きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

トイスラー記念館

2008-06-29 | 近代建築




聖路加国際病院の敷地に
小川が流れていました。
ここが築地であることを忘れてしまいそう。








可愛らしい建物の前を流れています。


聖路加病院の創設者
宣教医師ルドルフ・トイスラーの旧宣教師館です。
明石町19番地から現在地に、1998年移築復元されました。 





  花に囲まれた館です。


竣工 1933年
設計 J.V.W.バーガミニー
所在 中央区明石町10-1


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カトリック松が峰教会

2008-06-28 | 教会・礼拝堂
大谷資料館で、「大谷石百選」という絵葉書セットを購入したら
箱の表紙が、いつか 何かで見た教会。
またまた見たくなってしまう。

宇都宮市内にあるようなので
まあ、そう遠くはないのです。






ドイツのお城のような外観。

大谷石は、きめが粗いので
さぞ年月を経て風化しているのだろうと思ったら
拍子抜けするほど 美しい。窓にはサッシが…

外壁の崩壊がひどいので、2001年外壁の修復工事を行ったと記されていました。











 





大谷石の教会は、ざらざらした質感が柔らかい感触を与え
石のイメージの冷たさよりも なぜか 温もりを感じました。


◇松が峰教会
竣工 1932年
設計 マックス・ヒンデル
所在 栃木県宇都宮市松が峰1-1-5

2008.6.21
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大谷資料館

2008-06-27 | 社会科見学
休みの朝は いつもどおり5時20分に目覚めてしまう。
カーテンを さっと開け 空を見る。

ああ、今日は 曇り。それに雨が落ちてきそう。

洗濯を控えめにして 新聞を読んだり レース編みをしたり。
家族が目覚めるまでの 私の時間。


急に 見たいものがあって…
朝食を作ってから 少し遅くなったけど家を出る。
気持ちは 東へ! 東へ!

見たいもの…ときには、それが建物だったり
絵だったり
風景だったり

見たいって思うと 心が飛んで行ってしまう。
今日は、少し遠い場所へ。



東京は、今にも雨が降りそうな黒雲が出ていたのに
ここは青空。 
ぐんぐん気温も上がって 蒸し暑い。
関東って 広いな~。


 

着いた場所は、大谷石の採掘場跡の 大谷資料館。
地下の大空間を 見てみたくなったのです。



岩の前に建つ平屋の建物の受付を通り
引き戸を開けると
急な下へ向かう階段が続いている。


階段を 地下へ 地下へと降りていく。
この日の 資料館地下は 気温9℃。
寒くて びっくり。


 

手掘りの跡が 壁一面に広がっていて
職人の正確な仕事に ただただ驚く。
照明が当たり、岩肌は波打つ模様が鮮やか。



薄もやに包まれた 石の空間。



東京ドームがすっぽりと入る広さ。
天井が ことのほか高く感じる。
上を向いて眺めていると、
ときおりあざ笑うかのように ぽちょっと
水滴が顔に当たったりして。
地底人になった気持ちです。





道路にさほど看板もないのに 訪れる人は途絶えません。
観光ポイントなんですね。


寒くて 足早に外に出たら
眼鏡やカメラのレンズが曇って困りました。


◇大谷資料館
所在 栃木県宇都宮市大谷町909

2008.6.21

※ 上野の散歩は、もうちょっと続きます。

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東京国立博物館◇大日如来座像

2008-06-26 | 美術館・博物館・記念館・園

訪れたメインは、仏像を見ること。
少し前、ニュースで話題になった
運慶作といわれる「大日如来座像」

1階ホールに展示してある、大日如来座像の説明を読む。エックス線写真を見ると
体内に、五輪塔形の木柱(もくさつ)、密教で仏像の魂とされる心月輪(しんがちりん)としての水晶珠、舎利(しゃり)を収めているという。


思ったより小ぶりで、表面の塗りは長い時を経て
鈍い金色となっている。
瞑想にふける ふくよかな顔と
組んだ手が 印象的。

なんども像の周りをまわってみた。
仏像の美しさは 姿勢の良さから来ているのかもしれない。


また、会いにきたいと思う。


展示室には、多くの仏像がある。
かつて置かれていた寺が恋しくならないのかな。
保存状態は、博物館の方がいいのかもしれないが
収められた寺院で 信仰のシンボルとして 多くの方の
願いを受け止めて 静かに見守って欲しいと思うのだけど。




本館正面玄関を出て、さあ どうしよう…
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東京国立博物館◇大ホール

2008-06-25 | 美術館・博物館・記念館・園
正面玄関から建物内に入ると、薄暗い中に重厚な階段が目に入ってくる。
本館の展示は、この階段を昇り2階から見ることになります。

踊り場にあるステンドグラスは、控えめな配色だけど
優雅な上品な光を放っています。

扉などの装飾は、実に雅。


 
 
 
 


訪れた人を迎える 階段正面の壁を飾る
大時計。


遠い あの日。
子供の頃、「時よ 止まれ!」と叫んでみたけど
時は 止まらなかったことを
思い出します。





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東京国立博物館◇本館 休憩室

2008-06-23 | 美術館・博物館・記念館・園
私の一番好きな場所は、
本館1階北側の休憩室。





窓に向かって中央左側の椅子に座ると、ちょうど窓の外には、日本庭園の中に転合庵という茶室が見える。
この日本庭園は、普段入れない場所なので、ひっそりとした佇まい。



 


窓のない展示室から開放され、椅子に座って
ボーっとするのも また格別。

時が静かに
あっという間に過ぎて行く。










壁のモザイクタイルが、良いのです。







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東京国立博物館◇本館

2008-06-21 | 美術館・博物館・記念館・園



薬師寺展に行った時、半券を持っていくと、企画展終了後 常設展が半額で観られるという看板があったので、
半券を持って出かけてみた。
確かに、半額でした。(600円→300円)
この値段で、国立博物館を楽しめるなんて、幸せ。
でも見所が多くて、一日では周りきれません。




表慶館を左手に見ながら 本館へ。



今日は本館で一番好きな場所へ ご案内します。



 







■東京国立博物館本館
竣工 1937年
設計 渡辺 仁、宮内庁
所在 東京都台東区上野公園13-9

2008.6.15
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東京科学博物館Ⅴ◇展示室(日本館)

2008-06-21 | 美術館・博物館・記念館・園
ここは、東京科学博物館。
展示も見なくちゃ。

子供の頃の 見果てぬ夢の続きを
再び見れる 場所。




3階展示室を一歩出ると
半円形のステンドグラスが見えます。






建物の見学はこれくらいにして、
展示室へ行ってみよう。

地下1階から階段を昇り
科学のワンダーランドへ。











もう一つの建物、地球館は体験型の展示室があり
子供たちには人気です。

今日は、時間がないのでここでおしまい。
上野のお散歩は、もうちょっと続きます。
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東京科学博物館Ⅳ◇ドーム

2008-06-20 | 美術館・博物館・記念館・園
三階展示室を囲む回廊から、天井を見上げると
壮大な宇宙を思わせるような空間。


 













壁の装飾がみごと

 






小川三知のステンドグラスが
ドーム四方の壁を飾っています。
今日は、このステンドグラスを見たくて
来たのでした。

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東京科学博物館Ⅲ◇階段室最上階

2008-06-19 | 美術館・博物館・記念館・園
階段を 息せき切って昇りつめたら
予期せぬ光景が広がっていました。

ぱーあっと天井から明かりが差し込んで
ステンドグラスが 鮮やかな色を放っていました。

あなたにも 見て欲しい。

エレベーターを使わずに
必ず階段を昇ってくださいね。




















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国立科学博物館Ⅱ◇中央ホールから階段室へ

2008-06-18 | 美術館・博物館・記念館・園
 

何度も科学博物館を訪れているのに、
この中央ホールのことが記憶にまったくないのです。

ドーム天井の清楚な白い壁と
かすかに見える ステンドグラスに
心が揺らぎます。

近くで 見たい!













階段を昇ります。
少しでも近くで見たいと
足早に… ああ、でも、だめなんです。


 

この窓枠のデザイン、素敵…。

 


 

階段の踊り場に、ステンドグラスがありました。

今日の目的は、
小川三知のステンドグラスを観ることなのです。

 



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国立科学博物館Ⅰ

2008-06-17 | 美術館・博物館・記念館・園
久々に見学しました。
日本館(旧本館)の建物は、2007年に改修工事が終わり、正面入り口は閉鎖され、常設展は地下から入場することになりました。

こうやって あらためてみると
外壁の美しさに目を見張ります。


 

開かずの 元正面入り口

 


 




  



中庭の薔薇は、そろそろ咲き終わり、
紫陽花が 満開です。



 
 

■国立科学博物館◇日本館
竣工 1931年
設計 文部省
所在 東京都台東区上野公園7-20

2008.6.15
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父の日のプレゼント

2008-06-16 | その他
タモリ倶楽部で観て
鰹節削りがどうしても欲しいというので
上野 アメ横に行ってお店を探してみた。
ありました、ありました~☆



乾物屋「伊勢音」

鰹節削り器と鰹節を購入。
使い方のうんちくをお店の人から聞いて
家に帰って 削ってみました。
味は 確かに美味しいです。






◇伊勢音
所在 東京都台東区上野6-4-10
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青い花のドイリー

2008-06-15 | レース編み






色のついた糸で編むのは
初めて。

糸は 白ばかりで編んでいました。
たまには、気分が変わって良いものです。

◇青い花のドイリー
オリムパスレース糸#40
白(801) 10g、薄水色(361)、濃い水色(364) 各6g
レース針6号 直径24㎝


■日本ヴォーグ社
「レース編みのドイリー」






2008.6.14
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黒田記念館

2008-06-13 | 近代建築



上野の森は、好きな場所です。
歴史と 新しいものと 混沌とした日常が背中合わせで
不思議なパワーに満ち溢れている。

黒田記念館は、中でも 好きな場所。

 入り口扉の郵便受け


建物に入ろうか悩んでいると、係りの方が
入り口の階段上の玄関内側から
訪れる人を待ち構えた執事のように
「いらしゃいませ」と声を掛けてくれる。

初めてここを訪れた人は、ここは何ですか?と
尋ねてしまう 不思議な空間。
お屋敷に迷い込んだような そんな気持ちになってしまう。




この階段の手すりと 赤い絨毯
私は 大好き。

地下から1階への絨毯のない
石の階段も 好き。


そこはかとない 夢の続きを見れるような
やわらかい光が階段室を包みこんでいる。






近代日本洋画家 黒田清輝の遺言により、美術奨励事業として建てられた建物で、黒田清輝の作品の展示室が設けられています。

◇黒田記念館
竣工 1928年
設計 岡田信一郎
所在 東京都台東区上野公園13-9

2008.6.7






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