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出産育児一時金の見直しについて

2009年10月02日 | 健康保険法関連
○ 医療機関等のみなさまへ

 出産育児一時金等の直接支払制度については、本年10月から実施をすることとしておりましたが、医療機関等によっては当面の準備がどうしても整わず、10月から直ちに実施することが困難であるとのご意見も数多く寄せられたところです。
 直接支払制度につきましては、原則として予定どおり本年10月1日より実施をいたしますが、このようなご意見を踏まえまして、当面の準備がどうしても整わないなど直接支払制度に対応することが直ちには困難な医療機関等につきましては、例外的に、以下の措置を講じていただいた上で、今年度に限り、直接支払制度の適用について猶予をすることとなりました(詳細につきましてはプレスリリース(PDF:181KB)をご参照ください)。
 つきましては、対応への準備が整うまでの間、妊婦さんに以下のようなご配慮をしていただきますようにお願いいたします。
(1) 来院される妊婦さんがわかりやすいよう、「直接支払制度に対応していない旨」のお知らせを、すみやかに窓口に掲示して下さい。
(2) (1)の掲示をしていただいた上で、直接支払制度に対応していないことを妊婦さんに説明し、妊婦さんの合意を得て下さい(直接支払ではない従来の支払方法での申請をする際、直接支払制度を利用しない旨の合意文書を添付する必要がありますので、合意文書を交わして下さい)。
(3) なお、妊婦さんから手持ちの費用の準備ができないことから、どうしても直接支払制度を利用したいとの申し出があった場合は、個別に直接支払制度に対応していただくようにお願いいたします。それが難しいときは医療保険者や社会福祉協議会が行う資金貸付制度等の利用についての案内をしていただくなど、妊婦さんの経済的負担が軽減されるようご対応をお願いいたします。


○ 現在、医療機関等にかかっている妊婦のみなさまへ

 お手元に現金がなくても安心して出産に臨めるよう、妊婦さんの経済的負担を軽減することを目的として、この10月より出産育児一時金等の直接支払制度が実施されたところですが、準備がどうしても間に合わないなどの理由により、直接支払制度の対応ができない医療機関等が一部生じてしまう事態となりました。
 ただし、そのような医療機関等では、妊婦さんに対して以下のような対応をしていただくこととなっていますので、出産を予定されている医療機関等へご確認ください。
(1) 医療機関等が直接支払制度に対応していない場合は、その旨のお知らせが窓口に掲示されることになっています。
(2) 妊婦さんに対しては、直接支払制度に対応していないことの説明があります。妊婦さんはその説明内容について同意をしていただき、合意文書を作成することとなっています(直接支払ではない従来の支払方法での申請をする際、直接支払制度を利用しない旨の合意文書を添付する必要があります)。
(3) どうしても事前に出産費用が準備できないなど、直接支払制度の利用をご希望される場合には、個別に直接支払制度に対応していただくよう医療機関等にお願いをしているところです。なお、それでも直接支払制度への対応ができないとのことであれば、医療保険者や社会福祉協議会が行う資金貸付制度等の利用についてのご案内をしていただくこととなっています。
 したがって、直接支払制度に対応していない旨の掲示をしている医療機関等であっても、どうしても直接支払制度のご利用を希望される場合には、まず、医療機関等の担当者の方にご相談ください。


○ 妊婦さん等で、この直接支払制度についてのご質問がある方や、医療機関等の説明や対応について疑問がある方は、下記の「出産育児一時金に関する相談窓口」にご連絡ください。また、医療機関等で、直接支払制度やこのたびの実施猶予に関するお問い合わせがある方についても、同様に受け付けております。
【出産育児一時金に関する相談窓口】
 ・受付期間:平成21年10月1日より当面の間
 ・受付時間:平日9:30~18:15
 ・電話番号:03-3595-2224

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