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民話の故郷 遠野 PART-Ⅲ  曲がり家の暮らし

2006-08-10 | 旅行
曲がり家の暮らし

曲がり家とは住居部分と厩が鈎の手になっている大きなかやぶき屋根の家です。どの家も正面に入り口、
広い土間です。左手に厩がありました。
右手が住居部分で、土間に隣接する所に囲炉裏の板の間、その裏が台所になっていました。
土間には大きな馬釜と呼ばれる釜があり、これは寒い冬に、馬の身体を拭くお湯を沸かしたり、
温かい餌を作ったりする釜だそうです。五右衛門風呂かと間違えて、笑われました。
馬は家族の一員として、大切に扱われていた様子が伺われます。
土間は作業場でもあったようです。壁には農作業の道具が沢山並べられていました。
曲がり家の多くは遠野ふるさと村に移築され、保存されておりましたが、「千葉家の曲がり家」は、
200年前からの様子そのままに、現在も生活が営まれているとのことでした。165坪もある大きな家だそうで、
見学出来るとのことでしたが、今回は残念ながら訪ねる事ができませんでした。  





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12 コメント

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やっぱり!! (とん子)
2006-08-10 03:10:23
まさか投稿は無いだろ~~って??覗いたら??

やってあるではないですか??  ふ~~ん

曲がり家。。。面白いね~~それほど馬と一体の生活だったのね~~??

納得です。それにしても広い敷地がないと出来ませんね~~・・「千葉家の曲がり家」はまだ現存してるんですね~~維持が大変そう~~~??

民話の世界に片足はいって行きそう~~~

蚊に起こされての訪問でした。。塾の日です

もうひとね入りしてないとチンプンカンプンに成りそう~~~なさい~~。。
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馬は人間と対等・・・ (縄文人)
2006-08-10 05:44:49
はじめまして。

初めての訪問になります。宜しくお願いします。

縄文人も名前にあらず現代人で、農家の生まれ、馬を飼育したことはありませんが牛を飼育しました。その小屋が昔の馬小屋でした。



それらの作り、曲がり家などを見ますと馬と同じ生活をしていたことが伺われます。いつも馬の顔を見てひもじくないか、体調はどうか、お腹の減り具合はどうか、餌の食べ具合は・・・など常に気配りしていたのでしょう。

馬釜があるように冬はあっためて、硬いものはよく煮てから与えたのでしょう。

こんなとこからも馬を知る心構え、それが強いては人間を大切にする心を育てたのでしょう・・・・?
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家族 (ポン)
2006-08-10 08:53:02
とても馬を大事にしていたのですね。曲がり家はどこかで見た記憶があるのですが思い出せませんこのような建物がだんだん少なくなって展示しているところしか見られなくなったら寂しいですね。でも維持していくのは個人では難しいのでしょうね
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日本昔話! (えん)
2006-08-10 09:16:54
ズバリ!日本昔話ロケーションですね。

囲炉裏を囲んでおじいちゃん・おばあちゃんからお話を聞いてる子ども達

目がキラキラになっている様子が目に浮かんできますね。

「馬釜」が五右衛門風呂?・・・えんも紅さん同様納得しちゃいますね。(笑)

ところで、お馬さんは農耕の力的な存在なんでしょうか?えんは幼い頃、お馬さんのいるお家を見たことがありますね。とにかく怖くて早く帰ろうと泣いていた記憶がぼんやりと思い出せます。

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とん子さんも! ()
2006-08-10 09:55:32
とん子さんまで、3時ごろの投稿、だめ!

紅と一緒になっちゃいましたね!

紅は本当は毎日の投稿チョット大変なんですが、お盆休み、山に入ってしまうので(型じゃないから)ブログお休み、その前に旅行記片付けちゃおうと必死なんですョ!



「千葉家の曲がり家」何時か必ず見てこようと思ってます。



今日はお昼寝してください
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家族と一緒! ()
2006-08-10 10:12:39
縄文人さま

早速のお越し、有難うございます!

「家にも来てくださった!」って、大喜びしています

温かいコメント、嬉しいです。

仰るとおり、まさに人馬一体の生活、今の人がペットは家族の一員と言うのと訳が違いますね。

なにしろ大切な労働力であった訳ですから。

機械化の現代を思うと、お馬さんのご苦労計り知れない物がありますね。

縄文人さんも農家のお生まれでしたか!



これからも宜しくお願い致します。

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馬はまさに家族の一員 ()
2006-08-10 10:18:06
ぼんさん

コメント有難うございます。

機械化されて無い時代に、馬は大切な労働力だった訳ですから、それはそれは大事にされたんでしょうね!

「馬釜」を知って、それを感じました。
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馬との生活 ()
2006-08-10 10:32:45
えんさま

観光でノスタルジックな気分に浸っていますが、当時の生活大変だったんでしょうね。

馬は大切な労働力であった訳ですから、粗末にはできませんね!「縄文人さん」がコメントして下さった様にお腹空いてないか?寒くないか?と、子供を気遣うのと同じですね。

えんさんだって、そこに生まれていたら(笑)馬と仲良くしてましたよ!

紅は馬に乗ってたことあるから、平気、ナデナデしてあげました。

こんな環境の中から「おしらさま伝説」生まれたのが、よ~く解かります。
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初めての訪問 (とくさん)
2006-08-10 14:50:16
こんにちは

馬の目はなんとも言えない可愛さがありますね。

私の方も少し前馬の温泉でブログに投稿しました。



お袋の生家が農家で、小さい頃遊びに行き馬との付き合いがありました。

付き合いがあったと言っても、馬とお話しをした訳でなく、良く馬車に乗せてもらいました。



あまり古い話になってしまいましたか。

又訪問させて頂きます。

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曲がってないが (和三郎)
2006-08-10 15:25:10
今でも馬がいるんですね。

和三郎も母の子供のころは馬がいたそうです。それが牛になり、戦後はいなくなってしまいました。馬や牛がひいていた農機具なども残っています。名残が納屋の端っこに残っています。

祖母の実家には私の子供のころまで牛がいましたが、今はいなくなりました。
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