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平成28年度「過重労働解消キャンペーン」の重点監督の実施結果

2017年03月13日 | 統計情報
【重点監督の結果のポイント】
1 重点監督の実施事業場: 7,014事業場
  このうち 、4,711事業場(全体の67.2%)で労働基準関係法令違反あり。

2 主な違反内容 [(1)のうち、法令違反があり、是正勧告書を交付した事業場]
 (1) 違法な時間外・休日労働があったもの: 2,773 事業場( 39.5 % )
   うち、時間外・休日労働※1の実績が最も長い労働者の時間数が
1か月当たり80時間を超えるもの:   1,756事業場(63.3%)
うち、月100時間を超えるもの:     1,196事業場(43.1%)
うち、月150時間を超えるもの: 257事業場( 9.3%)
うち、月200時間を超えるもの:  52事業場( 1.9%)
 (2) 賃金不払残業があったもの: 459 事業場(  6.5 % )
 (3) 過重労働による健康障害防止措置が未実施のもの: 728 事業場( 10.4 % )

3  主な健康障害防止に係る指導の状況 [(1)のうち、健康障害防止のため指導票を交付した事業場]
 (1)過重労働による健康障害防止措置が 不十分なため改善を指導したもの: 5,269 事業場( 75.1 % )
   うち、時間外労働を月80時間※2以内に削減するよう指導したもの:3,299事業場(62.6%)
 (2)労働時間の把握方法が不適正なため 指導したもの: 889 事業場( 12.7 % )

平成28年度「過重労働解消キャンペーン」の重点監督の実施結果