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ポジティブ・アクションの促進について

2009年12月05日 | 仕事と家庭の両立支援関連
ポジティブ・アクションとは

個々の企業において、固定的な男女の役割分担意識や過去の経緯から
「営業職に女性はほとんど配置されていない」
「課長以上の管理職は男性が大半を占めている」
等の差が男女労働者の間に生じていることが多く、このような差は、男女雇用機会均等法上の性差別を禁止した規定を遵守するだけでは解消できません。
「ポジティブ・アクション」とは、このような男女労働者間に事実上生じている差を解消するために、個々の企業が進める自主的かつ積極的な取組のことです。
例えば、労働者の雇用に関する状況を分析した結果、勤続年数が長い女性労働者が多数勤務しているにもかかわらず、管理職になっている女性が男性と比べて極めて少数であるというような場合、「3年間で女性管理職20%増加」という目標を掲げ、
・女性管理職候補者を対象とする研修の実施(女性のみを対象とする取組)
・女性に対する昇進・昇格試験受験の奨励(女性のみを対象とする取組)
・昇進・昇格基準の明確化(男女両方を対象とする取組)
等の取組を行っていくことが考えられます。

ポジティブ・アクションの促進について

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