われていたそうです。関東大震災で華麗な内装は消失してしまい、大正・昭和・平成の改修を経て現在に至っています。
神奈川県の歴史は古く、旧石器時代から「さがみのくに」として栄え、鎌倉幕府、東海道、鎖国時代の外交、開港そして現代までの歴史を勉強することが出来ます。鎌倉幕府と、貿易港横浜のイメージしかなかったので、とても勉強になりました。博物館内部は写真撮影禁止でした。毎年建物見学会が開催されているそうです。機会があったら参加してみたいと思います。

■神奈川県立歴史博物館(旧横浜正金銀行本店本館)
竣工 1904年
設計 妻木頼黄+遠藤於兎
所在 神奈川県横浜市中区南仲通5-60


 



  

歴史博物館の道路の反対側にあるビルに、とても惹かれました。
1階部分は石、2階以上はレンガタイル貼り。
正面入り口の扉を開けて中に入ると、以前受付として使われていたようなカウンターがありました。
これだけでも十分インパクトがあります。
裏側のエントランス入り口床は、中華のナルト模様のタイルが縁取られています。

■本町ビル
竣工 1924年
設計 不詳
所在 神奈川県横浜市中区本町5-49








前を通り過ぎたら、東京藝術大学大学院の看板が目にとまりました。白い大きな石積の清楚な建物で、新しいような古いような不思議な建物です。ここの柱は、装飾の少ないシンプルなドリス式。扉の見事な装飾。中を見たいという気持ちでいっぱいになり、扉を押して中に入ってみました。学生が打ち合わせをしていたので声を掛けようと思ったけど、誰も気にする人もいないので、くるっと見学。2階までの吹き抜けとなったフロアは開放感あふれ、梁には漆喰彫刻がされていました。

■東京藝術大学大学院(旧安田銀行横浜支店)
竣工 1929年
設計 安田銀行営繕課
所在 神奈川県横浜市中区本町4-45







赤レンガの美しい外観に、不思議な彫刻を発見。花束が、天高く咲き誇っています。
鷲もかなり 大きいものです。解体されて修復された建物です。

■横浜第二合同庁舎(旧生糸検査所)
竣工 1926年
設計 遠藤於兎
所在 神奈川県横浜市中区北仲通5-57








ここは、中が日本郵船歴史博物館となっていて、この日は疲れてしまい外観のみ見学しました。内部は天井一面花の漆喰彫刻がなされているそうです。扉から少しだけ見ることが出来ました。正面は、16本のコリント式の柱が立ち並び、壮観です。

■横浜郵船ビル
竣工 1936年
設計 和田順顕建築事務所
所在 神奈川県横浜市中区海岸通3-9










正面入り口ポーチに、大胆な花模様の柱があります。こういった装飾は初めてみました。とにかく可愛い!
壁面を飾るゴールド色のアクセントも、とてもモダン。船の模様の扉が印象的です。金融機関の建物なので、一般人は入れなさそうで素通りしました。残念…。

■横浜銀行協会(旧横浜銀行集会所)
竣工 1936年
設計 大熊喜邦+林豪蔵
所在 神奈川県横浜市中区本町3-28




通りの反対側から、高層マンションの一部に復元されたビルが見えます。
柱の頭に渦巻き模様。イオニア式の柱です。一部保存は、なんとなく私は好きになれません。

■旧東京三菱銀行横浜中央支店(旧大百銀行横浜支店)部分保存
竣工 1934年
設計 矢部又吉
所在 神奈川県横浜市中区本町4-41


この日は、山下公園を目指したけど、この後すでにUPした県庁を見学したら力尽きてたどり着けませんでした。歩きながら目に付くものを写真に収めましたが、横浜開港以来の歴史と経済の繁栄を今に伝える近代建築物の多さに、驚きました。横浜の散歩、9/23・10/16との2日間で歩いた記録、最後は駆け足でまとめてみました。長々とお付き合いしていただき、有難うございました。

2008.10.16


 



















コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする